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2025-09-10 29:20

【実践者に聴く】お金に泣いた原体験から、シングルマザーや難民に居場所を――Robo Co-opが描く新しい学びの形【ゲスト:一般社団法人Robo Co-op 代表・金辰泰】[#060]

【実践者に聴く】

リスキリングやキャリアづくりの実践家をお招きし、社会人の学びのコツなどについて幅広く聴いていきます。


<今回の内容>

  • Robo Co-opってなに?
  • Robo Co-opがリスキリングに繋がるのはなぜ?
  • Robo Co-opができたキッカケ
  • 居場所を無くした人たちに救いの手を


<出演>

桜井陽(NIKKEIリスキリング編集長)

金辰泰(一般社団法人Robo Co-op 代表)


<国際認定されたAI入門コースの無料受講はこちら>

https://google-ai-scholarship-ja.roboco-op.org/


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サマリー

一般社団法人Robo Co-opの金辰泰氏は、リスキリングを通じてシングルマザーや難民に新しい学びの機会を提供する取り組みを紹介しています。彼の教育機会の欠如という原体験は、より多くの人に働く場を提供するコミュニティの形成を促しました。金辰泰氏は、経済的な背景からシングルマザーや難民のための居場所作りに取り組む様子を語ります。彼の経験は、難民としての艱難辛苦を経た上で、包括的な社会の構築に寄与しており、教育と労働の重要性を強調しています。金辰泰氏は、シングルマザーや難民支援のための新しい学びの形を模索しており、彼の原体験を通じて社会課題解決に向けた実践的な取り組みが紹介されています。

