サマリー
新宿にある「帰還者たちの記憶ミュージアム」では、戦争に関する貴重な展示が行われており、帰還した兵隊やシベリアに送られた人々の歴史が紹介されています。この博物館は無料で音声ガイドも用意されており、教育的な価値が高い場所です。帰還者たちの記憶ミュージアムでは、日本兵とベトナムの独立に関する深い歴史が描かれています。多様な人々の物語を通じて、戦争と帰還の複雑さが探求されています。
帰還者たちの記憶ミュージアムの紹介
こんにちは、ninjinkunです。
ペリリュー、楽園のデルニカを見てきた話をしたんですけど、その帰りの足で、この映画の最後のクレジットに、
帰還者たちの記憶ミュージアムというミュージアムのクレジットが入っていて、名前に見覚えがあって、
前から行こうと思っていた、新宿の都庁のエリアにある博物館がありまして、
ここがね、戦争から、まあ、帰還者たちって言ってるんで、帰ってきた兵隊さんとか、あとは外地にいた人たちに主にフォーカスした博物館ということで、
前から行こうと思ったんですけど、ちょうどね、その映画を見た後に、そのクレジットが出て、しかも映画をですね、新宿バルトナインっていう新宿で見てましたんで、
これは歩いて行けばいいのではと思って、その足で、若干距離あるんですけど、あのー、とことこ歩いて、都庁の方まで行きまして、このミュージアムに行ってきました。
で、このね、まずね、これ住友ビルかな、新宿住友ビルってめちゃめちゃ立派なビルの中にあって、
1階にはね、クリスマスツリーがバーンってやってみんなで写真撮ってるみたいなところの上に、
30何階かに上がっていくと、そのビルの1室、1フロアの3分の1ぐらいがミュージアムになっていて、
その1階と上の落差に愕然とするんですけど、そこがですね、総務省委託の施設らしくて、なんで両性が運営しているのかな、
少なくとも完全な民間ではないという博物館になっていて、
機関者たちの教育ミュージアム、平和記念展示資料館って書いてあるから、多分平和記念展示資料館の方が正式名称なんでしょうね。
ここね、めちゃ良かったです。
戦争に興味がある方はぜひ訪れてほしいなと思いますね。
主に3エリアに分かれてまして、
兵隊のエリア、なので実際に戦地に行った兵隊たちについてのエリアと、
翼龍者ですね、シベリア翼龍という言葉とか聞いたことある人いると思いますが、
そういう戦地から帰ってこれなかった人たち、最後は機関者、実際に帰ってきた人たちというこの3エリアに分かれていて、
この3つは時系列にもなっていますので、これがまず非常に良いテーマの繰り広げ方だなと思いました。
ここは無料なんですよ。完全に無料。しかも音声ガイドも無料。すごいですよね。
相当充実な展示だったし、ドキュメンタリーもただで見れたし、こんな無料でいいのかと思いましたけど、
そういう意味でも新宿とか都庁のあたりで時間がある人は、ここ本当に潰そうと思うと2時間ぐらい潰せますけど、
さっと行って1時間ぐらいで見るのもいいと思いますし、気軽に入れる戦争展示としてはすごくいいなと思いましたね。
翼龍者の歴史
兵隊のエリアはよくあるような出生のあたりから、実際の戦地で使っていた道具とか、
どういう戦いがあったとか、日本軍がだんだんどういう風に追い詰められていったかとか、
そういう歴史がかなり整理されて展示されていまして、年表とかもすごくよくできていたし、
特に前知識なしで見に行ってもすごく頭に入ってくるように作られていて、
おそらく子供の平和教育に使われたりしていると思うんですけど、
そういう第二次大戦の歴史の整理という意味でもすごくよくできているミュージアムになっています。
ここの結構大きな博覧会がフィーチャーされているところが、次の翼龍者のゾーンで、
翼龍者というのは最後にソ連が満州の方に参戦してきて、
モンゴルとか満州ですかね、そっちに残された人たちが日本が降伏した後に捕虜になって、
そのままソ連に強制的に労働力として使われると、
しかも何年も翼龍されて、そこでかなり命を落とした人もいるという歴史があるんですけど、
ソ連は第二次大戦では相当人が亡くなっていて、2000万人以上亡くなっている凄まじい数ですよね。
なのでここで捕らえた捕虜たちを労働力として元々こじ使おうという算段があったようで、
