2024-12-20 26:48

Ep.086 東証在籍時に出会った教育の仕事《ゲスト飯田一弘さんと語る》Part1

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飯田一弘さんをゲストにお招きしました。東証(現JPX)で高校生の金融教育を担当し、何が起きたかを話してもらいました。

◆参考リンク

飯田一弘 a.k.a.あいーだ|Whoops|note

飯田 一弘 客員教授

Living in Peace

JPX

起業体験プログラム | 日本取引所グループ

ティナ・シーリグ – Wikipedia

保田隆明(ホウダタカアキ) (@HodaTakaaki) / X

◆ゲスト

飯田 一弘 (Kazuhiro Iida)

青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム講師 LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ 一般財団法人生涯学習開発財団認定 認定ワークショップデザイナー ORSCシステムコーチング応用コース修了 情報経営イノベーション専門職大学客員教授 2010年、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了(首席) 2000年、東京大学法学部卒業 2000年、東京証券取引所(現・日本取引所グループ)に入社。2014年に、中高生向けの起業教育事業「JPX起業体験プログラム」を立ち上げ、日本各地で実施した。 2016年よりミテモ株式会社にて勤務、2019年より同社の取締役に就任。社会人・学生らに向けて、主に人材開発と組織開発の領域で、ワークショップの企画・開発・ファシリテーションを提供している。名古屋市「スタートアップ・ユースキャンプ」、愛知県「あいちスタートアップスクール」など、アントレプレナーシップ教育の実績多数。 2024年10月に株式会社Whoopsを創業。 ■飯田一弘 a.k.a.あいーだ|Whoops|note ■連絡先: kazuhiro.iidaあっとまーくwhoops.co.jp

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授/跡見学園女子大学兼任講師。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版。近著に『決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術』(ソシム)。 ■ファインディールズ Fine Deals Inc.会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門決算分析の地図 財務3表だけではつかめないビジネスモデルを視る技術

まさき (Masaki Endo)