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聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは、NIKKEIリスキリングMCの桜井洋です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、リスキリングやキャリア作りの実践家をゲストにお招きし、
社会人の学びのコツなどについて幅広く聞いていく【実践者に聴く】シリーズです。
Robo Co-opの取り組み
ゲストに、難民やシングルマザーのスキル習得機会の拡大に取り組む一般社団法人
Robo Co-op代表の金辰泰さんをお迎えしました。
前編の今回は、金さんの現体験と、なぜ監査法人のM&A部門のエースだった金さんが
社会起業家を志したのか、そのあたりを聞いています。
では本編、どうぞ。
今回のゲストは、一般社団法人Robo Co-op代表の金辰泰さんです。
金さん、よろしくお願いします。
ロボコープ、コープ?
金さん、コープ、ロボコップじゃないです。
コップじゃないですね。
金さん、言うために。
言うために?
金さん、言うために。
ロボコップではなく。
金さん、通じる世代と通じない世代があるんですけど。
バッチリ接します。
金さん、ありがとうございます。
どんなことを?
今日のお話ですけど、前半後半にわたってお話を伺っていきたいなと思ってるんですけども、
前半では、このロボコープって一体なんだっていうところを簡単にお話ししていただいて、
なぜここにつながっていったのか、金さんのいろんな現代圏とか、
お仕事、キャリア感とかいろいろあると思うんですけども、
なぜここにつながっていったのかっていうところをお話をしていただきたいなと思っております。
ロボコープ、どんなものかっていうのを視聴者の方に簡単にご説明いただけますでしょうか。
ありがとうございます。
このロボコープは、実はだとロボコップにみなさん見られるんですけれども、
コープなんで、
政教コープではないんですけれども、
労働者共同組合の一種みたいな説明があるんですけれども、
何かというと、働くメンバーの人たちが中心となって、
どんどんお互い一緒に学び合ったり、稼ぎ合ったり、
そういったコミュニティを広め合っていこうという、そんな意味合いが込められたりとかしていて、
これはコロナの真っ只中の2021年に立ち上げたんですけれども、
やっぱりすごくリスキリングが大事な背景もあったというかですね。
実はその給料金を使ってシングルマザーの方からパイロットをしてみてとかやったんですけれども、
オンラインのコミュニティで、5人1組でメンバーが新しいデジタルスキルを学び合ったり、
教え合ったり、あとはリモートワークをしてですね。
そうしたらやっぱりシングルマザーとか難民の方々が対象なんですけれども、
子育てと両立してから、柔軟な働き方で、
埋もれてしまってももったいない人材が輝きやすくというところですとか、
また難民の背景を持っている方であれば、別に日本にいなくても、
どこでも繋がれてお仕事ができてですとか。
卒業生、みんなでこのロボコープを経営していくという感じで、
みんなと運営会議、経営会議を本当に毎週回したりですとか、
人事もPR、経営業とかそういったところをみんなでAI使いながら回したりしているんですけれども、
その中でもより実務経験がついたりですとか、経営マインドもついていったりですとか、
そういったコミュニティをどんどん広げていくというのをロボコープ、
意味合いとしては、AIが人の仕事を奪うみたいなことも叫ばれているんですけれども、
逆に今求められているのは、人間が改めていかに機械とうまく折り合いをつけていくかですとか、
人間と改めてその上で向き合っていくかというところだと思っていますので、
うまく人と機械が共同していくみたいな、そういうのを広げようというところでロボコープを始めました。
もうたくさんワードがあって、シングルマザー、難民、機械との共同ってたくさんあるじゃないですか。
おいおい中身に入っていこうかとは思うんですけど、これはキク日経リスキリングというボトキャストなんで、
リスキリングの文脈で、僕このお話すごく面白いなと思っているんです。
ちょっと頭出しだけしましょうか。
なんでこの話が、このロボコープの取り組みがリスキリングの話題につながっていくのかというところ。
そうですね、そういった意味だと本当にみんなで学び合って、今やっぱり話題の生成AIですとか、
そういったものをITバックグラウンドがない人も学び始めたりですとか、
