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聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは、NIKKEIリスキリングの桜井洋です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、さまざまなジャンルのゲストから学びのヒントを探る異分野トークシリーズです。
前編に引き続き、ゲストに陸上4×400メートルリレーアテネ五輪4位入賞・伊藤友広さんをお迎えしました。
後編の今回は、伊藤さんが子どもの走り方指導に力を入れる理由、どうすれば足が速くなるのか、そしてアスリートの社会的な価値について語っていただきました。
このあたりをぜひお聞きください。
では、後半もよろしくお願いいたします。
お願いします。
はい、また曽我さんと一緒に聞いていきます。
はい、よろしくお願いします。
お願いします。
伊藤さん、前半は今やっていらっしゃるお仕事の中で、企業向けのお仕事、企業研修の話等々を中心に最後のほうに伺ってきましたけれども、他にお仕事としてはどんなことをされていますか?
今主に子ども向けの走り方教室みたいな授業を中心に展開しています。
具体的には、一番今ボリュームがあるのは、自治体の教育委員会さんと企業さんと連携させてもらって、子どもを集めてイベントをやるというところが一つ目です。
ここについては、自治体側からも予算をいただかず、参加者からも費用をいただかず、企業さん側からいただきまして、
その代わり、やれる範囲で企業側のマーケティング活動・営業活動の支援を現場含めトータルでさせていただく。
例えばチラシを任せていただいたり、サンプリングしていただいたり、アンケートを答えていただいて、そういった機会提供しているというような形でやっているのが一つです。
その他では子ども向けのかけっこスクールの事業ですね。
これが都内10拠点ぐらい持っておりまして、プラス中学生の部活が今地域移行・地域展開するというところで、
これは先生の働き方改革の文脈ですね。
そういうので指導が外部に出始めているんですけど、今そこを板橋区さんと大田区さんと連携させてもらいながら、今3拠点ぐらいで見させていただいています。
子どもとだいぶ関わっていらっしゃるんですね。
そうですね。
それはどんな思いからなんですか?
前半でお話ししたところとつながる部分もあるんですが、スポーツを通じて得られる体験だったり、マインドセットみたいなことは将来的にビジネスしていく上で非常に大事だなと思っていて、
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それが生きるなというふうに個人的には感じているので、そういったことを子どものうちからスポーツを通じていろんな体験をしてほしいというところを考えています。
具体的に言うと、足が速くなるみたいな体験って定量化されているので、イベントでも最初にタイムを測って、練習して最後に測るっていうようなことをやったりするんですけど、
そうすると短い時間の中でもいいやり方が起こって、自分が頑張ればそれが成果につながるんだ、やればできるんだっていう体験を提供できると。
それがきっかけで子どもが自ら考えて、自分で試行錯誤しながら頑張る、そんなスタンスを身につけてくれたらいいなと思っていて、
そういった世界観を広げたいっていう意味でやってます。
大人も一緒ですよね。
知事 試行錯誤、そっかそっか。ちなみにどれくらい速くなるものなんですか?
運動会、息子もそんなに足は遅くないですけど、運動会に向けて足の速くなる本とか読んだりして、
なんかいろいろやってましたけど、ありますよね。ちょっとでも速くなりたいっていうね。
どれくらい速くなるかというと、まず測定の方法として専用の光電管っていう正確にタイムをとれる機材を入れてるんで、ズルができない状態でやってるんですけど。
知事 昔はね、ストップウォッチあれだけで速くなるんじゃないかみたいなね。
速くなってないからタイムが良くなるかもしれない。
それらの正確に測るものでも、だいたい7、8割ぐらいがその場で速くなるという形なんですけど、
プログラムとしてはイベントでやるときには2時間程度ぐらいですね。
その中で比率はそれぐらいで、短縮幅でいうと50メートルをまず測るんですけど、
これはスポーツテストだったり、あらゆる基準で学校教育の中で50メートル層が使われるので、
そこは必要になりやすいので、50メートル層を測ると。
その中で、自分のタイムが何秒かにもよるんですけど、すごく縮める子は1秒ぐらい縮めたりしますね。
あともう一方で、速くならない子はあまりにも運動機会がなさすぎて、その時間で疲れちゃって、最後全力で走れないみたいな。
そういう子たちですね。
いろいろあるんですけど、平均値的にはだいたい0.34秒ぐらいですかね。
そうなんですか。
え、それすごい引き合いありそうですけどね。
そうですね。ただ、一方で子供すぐ忘れちゃうんで、元に戻りがちっていうことも言えるんですけど。
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もうちょっと具体的に知りたいんですけど、どうやるんですか?どうやると速くなるんですか?
