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2025-11-17 15:33

58|「クラフティア」に社名変更の九電工・石橋和幸社長に聞く 「挑戦のDNA」「今までと違う景色を」

西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれやをお話しする「西日本新聞me Podcast」。 九電工(福岡市)が、社名を「クラフティア(KRAFTIA)」に変更しました。事業分野が電気工事にとどまらないほか、九州外での売上高も伸びている現状を踏まえ、さらなる多角化や全国での営業強化につなげる戦略です。同社の石橋和幸社長を取材した、報道センターの山下航記者に話を聞きます。


コメ価格の高止まりが続く中、秋に入っても高温が続く近年の天候を活用して収穫量を増やそうと、稲刈り後に伸びてくる2番穂(ひこばえ)を実らせて再び収穫する「再生二期作」に取り組む農家が九州で増えているそうです。報道センターの下村ゆかり記者に話を聞きます。

◆収録日:2025年10月22日

◆出演:山下航(報道センター)、横山智徳(MC/メディア戦略局)/音声編集:中富一史(販売部)/映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)

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サマリー

九電工は社名を「クラフティア」に変更し、社長の石橋和幸氏が新たなビジョンとして挑戦のDNAや多角的な事業展開について語っています。また、これまでの歴史を振り返りながら、社員のモチベーション向上や新しい採用戦略についても触れています。九電工は社名を「クラフティア」に変更し、東京や関西での事業拡大を目指しています。人材の採用と育成に課題を持ちながらも、高い品質の仕事を維持し、新たな挑戦に取り組んでいる様子が語られています。