プラスアルファマーケットのニーズが高いですね、AIエージェントを作るとかそういうのも教え合ったりですとか、
卒業してリモートワーク始めるんですけれども、障害学習なんですよね。
結局現場出てもわからないことを調べてから、自分で乗り越えないといけないというかですね。
なので、みんなで継続学習をするために担当スキルとかを作って決めてですね、
こういう感じでキャリアパスを形成していこうですとか、
その中で案件以外のところでも毎週学び合うためのワクワク会とかしたりしてるんですけれども、
ずっとやっぱりリスキリングし続けるというかですね。
そういうところがたぶん、このニッケリックスキリングさんとのつながりという意味だとあるのかなと思います。
一般社団法人ロボコープという、まだ聞き慣れない方もいらっしゃるかと思いますけれども、
実はここで繰り広げられているリスキリングにまつわるいろんなことが、
いろんな方のヒントになるんじゃないかなと思っております。
キムさんはなぜここにたどり着いたかですよ。
シングルマザーとか難民とか、ここ、距離がまだあってですね。
ありますね。
ここちょっと埋めていきましょうか。
どんな思いで、どんな原体験でここに至ったのかというところをお話いただきたいんですけど、
どのあたりから遡ればいいですか。
金辰泰の原体験
そうですね。原体験でいうと、やっぱり自分もそういった身の上の方の思いがわかるというかですね。
私がそもそも、キムなんですけれども、在日朝鮮人3世として日本で生まれてきてですね。
やっぱりいろいろと教育機会ですとか、あとは生活していく上で、
例えば何よりも原体験としてあるのは、自分が在日の学校に通ってたんですけれども、
端的に言うと中学2年生の時に倒産してしまってですね。
結局学校が立ち行かなくなったので、そこでの教育というところが続けられなくなったというところがあったりしてですね。
結局そこが原体験なんですけど、なぜそれが起きてしまったかというと、
3世なんですけど、2世の親御さんたちが結局朝鮮人ですって言ってから、
今でこそSDGsでディーセントワークという言葉があるんですけれども、
そういったものにありつけづらいというかですね。
ダイバーシティ、エクイティ、アンドインクルージョンという言葉も今なら当たり前なんですけれども、
もう20年も前にはなかなかそんな言葉は普及していなくてですね。
子どもたちがちゃんとおまま食べられるように国籍を変えるみたいなところが相次いでですね。
学生経て、学業収入経て、学校の倒産が相次いでというかですね。
コミュニティの本当に中心が学校だったんですよ。
そうですね、中学。
運動会でキムチ食べてみたいな、そういったところがあったんですけども、
学校がなくなっていっちゃったので、どんどんコミュニティ自体も崩壊していっちゃってですね。
なので、それがすごいお金に泣いた経験でもありますし、
逆にお金は裏切らないんだなというかですね。
そういったところが実は本当にロボコープには県体験として反映されていて、
これは単なるZoomとかスラックとか使った単なるオンラインコミュニティというだけではなくて、
誰かにとってはかけがえのない学び屋でしたり、
あとは誰かにとっては新しく働くためのオフィスでしたり、
あとはもう新しい居場所としてこういったコミュニティインクルーシブなやつを広げていければというところ。
いろいろあったりもするんですけど、県体験とロボコープをつなげるとそんな感じでつながっていてですね。
コミュニティであり、お金のお話もされましたけども、
ちゃんと難民やシングルマザーという経済的に厳しい環境、困窮するような状況の人であっても、
コミュニティの重要性
お金を稼げるようなコミュニティを作りたい、そういうことですか?
中学の話じゃないですか。まだありますもんね。
ちょっと先に。20年くらい飛ばした。
中学で、ロボコープができたのが2021年とおっしゃるんでしょうね。4年前ですもんね。
だからまだ高校、大学、そして働くってそのあたりがありますけど、ポイントのところ。
中学2年生の時にそんな体験があったんですけれども、どうしたらいいんだろうというのは結構すごい悩んでですね。
悩みが大きいのが、自分は誰なんだろうっていうアイデンティティクライシスがあったりですとか、
本当に社会に必要とされているのかとか、そういうのがすごい悩んでというのが尽きなかったですし。
逆にお金で解決できるのであれば、それじゃあビジネスを学ぶのがいいんだろうなっていうところに思い立ってですね。
家族とも相談した上で、なので実はアメリカの大学で会計を学ぼうみたいなところに行ってですね。
それはちょっと父のおすすめだったんですけど。
中学1年生の時に初めて膝ついてお願いした夢はギタリストだったんですけど。
