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2023-10-23 38:14

#32 DENDOH 押田 大輝さん 新しく取締役を就任させる際に気をつけるべきこと

お便りは⁠⁠⁠⁠こちら⁠

今回は、ゲスト回ということで、起業家のおっしーこと押田 大輝さんを招いて、質問に答える回をやりました。今日のテーマは ・新しく取締役を就任させる際に気をつけるべきこと ・取締役への期待値の伝え方 ・株の譲渡タイミング/報酬の設定 ・取締役が負うリスク/D&O保険 です。


サマリー

押田さんは自分で会社を経営しており、その会社にシードアリーのフェーズで取締役として参加することについて相談しています。報酬や株の分配なども考慮して、取引関係を良好に保つためのアドバイスを求めています。会社の株主間契約や共同創業者のタイトルの重要性、株の譲渡方法や譲渡割合などについて話し合われています。また、オーナーシップのメンタリティやプロダクトへの自己の一部としての意識も重視されているようです。報酬は変えずに、シードフェンズの取締役理解や経営の中長期的な考え方、取締役スペースリスクやリスク保険、採用時の事前説明や株主への説明が重要であることが指摘されています。また、ラクスルのCFOの報酬や報酬設計、後から入った役員の事例を調査して、メッセージの重要性を指摘しています。また、株に関連する可能性のある話や株とエグジットについてのメッセージが伝えられました。

00:07
BOOTUP RADIO、エンジェル投資家の橋田一秀です。BOOTUP RADIOは、スタートアップを立ち上げる上での疑問や、企業に関するトピックを取り上げ、
SEED 企業家や企業家予備軍に役立つ情報をお届けする番組です。はい、ということで今日は月1回、準レギュラーのおっしーこと投資先のDENDOH 押田さんに出てもらっています。
こんにちは。こんにちは。はい、我らが橋田さんの投資先、株式会社DENDOHの押田、押しーです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ということで、押しー回、もうね、実は3回目ですよ。今日で。はい、3回目になります。あの見事、あの、準レギュラーの投資を得ておりまして、これ毎回言ってるんですけど、あのー、押しーが、このコーナーが始まったのは、押しーが、あのー、
このブートアップレディオで話してほしいネタを、なんか30個ぐらい挙げてくれて、これめちゃくちゃあるやんみたいになって、で、あの伊藤さんとね、喋ろうと思って、まぁいくつか取り上げて喋ったんですけど、もうこれ、押しーに直接聞いてもらった方が、なんかいい会話できるんじゃないかなと。まぁ押しーは、あの自分で事業、SEED 企業の会社を自分で経営しているので、やっぱりこう、なんて言うんですかね、あのー、肌感覚のある、あのー、手触り感のある、あのー、こう、こういうテーマとか会話できるなぁと思うので、
順レギュラー、あのー、オファーを、オファーをしておりまして、今月1でこのコーナーをやっております。
ということで、えー、最近の押しーさんどんな感じですか?
そうですね、はい、あのー、事業頑張ってますよ。最近あのー、なんて言うんですか、プロトタイプ版のリリースみたいな、データリリースみたいなのを行って、
来ましたね。
はい、あのー、すごいユーザーさんがTwitterでめちゃくちゃ投稿してくれてて、それが嬉しくて、それを見ながらニヤニヤするっていうのがまず最初の仕事のルーティンです。
最高ですね。朝、朝道でまずSNSを見て、自分のプロダクトを使われてるかなとか見ると。
すいません、ちょっとこれは、あのー、アピールしてほしいんですけど、なんていうアプリでどういうことができるんですか?