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランス。2023年から6年ぶりに企業の勤め人になる。

*番組の更新情報はX (@endofocean) でも配信しています。よろしければフォローください。

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00:07
SONOSTA 知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び
投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、合同会社End of Ocean代表で、お金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップのファイナンスを支援したり、経済メディアで寄稿したりしているしげえです。
はい、というこの2人なんですけども、今回はですね、ゲスト会ということで
なんと、ゲストの飯田一弘さんにお越しいただきました。飯田さん、よろしくお願いします。
飯田です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、聞いてる皆さんにとっては飯田さんって誰やねんって話だと思うので
ちょっとですね、ぜひ手短に自己紹介してもらってもいいですか?
はい、自己紹介からね。えー、自己紹介か。
私はですね、飯田一弘と言って、そうですね、自己紹介むずいな。
今は、ちょっと前に会社を立ち上げまして、
OOPS、OOPSってカタカナでOOPSなんですけど、
英語だとWHOPSっていう名前の会社をやってます。
1月前くらいからね、2ヶ月くらい活動している会社。
で、その前はMITEMOという会社にいた期間が8年くらいあり、
そこでは教育とか研修とかワークショップとか、いろんな仕事をやってました。
さらにその前は、村上さんと同じような業界ですかね、
証券の業界に16年間いました。っていうそういう人です。
はい、ありがとうございます。
で、一応、そう今の会話でも分かる通り、
私もしげさんも飯田さんは割と何年来の知り合いというか付き合いがあるので、
まあなんていうか、全然初めてじゃないので、
すごい友達っぽい感じがするかもしれませんが、
まあ実際そうだからですということで、
まあ、はい、そういう関係性ではあるんですけど。
なんか補足していただければ、はい、あの、
自己紹介むずいから他個紹介がいいなって個人的には。
私、他個紹介、はい、させていただくと、
実は私飯田さんとは結構付き合い長くて、
たぶん一番最初にお会いしたのは2010年とかなんですよね。
そうですね。
当時、はい、私が読書会をしてて、
まあ妻と私で読書会してて、
まあ確か結婚前だと思いますけど妻と。
だと。
で、あの、超ヤバい経済学っていうですね、
レビットっていう経済学者が書いた本があって、
その読書会に飯田さんがいらっしゃったっていうふうに覚えてますね。
たまに読んだ記憶はある。
実は妻と飯田さんが大学院の先輩後輩ですかね。
僕が後輩です。
03:00
一学年違うぐらいの関係で、
で、もともと妻と飯田さんが、
とりあえず付き合いは前ですけどね、私が。
結婚する前、妻と結婚する前ですけど、
で、もともとそういった先輩後輩、同じ大学院で
ファイナンスを学ばれてたと。
で、読書会するっていう中で、
たぶんそういった経済学系の読書会だったんで、
飯田さんいらっしゃったりとか、
あとはNPOですね。
飯田さん結構長らくマイクロファイナンスNPOもされてまして、
その中でもちょっと妻もそのNPOに多少かかったりしてたんで、
そういった中でもご一緒したりとか、
で、結婚式にも飯田さん来ていただきましたし、
私も飯田さんの結婚式の2次会にお呼びいただいてですね、
たぶん10年ぐらい前だと思いますけど、
10年以上前です。
はい、そういう意味でやってる中、
で、私が自分で全職の銀行を辞めた後に、
いろいろやる中で、
先ほどあったMITEMOっていう教育の会社で、
飯田さんのお誘いの中で、
学生向けのコンテンツの台本作ったりとか、
いろいろご一緒してるというので、
今に至るという感じですね。
そうでした。詳しいですね。よく覚えた方がいいです。
すごい説明ですね。
詳細ですね。
なるほど、僕も初めて知った。
結構MITEMO前からいろんな、
