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2025-05-05 17:05

30|変わる福岡空港(前編) 滑走路の次は? さらに大きく便利になる「空の玄関」を経済記者が解説

西日本新聞の記者たちが、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれやをお話しする「西日本新聞me Podcast」。

2025年3月に滑走路が1本から2本になった「福岡空港」ですが、27年には国内線ターミナルビルの横に複合施設ができ、30年には都市高速の延伸も計画されているそうです。まだまだ変わる福岡空港。その全容を経済担当の下村ゆかり記者と松本紗菜子記者に聞きます。

◆出演:下村ゆかり(報道センター経済担当)、松本紗菜子(報道センター経済担当)、横山智徳(MC/メディア戦略局)/音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

◆収録日:2025年4月25日

◆【特集】変わる福岡空港
https://www.nishinippon.co.jp/serialization/fukuoka_airport/

◆下村ゆかり記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/250/

◆松本紗菜子記者の記事一覧
https://www.nishinippon.co.jp/writer/show/446/

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サマリー

福岡空港は滑走路を増設し、発着枠を拡大させて、さらなる国際線の増加を目指しています。国内線ターミナルの改修や空港直結のホテルも計画されており、地域住民の利用促進が期待されています。滑走路が2本に増設され、2030年度を目指した延伸事業が進行中です。これによりアクセスが向上し、渋滞が緩和されることが期待され、国際線と国内線間の交通も便利になります。