あ、はい、ありがとうございます。まず名前がMORSと言って、Twitterで、あ、Xか、ハッシュタグMORS、M-O-L-Z、小文字でM-O-L-Zで調べていただくと、
あの、いろんな可愛いちびキャラのアバターたちがわちゃわちゃしている動画、動画というか写真がいっぱい、Xで流れてくると思うんですけど、
あの、我々なんかのアプリだけで簡単に3Dのアバターを作って着せ替えてっていう、着せ替えアバターアプリみたいなのを作っていて、
大きな特徴としては、デフォルメの日本製のデザインというのもあるんですけれども、
メタバース用に出力できるという機能を搭載してまして、日本国内だったり、世界のいくつかの対応したサービスで、
そのアプリで作ったアバターを使うことができるというのが大きな特徴になってます。
なんか、アバター大好き勢にとっては非常に期待値の高いサービスとなっておりまして、
ぜひぜひ興味ある方は触ってみてください。
触ってSNSにツイートすると、オッシーがニヤニヤすると思いますんで。
そうですね。
よろしくお願いします。
公式のアカウントで必ず返信をするっていうのを決めているので、
嬉しい。
公式キャラクターに話しかけられるかもしれない。
やっぱこうね、特にほんと出たてのサービスの良いところですよね。
そうですね。全員に返信してるんで。
投稿してくれたら。
いいですね。それはぜひぜひ興味ある方は触ってみてください。
すみません、ものすごい余談なんですけど、
僕今週サンフランシスコに行って帰ってきたんですけど、
おー!そうだそうだ。
で、今ちょうどXツイッターって話してたじゃないですか。
で、まさにSFのサンフランシスコのツイッター社の目の前に止まってたんですよ。
おー!
X社の目の前。僕まだ言い慣れてないX社。
X社の目の前に止まっていて、
で、止まっているところからまさに見えるんですよ。
X社のオフィスがドーンと見えて。
しかも結構高い風呂は、僕25階に止まってたんで、
X社よりも高いところからX社を見下ろしてたんですね。
見下ろせるところに止まってた。
で、なんかすごいんですよ、やっぱ。
なんかね、これ調べたら、なんかXってロゴ出てないんですよ、今。
あ、そうなんですか。
X社のところに。そうそうそうそう。
で、調べたら、小さい看板みたいな、ツイッターって書いてある縦長の看板とかは、もうなくなったみたいなんだけど、
ビルの上のフロアの壁についている鳥のマークはまだ撤去されてなくて、取り付いてるんですよ、普通に。
で、もう一個は、これググってわかったんですけど、
X社の屋上にめっちゃ光る電飾で、Xってめちゃくちゃ光る、ピカピカ光る電飾の看板をつけたらしいんだけど、
近隣住民から寝れないっていう、眩しすぎて寝れないっていうクレームが入って3日で撤去されたらしいので、
僕はそれを見ることはできなかったんですけど。
なんかそれ見ました、ニュースで。
イーロンがやりそうなやつだと思って。
ネオンをつけたみたいな。
ピカピカやつ、僕も動画見たんですけど、こんなのついてたんかいみたいな。
それは寝れないわみたいな。
めっちゃ眩しいじゃんみたいな。
そうで、とっくになくなってました。
ということで、X社はまだ鳥のマークがついてるという感じでございまして。
名古屋市ですね。
屋上にチルできるところとかがあるんですけど、僕昼間は外に出かけてたんで、チルしてる人を誰も見なかった。
めちゃくちゃいい感じの屋上で仕事したりとか、ちょっと寝そべるソファーとか、後ろに倒れるチェアーみたいなのが1本いたったんですけど、誰もやってないっていう。
そんな感じで、すみません、スーパー余談でございました。
いいですね。
アメリカ行ってきたんで、それはまた別の回でお話ししようと思っております。
取締役を参画させる際の考慮点
ということで、今日のテーマをおっしーのほうから発表してください。お願いします。
はい。これはまだ結構ライトなもので、相談アイテムの見つけ方だったり、ミッションミュージョンバイルのタイミングだったり、オフィスの相談とかしてたんですけど、今日はちょっとニッチというか、若干ヘビーなのかな、ちょっとマニアックなものを質問させていただきたいなと思っております。
そして、ちょうど僕もこれに迷っているというか、どうしようかなと考えていることなので、ぜひ聞きたいなと思っています。
内容はですね、アリフェーズとかシードキー、立ち上げ機において、共同創業者っていうのがいると思うんですけど、共同創業者ではなく、僕一人創業した後に取締役を参画させるというか、採用させるにあたっての考慮点だったり、株の分配どうするとか、報酬ってどうやって決めようとか、双方にとって良い取引というか関係性を築きたいんで、双方にとって気をつけるべきことないかというのを質問したいです。
はい、ありがとうございます。
これもいいテーマですね。これはまさにオッシーがシードキーの会社を経営しているから出てくるテーマだと思っていて、すごい良いテーマだと思います。
ちなみにオッシーの会社ではどういうパターンなのかなっていうのは知りたくて、例えば、いろんなパターンがあると思うんですけど、創業後に取締役を参加させるっていうのはフェーズも色々だと思うし、今オッシーの場合はシードアリーのフェーズだし、
もっとシリーズA、B、C、もっと後なのかっていうのもあるし、取締役って前提がついてるんで、本当に経営の中核メンバーって言えると思うんですけど、取締役なのかそうじゃないのかとか、最初から取締役を与えていいのかとか、結構いろんな論点があるんですよね。
ちなみにオッシーの場合はどういうパターンなんですか?
