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2025-10-24 11:30

52|急増中!おはぎの無人販売店

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。

 コロナ禍以降に人気を博したのが餃子やクリーニングなどの無人販売サービス。福岡県内や近隣では、近ごろなんとおはぎの無人販売店が急増中!福岡県内を中心に展開する「生おはぎ専門店 たなから牡丹(ぼた)もち」を取材した内田完爾記者に話を聞きます。

◆出演:内田完爾(報道センター記者)、黒田加那(MC/報道センター記者)/ 音声編集:中富一史(販売部)/ 映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)、三笘真理子(me戦略担当)

◆収録日:2025年9月29日

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サマリー

福岡県や佐賀市を中心に急増しているオハギの無人販売店についてのエピソードです。この無人販売店はコロナ禍以降に流行し、有限会社田中らぼた餅が運営しています。

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西日本新聞Podcast
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このPodcastは、暮らしの疑問や地域の困りごとから不正の告発まで、読者の調査依頼に応える西日本新聞の課題解決型調査報道
あなたの匿名取材班の果敢な挑戦を紹介し、リスナーの皆さんからの取材リクエストにも応えちゃおうという番組です。
こんにちは、あなたの匿名取材班の黒田香菜です。そして今週のゲストは、内田漢次記者です。
内田さんは2度目の出演になります。自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか。
2005年に入社して、最初販売部というところで、そこから2010年に編集局に来て、報道センターや編集センターという見出しをつけたりするところとか、
あと北九州や大通、鹿児島に行っても今という感じですね。
そうなんですね。結構この記者の仕事になってからとなる前と全然また職種違う形になりますけど、なんか戸惑いとかはなかったですか。
そうですね。最初は全然違う仕事なんで、戸惑いはありましたね。
前職もちょっと変わった?
入社前ということですよね。
そうですね。全職っていうか、既成期だったんですけど、空港で手荷物を預かったりとかしてましたね。
そうですね。空港の記事も書かれたりしてましたよね、最近も。
そうですね。空港前の職場だったところに行ったりしました。
やっぱり働かれてたことがあるからこその視点なのかなと記事を見ながら思ってました。
ありがとうございます。今日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
無人販売店の急増
今回のエピソードは内田さんが書いたオハギにまつわる記事です。
コロナ禍以降、餃子やクリーニングなど無人販売のサービスが流行りましたが、今回はオハギの無人販売所が急増しているということで、これは何という名前のお店でしょうか。
生オハギ専門店、田中らぼた餅というお店で、2024年の3月に食堂の置き先で最初のお店が始められて、1年半ほどで急増して、福岡県内とか佐賀市内を中心に取材した時点で28店ありました。
その時は福岡市内7店とか、久留米市3店、柳川市3店など、築後地区に多いという感じだったです。
1年半で28箇所に増えるというのはすごいペースですよね。内田さんは訪れた店舗の様子はどんな感じだったんでしょうか。
福岡市南区大橋の西鉄天神大村線大橋駅前にあるお店で、田中らぼた餅大橋本店というお店なんですけれども、駅のすぐ前で飲食店が並ぶ一角にあって、
小豆色に白抜きでおはぎという一文字書かれた旗が立っていました。
店内は本当に狭いスペースなんですけれども、小さいな冷蔵ケースに1パックに2個入っていて、税込み400円のおはぎが積まれている感じでした。
ありがとうございます。記事に載っていた店内の写真を見ましたけど、例えば銭湯で牛乳とかが入っているような感じの冷蔵庫に入ってましたよね。
お客さんが来て買い物するときはどういう流れで購入することができるんでしょうか。
銭湯にあるような小さな透明のガラスの冷蔵ケースを開けて、自分で取り出して、鍵も何もかかっていなかったんですけれども。
お会計は小さな貯金箱みたいな金属製のボックスにお金を入れます。
よく田舎に行くとあるような野菜の無人販売所みたいな、同じような感じでした。
ありがとうございます。こちらのお店のおはぎ、先ほどルーツが食堂で提供されていたものというお話でしたけれど、どちらの食堂になるんでしょうか。
