映画の概要とキャラクター
みなさんこんにちは、おーばです。今回は映画、ワンバトルアフターアナザー、こちらについてお話してみたいと思います。
本日10月3日から公開となりました、ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作ですね。
出演は、レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベネチオ・デルトロ。
上映時間が162分と、まあまあ長いんですけれども、体感的にはそこまで長いとは感じなかったですね。
ただし、さすがにね、長時間座ってますと腰が痛くはなりました。
数日前にアバター見たばかりで、まあこれもね、ほぼ同じ上映時間でしたから、わりと長いのが続きますけれども、
まあぶっちゃけ言うと、もう少し短くコンパクトにまとめてくれないかなと、思わなくはないですね。
で、この映画ね、新作なので具体的なストーリー展開は、まあ伏せたいと思いますけれども、
ざっくり言うと、元革命グループというか、まあテロリストと言っていいんですかね、
法律に触れるようなことを色々やってました。
レオナルド・ディカブリオが、今はね、一応その世界から足を洗って、娘と二人暮らし。
で、娘にはそういった自分の過去を話してないと。
まあまあなんとか平和な生活を送ってるんですけれども、
ショーン・ペン演じるロック城警部というね、かなり強烈なキャラクターが、ある理由でその娘を追いかけていって、この二人を追い詰めていく。
なので、二人は逃げまくるというのが非常にざっくりとしたあらすじなんですが、
まあ本作ですね、主人公はレオナルド・ディカブリオを演じる元革命家なんですけれども、
実質的にストーリーを動かしているのは、ショーン・ペンと言っていいと思いますね。
かなりね、強烈なキャラクターで、これ言ってしまうと生目のターミネーターですよ。
いや本当に、普通の人間ならこれあかんだろうということをね、乗り越えたりする本当にターミネーター的なキャラクターで、
歩き方もね、人間っぽくないというか、なんなら機械的な歩き方だし、
で、彼がね、その主人公の娘を追いかけるというのも、一応ある理由があるんですけれども、
まあその変質狂的なね、追っかけ方と言いますか。
いやこれはなかなかね、見物でしたね。
逃亡する、そのレオナルド・ディカプリオを助ける登場人物の一人で、ベネチオ・デルトロが出てくるんですけれども、
彼の出番はそんなに多くはないんですが、また存在感出しまくっていい味出してましたね。
なんて言うんでしょうね、この作品、中年親父たちが、それぞれ持ちネタというか、いい味を出しまくるという。
レオナルド・ディカプリオは、どちらかというと巻き込まれて、ひいひいわわ言いながら、それでも一生懸命娘を探しまくるというね、
決して立派な父親ではないけれども、本人的には頑張っていると。
ただまあ、元が元のキャラクターなんで、決して善人ではないと。
やってることは結構ひどいし、で今は正直、結構落ちぶれてね、酒に溺れてみたいなキャラクターで。
iMAX上映についての考察
いやーでもね、それぞれみんな味があっていいですね。
あとね、主人公の娘役を演じた、チェイス・インフィニティというね、女優の人。
初めてこの方見たんですが、どうやら映画は今回が初めての出演のようですね。
テレビドラマは過去出演歴があるんですけれども、彼女もね、かなりいい感じで、たぶん今後伸びていく可能性が非常にあろうかと思います。要チェックですね。
この作品ね、前編35ミリフィルムで撮影して、iMAXでの上映については、前編、iMAX価格、上下とか左右に黒帯がないフルサイズで上映と。
そしてね、一番完全な形としては、画面のアスペクト比1対1.43のiMAXで上映されるということなんですが、実はこれに対応できるiMAXシアターって日本では2箇所しかないんですね。東京と大阪に。
それ以外のiMAXシアターでは、通常の1対1.90。これでもね、普通の劇場のいわゆるスコープサイズとかビスタサイズに比べれば縦長にはなってるんですけどね。
ちなみに自分はiMAXレーザーの劇場で今日見ましたので、アスペクト比は1対1.90。黒帯なしですね。
実際のところですね、全編黒帯がないiMAX作品って実はそんなに多くなくて、例えばこの前見ましたヒックとドラゴンの実写版。
これもドラマパートは上下に黒みがあるスコープサイズで、バトルシーンとか空を飛ぶシーン、こういったところは1対1.90で上映されて、非常に迫力がある飛行シーンとかを展開してくれてたんですが。
それからこの前見ました最上映のアバター1作目。これは左右に少し若干の黒帯がある感じの、ほぼフルサイズに近い感じでしたけれども。
まあそんな感じでしたかね。さらに言えばですね、日本の映画でiMAXシアターで上映する作品ってたくさんあります。
最近で言えば鬼滅の刃とかチェンソーマンとか八番出口とかいろいろありますが、日本の映画でアニメであろうが実写であろうが、iMAXカメラできちんと撮られた作品って一本もないんですね。
あくまでいろんな形で撮影して上映時にiMAXシアターを使っているだけだという、言ってしまえばなんちゃってiMAXと。
ただそれでもスクリーンが大きくて音響がいいので普通のシネコンで見るよりははるかに迫力はありますけれども、本来のiMAXではない。
とはいえこのあたりにこだわるというのは正直ある程度の映画マニアだけで、一般の人は鬼滅の刃がiMAXで上映されるのはそっちに行こうかとかね。
チェンソーマン、やっぱりiMAXは良かったなみたいな感じだと思います。
それはそれでいいですし、実際自分も鬼滅の刃とかiMAXで見ましたけれども、黒帯があってもやっぱりすごかったですし。
あまりネクダグで言うと嫌な映画マニアオヤジになっちゃうので。
ただ、iMAX、iMAXってこうね、今映画会社もいろいろ言ってますけれども、今のところ本来の意味でのiMAXで制作された日本の映画は少なくとも存在してないということぐらいは頭の片隅に入れておいて損はないと思います。
iMAXの話ばっかりしましたけれども、この映画ね、前編iMAX価格で制作上映されてますけれども、特に後半のクライマックスシーン、ここはね、通常のスクリーンより上下に幅があるiMAXの画面というのを非常に活かしたレイアウト、動きをしてます。
見てもらったら一発でわかりますし、いまだかつてこういうシーンを、こういったカメラアングル、こういった動きで撮った映画とかにあっただろうかというふうにちょっと考えましたけれどもね、パッと思い出せないんですけれども、それぐらい非常にね、「おお!」といった感じのシーンがクライマックスで展開しますのでね、そのあたりをぜひ楽しんでいただければと思います。
上位時間がちょっと長いですし、あとね、iMAXで見ようとした場合、今いろんな作品でiMAXのスクリーン抑えられてるんで、自分が見たシネコンでもね、1日1回しかやってなかったんですけれども、一般のね、スクリーンで見ても全然いいと思いますので、非常にユニークな面白い映画でしたし、濃い親父たちのね、演技合戦をね、ぜひ楽しんでいただければと思います。
はい、そういったわけで今回は映画、ワンパトルアフターアナザー、こちらについてお話しさせていただきました。それではまた。