そのせいでとても気の毒な翼龍された人たちは何年も帰れなくなってしまったと。
ここにはまずラーデリっていう翼龍者の人たちが暮らしていた集落ですよね。
掘ったて小屋があって周りが部屋で囲まれていて、ここで毎朝整列させられて、
鉄道建設とか炭鉱とかそういう危険な労働に駆り出されると、そういう集落があったんですけど、
これのミニチュア模型と、さらにその宿舎の中での生活、
みんながパンを切る人を見つめている電寸大の人が再現された模型っていうのがあって、
この黒パンっていう非常に硬いパンとカーシャっていうめちゃめちゃ薄いお粥が毎日の唯一の食事だったらしくて、
これをまず均等に切り分けるっていうのが非常に重要な任務であり、
ここを見せるとめちゃめちゃ怒られるということがあったらしくて、
みんながその切る人を見つめている、そして切る人の腕がモーダーで動くという非常に凝った模型がありまして、これが展示されております。
ラージェリについては、ラージェリより愛を込めてっていう映画がありまして、
二宮和成さん主演なんですけど、私はこれを見たことがありまして、
正直映画のストーリーにはあんまり賛同していないんですけど、
ラージェリっていう状況をちゃんとセットを作って再現しているっていうのは非常に良いなと思いまして、
このおかげで多少リアリティを持って見れるんですけど、
それで知っていたのもあって、これがラージェリかと思って模型を見て、
あとはですね、みんながその有給者たちが作ったスプーンの展示だって、これが結構な迫力でして、
お粥をそこまでかき出すためにみんなスプーンを自分たちで自作して、
いろんな木を削って作ったものからアルミを加工して作ったものまで様々なスプーンがずらっと並んでて、
生き残った人たちはこれを持って帰ったみたいですね、やっぱり愛着があったようで。
なので実際に帰ってきた人たちがそこに寄贈した、その博物館に寄贈したスプーンがずらっと並べられてて、
本当に手作業で作られてますんで、これ個性がいろいろ出てるんですけど、
結構本物の迫力っていうのがあって、ここは見応えがあると思います。
音声解説もここは充実してますね。
っていう浴流者のゾーンがあります。
帰還者たちの苦難
自分は父方の祖父がどうもシベリアに陸流されてたらしいんですけど、
あんまり詳細を精々聞けなかったんで、あまりわからず自慢になってますけど、
祖父が毎年ね、正月になると親戚一同で餃子を作るっていう習慣があったんですが、
これはどうも向こうで中国の人から教えてもらったらしいということだけ覚えてるんですが、
なのでどうも浴流者であったようです。
なのでそれもあって、ちょっとね一言ではないというか、自分との実続きの話として見てるところもあります。
あんまり知らないんで語れることないんですけど。
そこが浴流者ゾーンで、最後が帰還者ゾーンで、いよいよ引き上げてこれるとなって、
いろんな引き上げ船みたいなのがいっぱい出るんですけど、日本にはもう船がほとんどないんで、
最初はちょっとしか船が出せないけど、だんだんアメリカとかからガンガン船を借りて、
いろんな港から帰還船が出せるようになったと。
この時もまず兵士が優先されて、現地にいた人は向こうに留まれっていうめちゃくちゃな指令が出てたらしくて、
ちゃんともう戦後なんですよ。
だけど政府の方針としては、民間人はその地に留まれということになって、なかなか民間の人は帰れなかったみたいです。
実際に、特に満州とかそっちの方に行ってたとか中国の大陸の方とかにビジネスをしに行ったり、農地を作りに行ったりしてた、
そういう、当時は向こうが日本だったり、さらに侵略をして植民地を広げるとしてたので、
その開拓民として行った人たちは相当な人数がいたんですけど、
帰れなかった人も、当初帰れなかった人も相当いたということで、なかなかひどい話だなと思いましたし、
そいつたちは兵士でもないんで、恩恵も出ないし、相当な苦渋というか、辛い目に遭ったという話も書かれておりました。
帰還者の物語
現地で、向こうで結婚して現地の人と奥さんにもらった人とか、向こうで子供ができた人とかが、最初は民間人を載せられないんで、
例えばその人が軍属であった場合は、その人だけが帰還して家族は現地に置き去りとか、それでもう二度と会えなかったとか、