これ話し始めると長くなっちゃう可能性あるんですけど、スピードってピッチかけるストライドで求められると。
なのでピッチというのは1秒間に足が何回転するかですね。
もう一方のストライドは一歩でどれぐらい進むか。
この掛け算でスピードが決まるので、シンプルな話、すごく高速で回転していて、かつ一歩でたくさん進んでいればスピード出てますよね。
だけどこれらって相反するんですよ。
当然速くしすぎると大きく進みづらくなりますし、一歩でボーンといっぱい進むんであればちょっとのんびりになりますしっていうところはあるんですけど、
子供のうちだとまずはピッチの方でいくと、そもそも速く動く神経が通っていないっていうケースがあるんで、速く動く練習をさせてあげると。
そうすると運動神経に速い刺激が加わるんで、だんだんとできるようになってくる。
これはちょっと短期的にはすぐならないんですけど、続けてやってねっていう側面ですね。
もう一方です。どちらかというと重要な方はストライドの方で、ストライドが伸びると足が速くなりやすいと言えるんですけど、
ここは地面から跳ね返る感覚がまず分かるかって感じですね。
例えば縄跳びみたいなその場で連続でジャンプする時って筋肉で跳んでいるっていうよりは、アキレス腱と筋を使ってるんですよね。
ビヨンビヨンビヨンってアキレス腱がうまく作用しているんですけど、
そのような状態でうまくアキレス腱が作用しているような状態を走りに持ち込めると、一歩あたりの歩幅が広がっていくということなんで、
トレーニングでは具体的にはジャンプの練習をいろいろします。
ケンケンとかスキップとか。
っていうのをやりながら速く動く練習をやりつつ、最後は動作を整えるみたいな。
走って体の前側で動かしたほうがいいですよとか。
ここら辺だよねっていうような練習をして、それを覚えてもらったりとか。
そういうのを大体2時間くらいの時間の中でトレーニングとして1時間くらいはやっていって、動作を変えていくという。
これ面白いですよ。
僕は今の今だと相当な人の見てきたんで大体分かるんですけど、
最初スプリントコーチみたいな人の見た時に全然違うわと思いましたね。
どっちかというと僕たちサッカーとか野球とかの人は、地面を蹴って後ろ側に土を蹴るみたいな雰囲気じゃないですか。
して前に進むみたいな。
だったんですけどそうじゃなくて、それだと後ろで力を使っちゃってるんで。
自分の重心の真下で力を使うので、階段をトントントンと走って登っていくみたいな感覚で。
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その場でそれをもまげてるだけじゃないみたいな雰囲気の感覚で、アキレス腱を使うみたいなことで。
疲労の部分とかも全然違うんですよね。
びっくりしました最初。
おっしゃる通りです。
完璧な言語化したよ。
ポッドキャストだからみんな見えないですけど、動き知りたい。
例えば今曽我さんがおっしゃってたとことジャンプのあたり繋げると、その場で連続でジャンプするときに、
生跳びジャンプみたいな状態でポンポンポンって跳べるのって、疲労感なく何回も跳べるし、
それで出力バーンって出せたら一番いいですよ。
足が速い人はこのジャンプの形になってるんですけど、
もう一方で足が遅い人は1回1回が垂直跳びみたいな状態になってる。
垂直跳びって1回沈み込むじゃないですか。
それで剣で跳んでるよりは筋肉で飛ぶじゃないですか。
これって1回あたりのパワーは単発は出ますけど、続けてやるのめっちゃ辛いじゃないですか。
でも疲れますし、継続性がないっていうことで、今曽我さんがおっしゃったような蹴るみたいなのはそれに当たるんですけど、
動作が2段階になってるみたいな。
足が速い人は一発で体の真下についてポーンと跳ね返るっていう。
カカトつかないんだみたいな。
今度これを聞いたら動画をどうするかってことを検討しないといけない。
ポッドキャストじゃないかっていうね。
ビデオキャストっていうジャンルもありますけど、
これは知りたいですね。子供たちはどういう風に変わってきますか?
