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2025-04-11 15:18

24|「キットカット」受験生に最初に配り始めた人を知っています

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

受験シーズン定番のお菓子といえば「キットカット」。「受験生に最初に配り始めた人を知っています」という情報が、西日本新聞「あなたの特命取材班」に寄せられました。「きっと勝つと」の語呂合わせで“お守り”として定着した英国生まれのチョコレート菓子にまつわる験担ぎの源流に迫りました。

◆出演:坂本信博(報道センター総合デスク)、宮﨑真理子(あなたの特命取材班事務局長)、梁京燮(MC/販売部)/ 音声編集:中富一史(販売部)/ 映像編集:三笘真理子(me戦略担当)

◆収録日 :2025年3月27日

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サマリー

「きっとカット」が受験生への応援アイテムとして定着した経緯が語られています。元学習塾教師の優先生が1998年に受験生に配ったことがきっかけで、ネスレのキャンペーンと共に全国に広まりました。「キットカット」が受験生に広まり始めた背景や、福岡から全国への流れも語られています。また、ネスレのプロモーションや受験生を応援する取り組みの重要性が強調されています。

受験生ときっとカットの関係
西日本新聞Podcast
西日本新聞あな特Podcast
このPodcastは、暮らしの疑問や地域の困り事から不正の告発まで、読者の調査依頼に応える西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材班の果敢な挑戦を紹介し、リスナーの皆さんからも取材リクエストに応えちゃおうという番組です。
こんにちは、西日本新聞社のりょうです。
こんにちは、あなたの匿名取材班の宮崎です。
こんにちは、坂本信弘です。
よろしくお願いします。
久々ですね。
桜咲いてますよ。
春になりましたね。
春と言えば合格期間ですね。
出会いと別れ。
それぞれの門出の季節ですね。
この春もいろんな中高生とかいろんな方が狭きも受験とか試験に挑戦されたと思うんですが、今日はそれにちなんだお話ということで。
僕は本命の高校、大学全部ことごとく落ちてきた人生で。
私もです。
羨ましいなと思ってもらった子たちはですね。
でもまたきっといろんなことがあったとしてもまたきっと冬は必ず春になりますからね。
そうですね。
今日はそんなお話ですよね。
優先生の配布エピソード
受験シーズンの定番のお菓子といえばきっとカット。
きっとカツトっていう語呂合わせでお守りとして定着してるんですね。
受験生に最初に配り始めた人を知っていますという情報が西日本新聞あなたの特命取材班に寄せられました。
なるほど。僕これ知らなかったんですよ。きっとカットがきっとカツトで語呂合わせでそんななってるの。
もうすごいですよね。年末ぐらいから正月スーパーに行くと合格祈願グッズとしてきっとカットが並んでますね。
なるほど。これいつぐらいからですか?
2003年からきっと桜咲くよというキャッチコピーで販売キャンペーンが始まりました。
2003年。もう20年ぐらい前ぐらいから。
今回福岡県大野城市にお住まいの元学習塾教師の方から今回情報が寄せられました。
1997年に勤務先だった学習塾の平野子。これ大野城の平野というところにある子ですね。
新入社員として配属された優先生が98年1月の正月特訓で中学3年生の受験生たちにきっとカットをみんなで合格しようと配ったのが
きっとカットが受験と結び付いた瞬間ですということを証言してくださいました。
優先生はダジャレ好きで暗記科目の授業で独自の覚え方を披露していたと。
この男性の方も優先生から触発を受けてスーパーできっとカットをまとめ買いして
福岡都市圏に何箇所かその塾の教室があったそうなんですが受験生に配り始めたという話でしたよね。
その生徒たちは包み紙を筆箱に入れたり合格まで食べずに大切にとっておいたり
いずれその中で大学入試の会場でもきっとカットを先生たちが配るようになって
そこから他の塾や予備校の教師たちにも広がってそして全国に伝わったのではないかというのがこの男性の証言だったんですね。
ネスレのキャンペーンと商品展開
なるほどなるほどでそれを踏まえて宮崎さんがネスレキットカットを発売しているメーカーさんネスレに
広報にちょっとお尋ねしてその時期が合うかどうかとかどういった形でそのキャンペーンが取り組みが始まったのかというところを取材しました。
もともとキットカットの国内販売が1973年から始まって
その1990年代後半から2000年代にかけて毎年その1月になると九州の福岡地区のあたりでスーパーで爆発的にそのたくさんキットカットが売れてるっていう情報が報告が届くようになったそうです。
これキットカットあれですねもともとはスーパーで現在小さい形で小分けの袋がありますけど以前私の記憶だと