前からね。
読書会もそうですし、
そういったNPOのところでも、
私はなんていうか、
ふっと近づくと、
直接NPOに立ち会ってるわけじゃないんですけど、
NPO応援してると言いますか、
そういう形でご一緒してた感じでしたね。
ねえ、懐かしい。
僕はNPOはね、
Living in Peaceって団体で、
3年か4年弱くらいかな。
結構深く関わってて、
僕はマイクロファイナンスの方じゃなくて、
子どもの貧困支援の方に僕は入ってたんですけど、
でもそれもやってる団体なんで、
大きく間違ってないというか。
そうですね。
教育の方でしたよね、貧困の教育の方。
そうそう。
やってましたね。
なるほど。
ありがとうございます。
というしげさんの詳細な紹介のおかげで、
僕もなんとなくわかったんですけど、
ということで、今回飯田さんに来てもらった理由としては、
さっき飯田さんご自身でおっしゃってましたけど、
会社から独立してというか、
ご自身で事業をこれから始めていかれると、
そういうタイミングにあるということで、
ご自身の思いの丈をいろいろ話したいということが。
思いの丈はそうなんですよ。
ラジオに興味があってね、
しゃべってみたいって言って、
押しかけたという形でございますね。
そしてそれを心よく受け入れた、
同僚の広く深いお二人っていう、
そういう構図ですね。
我々もね、ソースターハエモンでも、
丸4年ぐらいやってるんですかね。
3年ぐらいかな。
06:00
3年半ぐらい。
3か4かね、どっちか。
でも回数の80回ぐらい超えてるんですよね。
だいぶネタ不足にもなってきてるんで、
むしろ飯田さんからお声掛けいただいて、
大変ありがたかったなと思います。
ありがとうございます。
そうですね。
そのスタッフっぽく喋れるといいなと、
今私の思いは。
まあまああれです。
でもこの経済とか金融とかっていうのって、
まさにその飯田さんはキャリアの中で、
結構時空に関わってきたところだと思うので。
まさになんですよ。
いいパスですね。
はい。
なので飯田さんが言いたいことを言えば、
たぶんそのスタッフっぽい話になると思うんで。
なるほどね。
なるほど。ありがとうございます。
ということで早速本題に行こうと思うんですけど、
一応飯田さんからですね、
ざっくり4つぐらいテーマを持ってきてもらったので、
一応それに沿ってもいいし沿わなくてもいいんですけど、
せっかくなので読み上げようと思うんですけど、
まず1個目からということで、
1個目、
企業の意思決定システムから
中高生のアントレプレーナーシップ教育へと、
というのを持ってきていただいたんですけど、
まずこれはどういう話なんでしょうか。
これね、生成AIに作らせたという説のあるやつですけどね。
ネタバレしちゃったよ。
僕の大きく話したいなってこのテーマに関して思っていることは、
僕の経験とか、
村上さんもすごく近いエリアにいらっしゃったから、
証券の世界に僕いたんですけど、
証券取引所で16年間働いていたので、
証券の世界に最初行って、
いろいろあって、
ちょっと中略って感じですけど、
いろいろあって、
今は、
僕は金融の世界の人では多分事実上全くなくて、
教育の世界というか、
教育のフィールドで仕事してるんですけど、
結構僕の中で1つつながりというか、
何ですか、
おしゃれに言うとコネクティングザードッツみたいな感覚があるんで、
そこを、
何だろうね、
一緒にわいわい喋りながら紐解いていけるといいなと思っていて、
ちょっとだけ話長くなっちゃったら、
でもなるべく短くしゃべるんですけど、
東証に行った2016年に僕辞めてるんですけど、
その前の2014年くらいかな、
東証の中の、
僕は金融リテラシーを推進する部署みたいなところに、
当時移動して、
当時はCSR推進室だったかなっていう名前の部署があって、
名前変わって今は金融リテラシー推進みたいな部署が今でもあるんですけど、
その部署に2014年に僕が移って、
それまでは全くそういう教育とかに関わらないキャリアだったんだけど、
社内キャリアチェンジをして、
そこで投資の教育をする部署、
株式投資を教えましょうみたいな、
株とはみたいな話とか、
09:03
みたいなことを、
小学生からかな、
中高生とかに一生懸命教え込もうみたいな、
例えばですけど、
学校に出前授業行きましょうとか、
あとは、
修学旅行のね、
生徒さんたちが結構見学で普通に来るコースに東証って入ってるから、
