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2025-10-11 10:10

映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」

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サマリー

ポール・トマス・アンダーソン監督の映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」は、不法移民を排斥する政府に抗う革命家集団の物語です。主人公のレオナルド・ディカプリオが演じるキャラクターは、成長と変化を遂げ、映像や音楽で新たな体験を提供します。

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こんにちは、ninjinkunです。
映画のテーマとストーリー
今週、ポール・トマス・アンダーソン監督の最新作、「ワン・バトル・アフター・アナザー」を見てきました。
これは、わりと近現代のアメリカを舞台にしていて、まずね、政府が外国人排斥をしてるんですよね。
特に、不法移民を排斥しようとしてて、なんとね、企画されたのはトランプになる前だったらしいんですけど、まさにトランプがやってることと似てるんですけど、
これに抗っている革命家集団、フレンチセブンティーファイブっていう革命家集団がいて、この人たちは結構かでひれしてね、
不法移民が収容されてるのを逃したりもするんですけど、爆弾闘争しか出てるんで、なかなか被害も出ているし、
だいぶ武闘派の革命集団という人たちで、主人公、レオナルド・ディカプリオはこのメンバーの爆弾馬なんですよ。
で、なんですけど、このディカプリオがその革命に参加している最中に知り合った黒人女性と家庭を一気に持ってるんですけど、
その時、できた娘を育ててたんですけど、そのうちそのお母さんの方は、私やっぱ革命もう一回やるわって言って、革命の方に身を投じてしまって、
ディカプリオは子守りをしてたら、捕まったそのお母さんが警察側にいろいろ喋ってしまって、みんな追われる羽目になると。
ディカプリオは娘を連れて、とある町に逃げて、そこに潜伏するというか、名前を変えてそこで生きていて、
しかし、このフレンチ75を必要に追っている警部がいて、こいつが追っかけてくるんですね。
なので、チェイスモノっちゃチェイスモノかな。
でも、主人公側は革命家というのは、なかなかちょっとユニークなストーリーラインではありますけど、
名前にもある通り、ちゃんとバトルもあるし、アクションもある感じで、
結構ストレートな映画になりそうなもんですけど、全然そんなことはなく、だいぶ変な映画になってます。
私はポール・トマス・アンダーソン監督のマグノリアというやつと、あと一昨年やってたリコリス・ピザというやつを見て、これはすごい好きな映画だったので、
この監督はいいなと思っているんですけど、すごい人気の監督ですけど、一番有名なゼア・ウィル・ビー・ブラッドというやつは見たことがないので、これ楽しみに撮っております。
その監督の最新作だから楽しみに行って、結果めっちゃ良かったですという感じです。
映像と音楽の特徴
良かったところはいくつもあるんですけど、まず映像面がですね、なんと全編フルサイズアイマックス。
これは今までなかったんじゃないかな?全部フルサイズっていうのは。
結構びっくりしましたね。なんでめちゃめちゃ縦長の画面がずっと続くっていう感じですね。
これは私は例によって池袋のグランドシネマ・サンシャインで鑑賞してきまして、結構縦を活かした構図もありましたね。
特に後半カーチェイスのシーンがあるんですけど、ここがですね、面白くてあんまネタバレじゃないと思うけど、その縦の構図を活かして坂道を越えて、
次にまたその坂道がアップダウンがビョンビョンって続いているところを正面から撮って、車の頭が見えたり下に沈んだりするっていうこれをうまく使って、
敵が来てたり来てなかったりするっていうのをですね、表現するっていうシーンがあって、坂道は縦長なんで、非常にこの構図をうまく使って、
すごくあんまりこれ見たことないかもっていう、もしかしたら求めてあるのかもですけど、かなりしつこくこれやってましたね。
たぶん気に入ったんじゃないかなと思うんですけど、この坂道見えたり見えなかったりカーチェイスっていうね、カーブとか向こう側が見えないっていうのを山肌とかで見えないっていうのを使った、