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この番組では、西日本新聞の記者が、取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれをお話ししています。
こんにちは、福岡のニュースアプリ、西日本新聞meの横山智則です。
今日は、報道センターの山下さんに来てもらいました。よろしくお願いします。
はい、報道センターの山下です。よろしくお願いします。
山下さんにはもう半年ぐらい前になるんですけど、
事業承継のマッチングサイトを手掛ける会社を紹介してもらったんですよね。
その後、やっぱり市面でも事業承継できずに、なんかもったいないけど店畳んじゃいますみたいな記事ってやっぱり見かけたりして、やっぱこう難しいもんなんでしょうね。
そうですね。どうしても人手不足とか統計者不足っていうのは、これからも課題になっていきますね。
今日はなんですけども、またその話からすると全然違う話でしたよね。
社名変更の背景
給電工さん、福岡、九州ではおなじみの会社だと皆さん知ってる会社なんですけど、社名がクラフティアに変わったと。
社長の石橋社長を取材されたということを聞いて、なんで社名変わったんですかみたいな話をちょっと山下さんに聞けたなと思っておりますが、
36年ぐらい給電工としてある種親しまれてきたんですけども、なぜこのタイミングでみたいな。
クラフティアという名前、今月の10月1日から変わったんですけど、給電工という名前からイメージされるように九州とか電気工事っていうのがすごくイメージとしてあると思うんですけど。
いわゆる給電さん、九州電力さんの関連会社、子会社でいわゆる電線とか、そういう工事をやってますよねっていう僕のイメージです。
あってますよね。
そこがですね、いろいろ状況が変わってきてましてですね。
最近の売上高を見ますとですね、エリア別で言いますと東京などの九州街が3割を超えていて、事業の中身としても電気工事だけじゃなくて空調管なんかの工事、空調管工事も35%ほどに達するということで、社名と業用がそぐわなくなってきたというのが主な理由だそうです。
なるほど。3割外が九州の外から稼いでいるってことですね。
そうですね。
だから九州が中心ですよっていうのは間違いないんでしょうけど、にしても3割は大したものというかすごいですね。
そうですね。
そういうこともあるんで、九州の電気工事の会社、給電工じゃないぞということってことなんですか。
当然九州というのも大事だけど、それ以外のところにもフィールドを広げていくという、そういう思いが込められているそうです。
そういうこと、そういう思い側の部分で言うと、このクラフティアって聞いたときにかっこいいと思いました。なんかイケてるなみたいな。
どんなそれこそ意味になるんですか。
これもですね、新社名には九州や現在給電工の社名の頭文字のK、アルファベットのKと技術の意味を表す英単語クラフト、それから革新という意味のイノベーション、実行という意味のアクション、そういった言葉の頭文字を組み合わせたそうです。
を合わせた、いわゆる造語ってやつですね。
造語ですね。
社員のモチベーション
なんか社員さんの評判もいいみたいですね。
すごくモチベーションが上がっていると社長は話していらっしゃいましたね。
これ、昨年の12月に給電工、創立80周年ということで、その式典があった際に社名を変更しますということで公表されているんですね。
クラフティアって発表されたのはそのタイミングでしたっけ。
その5ヶ月後でした。
変えるぞって言ったのが年末だったってことですね。
その間に社員の皆さんですごく議論されて、今回の名前が変わったそうです。
そういう意味ではそれこそ給電工改めクラフティアさんは調子も良くて、それこそ今一番話題になっているいわゆるワンビューの中にも今回入られたんですよね。
そうですね。本社も今ワンビューの方に移転してまして、そこもかなり社員に好評みたいで、
それと来春の採用活動、新しい新入社員の採用活動をする上でも有利になっているみたいで、かなりエントリー数も上振れしているという、増えているという感じでした。
ちなみに新しいいわゆるクラフティアさんに行きました?ワンビューの。
そうですね。新しい、綺麗なオフィスですし、すごく広々としたスペースとかあって仕事しやすそうだなと思いますよね。
僕は西鉄さんにはお邪魔したんですよ。
同じワンビューにそれこそ今回入ったと。
社員の方にどうですかって言ったら、やっぱり広々として働きやすいですよ、いいですよみたいな感じで言ってますもんね。
フリーアドレスとか。
フリーアドレスになってるんですかね。
やってみたいですね。
なんか羨ましいですよね。うちもご近所っちゃご近所ですけど、まあまあ古い建物になってますからね。
味がある。
味がある、いい言葉ですね。
で、ちなみにそれこそ36年ぶりに社名を変えたという話なんですけど、36年前に旧電工に変える前は九州電気工事っていう名前の会社だったんですね。
そうだそうです。
挑戦のDNA
その頃から九州電気工事時代からいろんな防止とか挑戦をするっていうDNAはあったそうです。
じゃあさっき言ってた九州街が30%になったっていうのは、いわゆる昨日今日の話じゃなくて、言ったらもうその頃からいろんなところで、いわゆる九州の外に飛び出していってたっていうことなんですね。
そうですね。私も取材していて面白いなと思ったのが、
東京の池袋にサンシャイン60っていう高いビルがあると思うんですけど、こちらの電気工場になったのが旧電工さんだったそうです。
サンシャイン60って、これ間違ってたらあれだけど、僕らが小さい頃は日本で一番高いビルとかじゃなかったっけ。
それはもちろんちょっと違うかもしれないので。
これ完成した1978年だそうですけど、この当時では一番高かったビルだそうです。
ですよね。なんかね、小さい頃いわゆるディズニーランド行ったみたいなそういう家族の旅行の時に展望台とか行った記憶があるんだよな。
そうなんです。そういう有名なビルなんですけど、それの電気工事を旧電工が。
そうなんですね。わざわざ九州から出張って。東京にもいろいろあろうにですね。
総出で行ったということで。
そうなんですね。
当時は当然、なんで九州の企業かみたいな声もあったそうなんですけど、それをやり遂げたっていうのはすごくインパクトが大きかったということで、社長も話していました。