一緒だ。
本当ですか?
この話も一旦飲み込みましょうか。
ただ食い気味にその時は考え直すっていうわけです。
一緒だ。
っていうのがあったんですけれども、現体験の後にいろいろ悩んで、
経営を学ぶ決意
そういう相談をしたら、経営を学ぶには会計だろうっていうのをですね。
すごい気持ちよく背中をその時は押していただいてですね。
もちろん我が子の未来というのを考えたら、そういったところは多分あるんだと思うんですけども。
でも確かにビジネスを学びたくてというか、
なのでアメリカの大学と実は日本の大学2つで、2つを4年間で卒業できるというプログラムを見つけたりとかしてですね。
それを応募しては、アメリカで会計を学んでですとか、日本で経営学を学んでですとか、そういうのを行ったんですけども。
その時もちょっとまたいろいろひともんちゃくあったりしてですね。
せっかく大学に打って勝ったんですけれども、朝鮮籍のままだとなかなかこれちょっといけそうにないみたいな話があったりしてですね。
国籍が国籍なので、なかなか入国自体が難しいんじゃないかみたいな話があったりしてですね。
なので結局大学上がる時に、実は家族会議をしていてですね。
親に実は裏でそういうプログラムを受けてたんですよ。
裏でアメリカも行けるみたいなやつ。実は受けてて、受かってましたみたいな。
親御さんに言わずに。
そうなんです。というのがあって。
行典ではあるんですけれども、なんとか理解してくれてですね。
父親が言い出したもんですから、慶応学べって。
目いっぱい頑張ってですね。よかったわけなんですけども。
それはすごい理解もしてくれて。
ただその時はもう京都のおばあちゃんのところまでですね。
家族会議上進が上がってですね。国籍変えてもいいですかってそういうのが上がったりしまして。
もう賛成だから外を見てくださいっていうのをおばあちゃんも言ってくれてですね。
その時に韓国籍に変えてからアメリカの大学にも旅立ったりしたわけなんですけれども。
でもそのインクルージョンとかありのままにみたいなところをロボコープで言ってるわけなんですけれども。
そういった観点だとやっぱりなんで自分が国籍を変えないと、そういった機会にありつくことができなかったのか。
とかいうのはやっぱり今もその難民の背景を持っている方々と一緒にする中でもすごくなんか共感するような話が多かったりしてですね。
でもだからこそ今のロボコープにつながるのはまあありのままで入れるようにというかですね。
難民とシングルまでちょっと似てるなと思うのがですね。
そのやっぱりこう、その居場所に入れられなくなったというところだと思っていてですね。
それは本国かご家庭かという話は違いはあるんですけれども、その起きることはすごく似ていてですね。
要は結局お金がなくなって機会もなくなって生きる気力もどんどんもう孤立していってですね。
なかなかその助けの声を上げないといけない人ほど上げるのが難しい状況になったりしてですね。
そういった意味だと日本はやっぱりそのなかなかその人的資本みたいな言葉が叫ばれるんですけれども、
なかなか女性とか外国人だと働きづらいみたいなそういったところもあったりしてですね。
なので誰もがありのままに輝けるようにというのをちょっとモットーにしているんですけれども、
そういった身分や境遇とか関係なく、みんながちゃんとスキルを持って社会にちゃんと価値を出して貢献して、
そういった中で支え合ってから、そうやって居心地のいいコミュニティを広げていこうみたいな、
そういったところにもつながっていたりはします。
金野さんまさに今、社会起業家としての顔を見せていただいているなと思うんです。
資本主義の現実
一方で大学を卒業してから、実は資本主義ワールドでバリバリと実はそこを乗り切って来られてからの今じゃないですか。
そこが大きいなと思って、中学の時の、お金ってすごく大事だと、お金はもう人を助けることができるっていう、
それってすごく尊い感覚だと思って、そこに一旦飛び込んでいるじゃないですか。
はい。
ここの話もぜひ伺いたくて。
そこはですね、やっぱり学校が倒産しちゃったので、逆にお金さえ足りていたらコミュニティは続いたんだろうなという意味だと、
まあやっぱり経営を勉強しないとっていうところで、さっきの通りアメリカに行ってですね、会計を専攻しては、一応米国公認会計士の資格も合格してですね。
で、ビッグフォーはカンサホージュのテロイト・トーマツのコンサルの方に入ってですね、経営を学ぶべくM&Aをやりまくって。
M&A。
今の聞いたら資本主義界のワシぐらいだよな。
誰もがありのままにっていう世界と、M&Aでも買収しまくった。これですよ。これがキムさんのなんか。
ギャップですかね。