筑後市にあるバイキング形式の食堂で、羽屋というお店で、今のおはぎの店の代表の方の母親のお母さんが営まれているそうで、手作りの家庭料理を出している食堂になります。
そうなんですね。今回この代表の方は、やっぱりその食堂でずっとおはぎを作るに手伝っておられたんですか。
幼い頃からおはぎが好きだったそうで、このお店の方でもおはぎ作りをずっと手伝っていて、砂糖とか小豆の種類など試行錯誤を繰り返して、おいしいおはぎを目指してずっと作られていたそうです。
長年研究した結果、今の味に落ち着いているということなんですね。実際どんな味なんでしょうか。
甘さ控えめですごく食べやすいなと私思いましたね。
実際食べられたんですね。
あっさりしていて、消費期限が1日半に設定しているそうで、そのために保存のための砂糖を大量に使う必要はないので、あっさりしていて食べやすいということだそうです。
なるほどですね。一般的には日持ちさせるために保存量としての位置づけでも砂糖をたくさん使いますけれど、消費期限は短く設定されている分、あまり使う必要がないのであっさりしているということですね。
そうですね。
このおはぎなんですけれど、この食堂を越えて販売するようになったのは1年半前からですか。
はい。去年の3月にこの代表の方がもっとおはぎに光を当てたいということだそうで、最初の販売店をこの食堂の軒先に開いたそうです。
6月初旬までに福岡市や佐賀市などで28店と言いましたけれども、取材当時ですね。
他の道の駅とかうどん店にも下ろしていて、1日500個から700個のおはぎを作っていたそうです。
全部手作業で作っておられるわけですよね。この500から700個というのは。
全部手作業だそうです。
今後もどんどん白米地域というのは拡大していく予定なんでしょうか。
はい。先週末にこの経営者の浅川さんに確認したんですけれども、その時にもうすでに33店にまで増えていて、記事を出したのが9月の初旬ぐらいだったので、1ヶ月も経たない間にそれだけ増えていて。
熊本県も山ヶ谷に新たに進出したというふうにおっしゃっていました。
そうなんですね。おはぎの進出、今後もまだまだ続けていく感じなんですね。
はい。九州とか長崎県からも引き合いがあるそうで、ただ今おはぎの製造とか配送ルートの構築が間に合っていないので、それが間に合い次第徐々に進出していく予定があるということでした。
そうなんですね。またお店だけでなくて、移動販売者の運行もされているということですけれど、これはどんな役割をしているんでしょうか。
はい。お客さんからの要望もあったということだそうで、8月から運行していて、欠品の補充も兼ねながら各お店の近くを巡回しているそうです。
焼き芋屋さんみたいな感じで車でも売るし。
そうですね。
そうなんですね。ありがとうございます。
代表の浅川さん、記事の中でおはぎの魅力を語り出すと止まらないというふうに書かれてましたけど、印象に残っている話とかありましたか。先ほどもおはぎに光を当てたいというすごいいいセリフがありましたけど。
そうですね。ずっと話をされていて、いろいろあるんですけれども、私印象的だったのはおはぎの文化的な側面があるというのを強調されていたのが印象的だったですね。
文化的側面と今後の展望
築後市が発祥ということもあって、築後地区にお店が多いんですけれども、佐賀とかの寝室にもこだわっていて、理由がおはぎを食べる文化があるそうで、有明海沿岸の海苔漁師さんの間では、海苔がおはぎみたいに黒くなるようにという願いを込めて、種付けの日におはぎを作ったり、海の上で食べたりする風習があるそうで。
そういう文化的な風習に根付いた地域にこだわっていたところに販売していきたいというふうに力説されていました。
演技者のような役割があるわけですね。
あと店名が田中らぼた餅なんですけど、ぼた餅なのかおはぎなのかどっちなんだろうと思って聞いてみたんですけれども、それも理由があるそうで、地域によっておはぎって呼ぶところがあったり、ぼた餅って呼ぶところがあったりするので、その両方にめくばせをするために店名に2つも入れたというふうにおっしゃっていました。
そうなんですね。
私、そぼ関東、北関東の方なんですけど、おひがんに食べるか、ぼんとかに食べるかで呼び方が違うみたいな聞いた気もします。
結構地方によって諸説あるんでしょうね。
それ私も聞いたことあるような気がします。
ありがとうございます。
ぜひこのこだわりのおはぎを食べてみたいですね。
おはぎの無人販売店にまつわる記事について内田記者に伺いました。
ありがとうございました。
いろいろな無人販売場、今も結構見かけますよね。内田さんは何の無人販売場があったらいいなとか思ったりします?
生ビールと焼き鳥とか。
テイクアウトで。
そういうやつが出てきたらいいなみたいな。
いいですね。やっぱり焼き鳥とかも家だとちょっとおいしくないですもんね。
できたてを買って帰りたいなという気がします。ありがとうございました。
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