フェーズはもちろんシードアリーなんですけど、僕の場合は、もうちょっと背景を話すと、僕は一人会社で始めた、まず社長なので、100%オンシップです。
何年やってますか?
今4期目とかですかね。
4期目。
もともとは、住宅開発の会社をやってた時期が3年ぐらいありまして、去年、資金調達をして、いわゆるスタートアップになったんですよね。
そのタイミングで、まある種、ピボットをしたので、その後に入ったメンバーなんですよね。
なので、共同創業というわけではないです。
あと、取締役を入れるって言っても、いきなり交渉して、ほぼまだ仕事したことなくてとか、昔仕事したことあって入れるとかではなく、今すでにもう1年以上ですかね、
うちで業務委託として、めちゃくちゃフルで働いてくれている方を、すでに活躍してるし、僕も期待値を持って接してたり、責任感をすごい裁量も与えてっていう風にやってるので、
業務委託じゃなくて、ちゃんと取締役として一緒に頑張っていこうっていう、ポジティブな気持ちで取締役にしたいなと思ってるんですけど、
それにあたって報酬の話もそうだし、株の分配とか、どこからどう出すのかとか、
共同創業者じゃないので、株主間契約とかとは別の何かを結んだりとか、そういった部分でいろいろ考えることが多すぎてっていうので、ちょっと相談したいなという感じです。
株の分配と報酬について
良いテーマですね。どこから話そうかな。今ちょっと最初に出たテーマとして株の分配とか報酬どうするかみたいな話で、株の分配とかっていうのはもちろん論点として、
まず株持って頑張ってほしいですっていうのは本当に、いわゆるストックオプションじゃなくて生株っていうことであれば、本当に会社の経営に一緒にやっていくっていうコミットメントを既にしてるというか、それを期待して渡すってことだと思うんですよね。
それを渡せばいいと思ってて、いろんなパターンがありますと。オシの会社資金調達もしてるし、そうするとバリエーションが高くなってしまっていて、個人で出資するってなるとめちゃくちゃお金かかるんじゃないかとか、そういうのもあったりするんで、出せる金額にも通常限度があるんで。
そんなに何千万とか出せなくて難しいっていうのが一般的だと思います。
一般的にどうするかで言うと、株の話で言うと、テクニカルにはちょっと譲渡すればいいんじゃねって思っていて、この辺は雑用税とか税金とか気をつけてねっていう話で、この辺ググったら出てくると思いますので。
それから気をつければ、税金の問題だけなんで、そこ気をつければクリアできるとは思いますね。
僕の持っている分を分けるってことですね。
っていうのが一番一般的だと思います。特に、ベンチャーキャピタルから調達してる分っていうのは優先株式でしたっけ?
