プリクラって懐かしいね。
懐かしいですね。
高校時代なんか取りに行きました、友達と。山口の田舎でしたけどね。
松本さんと下村さんがね、経済で一緒だったということなんですけども、松本さん、下村先輩の。
いやもう本当に2年ちょっとですかね、一緒に経済セクションで同僚としてお世話になったんですけれども、もう本当に経済全くわからないまま来たので、本当に一から全部教えていただいて、基本の基をすべて仕込んでいただきました。
そうなんですね、今の松本さんがあるのは下村さんのおかげですね、声を大にして。
いつも感謝の気持ちを忘れるなんて、私がずっと言い続けてるから。
ちゃんと実践してますね。下村さんから見たら松本さんはどんな後輩というか。
もう本当に真面目ですよね、なんか最初はなんかすごい美人が来るぞって言われて、何?と思って、絶対気に食わないタイプだわと思って。
パチパチって。
本当にすごいなんかね、彼女はいつも褒めるんですけれども、仕事をこれ聞いてみたいとか、これなんかどうなってるって聞いた時のレスポンスがむちゃくちゃ早い。
新聞記者とか、多分どの仕事もそうだと思うんですけど、そのレスポンスが早いと次の仕事もまた一手を打てるじゃないですか。
時間ってどれだけあるかが仕事のクオリティーも左右するので、そういう意味ではなんかすっごい前のめりに仕事してくれるから、すごいと思って。
そうなんですね。
くすぐったいですね。
すごい本当にだからもう根性座ってるっていうか。
確かに根性座ってる感はなんかうつうつ感じがする。
ずぶといなという感じですからね。
実は私もですね、西日本新聞社に入社して、2、3ヶ月ぐらいですかね、経済部に所属した時期があったんですけど、その時下村さんも一緒にいらっしゃって。
そうなんですね。
何度か飲みに行かせてもらったりとか、机も近かったので、私が1回経済の書かないといけないコラムを当日まで全く書いてなかった時があって、
それで下村さんに、やばいですやばいですどうしましょうどうしましょうみたいな。
攻めるね、星野攻めるね。
めっちゃ笑ってる。
それでなんかちょっと気楽になったんですよ、星野虎みたいな。そういう思いではありますけどね。
ちょっと西日本新聞社のこのポッドキャストを聞いてる方とかだったら下村さん結構よくご存知かなと思って、ほぼ純レギュラーみたいな感じですよね。
そう、いろんな番組で。
いろいろ読んでいただき感謝感謝に。
ミイのポッドキャストの方とか別の方では結構コメとかいろいろ出てると思うんですけど、シャベリオの方に出ていただけるっていうのはなんかありがたいなというか。
ありがとうございます。
逆になんか全然いつまで経っても読んでくれないから。
松本さんにね、そういうコーナー始まったんだ、ゲストってどんな子?みたいな。
今日この子なんです、あの子なんです。いつまで経っても経済部の他の人とかも呼ぶんだけど私のことは呼ばないんだよねって。
全然呼ばないからなんで呼んでくれないの?って松本さんに聞いたら、このコーナーって就職活動とかこれから就職を考える子たちに向けた若手の記者を呼ぶコーナーなんでって言われて、
おぉみたいな。
お若さみたいな。
つまりそれは何?私が若くないから恥じてますって言ってんの?みたいな。
私のボルテージが上がってね、松本さんが今みたいにそっちにいますって一生懸命説明したんだけど。
でもね、すごいこのコーナーも定番になって、新聞社が最初ポッドキャストするっていうイメージが湧かず呼ばれてしゃべりみたいな感じだったんですけど、
呼ばれて楽しいなと思ったのが、私たちも取材するときって1から10までワーって100ぐらい、例えば取材したとしたら、
ここに織り込めるのって本当に、行数によっては20とか30とかいけて50とかでこぼれ話がいっぱいあって、
こっちの裏話の方が面白いのにさぁ、みたいなのをポッドキャストでしゃべるっていうことができるので、そういう意味では本当楽しいなっていうポッドキャストはありがたいなと思いますね。
そうですね。
満を持してしゃべるように登場していただけたという。