なるほど。いわゆるその頃から、今回社名も変わりましたけども、いわゆる九州の外でも仕事をしていくっていう姿勢があったっていうことなんですね。
そうですね。
それこそ山下さんの書かれた記事、インタビューの中で石橋社長が書いたんですね。
うちのDNAは挑戦する失敗を恐れないというところがあるといったところがあると、とりあえずやりながら考えようみたいなと話してらっしゃる、いわゆるインタビューの中でですね。
なんかそう言い切れる社長ってなかなかかっこいいですよね。
クラフティアって九州でもかなり大きな企業、大企業なんですけど、それでもこういうスピード感というか、挑戦するっていうのがすごいなと思います。
それで言うと、それこそいわゆる現在進行形の今も、いわゆるその電気工事だけじゃないぞという仕事には、いろいろとまた新しい分野に挑戦されているようでして、例えばで言うと。
工事以外もしててですね、例えば投資関係、いろいろ再開発の展示なんかで今たくさんやってますけど、そういうところでの出資なんかも今すごくしてるそうで。
例えば今、福岡市の展示院の市役所北北間、そこで今再開発が進んでるんですけど、そこのオフィスビルの再開発にもクラフティア出資をしているそうです。
そういう工事を当然、ビルを建てるときの工事も受注を目指す一方で、その投資もして、その投資による利益も得るっていう、そういう動きをしているそうです。
出資することによって確実に、いわゆるそこでの電気工事とか仕事を受けることもできるし、出資してるわけだからそのビル自体が将来的に集計を生んでくれると。
マイナー出資という書き方になってますね。そういうことなんですね。
そうです。メジャーじゃなくて、少額で出資をするという。
なるほどですね。だから一丁紙ずっとしていくってことなんですね。
他には。
あと最近よく話題に出ることが多いかもしれないけど、データセンター。
クラフティアの事業拡大
データセンター。新聞で本当によく見るようになりました。あれは何なんですか。データセンターって。なんとなくデータセンターだなって。
理解してないのに分かった気になってるんですけど、あれは何なんですか。
今これからAIなんかも出てきて、すごくそういうデータ処理が必要になってくるということで、かなり九州でもそうですし、
関東とか関西でもすごく需要が出てきてる施設で、すごく電気を使うということで知られてるんですけど、そこも工事自体もすごく大規模になりますし、
なんでクラフティアとしてもそういう大規模工事が期待できるような事業にしっかり出資をしていきたいという、そういう話で。
なるほど。データセンターを作るぞっていうと、いろんな意味でいわゆるクラフティアさんとしては得意分野もあるし、
そういう意味ではさっき言ってた、それ自体に出資するし、工事も受け入るし、データセンターのある種運営みたいなこともしていくしみたいなことなんですね。
さっき言った空調管工事とかもやはりかなりある。
そうですよね。そういう意味ではいいですね。調子いい会社ですね。確か去年も決算で最高位置とか出してきましたよね。
そうですね。かなりノリノリ。
ノリノリなんですよね。そうですよね。
東京では新しい国立競技場の工事なんかにも関わったりしてて、そういう意味でやっぱり東京の方はかなり一件一件の額が多い。
大きい大型事業があったりしてますし、あと関西、大阪でもこれからIRってよくバンパークのその関連の事業、ホテルとかそういう事業も開発もかなり期待できるんじゃないかという、そんなお話でした。
人材採用の課題
なるほど。確かにその話をいろいろ聞くと、そういうことをやってる会社ってなんていう会社ですか。給電工ですと言われても別にいいんだけど、クラフティアですと名乗る方がやはり大阪とか東京ではひょっとしたら仕事のしやすさってあるのかもしれないですね。
そうですね。
さっきサンシャインの時に言われた九州から何で出てきたのみたいな色がある種少しない方がやりやすいっていう面もひょっとしたらあるのかなと今聞きながら思ったところです。
ちなみに今後の課題的な話っていうのはありますか。
課題なんですけど、先ほどお話した通りこれから九州以外関東関西に事業拡大をしていく上で人材ですね、人材の採用とか育成をどう進めるかっていうのは一つ課題です。
今クラフティアの社員さんなんですけど、おそらく8割ぐらいは九州の出身者じゃないかと社長も話されていました。
なるほど。
それはそうだって話ですよね。
自分も8割じゃないかもね。
でも半分ぐらいは多分九州出身者でしょうしね。
そうですね。
そういうことでこれから関東とか関西とか東北とかそういった地域の出身の社員さんをどんどん採用していきたいということを話されていました。
あとやっぱ育成っていうところで言いますと、クラフティア九州電力の配電工事、電柱とかの配電工事を自宅しているそうなんですけど、その九州電力からの要求っていうのはすごくレベルが高いそうっていう、絶対停電させないというような。
そうですね。
それが例えば今関西なんかに進出している上ですごくその仕事の質の高さ、クラフティアが進出する上での仕事の質の高さが評価されているみたいなので、そういう意味では今九州でやっている仕事、クラフティアがこれまでずっとやってきた九州での仕事を大事にする一方で関西とかをどんどん強化していく。
例えば関西で採用した社員さんを九州で育てる。そしてまた関西に戻す。そういったルーティンができればなということを社長一つのアイデアとしてお話しされていました。
ありがとうございました。そんなとこですかね。でも新しいオフィスで。便利にもなってますもんね。
以前宮殿甲さんって何だろうか。七川にあったんで別に不便なとこでしたら言わないけど展示のほうが便利でしょうしね。
そうですね。もう地下直結で。
そうですよね。ということで今日はちょっと社名が変わったということもありましたし、そうそう宮殿甲さんってどんな会社だっけっていうのをちょうど山下さんが記事にもしていただいてたんでちょっとお話をお聞きいたしました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ここまで聞いていただきありがとうございます。今後とも番組の応援と西日本新聞、スマホアプリ西日本新聞ミーのご協力をお願いいたします。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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