普通株、みなし優先。
普通株か。じゃあ、社長が持っている普通株をちょっと分けてあげるっていうのが、多分いい方法だと思います。
で、他の方法で例えば、本当になんか、出資してもらうとか、誰からの分を譲渡するとか出資してもらうってパターンもあるんですけど、なかなかそれは出資するっていうのはやっぱ金額がすごい高くなっちゃうので、あんまり微妙かなとは思う。
社長の普通株を譲渡してあげるのはいいんじゃないですかね。
それが一番いいですね。バリエーションも上がっちゃうと、買えないと思いますね。
基本的にはやっぱ買いに行く人は。
あとはどれくらい譲渡するかみたいな話に尽きると思っていて、何パーぐらい持ってほしいか。
外部可能性が入って少しダイレクションしてると思うので、それを踏まえて何パー持ってもらうかっていうところを決めるっていう話だと思います。
これ、最近このテーマ、何かのポッドキャストで聞いた気がするんですよ。
スタートFMで最近言ってたのか。
共同創業者だったら、例えば社長が70パーで共同創業者が10パー、15パーずつとか、例えばね、そういう比率にするとか、日本だと社長に寄せとくのがいいよねとかって。
これ、共同創業者の株の比率の一般論で言うと、社長に寄せといたほうがいいよねって話なんだけど、USに行くと結構違ってて、例えば4対3対3とか寄せるとかっていうのも全然普通にあるみたいな話ですけど、
これはいろんなパターンをランニングしてもらって決めるといいと思います。
しかも今回後から入るケースなんで、ちょっと渡してあげるがフェアだと思います。
このちょっとって何パーなのかっていう話になるんですよ。
そうですよね。
これ結構、別に正解はなくて、多分感覚で言うと数パーセントじゃないかなと思ってます。
そもそも会社としても4年目だし、っていうのが一つと、あととはいえピボッとして1年みたいなところなんで、今の事業を始めてからどれくらい貢献してて、それから未来に対する貢献の期待度みたいなので決めるべきだと思います。
これマジで正解がないので、別に何パーでもいいんですけど、おそらく、僕の感覚的にはそうですね、一桁パー前半ぐらいじゃないですかねとは思います。
なんか2、3パーとかかなとかは思ってて、もちろん相手に対する期待値とお互いの関係性、相手がそれで納得するかどうかっていうところもあるんで、
それでちゃんと社長から提示して、こう思ってます。例えば資本政策のシミュレーションとかしてあげて、だいたい上場までに50パーセントダイリューションしてこんな感じとかって。
今ほんとシード期なんで、ここから数回調達して、仮に分かりやすくどうしようかな。じゃあ4パーセント渡したとして、上場までにだんだんダイリューションしていくので2パーぐらいになってます。
自分たちはやっぱりユニコーン目指しますみたいな話であれば、1000億円目指しますっていうことであれば、そのうちの上がったときに2パーぐらいになるんじゃないのみたいな話ですね。
一方で、これ別にユニコーンになるとも限らないので、そういう期待値。自分たちとしてはユニコーンかわからないけど、このぐらいの上場するときの上がりを目指していますとか。
MAでもいいんですけど、このぐらいの期待値でやっていきたいので、そのうちの最終的に2パーぐらい持っててくれると、一定のキャピタルゲームもあるだろうし、会社の経営のうち、今時点で例えば分かんない、仮に4パーとかだとすると、もしの何分の1とかってなるわけだけど、そのぐらいのコミットメントでお願いしたいと思っているみたいなところを伝えるのがすごく重要で、
パーセンテージも大事だけど、それを一緒に伝えるときのメッセージングが実はそれ以上に大事で、こういう期待値でやってほしい、僕としてはこういうふうに思っているから、一緒にやっていこうぜ。株はこのぐらいでお願いしたいみたいなところなんじゃないですかね。
感覚的には10パーとかは上げ過ぎな気がしてて、共同創業ちょっと後から入ってきてて、今もちろん活躍してるとはいえ、それが逆にもっと超スーパーな人が入ってきて、ベテランでスーパーな人が入ってきてて、もう数字作りまくってるみたいな感じだったら話は別だけど、一桁パー前半ぐらいかなっていうのは感覚的には思いますね。
で、それに付随したメッセージ。メッセージがすごい大事です。
っていう感じですかね。
っていうのは多分、別にこういう情報って本当にまさにググって出てこない話だと思うんですよ、あんまり。だからやっぱりたくさんの人に聞いたほうがいいし、その中で自分で自分の意見を固めていくっていうことが必要だと思います。
って感じかな。
で、実際どうですか。どう活躍してるんでしたっけ、その方は。