もう少しこうなんて言うんでしょうねあの10センチかける10センチぐらいの板チョコぐらいのサイズだったような記憶があります。
確かに言われるとそうですよね。
なんかそのネスレによると90年代はバブルが崩壊してスーパーマーケットの売り上げが苦戦してたらしいんですね。
スーパーマーケット地帯があってそこからコンビニが台頭してきたんですよ。
母さんが買ってくれるチョコみたいな立ち位置というかだったんですけれども
コンビニが台頭してくることによってそれはより子どもたちが若い人が選んでくれるチョコになってほしいというところで
ちょっとそのブランドとかを無作してたところだったそうです。
親御さんがスーパーで買うんではなくて子どもたち自らが若い世代が自分でコンビニで手を取ってもらうためにはどうしたらいいか。
ところでそのグローバルスローガンのハーバーブレイクハーバーキットカットっていうのがどうしてもブレイクっていうのが悪っていうのと
日本語だと分かりにくいというところがあってそこもその日本での定義を少し何か変えたいというか
っていうところで無作してた時にちょうど若い人たちにも手に取ってもらいたいというところがあって
そこからたまたまその岐阜、福岡でキットカットが売れてるっていうのを情報を聞いて
そしたらその受験で応援できるようなキャンペーンをしようではないかっていうところで
きっと桜咲くよっていうキャンペーンを始めたそうです。
それが2003年ぐらいからですね。
ちょうどその同じ時期2003年に厳格義としてあなたのお守りってどんなのがありますかっていうときに
そのキットカットがお守りになったっていう。
あんたのお守りなーにって言ったらキットカットって最大人が3割近くおったんですよね。
そのアンケート調査ではカツ丼を上回ってキットカットがお守りとして使われている割合が高かったそうなんですよね。
確かに僕トンカツでしたね。高校受験のとき。
すごいですね、朝ごはんで。
昼ごはん、なんか弁当持ってった記憶がありますね。高校受験のとき。
お弁当のカッターを開けるとプレゼントが入ってくる。
カッターが入ってて、盛り盛り入ってて眠くなったんですよ。
トンカツタッグと油で。
トースター油で頭選びちゃった。
きっとでもあれですね、お弁当作ってくださった方の思いが入ってきたということですしも。
ごめんなさい。
実際に2003年にキャッチフレーズを、キャッチコピーを変えて、
ネスレがホテルでキットカットを配ったりとか、受験と身近な鉄道会社とか、
そういったところでも配るキャンペーンを始めたところ、売りに売れて、
それから2024年までの間、23年連続で最も売れているチョコレート大袋、
大きな袋に入ったチョコレートオブモンでは、ずっと連続でトップになって。
ずっと売れ続けて。
でも受験のときって、最初の人生の中での難関、ストレスが一番溜まるときに、
キットカット渡すだけで頑張れっていう、ホテルの人も渡すだけで頑張ってっていうのが伝わる。
心遣い。
どう声をかけていいのか、なかなか難しいところに、
キットカットを渡すだけで、家族とか親戚とかが渡すだけで応援の思いが伝わるっていうところで、
皆さんから買ってもらえる商品になっていく。
なるほど。その源流が福岡から始まったっていう。
そうですね。
これはすごいですね。
それも今回取材に対して認めたんですよね。
認めてくださいました。
すごいですね。
キットカットが受験生の原活源アイテムとして広まった発祥は福岡ですということを取材に明言してください。
面白いですね。よう聞きつけたですね。
面白いですね。
そうですね。
いろいろ取材をする中で、どこが発祥なのかっていうんですよ。いろいろな諸説あると思うんですよね。
今回の方はご自身の同僚だった新入社員の方が、後輩の先生、優先生が配布されたという話もありましたけども、
いろんな方が同時多発的にされた可能性もありますので。
なるほど。
もし今このポーントキャストを聞かれた方で、もっと早い人を私知ってますというようなことがあれば、ぜひお寄せいただければ。
情報をお寄せいただければ。
なるほど。
続報を出していきたいですね。
あるといいですよね。これだけ支持されて全国に広がってるってことは、やっぱり同時多発的に結構いろんな方がされてたんじゃないかなと思っています。
そうかも。
はい。
でも言いにくいですよね、自分が。
そうですよね。
こんだけ。
不思議ですよ。でもネスレの話だと、1990年の末から2000年の初めにかけて売れてたっていうことは記録として残ってるわけですよ。
残ってるね。
しかも福岡ですよね。
1990年代後半からぐらいで、何らかの形でこのユー先生なのか、もしくは他の方がいらっしゃったかもしれませんけども、
その時期に、くしくもキットカットは1970年代から日本で売られているわけですから、受験と結びつく動きが始まったということは助かったということですよね。
ネスレの人もすごいですよね。そこにきちんと結びつけて、ブランディングしていく。
そうですね。
すごいなと思うんですね。
キットカットの広がり
それがまた見事にヒットして、今ではもう受験にキットカットっていうのが定番アイテムになってる。