例えば一番誰が見ても動作変わったなって思う練習があって、
これも完全にやり方なんですけど、例えばケンケンをやるんですけど、
その時にほとんどの子はつったったままの体勢で足でよいしょよいしょと進んでいくと。
なんですけど、もう一方では先ほど曽我さんからカカトつかないんですよって話もありましたけど、
それ意識しすぎると変になったりするんですけど、
体重を乗っける位置をちょっと前側にすると自然にカカトって浮くんですよね。
別に上げてるわけではなく、自分のポジションの話ですね。
ちょっと体重前にかけて、それでケンケンしてみようってやると、急にケンケンが進むようになったりするんですよ。
これは見てる保護者もわかりますし、当然やっている子供たちですよね。
スピード感が変わってるんですよね。
その体感も効くんですけど、やっぱりこっち見てる通りで、前のケンケンよりも今の方が進むようになったってみんな言うんですよね。
だから子供って無邪気で、スポーツって僕らは捉えてますけど、子供にとって遊びみたいなもんじゃないですか。
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無邪気にわーって走ったり、わーってボール蹴ったりして、それは楽しいと思うんですけど、
ただ今みたいに伊藤君が言ったみたいな適切で、ある意味良いコツとかポイントとかを踏まえた指導をきちんとしてもらえると、
子供たちも分かりやすいし、こうやったらうまくやりやすいんだみたいな、自分が意識したら成果が出て充実感を得るみたいな、これサイクルになるじゃないですか。
本当は大人に対する指導コーチングみたいなのも、ここまで丁寧にできると摩擦っていうのは無くなるだろうし、
そういう平和的な優しさにあふれるようなコミュニケーションは本当に大事だろうなって思いますよね。
伊藤 そうですよね。本当にコミュニケーションの話もそうですし、大人の世界にも今、子供の話をしててもやっぱり大人の世界と本当に同じだし、
大人の世界そこが本当に丁寧にできてないなっていうのをすごく思うところであって、
だからアスリートって、今本当に子供の話をしてますけど、もうちょっと広い視座で見た場合、
どういう役割の存在なのかっていうところを通じる話を今沢さんしてくださったのかなと思ってて、
どうでしょうね、この辺りって伊藤さん、いろんなことをお考えになってやってらっしゃると思いますけど、
アスリートの社会的な価値とか意義とかってどんなふうに感じてらっしゃるんですか?
伊藤 これは陸上に限らず、すごく何かのスポーツで一生懸命チャレンジをしてきたアスリートって、
そのことに全てを捧げるぐらいの感じでやるわけではないですか。
時間の使い方もそうですし、何か調べたりとか、自分が行動していくだったりとか、あらゆることですよね。
このスタンスをアスリートやってるわけですけど、もう一方でビジネスで活躍されている方々、
これはこの方々ってビジネスでやられてるなっていうのをすごい思っていて、
本当にPDCA回しまくって、成果につなげるために何やらなきゃいけないかみたいなことを、
時間も労力も最大限そこに投下するわけじゃないですか。
っていう点では一緒だなと思っていて、ビジネスアスリートみたいな形だと思うんですよね。
僕が今考えているのは、アスリートの人たちはビジネスの世界でそこをブリッジかけるのが苦手とか、
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やり方がわからないとか、そういう人材って結構多いんじゃないかなと思ってたりして、
ただそれはそのスポーツでずっとやってきていると。
ここはきっかけがあれば、きっとビジネスにも生きるんだろうなって思ってるんですけど、
もう一方で、そういったスポーツを通じた物事の考え方とか、スタンス、行動とかっていうのは、
子供のうちからスポーツを通じて学んで体験をしておくと、将来的にビジネスに生きるだろうなと思っていて。
なので、いろんなスポーツで競技力を高めるっていうことはもちろん楽しいし大事なんですけど、
そのスポーツを通じて得られているものっていうところが一番価値があるだろうなと思っていて、
そこをうまく可視化して、言語化して、子供のスポーツ領域とビジネス領域と、
またそこに間に学生とかがいますけど、こういったところをスポーツの価値をもうちょっと最大化できるような、
それらが今後の人生に生きるような座組は作れたらいいんだろうなっていうのは思っていて、
まさに曽我さんがやってらっしゃると思うんですけど。
そうですよね。だから曽我さんもそこをやってらっしゃって、曽我さんにとってはこのアスリートの社会的な価値、意義ってどう?