00:01
西日本新聞Podcast
西日本新聞me Podcast
この番組では、西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれをお話ししています。
こんにちは、福岡のニュースアプリ西日本新聞meの横山智則です。
今日は、福岡空港の話を聞きたいと思って、スタジオに経済担当の記者をお二人に来てもらっています。
下村ゆかりさんと松本さなこさんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は4月25日でございまして、24日はワンビル開業と。お疲れのところありがとうございます。
ありがとうございます。
ここ一週間、二人の名前を見ない日はありません。新聞でね。
どうなんですか、ワンビル。僕まだ行ってないんですよ、正直。
そうなんですね。
昨日、人多いだろうなと思って諦めていかなかったんですが、どんな感じなんですか?
やっぱり、結構最先端な雰囲気は、やっぱりズバ抜けてありますね。
他のビルと比べて。天井も高いですし、ワンフロアの面積、体積というか、すごく大きくて、天井も広いし、テナントの面積もすごく広くて、ゆったりして楽しいなと思いました。
昨日、妻がドーナツ買いに行ったんだけど、3時間くらい。
クリスピークリームね。
だけど、すぐ諦めて帰って、上の方にちょっと上がって、食堂も行ったけど、ここも行列で諦めて、タイヤの辺りまでは行った。
すごいおしゃれで気が利いてたみたいな、行き方はしてました。
もう少し落ち着いてから、僕は行こうかなと。
そうですね。でも、たぶん、ゴールデンウィークも多いでしょうしね。
会社が近いので、平日行くのがいいかもしれないですね。
ということで、今日はお二人に聞きたいのは、空港の話でして、
福岡空港の滑走路の増設
というのも、今年の3月に滑走路が1本から2本になりまして、
まともさん、これに合わせて、福岡国際空港の田川社長にインタビューをされて、
空港はどう変わったんですか?という話から聞ければと思っています。
まず今回、滑走路が2本になったということで、発着枠が1時間に2回増えました。
1時間あたり、38回だったのが40回に増えました。
これ、みんな思ってると思うんですけど、ちょっと地味ですよね。
そうですね。
1が2になって、38が76にはならないですね。
そうですね。倍増するかなと思ってた人、たぶんすごく多いんですけども、
やっぱり、同時に離発着ができないというのがありまして、
羽田空港みたいにちょっと広く、滑走路同士の距離が遠いと、
同時に離発着まで可能なんですけど、
やっぱり間が210メートルしかないんですよね。
なので、同時に離発着するとすごく危ないというのもありまして、
そういう制約を踏まえると、1時間あたり2回というのが限度になるのが現状ですね。
国際線の増加と直行便の期待
社長は今後どうして行きたいみたいな話をされていますか?
国際線が増やしたいなという話もありまして、
アジアのまだ就航していないところをどんどん開拓していきたいというのと、
あとは欧米、欧州、ヨーロッパだったりアメリカだったり、
ちょっとロングフライトにはなるんですけれども、
そこの路線を、以前はあった時代もあったので、
そこを復活させたいというか、新しく就航したいというのがあるそうです。
なるほど、そうなんですね。
多分北京便とかが一番期待されるのかなと思うんですけど、
福岡って北京直行便がまだないんですよ。
まだないんですね。
ないんですね。
イセンからないし、まだない。
そうそう。
なので、今だと乗り換えなきゃいけないんですよね。
だからそれが直行便ができると、
多分ビジネス的にも観光的にも戻ってくる。
今中国の方がたくさん福岡に来てるけど、
飛行機直行便で来てるわけじゃないと。
別の都市からは直行便がいろいろあるから、
東京経由で来るのかとかもあるんですけれども、
北京だけは今のところ、
北京だけはというか、中国の航空会社とかに聞いても、
やっぱり福岡って今から半導体もそうだし、
いろいろ観光としてももちろん需要があるところだから、
直行路線を増やしたいと、
うちが就航している都市から直行便を福岡に持ってきたいという、
中国の航空会社は結構多いなと思いますね。
ただあれですよね、これ書いてますけど、
一旦2便しか増えてないけど、
その後もう少しは増えるようにしたいなとは言ってらっしゃいますよね。
そうですね。目指しているのはもっと先もありまして、
やっぱり入り方というか、観光路に入る、
どこの上空を通って入るかという、航路のところになるんですけど、
そこを調整したりだとか、
そういったところを進めていくと、
ちょっとずつ増やせるんじゃないかという、
あとは技術の進歩ですね。
飛行機に搭載している機材が、
もっと性能が上がれば増やせるんじゃないかというのもあるので、
まだ飛躍さんとしては、もっと先を見ているというのが現状ですね。
ありがとうございます。
それでですね、
YouTubeをご覧の方は見ていただけてるんですけど、
今日は壁紙っていうんですかね、YouTubeが、
なんかかっこいいイラストになってるんですけど、
新しいターミナルビルと地域密着
これ国内線のターミナルビルが新しくなる?