その皆さんに被ってね、みたいな話をするっていうのが、
その部署の仕事みたいになってて、
だから僕、
当番みたいな持ち回りみたいになってたから、
僕、東証に見学に来た田舎の中学生とか、
相手してましたもん、たまに。
私も思い出しましたけど、
ちなみに飯田さんは、
自分で希望してその教育の仕事になったのか、
いや飯田くんここに行ってって言われたのかどっちですか。
希望、希望。
手挙げた。
封印宣言して。
理解理解。
どうぞ。
でも私も大学生の時でしたけど、
会見をゼミに所属してて、
ゼミ合宿っていうのを夏休みにあったんですけど、
ゼミ合宿の最終日は、
東証に行って見学して、
東証、当時株券とかまだあったりした時代だったんで、
そういうのいろいろ歴史学んだりとか、
最後そのファイナンスの簡単な話みたいなのを、
講師の方に教えてもらった記憶がありますよね。
僕じゃないとは思うけどね、タイミング的にね。
それね、2002年ぐらいとかなんで。
そうですね、僕の先輩の誰かですわ。
そうですね、そう思いますね。
結構多いですね、やっぱり東証さんはそういうのが。
多いです、多いです。
東証に行けばそういうのが見れて、
でもあれなんですよ、
修学旅行の子たちって田舎から来るじゃないですか、
田舎ってモータリゼーションも前世してるから、
田舎の中学生って体力ないんですよ。
車ばっかり乗ってるから歩かないしね。
そう、車ばっかり乗って歩かないから、
東京に修学旅行で来ると電車で連れ回されるじゃん。
もうヘロヘロで、夏とかも暑いし、
もう地獄のようなロードで、
東証涼しいんですよ、めちゃくちゃ。
だからもう命の補給みたいな感じで来てて、
全然勉強する様子じゃない。
ヤバいです。
で、そいつらに一生懸命株式投資の意義とか教え込もうとして、
マジ跳ね返され続けて、
本当にね、苦しかったな。
めちゃくちゃ、僕教育者としての原点そこやもんね。
この子たちに一心報いるぞっていうので、
めちゃくちゃ試行錯誤をするっていうですね。
なぜかそこでスポコン発動みたいな感じで、
一生懸命考えて教えたりしてたのが、
見てもんの仕事にその後繋がるというですね。
面白いですね。
そんな余談もありつつ、
12:01
株式投資の教育ってむずいなって、
すごい当時思ったの覚えてて、
要するに中学生、高校生って、
今はまたちょっと雰囲気違うかもしれないね。
当時の感覚だと、
投資するにも投資できないじゃないですか。
いやでも今も一緒じゃないですか。
だってほぼ自分のお金っていうものがないじゃないですもんね。
子供に良いさとかあったりして、
前よりは多少やりやすくなりましたけど、
とはいえ遠い人たちもね。
インベスターZみたいな漫画が後にもありたりとか、
若干変わってる気はするんだけど、
とにかく手元にお金がリアルにない人に、
お金を使って未来を作る投資みたいな話が、
まあ刺さんないなみたいな。
一生懸命伝えようとすると、
なんかおかしな方向に向かってて、
ろうそく足とか一生懸命見せてね、
あ、株価ってグラフにすると、
ろうそくっぽい白と黒の線が入ってるやつ。
あれとか説明とかしだして、
マジ意味ねえだろうと思って、
興味ねえだろうと思って、
おかしいだろうという、
なんか疑問に駆られてたんですよ。
で、これは投資を、
これは自分で考えたっていうと嘘で、
いろんな人から教えてもらったんですけど、
いや投資する側じゃなくて、
投資受ける側経験した方が、
いい金融教育になるんじゃないみたいな。
話が最初。
例えば、
レオスキャピタルワークスの藤野さんとか、
アヒフミトーシン運用されてる、
藤野秀人さんとか、
結構投資をお世話になってて、
僕もお世話になってて、
藤野さんにめっちゃ怒られた経験とかあるんですけど、
すらさっておき。
怖いんですよ。
そんな流れで、
話を当時させていただく中で、
そういう話も確かいただいたし、
他にも何人も恩人らしき人いるんですけど、
投資受ける側を経験する、
投資教育ってどうなん?ってところから、
議事株式会社を作って、
その株式会社が、
株券を、それこそ紙で株券を発行して、
一口、
一株100円で合計1000円出資したら、
10株手に入るみたいな。
VCの人からはもっと高い値段で、
1万円くらい、もうちょっとかな、
数万円くらい調達してみたいな。
っていう議事株式会社を作って、
その会社が、
模擬店?お店を出して、
BS、PL最終作って、
決算した後、
配当するみたいな、