ギャップ萌え。
ギャップ萌え、そういったものがいると。
でもなんかそれは、そこまでしないと、やっぱりなかなか世知辛い世の中なんで、守りたいものも守れないんじゃないかなっていうのは、現体験からの反動としてきてるような気はしていてですね。
あと、私が2013年新卒で入ったんですけれども、本当にその時が社会給与家霊命期だったっていうところもあってですね。
まさにグラミン銀行のモハムロニウムスさんがノーベル平和賞を取って。
2013、その辺りですか。
その辺りに、マイクロファイナンスで途上国の、あれこそ女性の方々にお金を貸しては、自己投資して経済的事実を目指すっていうモデルが、そういったワードを取ったりですとか。
あとはそのテーブルフォーティーとか、小暮さんですね、金税からそういったところを立ち上げられたりですとか。
あとはその新手順さんとか在日の先輩で、やっぱりマイクロファイナンスの仕組みを使ってみたいなところが日本からも出てきてですね。
なので、スキルとフィールドをどんどん広げていくために、ちょっとコンサルっていうものを叩きたいなと思ったというかですね。
コンサルって結構いろんな部門あったりするんですけれども、一番激しくですね、いろいろ身につけられるところってどこなんだろうみたいな思いが結局、クロスボーダーのM&Aの部署に行ってですね。
日本の大企業がいろんなスタートアップを買収するですとか、事業再編で事業を売却するですとか、そういうのの上流のM&A戦略の策定からとか、事業ポートフォーリーの見直しの戦略から、
スキルの実行、スクリーニングしてアプローチしてから、デューデリジェンスしてバリエーションしてから、契約をやってから、その後その統合の計画作ってみたいなやつを一気通貫でやるみたいな、そんななかなか大ありがたいチームがあってですね。
ただそれをやるともう本当に、経理も財務も税務も法務も、交渉ですとか事業戦略とか、そういうのも含めてすごい足腰がついてですね。
っていうのは本当にありがたい経験だったなというか。
ちょっとそれに勤しみすぎて、みたいなところもあったりしたんですけど、初めてやったのが工場の売却支援のやつだったんですよ。
その時にいかに日経の子会社の工場の雇用を守りながら売却できるかみたいなやつだったんですけど、初めて社会に必要とされて気がしちゃってですね。
めちゃくちゃ楽しくてですね。やりがいがマックスでしたね。
気づいたらM-1でコンサル会社は取り急ぎの3年とか最初は思ってたんですけれども、5年ぐらいやっちゃってですね。
もうなんか刺激たっぷりで、学びも多いですし、っていう武者修行に明け暮れた時はあったりしてですね。
その時にさらに頑張りすぎちゃったんですけれども、ランク評価で一番最初0.02%トップタイルの最高評価を5年連続いただくことができたりしてですね。
文字通り見送りして、ビジネススキルを。
さっき工場を買収するという話あったじゃないですか。それもある意味工場っていうコミュニティを守るという側面もありますよね。
Robo Co-opのビジョン
そうだと思います。というかやっぱりその会社が果たしてる役割って本当に大きいと思うんですよね。
それ本当にロボコープやってると思うんですけれども、ロボコープは教育も就労も経営もみんなでやろうってやつなんですね。
先輩が後輩を教えるし、一緒にリモートワークをするし、みんなで経営もしたり新規事業を起業したりみたいな。
ワンストップですごい感じするんですけれども、実はどの会社もやってるんですよ。
そうなんです。
なのでやっぱりさっきの工場の例もしっかりですし、ロボコープの時もそうですけれども、やっぱりその会社が後期として果たせる役割ってすごいんだろうなというか。
それを実は最大限生かすために、その労働者共同組合の面白いところはですね、私が100%株式を有してるとかではなくてですね、
みんなが多かれ少なかれ出資をして、みんながビジネスオーナーとしてこのコミュニティを共有して経営の一票を持つっていうスタイルなんですよ。
高温度カンパニーのような感じですか?
まさしく誰か一人が所有するのではなくてみんなで共有するっていう。
ワーカーズコープっていうのはですね、そういったみんなで共有して雇用のために一致団結して、民主主義もして支え合っていこうみたいな。
そんなコンセプトがあったりしてですね。
ただでも、似てるっちゃ似てるじゃないですか。やってること自体は。教育・就労・経営みんなでっていう意味だと。
ただそういうちょっと角度を変えるだけで、やっぱりその会社という工期が担えるところっていうのを生かせるっていうのもすごく面白いなと思いますし。
そこは本当に、自分はもうほとんど全ての会社がコープになったらいいんじゃないかと思ったりしてるんですけれども。