今まさに伊藤君が言ってくれたようなことはもちろんそうだろうなと思いますよね。
いわゆるライフスキルとかって言われるようなことも一部含むかもしれないんですけど、
サッカー、野球、陸上問わずスポーツをやることによって得られているものっていうのをもうちょっと見えるようにしていくっていう。
なんでスポーツがいいのかっていうのと、やっぱり心と体両方を使っているっていうことと、
あとやっぱり気土愛楽とか五感みたいな感覚も非常に引き出されたりするっていうか、
要は人間らしい活動、頭を考えるし感情も揺さぶられるし体も疲労するしっていう、
人間の細胞をフルで使うような活動の一つだと思っているんですよね。
やっぱり世界中でルールが一定化されていて、世界中でシェアできて、
クオリティが上がれば感動を生むことができてみたいな。
なので、古代からスポーツ的な活動はずっと続いてますけど、やっぱり人間らしい活動の一つなんだろうなっていうのはすごく感じるので、
今ってやっぱり小部屋で一つのデバイスで完結する可能性ももちろんあるし、
それだけでもお金を稼げる可能性もある時代は、それはそれでいいことだと思うんですけど、
そういう人間らしさっていうのが今さらに求められる時代に立ち戻っているわけじゃないですか。
なのでそういう意味でも、子どもたちの豊かな未来って考えた時には、
スポーツってのは一つ、音楽とかね、他にもちろん違うジャンルありますけれども、
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非常にフィジカルとか感度を高められるような一つのメディアっていうか、として僕は捉えてますけどね。
本当にフィジカルの価値っていうのはすごくどんどん大きくなってますもんね、本当に。
なのでそれを足が速い遅いとか、サッカーが上手い下手とか、力強い弱いっていう基準で見ちゃうと、
スポーツってものがあまり好みじゃないとか好きじゃないとか嫌な思いした方とかって方増やす可能性ありますけど、
自分と比べるっていうことをしているとあんまり関係ないので、頑張った分成長できた自分を発見できるわけで、
それはなかなかビジネスっていうものだけでは感じ取れないこともあるじゃないですか。
普通にバーベル上げるだけでも10キロずっと毎日上げたら20キロ上げられるようになりますし、
30キロも上げられるようになるっていう、目に見える成果っていうのは自分個人にちゃんとやってくるので、
それっていうのはやっぱりいいのかなと思いますけどね。
こういうアスリートの社会的な意義とか意味っていうのを考える方々が、
そういうアスリートがたくさん増えていくとすごくいいなと思ってまして、
お二人みたいな方ももちろん増えている気もしますけど、とはいえ、稀有な感じもして、
さっき伊藤さんが、アスリートもその世界で全コミットしてフルにやってきてますよと、
もうワンブリッジ結構必要なんじゃないかなってことも問題意識としておっしゃってたかなと思ってて、
この辺りってどういうふうにやっていったらいいかなってありますか。
そうですね、ここまたそれぞれの階層で違いそうな気がしますけど、
例えば、新卒でその企業に入らず現役選手を続けた人、
20代中盤くらいから30代くらい、あんまりビジネスしないで競技一本家っていった人と、
もう一方で体育会の大学生とかだとまたちょっと違うかなと思うんですが、
ここはやっぱり知らない、知ろうとしていないっていうことももしかしたらあるかもしれないですけど、
いろんな状況を知らないっていうケースが多そうだなと。
例えば、この業種業態であればこういう事業内容で、みたいなところも含めだと思うんですけど、
もうちょっと勝手に学べよっていう話もあると思うんですけど、
もう少しそういういろんな状況、社会的な状況、企業の状況いろいろあると思うんですけど、
何かアスリートが学ぶ場みたいなのは創出してあげた方が良さそうだなっていうのは、
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うちのスタッフとかも大学生とか大学生多いんですけど、
いろいろ話を聞いてると、そういうのはすごく思うなっていう。
へえ、きっかけ、試せ第三的な感じで言うときっかけですか?