いや、もうすごいですね。若いんですけど、まだめちゃくちゃ。とにかく若さゆえのアクション数とかもそうだし、僕よりもずっとオフィスいるんで。
もうすごいね。
本当に多分それ本人も、僕はその人知ってるんですけど、本人も自覚してると思うんで、僕もそういうアドバイスをしたかもしれないんですけど、要は若いっていう、言葉を選ばず言うと若いっていうだけが取り柄なので、そういう意味で言うと。逆に経験値が少ないわけじゃないですか。
とにかくアクション数増やすってすごくいいことだし、働く時間とにかく頑張るみたいなところはやっぱ大事だと思うんですよね。それでどんどん成長していく。
僕だったらそういうことを期待するし、あとはオーナーシップですね。自分が自分の会社、自分のサービス、自分たちのユーザーっていうオーナーシップのメンタリティを持ってやれてるかどうか。もしくはそれをもっと期待したいっていうところがすごく大事なんじゃないかなと思いますね。
自分ごとになってるかどうか。そしてもっと引き続きそこをより深めてほしいっていうところがすごく大事なんじゃないですかね。
カブを持って会社を経営するってそういうことですよね。
そうですね。ありがとうございます。ちょっとその辺りもちゃんと言語化して、理由も、さっき言ったビジョンとメッセージが大事だみたいなところは、しっかり言語化して伝えて、本人と話してっていう感じかなと。
本当にすごい期待してるし、一緒にIBSとかも絶対連れて行って、それもあるし、投資というか絶対期待してるので一緒に行ってっていうのもあるし、そこはしっかり思っていることを伝えようかなというのと、本人もカブがなくてもすごいオーナーシップというか、プロダクトに対してすごい自分ごと化してやってくれてるんですけど、よりそこをもっと持ってくれと。
オーナーシップのメンタリティと自分ごと化
そこはやっぱり違うと思うんで、持ってるのと思ってないかもしれない。カブ自体をね。というのでちょっと期待してます。
僕自身もその彼知ってますけど、僕は投資して1年半ぐらい見てて、やっぱり背中預けられてるなっていう感じはすごくしていて、おっしーが。
そうですね。
なんで、それはほんとにもう、ほぼほぼ共同創業者みたいなのに近いと思っていて。
ちなみにですけど、共同創業者っていうタイトルは別に、今みたいなフェーズで、4年目だけどピボットして1年みたいな感じだったら、つけるっていう選択肢はありかもしれません。
これはちょっと自分で決めてほしいんですけど、言葉通り本当にその瞬間に会社作った時にいるかっていうのが、本当に共同創業者という、言葉通り受け取るとそうなんだけど、でもピボットした時からずっと一緒にやってるとかだったら、別にそういうタイトルをつけるっていう選択肢はありだと思っています。
これね、日本だと全然意識されないけど、アメリカすごい大事で、共同創業者ってついてるかついてないかって実はすごい大事らしいです。
なるほど。コーファウンダーですね。
コーファウンダー。
これちょっと余談なんですが、先月かな。ハワイに旅行に行った時に飛行機の中でジェフ・ベゾスの映画見たんですよ。
ベゾスっていう。
これ日本でまだ見れないと思うんですよね。見れないんですけど調べたんですけど。
ジェフ・ベゾスの映画見て、創業の話なんですけど、ジェフ・ベゾスの創業の話で、ちょっと創業するんだけど、最初に入ってたエンジニア2人いるんですけど、その1人が共同創業者ってタイトルくれなくてブチ切れてるところとかがあるんですよ。
なるほど。
なんかそういうもんなのかなって感覚ですね。
タイトルがついてるかついてないかで別に株の持ち分とはあんまり関係ないんですけど、ただ共同創業者っていうのはそれだけ特にUSでは重宝されるとか重要に見られるタイトルらしいです。
日本だと全然そんなことあんまないんですけどね。
でも本当そうだと思うんで、本当に創業したときにいなくても、ほぼほぼ共同創業者であればそういうタイトルをつけるって選択肢は僕はありだと思います。それだけ相手に対して、ピボットしてから一緒にやってるよねとかだったら全然ありかなと思います。そこはちょっと考えて決めてください。
ありがとうございます。
株主間契約と共同創業者のタイトル
はい。あとは株主間契約とかは別に、創業株主間契約をよく共同創業者とは結べって話をしますが、これは別に共同創業者に限らず株主間契約は結ばないといけないと思うので、普通に株主間契約書っていうのを結んで株の扱いとかを決めるっていうのは一般的にやることなんでそれはやりましょうっていうのと、
あと何ですかね、何か注意点。税金だけ気をつけてください。上等する場合は税金だけ気をつけてください。