そういうカーチェイスのスリリングなシーンを作る方法ってあると思うんですけど、これが上下のアップダウンになってて、すごい面白かったですね。
これはすごい目に楽しいというか、これはフルサイザーマックスで見てよかったなっていうところの一つですかね。
結構その人物をバストショットで撮ってるシーンも結構あるから、それも縦長がよく出てたし、これは一度フルサイズで見るのを自分はお勧めしたいかなと思います。
別にフルサイズじゃなくてダメというわけでは多分ないと思うんですけど。
で、さらに音楽がだいぶ変ですね、これね。
あんまりストレートな音楽がなくて、なんか謎のちょっとポリリズムな感じの音楽とか、
ちょっと民族楽器っぽい音が鳴っている音楽とか、
アメリカの映画でアクションものだったらもうちょっと政党派みたいな流れがあると思うんですけど、
その政党派の流れを相当外して作ってるんで、なんだこの音楽っていうところが何箇所もありますね。
でもそれが合ってないわけでもなくて、変な音楽だから引っかかるんだけどなんかスルスル見えちゃうっていうすごい不思議な体験ができるんで、
私はこれも一つ新しい体験で面白いところでしたね。
多分これ誰が聴いてもなんか変な音楽だなってなると思うんで、楽しいところの一つだと思います。
それと、そうですね、その辺りが履歴面というかの話で、あとはその設定ですよね。
革命家、正直爆弾闘争は人の被害が出るんで、基本的には暴力というのは良くないと思うんですけど、
不法移民を統制的に排除しようとしたりとか、そういう勢力に抗う革命家たち、しかもそれを助けるのが普通の市民たちっていう流れが中で描かれてて、
これは結構グッとくるというか、自分としてはその権力に抗う人たちを描くっていう、それを結構現代の舞台でやってるっていうのは最近あまりない流れだと思ったんで、
結構好きなタイプの設定でしたね。
こうね、市民の連帯みたいなのもすごいんだよな、トンネル掘って人を逃がしたりとかね。
ディカプリオの演技と評価
で、あとはね、やっぱりディカプリオスですよね。
今回のディカプリオも良くて、元は革命家なんでシュッとしてるわけなんですけど、それが逃げてて潜伏してる間にですね、20年…違う、16年ぐらい経ってるのかな?
その間にですね、めちゃめちゃドラッグと叫びたりになって、ブヨンブヨンになってるんですね。
なんで、逃げるシーンとかあるんですけど、若者に扇動されて逃げるシーンでは若者がピュピュピュって屋根の上を飛びながら逃げてくるんですけど、ディカプリオはドタドタドタって走って、全然ジャンプもできないし、
天津隊途中で屋根から落っこちてしまうっていうね、ひどい集大を演じたり、あとはね、最初についにディカプリオたちの存在がバレてしまって、逃げなくちゃってところでもう薬を吸いまくっていて、
あれなんですよ、落ち着いて落ち着いてみたいな感じで、でももう一回吸うみたいなね。
俺はどうしたらいいんだみたいな感じでね、もうね、この人のこういうダメな中年みたいなのをやらせたらね、ピッカイチですね。
この人だけでもうあれですよね、コメディ全部作れちゃうみたいな感じがあるんで、
ダメなディカプリオを見れるだけでもう最高っていうのはあって、いいっすね。
常にビールが、そのディカプリオがアル中だってみんなわかってるんで、誰かみんながビールをシュッて差し入れてくれると、どんな緊迫したシーンでもディカプリオはそのビールをシュッて飲むっていうね、いやーいいなーっていう。
なんで、基本的には結構コメディな映画かなって思いますね。
はい、いやー久しぶりにアメリカのいい映画見たなって感じで自分はめちゃくちゃ満足しました。
ちょっとね、フルサイザーマックスの上映がね、なんか1日1回しかなかったんで、公開まだ1週目じゃないかなこれ、2週目かな今。
あ、3週目かもぐらいなんですけど、なんかね、すごいフィルマークスの評価とかはいいんで、映画が好きな人は多分めっちゃ評価してると思うんですけど、そんなに興行成績伸びてないのかな。
すごくいいんで、ぜひいろんな人に見てほしいなっていう感じですね。
多分普通に見に行ってもデラデラ笑ってダメなディカプリオに笑わされたり涙したりするっていう、そんな感じで楽しく見れるんじゃないかなと思いますね。
では、ワンバトルアフターナザー、とてもおすすめです。
それでは、ありがとうございました。
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