そういうプログラムを2014年頃に、
僕が立ち上げてっていうと、
当時の関係者に少し、
お前だけじゃないだろって言われてたけど、
結構主導的な。
立ち上げにかかわった。
これやりましょうって言い出しっぺは少なくとも、
15:00
俺だったんですけど、
ってことをやった経験が、
結構今につながってるというか、
金融教育から始まった取り組みなんですよ、
村上さん。
それ、模擬店っていうのは、
面白いな。
模擬店っていうのは、レモネードを作るとか、
そういう感じなんですか?
まさにまさに。
めっちゃアメリカ。
レモネードだし、
レモネードのイメージありますよね、
アメリカさんとやるみたいな。
日本でレモネード売れないでしょ。
似てますよ、
ホットドッグを売りましょうみたいなのとかさ、
焼きそば売りましょうみたいなさ、
そういうノリの模擬店ですよ。
冬だったら寒いから温かいスープを作ろうとか。
そういう感じ。
食べ物に限らないけどね、もちろんね。
ちょっとそれ、なんか気になるんですけど、
模擬店を出す文化祭的なイベントそのものも、
その当省側で用意してあげるってこと?
僕が2014年にやったときは、
中央区のお祭りを借りたんだっけ。
そこに額もらって、店出させてっていう。
そう、東京と中央区でやっていたお祭り。
そう、なんか春みどりとスクエアでやったような記憶があるな。
はいはいはい、なるほど。
これ当省が中央区に位置してるかなとって感じですか?
そうそうそう、なんかどっか場所ないかなって探し回って、
こんなのあるで、教えてもらって。
ほんとゼロから立ち上げたやつね、なるほど。
そう、っていうのでやったのが第1号で、
で、その後、僕2年くらい当省でその仕事してたときは、
そういう系のやつもあれば、なんか地域に呼んでもらって、
僕が印象深いのは、例えば宮城県の尾長湾で、
震災で結構大変なダメージを受けた場所ですけど、
そこでお祭り、復興祭りみたいなのやってて、
そこで出典するプログラムに、
講師として僕がいてみたいな、
そういう形でジョイントでやったパターンもたくさんありましたけど。
それは高校生とか中学生がモニティテン作る感じなんですか?
そうそうそう、大体中高でやってましたね。
中学生と高校生、
中学生と高校生戦わせたら意外と中学生が勝つみたいなね。
なるほど。
全然ある、全然ある。
戦わせるって何?売上とか利益で最後勝負する?
競い合わせるみたいな、そう。
当省がやってるから、
なんかこれって本当に意味あるのかってツッコミはあるんですけど、
ROEを競い合ってましたよ。
なるほど。
出資に対するエクイティはどうだったのか。
エクイティを競い合ってました。
なんか当省っぽいなみたいな。
でも面白いですね。
キーポイントは必ず出資を受けることっていうのが、
この企画のミソってことですよね。
イエスイエス。
無視される側になる。
あと大事かなと思うのは、
これは僕の解釈混じってますけど、
始めから最後までやる?
18:00
つまり、
調達から。
調達して、
一応ゴーイングコンサーンって世界は無視してて、
大昔の株式会社が生まれた時代って、
これ歴史の記録みたいですけど。
東インド会社みたいなそういうこと。
素晴らしい。
交換される。成功したら返ってくるかもしれない。
そうそうそうそう。
元祖株式会社でゴーイングコンサーンじゃなかったらしくて。
集めて成功したらガッポガッポってやつですよね。
そっちの方なんで、
会計BSPL付くんですけど、
発生主義とかじゃなくて現金主義会計みたいな感じになって。
それはね、子供がね。
子供がやるからね。
だいぶシンプルになってるんだけど、
一応、
これをやります。
チームを作る。
ビジネスを考える。
ビジネスアイデアをプレゼンする。
出資を受ける。
その後ビジネス活動した後、
決算をする。
BSPL作って、
お金の増減を計算して、
利益がいくら。
利益を株数で割って、
1株当たり利益いくら。
会社を解散して分配していくっていう、
そういう感じなんで、
一応、最初から最後までやるんですよね。
全部やるからこそ見える、
全体感ってあるよねっていうところは、
結構、
何だろう、
数字的に面白いというか、
部分だけ経験するっていうのとは、
ちょっとまた質感が違って、
それは確かによくわかるよなみたいな、
そういうところは、
今で見ても結構、
なかなかいいプログラムだったなって。
めっちゃいいじゃないですか。
逆にそれあんまり世の中では、