タイミングってどう思います?僕らの場合はスタートアップ、マイレストーンとしては次の資金調達を控えているので、それまでにはもうやっちゃったほうがいいのかなとか。
決めてるんだったらなるべく早くやったほうがいいんじゃないですか。別に資金調達のタイミング本当に関係なく、そう思ってコミットしてほしいのであれば早い方がいいですね。
早く交換したほうがいいですね。
っていうとこと、あと何やろうな。あとは何でしょうね。気をつけるべき点はそうですね。あと何かあったかな。契約と税金とタイトルどうするぐらいかな。
報酬も今もうすでに1年以上働いてくれているので、それの基準で大きく変えることなくそのままでいこうかなとは思ってます。ちょっと上げるかというか。
あとはね、シードフェンズであれば取締役っていうものをちゃんと理解したほうがいいので、例えばですけど、取締役って社員じゃないんですよみたいな話とか、意外と初めて会社やる人知らなかったりとかするし。
あとは経営なんで、スタートアップでいうと取締役ってついても当然実務むちゃくちゃやると思うんですけど、経営をするっていうことを中長期的に考えなきゃいけないよねとか、一緒に経営するんですよねっていうところ。
これ後からでいいんですけど、取締役ってつくとそれなりのリスクを背負うことになるんで、株主とかユーザーから訴えられたりとかあり得る話なんで、そういうリスクを背負うとか、取締役スペースリスクとかちゃんと検索してその内容を確認した上で、それをちゃんと認識した上で、
健在化する可能性は非常にシード期では低いですが、ちゃんと認識してください。シリーズAぐらいになったら保険に入ってください。
何だっけ、なんとか保険。ちょっと忘れました名前。取締役。あるんですよ。D&O保険。経営者向け保険っていうのがあって、要は会社がでかくなってくると会社役員としての業務の遂行に対して、例えば損害賠償請求とかされるっていうリスクがあるんで、
それは僕はシリーズBでラックするから上達したときに入りました。AかBぐらいでいいと思うんですけどね、ぐらいのタイミングでしっかり入っておくっていう感じですね。その辺は普通にググったら出てくるんで、取締役リスクとか保険とかって。
リスクと保険
その辺は意外とシードキーは別に、僕全然知らなかったんですけど、こういうリスクがあんだみたいな。会社でかくなってきて売り上げでかくなってきたり、取引先とかが早くなってくるとそういうリスクが起こるんで。一応そういうのあるよぐらいは認識しておいてください。
既存の株主に対してどう説明するんですかね。
そうですね。取締役増やすっていうのは、出資を受けている場合は必ず事前確認事項に入っているはずです。なのでこれは既存の株主に対しては誠意を持って説明をしてください。
基本の、あんまのって言われることないと思うんですけど、例えばこれで株式を30%渡したいですとかって社長が言ってたら、おいおいちょっとって僕が言うかもしれませんね。
なので、本人に説明するのと同時に株主にもその人を取締役する理由とか、株を何%渡すとか、どういう期待値をやってるかっていうのを説明して納得してもらう必要があると思います。
株主としては、それで会社のバリューが上がるんだったらいいんじゃないっていうのが基本的な意見になると思うんで、ちゃんと説明席にはあるんで、ちゃんと誠実に説明してください。
おだしょー ってとこっすかね。OCの場合はもう既に一緒に1年ぐらい、1年以上働いてるのでもういいんですけど、よくあるパターンとして、新しく採用する人を取締役にしたいですみたいなケースすごいあるんですけど、
本当にそれは他の人と一緒ですけど、テストワークしてから決めてください。やっぱ尽きるし。
例えば採用するときに、そういう期待値を伝えておくのはいいと思います。半年ぐらい一緒にやって、よかったら取締役になってほしいって思っている期待値ですっていうのを採用するときに伝えるとか。
ちなみに、ラクスルの永美さんが最初、ラクスルと契約したとき契約社員だったっていう話とかがよく、最近なんか出た記事で載ってましたね。これは有名な話なんですけど。
おだしょー そうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそう。
無事取締役になったわけですけど。永美さんもスタートアップに入るの初めてだったんで、あらかそういうもんかなと思って契約したっていうか。
あと背景、バックグラウンドには自分がやれる自信が当然あったと思うんですけど。
松本さんに契約社員ですいませんみたいな言われたみたいな感じだったらしいです。
極端だな。
そうそうそう。そうなんすよ。なんで、なんかそういう話があったりとかですね。
で、ライチはもう最初から共同創業の3人でしたっけ?