そうですね。ありがたいですね。この番組とかもね、ニュース解説というよりもその記者に迫っていくみたいな感じなので、その辺が楽しんでいただけたらなという感じですかね。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっとじゃあ最近のお話というか、経済の仕事のお話ちょっとまず聞いてみたいんですけれども、
下村さんはよく私も紙面を読んでいて、九州電力の社長人事であったりとか、今結構ニュースになってる米問題があったりとか、そうかと思えばその福岡の美味しいうどんとか食べ物系の話とか、
すごいその幅広い分野を取材されて、しかも面白おかしく書いているような印象なので、
どうやってその取材先見つけられるというか、どういう安定な張り方しているのかなというのは個人的に聞いてみたかったんですよね。
そうですね。だから取材をすれば次の取材につながっていくっていう、もうほんとずっとその歯車が回っていく感じだと思うんですけど、
例えばその今さっき聞いた百の話のうちみたいな、原稿にならないことも多いよね。でもそれは多分次の取材につながっていくっていうのがあって、
例えば今言ってくれたお米の話とか、備蓄米の販売が始まりましたっていうのを原稿を書くためにミスターマックスに取材に行きますよと。
もちろんそれはそれでミスターマックスで備蓄米の販売が始まって朝から何百人が並びますよって、それはそれで原稿にするんだけど、
じゃあその時にミスターマックスの社長さんと全然終わった後ぐらいに雑談で立ち話ししてて、
いやもう備蓄米ってここ米、ここ米、ここ米みたいな古いお米だから精米が普通に新米のやり方とは違って気を使うんだよねってよく削らないと、
匂いだとか色だとかそういったの気を使わないと美味しくなくなっちゃうからっていう話をポロッとされてて、
なるほど面白いなと思って、じゃあ次精米業者さんに取材に行こうと思って電話大手さんだったりだとか、
町の米屋さん、精米機を持ってるお米屋さんとかに電話かけて取材させてくださいって言って、
そしたらそこに行ったらやっぱりいろんな楽天だったりだとか、いろんな備蓄米を今回随契約で購入した小売業者さんとかネット通販の人たちが
精米してくれ、精米してくれっていう依頼が殺到してますって、すごい今もう人を揃えて待ってますみたいな感じで、その話も聞けて、それはそれでまた現行にしつつ、
そしたら今度は町のお米屋さんがまた別の話で、いやでも最近そのお米の仕入れ価格も上がっちゃってるから、自分たちも現金商売で仕入れるためのお金が足らないから、
もうこの1年で借金が1億円以上増えちゃったっていう、周りの町のお米屋さんとかもどんどん倒産しちゃってみたいな話を聞いたから、
それはそれでまた面白いなと思って、その倒産したお米屋さんに取材に行って、何件かその倒産されたところ回って、何が原因だったんですかって話聞いて回って、またそれはそれで現行に書くっていう風に、
どんどんどんどんやっぱ取材をすればするだけ、次の話、次の話に繋がってて、やっぱ現場が一番面白いなっていうのはありますね。
そもそもなんかこういう日常的な話とか聞いた時に、これ面白いなとか、ニュースだなみたいなって、なかなかいつも気づくものでもないというか。
常にアンテナをしっかり持ってないと。
だからその辺はすごいなって、一回下村さんと一回備蓄米の店頭に並ぶみたいなのも一緒に行って、
私はもう写真撮るので一生懸命でしたけど、
その辺でずっと喋られている下村さんが店長の方とか喋られている光景を見ていたので、
そういう時に生まれるんだなというのは今の話を聞いて思いましたね。
ついでに雑談で、他のところのお米よりはこのお米ってなかなかもうこんのですか、
根札だけ積み上がってるんだけどお米が全然ないですねみたいな、いつぐらいからこんなんですかとか、
台湾産米とかいつから購入するようになったんですかとかだったりとか、
そういうのを聞いて、ついでに何かこう、そういえばコスモスだけこういう商品売ってたりしますよね、
これどこから仕入れてるんですかとか、全然関係ない話だけど、ついでにそう。
気になる話はついでにまとめて全部聞いておくみたいな。
すごい。