そうですね。先日オープンしたのは国際線の方のビル、
ターミナルビルが新しくなったんですけれども、
なのでそこの免税店が結構充実したりと。
らしいですね。
すごくきれいになってるんですけれども、
今着工、この前着工したのは国内線の方のターミナルビル、
すでにあると思うんですけど、
その横に直結する形で複合施設を作ろうということで、
これができる。
ポッドキャストをお聞きの方もいるので、
これは高さが何階建てで何とかでどうなってたらどうなるんですかね?
高さが地上11階建てになって、
下の方が商業フロア、4階までが商業フロアで、
上はホテルになる予定です。
なのですごく近い空港直結ホテルみたいな形で。
これは便利ですよね。
そうですね。すごく需要はあると思います。
だから今の国内線ターミナルも、
建物自体は結構古いのかもしれないけど、
中はきれいになってるじゃないですか。
あれを壊すんじゃなくて、
隣にこの大きいやつをもう一個建てる。
そうですね。
フロアが繋がるところとかも出てくるので、
巨大な施設にターミナルビルになるイメージです。
一つショッピングモールみたいなイメージですよね。
地域にあのあたりショッピングモールが大きいのが、
ちょっと距離があるんですけど、
なので福岡空港ですね、
フィアックの狙いとしては、
飛行機を利用される方だけじゃなくて、
近隣の住民の方とかも日常使いするようになっているので、
多分そうしているのかなと思います。
なるほど。
いわゆる旅行者だけじゃないっていう風に。
地元の人もおいでっていう。
確かにそうなんですね。
だから多分アジアに特化したフードコート、
飲食店を集めたらコーナーとかを作ったりだとか、
そういうのとかは多分もうどっちかっていうと、
今から飛び立つ人とか、
福岡に到着した人っていうよりかは、
福岡のアジアの近さっていう特徴とか個性を出しながら、
近隣住民の人にご飯食べに来てもらうっていう、
そういう引っ掛けの装置だなっていう。
へえ。
じゃあただ旅行する人だけが楽しみですね、
じゃなくて僕らにとっても楽しみですね。
そうですね。
いつできるの?
27年夏の開業なので、
少し先後になるんですけれども。
そうね。
あっという間じゃあっという間ですね。
空港にホテルってすごいですね。
そうですね。便利になると思いますよ。
だって今もう私朝7時の福岡空港、
一番最初の第一便に乗ろうと思って、
タクシー呼んだりとかしても、
タクシーが最近は朝早朝を受け付けてくれないとかあるから、
だからそうだったらもう前日から福岡空港来て
泊まっとくっていうこともできるだろうし、
たぶん旅行者の方も福岡空港を起点に、
たぶんいろんなところに遊びに行くときに、
このエアポートホテルを使ってっていうこともできるだろうし。
ただでさえ、近い近いで評判の良い福岡空港ですけど、
これはまたすごいですよね。
そうそう。便利ですよね。
地下鉄直結だしね。
なるほど。楽しみですね。
社長も天神谷博多とまでは行かずとも、
一つ目的地になるというか、
人が集まる場所にしたいというのが、
ビジョンとしてはあられるみたいで、
というふうにお話しされてましたね。
いいな。
楽しみですね。
遊びに行きたい。
ここに入居する予定の、
アジアの飲食店を出すっていう予定の地場企業の社長とかに聞いても、
やっぱり結構ね、他のお店も、
うちはベトナム料理出すけど、あそこはタイ料理出すとか、
うんうんとか聞いているから、
結構集客としては強くなるんじゃないか。
本格的な料理が食べられるように、
みんなそれぞれ準備しているからっていうので。
だって原稿にも書いてあるけど、
日本最大のアジアンフードエリアを設けるんでしょ。
この40店っていうのは、
全部食べ物屋さんだけの40店。
そうです。食べ物屋さんが集まっている。
やっぱりラーメン滑走路とかね、今もありますけど、
ああいうのがあると新千歳だったりだとか羽田とかもそうだけど、
空港に来て、空港で2時間3時間滞在して、
消費して帰れるっていう。
そういうのを狙っていくっていうのも。
結構本場の味を持ってきたいというのがあるそうで、
結構現地に行って、
有名店というよりは、
現地で本当に評判の店を持ってきたいというのがあるみたいで、
今営業の方が現地に行って探している。
シェフもだから現地のシェフとか連れてきたりとかも、
それらしいですよ。
その仕事いいっすね。
いいですよね。
食べてスカウトして、食べてスカウトしてってやっていくっていう。
そういうことでしょ。
台湾とか本郷に早々したところに行って、
屋台みたいなところに行って、
美味しかったら、
他の空港で店に挟んで行ってくるでしょ。
良い仕事やね。
初出店のお店が本当にたくさんになると思いますね。
書いてあるのは、
空港の発展とアクセス改善
1階には路線バスや高速バスが乗り入れるターミナルも設備するっていうことなので、
この後ちょっと聞きたいなと思っている話につながるんですけども、
滑走路が2本になった。
そして2年後には、
こうやって大きな複合施設ができる。
さらにっていう話が福岡空港には待ってるらしいんですけども、
これが年越しが伸びる?
そうですね。
延伸事業が本格化しているそうで、
都市部に近い空港ならではかなとは思うんですけれども、