なぜならやっぱりその資本主義で株式会社やってると、やっぱりその利益を出すために頑張らないといけないですとか。
人的資本がそのやっぱりなかなか擦り切れていったりするんですよね。
Robo Co-opの設立背景
人的資本はオンバラ化してないので、財務指標にいってないので、会計の仕組みがまだ追いついてないんですけれども。
バリアップするためにはリストラをしないんですよ。
そうしたらバリアップ、利益が出るじゃないですか。
ただしオンバラ化されている人的資本は擦り減るので、やっぱり中長期的に長続きしない。
みんながオーナーでみんなのスキルアップをどんどんみんなでやっていこうですとか、
こういうなかなか働きやすい柔軟な職場をみんなで守っていこうみたいな感じでちょっと角度を変えるだけで、
どんどんみんなでスキルアップしていけるみたいなところっていうのはすごい魅力だなと感じたりはしています。
非常に自然な形でリスキリングっていうのがそこでは実現しそうですよね。
資本主義ワールドどっぷりのところで、2013年の新卒に入った時から社会企業っていうのが念頭にあって、
いつかそれを実現しようって思っていたら5年経ったっていうことですか?
そうですね。社会企業界になりたくてっていうのも変わらずにして、
それを言ってしまったがゆえに就活落ちたところだったんですけど、
でも本当は方にも受け入れてくれてですね。
でも結局8年いましたね。
8年いて。
最後に3年はソーシャルインパクトオフィスっていうところに行って、
ビジネスの力で社会課題を解決する。
最後はそこに行ったんですね。
それでとうとう前半はロボコープができるまでと思っていたので、
そろそろできるところまで差し掛かってきましたが。
最後ソーシャルインパクトオフィスで、まさしくSDGsですとかESGとかCSVとかそういう言葉がすごい重視され始めた。
どうやって社内で抑圧させてから、単にコンサルティングだけじゃなくて、
デロイド自体もそういうところを推進していけるのかっていうオフィスが立ち上がってですね。
そこのリードをしたり、いろんな企業がNPOと連携をしてから、
どうやって社会価値と経済価値を一緒に作っていくのかですとか。
いろんなプロモの人はソーシャルビジネスの立ち上がりを支援してとかそういうのをやる中で、
やっぱり自分でもやりたいなというかですね。
やればやるほどもういてもたってもいられなくなってですね。
2021年、それこそ本当にコロナが大変だったりとか、
あとその時に無力感に包まれてですね。
そうやって予算を持ちながらかっこよく振りかぶってはいるんですけれども、
コロナでも何もできないなみたいな感じがあったりですとか。
あとあの頃にアフガン危機が起きてですね。
タリバン政権が復権してから、いろいろまたアフガン並みの方が出てみたいな、
そういう時があったんですけれども、そのニュースがすごい衝撃的でして、
日本政府の内当たりが迎えに行くんですけれども、
もう乗り切れないので翼にしがみついて、
何百メートル落ちてしまうみたいな、そういうのがあったりしてですね。
それはまさにいてもたってもいられないというかですね。
ただその時はワーカーズコープのハンディアというところに出会っていたりですとか、
パイロットも始めてたりはしたんですよ。
まずは最初の5人1組を作ってみたいなやつを勇士集めてですね。
アフガン難民の?
最初はだから日本でパイロットを始めたので、
日本のシングルマザーの背景を持つ方から始めてですとか、
県民用機に使って他のNPOと一緒に連携をしてやったりですとか、
そういった形で手法の実践みたいなところをやってみてですね。
これはもうさっさと始めたほうがいいなというかですね。
やればやるほどスピードとスケールというのにこだわりたくなってですね。
気づけばコロナの真ん中に脱サラ企業してました。
難民支援の取り組み
そんな感じ?
そんな感じです。
ここにすごくいい感じの時間帯的なところでたどり着いて、
後半楽しみですね。
ロボコープが生まれて、そしてどうなっていったのか、
そしてどこに向かうのかというのを後半に伺っていきたいと思います。
一旦前半はここまでなんですが、
ポッドキャストの詳細欄にメッセージフォームのリンクがありますので、
今日の番組の感想ですとか、
呼んでほしいゲストなどにメッセージをお待ちしております。
それでは後半でまたお会いいたしましょう。
お会いできた日経リスクリングMCの桜井洋と、
ロボコープのキムでした。
どうもありがとうございました。また後半。
29:20

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