そういう話もあったらしく、だいぶ荒っぽいというか、そこで引き裂かれたってことがいっぱいあったんだなというのがわかるという感じです。
昔、大地の子っていうNHKのドラマを結構熱心に見ていた時があって、私は小学生だったんですけど、あまりにもそれがすごい話だったんで、
初めて9時以降まで夜更かしが許されたタイミングだったんですけど、親も相当それに見入って見ていたんで、
こういう素晴らしい作品は夜更かししてでも見るのも良かろうということで見せてくれたんですけど、
あれを見て、それは中国残留工事の話だったんですけど、そういう記憶もありましたんで、
実際この機関が残留工事を生み出した原因にもなったんだよなっていうのを見て、結構いろんなことが接続されていった感じがありましたね。
機関船の模型とかもありました。というのがあって、主に展示はそんな感じで、私はなんだかんだ2時間くらいいましたかね。
最後にシアタールームがついてて、ここでベトナムで終戦を迎えて、ベトナムで終戦を迎えた兵隊の子孫のお子さんが、
父が向こうで何をしたか知りたいというのでそのルーツをたどっていくという話があって、これが40分くらいのドキュメンタリーでめっちゃ面白くて見ちゃったんですけど全部。
ここでその人のお父さんはベトナムで終戦になるんですけど、どうなったかというと、機関船もあるんですけど、
ほうち民を中心としたベトナム政府がフランスとかイギリスの支配から独立をしようとするんですけど、
日本が撤退した後でフランスとかがもう一回戻って来るとすると、そこと抵抗するために戦いが始まるんですけど、
彼らはまだ普通に民間の出身なんで全然軍事経験もないから戦いがちゃんとできないというところで、
ベトナムに残っていた日本の敗残兵に助けを求め、日本の兵隊たちももともと大東亜協和圏みたいなものを信じているんで、
欧米に対抗してアジアを解放するっていうことを真面目に信じてたんでしょうね。
なんで電池の人に助けを求められて、それに身を投じていくっていう人たちは結構いらしく、
ベトナムの独立に日本兵が手を貸すっていう事実があったらしく、
そこにドキュメンタリーの主役の方のお父さんも身を投じてたと。
無事に生きて帰って日本に戻ってきた家族を持つんですけど、
そういう歴史があったっていうのも初めて知ったんで、
本来は武装解除しなくちゃいけない立場の人たちですけど、
実際はまだ海外で軍事行動を続けてたっていう。
でもそれが今のベトナムの独立につながっているっていうのは、
なかなか鈴木な運命というか、興味深い話だなと思って、
そのドキュメンタリーはすごく面白く見ましたね。
ミュージアムの訪問
そういった人たちも出てきて、
いろんな人たちが一口に戦争とか終戦といっても、
残った人もいるし、帰った人もいるし、いろんなつながりがあって、
それたちと取材をして、
今のベトナムの独立につながっているんですけど、
そういった人たちも出てきて、
今のベトナムの独立につながっているんですけど、
そういった人たちと取材を通してつながっていくと、
結構みんな温かく受け入れてくれたりして、
日本とベトナムの友好みたいな話もなっていて、
それはなかなかよくできたドキュメンタリーでした。
面白かったです。
めっちゃ喋ってしまったな。
という感じで、機関車たちのミュージアムに行ってきました。
ここは一応、ペリリュー、楽園のデルニカの映画ともコラボしていて、
最後にペリリューコーナーもあって、
ちょっとしたコーナーですけど、
まさにどちらにも戦争に興味がある人が、
ここにミュージアムに来たきっかけにして、
ペリリューを見に行ってもいいし、
逆にペリリューを見に行った人はこっちに来てもいい、
多分そういう流れを作ろうとしてコラボしているっぽいですけど、
まさにそこに乗っかって見に行った立ちはあったので、
ペリリューもあるやんと思って嬉しくなりましたね。
という感じで、東京は新宿都庁前にある三井ビルの中にある、
非常に立派なビルですけど、
その中にひっそりとある機関車たちのミュージアムに行ってまいりました。
ここは本当に戦争に興味がある人はお勧めだと思います。
機関車たちの恐怖ミュージアム、平和記念展示資料館ですね。
ありがとうございました。
16:25
コメント
スクロール