そうですね。例えば、それなりに偏差値高めの大学であれば、一応名前聞いたことある一流企業に行きたがる。
結局その新卒カードを切ったら入れるみたいなところもあるじゃないですか。
でも入ってみたら思ってたのと違ったとか、ミスマッチも起こってそうだというのも周辺の情報を聞いてると思いますし、
ここってその競技を自分がやりたくてやってる人たちだと思うんですけど、
いざこれからの仕事みたいなことについてはそこまで深く考えてないというか、
もう少し上位概念というか、何のために仕事するのかとか、自分が将来どうありたいのかとか、
その中でじゃあこの会社だなとか、もしくは起業しようかなとか、いろんな選択肢があると思うんですけど、
そういうところを知れるような機会っていうのがあった方がいいんじゃないかなというのは今ちょっと思ってますね。
そういうの今作ろうとされてるんですか?
そうですね。そこも今動き出してるところですね。
それはあれですか、沢さんも一緒に?
また別ですか?
何かお手伝いしてもらえたらなというのもありますし、何か役に立てるんだったら使ってくださいというのもありますし、
やっぱり体育会系の良さでもあり、やっぱりちょっとネガティブな部分でもあるというのが、
グループっていうかその種目とかチームとかで固まって行動するというか、
なんかやっぱり仲間だし同じ釜の飯を食うみたいな、それによる仲間感って強くなるんですけど、
同調圧力みたいなのも無意識的に生まれやすいので、
あの先輩が言ってるとか、みんながそれをやってるから自分で結構違うことを言うのは違うんじゃないかみたいな、
なのでこんな多様で情報に溢れた時代でも、
なんか結局自分の意思で選んだ情報源に対して自分でアクションするっていうよりは、
大体みんなやってるからみたいな方に引っ張られちゃうっていうのもあると思うんですよ、結構体育会系って。
なので、いいんだよと別に自分の価値観は自分で持っていいもんだし、
自分で選んで自分で行動してもいいんだよみたいなことのケースを増やしてあげた方がいいと思ってて、
なので僕らみたいな、例えばサッカー選手だったけどサッカーのコーチやってませんと、
一応指導者としても授業としてやってましたけど、プロサッカー界に入ってません、なんでですかと、
いろんなことやっててびろいですねとかって言われたりもしますけど、
でもそういう選択肢もちゃんとあって、それで豊かに、
そうやって生きている、そういう生き方もあるんだみたいなのが増えていかないと、
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多分自分の意思で違うこと、他の人と違うことをやって生きていこうっていう風に思いもしないと思うので、
僕たち自身もそういう一つのサンプルとして見られるので、
やっぱりこういう事例を自分も含めて増やしたいなっていうのはありますよね。
AI前世の時代に求められる、とても大切になると思われるアスリート的な考えとか、
アスリートですね、フィジカルに優れた人々。
あともう一つ何か思うのは、アーティストもそうなんですけど、
最近ちょっと芸術系の大学の人たちとかなり関わりがあって、
昨日も芸大の先生とちょっと話してたんですけども、
すごく東京芸大に入るような子なんで、手も動くしほぼアスリートなんですよ。
大会系、アスリートの卵たちみたいなのがたくさんいるんだけど、
でも本当に社会との接点がないんですよ。
だから作らないといけないんですよって言ってて、
僕もその学生たちと接していると、とにかく手はよく動くし、
とにかく何かやろうといった時にすぐバッとできるし、
でも社会性っていうのがあまりなくて、
自分がやってることってどうなっていくんだろうなってところが弱いと思うんです。
でもすごくこのAIの時代に、アーティスト的な思考ってすごく大事だし、
お二人がおっしゃったようなアスリート的な思考もすごく大事だなと思ってるんで、
今のこの時代に必要な人材たちが、
社会と接点を持ちづらくなっているってところを何とかしたいなっていうふうに僕も思ってて、
ちょっとどういうふうにね、いろんな人の知恵を使ってやっていくのがいいかなと思いますけどね。
一個もうちょっとしたらおそらくオープンできると思いますけど、
そういうような課題に対して次一歩踏み出すようなプロジェクトを申し込んでおりますので、
それがオープンになればまた一つ面白いチャレンジをできるんじゃないかなと思ってますし、
僕もブンブンの両方とも好きなタイプなんで、やっぱり感度高い人とか、
気陣変陣みたいな方々はやっぱり好きなので、ぜひ蘇田塾にご紹介いただきたいと思います。
でも入会フォームとかないですもんね。
ないです。何もないです。
入会フォームとか入会フォームとかないですもんね。
伊藤さんのいろいろおっしゃっていただいたような取り組みに賛同したとか、
何か一緒にやりたいと思った人はどうすればいいですか?