取材の中で気になることもだし、利用者として、消費者として自分で気になることも一緒に。
そう聞いておくっていう。
今先のうどんとか天ぷらの話とかでも、うどん屋さんに行って、例えばウエストとかに行って、
なんでウエストチェーン店のにこんなごぼう店の大きさがなんか違うよな、お店によって違うなとか、
これどういうルールになってんのかなだったりだとか、平尾の行列すっごくないみたいな。
だとかね、塩辛のスタイルが、ルールが変わってるとか、塩辛のねとか、
そういうのが気になったら、私たち特権ね、取材に行けるっていうのがあるから、へーみたいなのがあるときは、
私がへーと思うことは、多分読者の人もへーと思ってくれるんじゃないかなっていう。
なるほど。確かになんか並んでるなとかは、感じるは感じるけれども、そこでじゃあ聞いてみよう、知ってみようみたいなんて、あんまならなかったりするからな。
この仕事ならではですね、勉強になります。
先ほど少しありましたけれども、九州電力の社長人事、社内外でも非常に話題になりましたけれども、独自だねという形で、社長この方がなられますというのを出されたかと思うんですが、
その舞台裏もお伺いしてみたいなと思ってるんですけど、非常に大変ですよね。
松本さんに泣きつきながらやってたもんね。経済部ってどうしても人事取材って自分の担当してる企業の社長トップ人事って欠かせなくて、
さらに社長人事の抜き抜かれってどうしても冬場に私たちは夜打ち朝掛けに行くから、
寒い時期に夜遅く朝早く立ってみたいなので、暗いし寒いし眠いしお腹すくし。
一回松本さんに泣きついたのは、夜この人が社長になるだろうって言われてる人の前で、その人が帰ってくるのをじっと待ってるときに、
はい、後ろのお家で夜ご飯焼肉が始まって、家族団らんみんなキャッキャしながら楽しそうな声とすっごい焼肉の匂いを、
寒い中つったんで北海道握りしめながらずっと匂い噛みしめてて、
もうなんかもう私の人生って何なのみたいな人の家の焼肉の匂い嗅ぎながらさーって、
何なの私の人生みたいな感じで、なんかもう泣けてきて帰ってから会社に戻っていた松本さんに、
本当に辛くて、こんな人の家の前で焼肉の匂い2時間嗅ぐのがこんなに辛いと思ってなかったっていうので、
話聞くだけでも、
本当にめそめそして、
そんな環境で、
そうですね、やっぱり人事取材の場合は朝がけ夜回りという話ありましたけど、
普段の昼間の記者会見とか本の場ではなくて、いわゆるオフの場での取材というのが必要になるので、
朝だったり夜だったり出勤前退勤された後とかを狙って取材することが多くて、
なので寒い日も暑い日もというのがどうしても、
しかも行って会えるかどうかもわからないし、
会えたとしても、今日は帰ってみたいな気もあるしってことですもんね。
出張かもしれないしみたいな。
そうなんですね。
結構社長の人事とかって、
社内にいるとどれだけ関心が高いとかって分かるんですけど、
一般的に考えたら、
数日早く発表されるだけでしょみたいな声もあったりするのかなと思うんですけど、
その辺、下村さん取材されてる側としてどういう意義があるんですか。
そうそう、私もそう思ってて、
昔社長人事って私も全然興味がないときには、
こちらのおじさまから、あちらのおじさまに社長が代わりますって言われて、
へー、
それをいち早く取ってこいみたいになったときに、
そうですかーみたいな、やりなきゃいけませんかーみたいな感覚がわからなくて、
上司に怒られたり先輩に怒られてたりしてたんですけど、
だんだん取材をして自分で経済取材を楽しんでいくと、
なるほどやっぱ大事だなーっていうふうに分かってきたというか、
例えば九州電力もそうだけれども、
例えば前JR九州の社長人事がありましたよと、
JR九州って鉄道会社なんですけども、
例えばJR博多市駅ビルだったりだとか、
飲食とかマンション不動産だったり、
いろんな多角化をしてきて成長してきた会社だし、
JR九州の社長もそういう分野を担当してきた人たちが選ばれて社長になってきたんですけど、
でも前の代から鉄道事業を本部長が担当していた、
もうバリバリの鉄道マンが社長になるようになったんですよね。