あ、そうですそうです。
カッキーさんと、あともう1人。
はい、ショウさんとカッキーさんと3人でやってて。共同創業ですね。
でもそういう意味で言うと、正確には会社始める前から、1年以上前から一緒にやってたし、ただ会社作った瞬間には僕しかいなくてみたいな。
会社作って登記したときは僕しかいなくて。で、2人ともいつ入ってくれんのみたいな感じで。
3ヶ月後に遠島役として登記しました。
っていう意味では、文字通り共同創業者というか、会社ができた瞬間にはいなかったけど、3ヶ月後には僕はなるべく早く入ってくれって言ってたんで、登記上は3ヶ月後にジョインしています。
別に登記は関係ないでしょ。共同創業者っていうのは会社法上の役職ではないので、別になんでもいいんですけど。
ありました。Nストックの記事に、これ何か3日くらい前の記事で、投資家たちはどう見る?ラクスの新CEO報酬設計は雇い経営者ではなく、代理の創業者を生み出すか。
っていう永美さんへのインタビューがありまして、宮田さんと小牧園さんがインタビューした記事が出ています。
その冒頭で、永美さんが、僕がラクスに入社したのは2014年なのですが、実は当時契約社員からスタートしていました。
一番最初に言ってるんですよ。これ読んでほしいですけど、皆さん面白いです。
松本さんがVCの方々にアドバイスを仰いだところ、まずは契約社員として入社してもらい、パフォーマンスを確認してから幹部として採用してはと言われたそうで、
これは後から聞いた話によると、VCの方々は冗談混じりで話してたみたいなんだけど、松本さんは真に受けてそうした。
永美さんは松本さんに入社3日後に契約社員にすいませんって言われたみたいな。
契約社員時代は経営企画部長をしてたんだけど、半年後に取締役CFOとなり、今年の8月から代表取締役CEOになりましたという流れで、この対談はスタートしています。
いいですね。
はい。なので、そうですね。
たぶんラクスルに、永美さんがラクスルに入ったのはシリーズAかそれよりちょい、シリーズAぐらいなのかな?株主そこそこ入ってたと思うんで、
っていうタイミングだったんで、しかもCFOみたいなポジションなんで、よくあるあるなんですよ。だからシリーズAとかBとかCぐらいのときにCFOを採用する。
CFOって全職でむちゃくちゃ報酬高いみたいなケースとかがよくあって、そういうときにCFOかっこプラス取締役みたいな期待値で採用したいけど、最初からそのタイトルを渡すべきではないみたいな話があって、報酬も高い。
だからオファーするときに、現金報酬いくらぐらいです?じゃ例えばわかんないけど、もともと仮にその人が全職で2000万もらってたとして、ただシリーズAとかBのスタートアップで2000万払うのってちょっと貸し払うの大変だと思うし、
株とかストックオプションでカバーしたいっていうところで、生株もしくはストックオプションを多めに出して、タイトルは半年とか1年やった後で、ワークしてれば取締役とかにしたいですみたいな感じでオファーをします。
そんな感じですね。ちなみにペラリチのCFOも、今年の4月から取締役になったりしてます。これは去年の1月に採用して、2022年の1月に採用して、最初からCFOですね。取締役に今年からなっています。みたいな感じですね。
という感じなんで、後からだとなかなか生株を渡すのは難しかったりもするんで、ストックオプションとかってなったり。
例えば永見さんで言うと、最近話題になっている社長にするときに、第2期ラクスルの創業者みたいな感じで、報酬制度をダイナミックに、上場企業ですけど、報酬設計をダイナミックに設計するとか。これが結構スタートアップ界隈では話題になっている。こんなのできるんだみたいなやつですね。
現金報酬よりも株式報酬のアップサイドがむちゃくちゃでかいみたいな。というのを、小場健さんとかも含めて、頑張って設計して、そういうふうになっているという感じですね。そんな感じがありつつも。