申し込みフォームみたいなのとかないですか?
伊藤 今まだ絶賛サービス構築中で、
それこそ蘇田さんのお力も借りながら、何かいいものが作れたらなと思ってますけど、
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まあおっしゃってた通りで、何かサンプルみたいな話もありましたけど、
そういう事例はあんまり知りませんし、特に蘇田さんご自身も表には出してないじゃないですか。
なのでメッセージいただけたらみたいな感じですね。
じゃあポッドキャストのメッセージ。
コメントをいただけたら。
なんでこんな話してるかって、やっぱり何かが今変わりそうな予兆があって、
今この番組の中ではここまでしかなかなかお話できないかもしれませんけど、
ちょっと世の中変わっていく感じは僕も思ってるんで、
視聴者の皆さんもぜひこの辺り何か一緒にやってみたいとか、
何か考えようっていう方がいらっしゃったらコメントとかいただけると嬉しいなと思います。
では後半、ここまでにさせていただきます。
最後にあれですね、両さんからリスキリングの視聴者の皆さんに、
いろいろ学び直しとか、あるいは学んだことでキャリアを変えていきたいとか、
すごくそういう意欲にあふれている方がたくさんいらっしゃって、
でもどうやったらいいかわかんないなっていうところでもやもやしていたりもするんですけども、
そういった方々にぜひ何かエールみたいなものをいただけると嬉しいなと思って。
いかがでしょうか。
前半部分で僕がお話した、まず競技者として学び直したみたいなところは、
やっぱりそうせざるを得なかったみたいな状況が一つありました。
皆さんにとってはなかなかそういう機会ってないかもしれないですけど、
なので一歩踏み出すのがなかなか難しいこともあるかもしれないんですけど、
僕は一度それをやってみたら、やはり自分が知らない世界を知ったりとか、
何か自分の知的抗議心に基づいて何かを調べてみたりとか、
人に会ったりとか、そういうことがめちゃくちゃ短期で変わったりしづらいかもしれないですけど、
本当に中長期ですごく自分の成長だったり、キャリア構築みたいなところに生きているなという風に感じているので、
まずはやはり何か変わりたいとか思ったら、
まず何か一つでも行動してみるみたいなところが重要なんじゃないかなと個人的には思っています。
ありがとうございました。
佐藤さん、補足でございますか?補足じゃないな。
佐藤 ないです。
ないですね。
佐藤 いい締めだったと思います。
いい締めだったと思います。
佐藤 ありがとうございます。
ありがとうございます。
では後半ここまでにさせていただきます。
今日のゲストは4×400mリレーでアテネ五輪日本優勝伊藤智弘さんでした。
そして一緒にお話を聞いていたのは、
伊藤 コミュニティエディターの曽田でした。
佐藤 お相手は日経リスキリングの桜井陽でした。
ではまた次回お会いいたしましょう。どうもありがとうございました。
伊藤 ありがとうございました。
佐藤 ありがとうございました。