そこから何が変わっていったかっていうと、
不採算路線の赤字額とかを公表するようになって、
自治体とかに実態を知ってくださいと、
まずはとそこから私たちは理解を求めたいですっていうふうになっていって、
だいぶ自治体とかも反発したりとかしてたんですけど、
でもそれがコロナ禍を経てやっぱり鉄道って厳しいねっていうのが、
人流が止まった時になって、そこから全国のJRも真似して、
路線の赤字額を公表するようになったりだとか、
国も地方の交通網、地方交通網の維持のためには、
交通事業者と自治体が協議会を設置して話し合っていかなきゃいけませんねということで、
法律を変えたっていう。
つまり九州の企業の一人次が社会を変えて、国を変えて、
法律を変えてっていうふうにどんどん連鎖していくっていうのを考えると、
やっぱり社長人事って重要だなって、
その企業にとっての一大経営戦略っていうのが、
やっぱりこの5年後、10年後この会社はこういうふうにしていくんですっていうメッセージが
社長人事なので、そう考えるとやっぱりいち早く、
1分1秒でも関係者はそれを早く知りたいと思ってるし、
自分たちももう何か知る方法ないかっていう一つで
西日本新聞もチェックしてくれてるわけだから、
それを考えるとやっぱりトップ人事の取材って大事なんだなっていうのと、
トップ人事の取材をしたときに本当に思ったのが、
結構その記事みんな見てくれてるなっていうふうに実感したのが、
去年はサイブガスの社長の人事があったんですね、
サイブガスの社長人事、新しく加藤さんっていう方が社長になりますよっていう記事を朝長官に独自で書いて、
その日の朝、朝掛けで九州電力の社長のところに行ったんですよね。
朝7時ぐらいかな社長が出てきて、おはようってところで、
あの人事本当って言われて、朝7時降りてきて、
でももうネットで西日本新聞MEで見てくれてるんだと思って、
本当って言われて本当じゃなかった、私ちょっとまずいです、
今日からもう私もまずいですみたいな感じなんだけど、
なんだけどそれだけみんな他社さんの人事とかも含めて見てるんだなっていう。
でも九州電力の次人事また来年に向けて、
例えばその九州電力の関係会社というか関連会社というか、
九州電力に例えば火力発電用のタービンを売ってる会社の人たちとかは、
じゃあ次九州電力で火力発電だからと火力バタの人たちがどこまで偉くなるのかっていうのを、
やっぱもう来年の人事を今からもうずっと持ちしてるね、引き継ぎの音とか作って。
そういうやっぱもう7社会って呼ばれるジバ大手の企業とか、
特に関連する関係する会社っていうのが数百社数千社ってあるので、
皆さんもうすっごいそこの人事は敏感にウォッチされてるので、
そういう意味では需要がある情報だなっていうので、
また次は後輩たちが寒い中やってくれるでしょうっていう。
誰かが偉くなったとかじゃなくて、
そういう会社のもうメッセージがそこにある。
そこにやっぱストーリーとか裏話があるからそう必要なんだよねっていう。
たしかになんかそのサイド記事というか社長になったっていうサイド、
この人はこういう人でしたよとか、なんか舞台裏でこんなありましたよって記事も出ますけど、
そこが面白かったりしますもんね。
なんでもそうだけどやっぱ裏話が一番面白いよね。
人間関係もありますね。
そうそう見えてくるしね。
みんないろんな人がいるからですね。
たくさんお話しいただいてありがとうございます。
ということで初回は残念ながらお時間が来てしまいました。
次回の配信では下村さんの入社に至る道のりに迫っていきたいと思います。
西日本新聞社やこの番組を応援したいと思っていただける方、
ぜひ西日本新聞もしくはニュースアプリ西日本新聞ミーのご購読をよろしくお願いします。
ここまで聞いていただきありがとうございました。
下村さん次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。ありがとうございました。
どうも西日本新聞ミーです。
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