意外と聞いているところ何でもありというか、何でもありだから難しい説はありますけど。
そうですね。だからそういうのの情報をちゃんと集めるっていうことが大事だし、後から入るときにどうしたらいいんだっけみたいなのは、いろんな経営者の人に聞いてみるといいと思いますね。
オッシー、ほら、友達多いんで、ぜひ聞いてみてください。
聞いています。
あそこから入ったこの人をどうやって採用したのとか、報酬設計どうしてるのとか、取締役とかいつからつけましたとか、そういうのは、やっぱりいくつか事例をシミュレーター上で決めてほしいです。
確かに、今思うとそうですね、多分入っているシェアオフィスの先輩とかにもいそうですね。今の状態はスナップショットで見たらそうだけ役員だけど、後から入ったみたいなのは多分いると思うんで。
そうそうそうそう。
昔を知らないだけで聞いたらいいそうです。
ぜひぜひインタビューしてみてください。
ありがとうございます。クリアになりました。
意外とでもそんな何かやったことないから若干不安だったけど、意外とやることはそんなに少ないというか、クリアにすべきことは。
ただ、契約所を気をつけることはやっぱり弁護士に相談した方がいいですね。
さっきの税金周りは税理士さんかな?
税理士さんなんですけど、とりあえずサクッとググって見てみて、このケースの場合はこういう税金が発生するよみたいなのが多分、僕も昔読んだんですけど整理されているので、それを踏まえた上で税理士さんに相談するだと思います。
株式を譲渡したいんですけど、いくらぐらいの譲渡でこうです、税金どうなりましたっけみたいな。相談したいと思います。
承知です。ありがとうございます。
やることは決まりました。でもまずメッセージが大事なので。
メッセージ超大事。
これは僕にしかできないんで。
これ同じことを今後も何回もやると思うので、特に共同創業者とか生株渡すときめっちゃ重要なんですけど、Sを渡すときも僕は社員一人一人に、
どういう期待値で、ストックオプションとはっていうところからどういう期待値で、株に準ずるものなんで。
株とエグジットについてのメッセージ
株じゃないけど将来的に株に変わる可能性のあるものなのでっていう話とか、もちろん上場とかエグジットに向けてっていう話ももちろんするし、
ただ期待値は高く持ちすぎるとなんかすごいガッカリするときもあるから、でも僕たちとして株とかエグジットを渡したいっていうのは、
あなたに期待してるし、一緒に、SOだったら経営までいかないけど、会社の運命共同体の一部になってほしいっていうのはメッセージとして伝えるっていうのは、今後もどんどん出てくることなんで。
大事なことだと思います。
これ皆さんにお伝えしたい。
て感じです。
ありがとうございます。
ということで、今日はまじでテクニカルなテーマ。
会社もやったことがないと全くわからない。やってる人にむちゃくちゃ役に立たないようなんですけど。
これ聞いてるリスナーの方は、こういうことあるんだなぐらいに覚えといてもらって、大事なことはやっぱりあんまり表に出てこない情報なんで、やってる人に話を聞くというのがすごく重要です。
あとは本当に株主とか、他の会社どうしてますかねとかっていうのを、株主だったら、VCとかエンジェル株主だったらいっぱい事例知ってるはずなんで、絶対聞いたほうがいいですね。
これもあるよーってことだけ覚えてもらえると、いつか役に立ちます。
はい。
ということで、今日はこれくらいにしましょうか。
はい。ありがとうございました。
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もうすぐで200人くらいですので、ぜひリスナーの方はですね。
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ということで、お知り合いありがとうございました。
ありがとうございました。
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