2030年度を目標にということなので、
少し先にはなりますが、
これが進むとアクセスがやっぱり向上して、
やっぱり空港の周りに今も渋滞が激しいというのがあるので、
空港に近づいたのにそこから結構時間がかかるというのが現状かなと思うんです。
そこが解消されるのかなと思います。
どこがどうなるんですか?
延伸なので、国内線のターミナルに行きやすくなる。
国際線近いもんね、すでにね。
国際線は近いんですけど、国内線は右側というか東側にあるので、
やっぱりぐるっと回らなきゃいけないというのがあるので、
都市高速がその近くまで伸びてすぐ降りられるようになる。
あとは地下通路もできるので、
そういう意味では渋滞の緩和ですね。
地上に降りてからも緩和されるということで。
下道も済まなくなる。
下道ですね。
空港のこと考えてると地上と言ってしまう。
完全に空港の人になってる。
飛んでるんじゃないかな。
下道に降りた時に渋滞が緩和されるという。
ダダイム方面から行くと半道橋でいいと思うんだけど、
降りると国際線はすぐ。
そこで降りてしまうと国内線までちょっと距離がある。
これが少し右に曲がるという形でいいと思うんですけど、
福岡じゃない人は何言ってるかわからない。
一旦それはしょうがなくて。
幹線道路がそこが混むんですよ。
福岡空港に行く人だったりだとか、
そこは幹線道路が遠方に行く人と、
トラックとかも多いし通行量が。
だからもう車線は太いんだけどとにかく混むっていう。
それが結局降りずにほとんど国内線のすぐ入り口ぐらいまで、
いわゆる都市高速で行けます。
同時にそのあたりにトンネルも掘るから、
下道との交通中でもなくなりますよってことになるということですね。
交通の利便性と混雑緩和
だいぶインバウンドの方とかも助かりますよね。
空港に到着して周りでレンタカー借りて、
そっから遊風院に行くとかそういう方々、
韓国の旅行者さんとかも多いから、
そういう意味ではそこら辺の混雑緩和とか、
あと分かりやすいっていうね、道路っていうのは助かりますよね。
空港に来る人たち5割弱が自動車ということで、
意外と地下鉄もありますけど、
レンタカー屋さんが近いというのもありますし、
バス、大きな観光バスも結構出入りしているというのがあるので、
やっぱり渋滞というのはですね、課題なのかなと。
福岡って車社会だもんね結構。
5割か、半分車で来てるんですね。
意外ですよね。
空港の駐車場が渋滞問題もやっぱりそういうことだよね。
しばらく大変だし、今空港の駐車場って、
ひと回り大きくなって大変だもんね。
今は本当に良くなってるけど、
一時期本当に大変でしたよね。
開けてすぐ、
全然入れないみたいなね。
ずらっと入り口のところでひたすら待ってるみたいな。
大体今日はこんなところでいいと思っております。
空港編は後編がありまして、
後編はまず下村さんに、
どんな人にとって本当に便利になったのかみたいな話とか、
もうちょっと視野を広げてみたいな話とかを聞ければなという風に思っております。
今日はありがとうございました。
この1ヶ月ずっとワンビルばっかり。
その前が市面的にも空港ばかりの時期があって、
思い出し思い出しの会になりましたけど、
どうもありがとうございました。
エンディングの前に、
今、ポッドキャストが好きで聞いていただいてる方は、
びっくりしてると思うんですけど、
この半年間、西日本新聞のポッドキャストっていうのが、
次から次に新しい番組が出てきてて、
一体どうなってるんだというようなことなので、
一回整理して、
簡単ではありますが、
紹介をさせてください。
月曜日はこの番組です。
西日本新聞Bポッドキャスト。
記者の皆さんにニュース解説をしていただいています。
火曜日は松本さんがメインで話している、
星野松本のしゃべり医学。
これは新聞記者の日常やプライベートを話しています。
マスコミ志望の学生さんにも聞いてほしい番組です。
これでいいですか?
はい、大丈夫です。ありがとうございます。
水曜日はスポーツ曜日。
これは長年スポーツ記者をやっている大久保記者が、
スポーツのこぼれ話を話してくれています。
木曜日は哲学の旅。
電車が大好きなノリテス記者の番組です。
金曜日はアナとくポッドキャスト。
西日本新聞が読者と一緒に作る調査報道。
あなたの匿名取材班の番組です。
土曜日もあります。
ゆるぎ政治工。
日々長田町で取材する東京報道部が作る番組です。
日曜日も休まず営業中で、
戦国山城ポッドキャスト。
九州の山城を紹介する番組です。
一番最近できたのが、
だいたい毎日配信している聞く西日本新聞。
これは新聞記事の朗読と、
ベテラン記者によるニュース解説番組です。
よかったら他の番組も聞いてください。
ということでございます。
ここまで聞いていただきありがとうございました。
松本さんや下村さんと一緒に、
九州・福岡の経済を追いかけていきたいと思っていただけましたら、
ぜひ西日本新聞、もしくはスマホアプリ西日本新聞に
ご購読をお願いいたします。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
17:05

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