すごいですよ。
すごいですよね。
ちょっと話戻りますけど、キットカットを大事に合格するまで食べないみたいな人たちは絶対溶けてますよね。チョコが。
溶けるので、破るときに溶けてますよね。
すごい。でもいずれにしても、どなたが始めたかといろいろ考え方があるかもしれませんけども、受験生を励ましたいという思いで始まったことは間違いないわけで、それが今、福岡から全国に広がっているということも間違いないということですよね。
いやー面白いですね。
キットカツトですよ。
カツト。
カツト。
優先生すごいですね。
そうですね。
宮崎甲島ですかね、おしゃるさんが芋を洗うっていうところがあるんですけども、そこでですね、私聞いたことあるんですけど、100匹目の猿が芋を洗い始めたときに、全く別の違うところで日本の、別のところで日本猿も芋を洗い始めたっていう話を聞いたことがあって。
何なのか、物が広がっていくときの電波って不思議なものがあるなっていうのを、今回のこのキットカットの話で思ったんですよね。
同時多発的に、ほぼ時期を同じくして、あちこちでその動きが広まっていったっていう、そういうのも福岡の方が聞いたのと、この広がり度合いの速さが、何でしょうね、福岡で一部のスーパーで買ったからって、それが全国で広がるって、この1、2年ではそんな簡単に広がらないですよね。
面白いですよね。
面白いですよね。
解き明かしていけたら面白いですし、やっぱりネスレのプロモーションっていうのは間違いなく厚いでしょうけど。
よくCMを見てた記憶がありますね、今日の話聞いて。
ただそのキットカツトっていうのをキャンペーンの中で使わなかったっていうのは、やっぱりそれはお客さんが生み出した言葉なので、ネスレとしてはキット桜作業っていうキャンペーンでプロモーションをしていきました。
ネスレのプロモーション
単純に考えたらキットカツトとかっていうのをキャンペーンキャッチコピーにしてもおかしくない。
そうですよね。
それをキット桜作業でした。サクッとした食感とか色々考えたんですかね。
サクッとした。
でもすごくセンスがあるって言い方したらちょっと失礼かもしれないですけど、キット桜作業の方がかっこいいじゃないですか。
そうですね。
また色んな桜作もありますからね。勝ち負けだけではなくて。
そうですね。
音楽と言っても。面白いですね。
色んな企業ともプロモーションを展開されて、さっき写真見せてもらったんですけど西鉄さんのタクシーもキットカツトになったり。
そうですね。
色んな業界でプロモーションをされてきて。
郵便として送れるような商品を作ってたりとかもありますし、色々多角的に取り組まれてると思いました。
きっと来年の春はうちの紙面でキットカットさん、多分展開始まるんじゃないですか。
いいですね。よろしくお願いします。
学んでいかなくてはいけないですね。
きっと桜咲きますからね。
ということでこんなところで今回終わっていこうと思うんですけど、お二人なんかこれを聞いたリスナーの方に伝えたいメッセージとか言い足りないこととか感想とかあれば是非。
福岡から発生して応援したい人たちがたくさんいたんだろうなと思うと、すごく今回のエピソードって温かいなと私は思いました。
確かに温かいエピソード。
昔テレビアニメで漫画初めて物語っていうのがあって、いろんなものの始まりを辿っていくみたいな。
面白いですねそれ。
こういう今回も情報提供いただいたおかげで色々調べたらネスレットの話と合致してっていうことが分かったので、そういう誰がどこかでどう始まったのかみたいな情報って是非。
このキットカットもそうですけども何かご存じのことがあったらあなたの特命取材班にお寄せいただきたいですよね。
面白いですね。
諸説ありというもので、いろいろ歴史を深掘りさせた方がいいですよね。
確かに。
この間この穴読ポッドキャストで話した畜し餅とかの話もね。
そうですね。
始まりを辿っていく。
面白いですね。面白かったです。
是非情報提供。
ここまで聞いていただきありがとうございました。
坂本さんと宮崎さんの記事は西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞MEでお読みいただけます。
記事のリンクは概要欄に貼っています。
もっと坂本さんと宮崎さんの記事を読みたいという方は是非ご高読をよろしくお願いいたします。
非常に面白い紙面の内容となっています。よろしくお願いいたします。
これからも穴読は読者の皆さんと一緒に成長していきます。
情報提供はあなたの匿名取材班の投稿フォームやLINE公式アカウントで受け付けています。
文末にハッシュタグ西ポキャの記入をお願いいたします。
引き続きよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
皆さんと調べて欲しいことあったらどうします?
検索する?それもいいけど?
新しい方法を西日本新聞が作っちゃいました!パチパチ!
新聞記者に直接SNSで聞いてみる?
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