流行ってる気はしないんですけど、
そんなに流行らなかったんですか?
流行らなかった。
ちょっと語弊があるな。
でも、
すごく大変ですよ。
すごく大変っていうのと、
実際それやるとね、
中学生高校生でもヘロヘロになるっていうのと、
彼らも大変ってことか。
僕らも大変だけどね、
彼らも。
運営する側も大変だけど、
高校生、中学生にとってもすごく大変なのと、
そうですよね。
それはそうだよね。
だってただの文化祭で模擬展出して、
はい、終わりとかじゃなくて、
いくら調達して、
利益とか考えて、
最後分配とか考えなきゃいけないから、
考えることのね、
そうなのよ。
数字も全然違うもん。
BSPL作らせるのが、
やっぱしめちゃくちゃ大変でしたね。
そうですよね。
お店やって、
丸2日くらい、
必死になって声枯らして売って、
疲り切ったところから、
売り上げの計算始まって、
マジ地獄で。
だって、
子供たちってお小遣い帳の世界で生きてるわけだから、
なんなら帳簿すらつけてない、
つけてる子でもお小遣い帳で出と入りしかないのに、
21:00
まずそこがPLになる時点で一個上がって、
そっからBSとか言い出したら、
もう変な日常からすげー遠いよね。
そうですね。
お金数えるのとかもね、
なんか大変で。
そうっすね。
みたいなのも含めて、
ちょっとこう、なんだろうな、
荒削りなところはやっぱりね、
あったなとは思いますけど。
でもあれですよね、
すいません。
確か10年以上前の本ですけど、
スタンフォー大学のティナ・シーリングっていう人が、
20歳で学びだったことって書いてて、
その授業で有名なのが、
5ドル、
学生にチームで分けて、
5ドルだけ渡して、
これを2時間でどんだけいくらまで増やせるかみたいなところを、
競うみたいな授業があって、
今それが実はまだ受け継がれてて、
確か飯田さんのファイナンスの研究家のご同期だと思うんですけど、
ほうだたかあき先生が、
今慶応のSFCの教授やられてるんですけど、
ほうだ先生のSNSとか見てると、
毎年それをやってるんですよね。
学生に1000円渡して、
2時間でどんだけ増やせるかみたいなのをやってるみたいな感じで。
大学生の課題として、
お金を何かで増やしてこいって、
どっちかっていうとスタートアップとか企業的な、
あなたの発想力とか行動力を問いますっていう話で、
大学生でそれぐらいなのに、
中高生にBSとPDF入って授業されるとか。
さらに高いんですよ。
だからめちゃめちゃ高いんですよ。
なんならティナシーリンをぶっ飛びますよね。
日本の中高生こんなのやってんの?みたいな。
やばくね?みたいな。
ほうださんが慶応でも今やられてることって、
さらに前の昭和女子大とかで働いておられた頃から、
たぶん連綿とやられてこられてたと思うんですけど、
すごい初期に話した記憶があるんですよ。
ほうださんと僕も。
その話をした記憶があって。
僕が一応大学院一緒なんで、
卒業のタイミングが一緒なんで。
僕がミテモニ転職したばっかりのときかな。
なんか喋った記憶あるんで。
その頃からやっておられて。
たぶん根っこは近くて、
それこそ藤野さんもそうだし、
あと藤野さんとも共通の知り合いですけど、
村口さんっていう日本テクノロジーベンチャーパートナーズっていう、
VCの草分けみたいな会社の代表の方。
独立系の草分けの方がいらっしゃって、
その方なんかが結構個人的にすごいやっておられてっていうのを、
結構インスパイアされてやってた人たちが何人かいるうちに、
僕もそういう一人だし、
ほうださんもそうだし、
みたいなそんな感じで始まってて。
で、当初でやったときは、
僕がBSPで作らせるみたいなのを、
面白がってそれを取り入れたんだけど、
まあ大変だし、
大変すぎて真面目にやらないから、
24:01
学び少ねえなこのパートはってことは、
僕も気づいて、
だから実は見てもに移ってから、
僕は自分の、
もう少しアレンジした企業のプログラムを、
ここ数年やってたときは、
BSPで作るとかもガン無視して、
ガン無視って失礼だけど、
ちょっとそこじゃなくていいよねっていう、
そこに学びのポイントを置かなくていいよねっていう風に、
超割り切ってやってるのは、
それこそティーナ・シーリグさんの世界に、
もうちょっと近いやつなんですね。
なるほど。
めぐりめぐって、
大学の学生たちやらせてることと似たこと、
僕、今名古屋とか岡山とかで、
高校生たちにやっぱりやらせている。
なんで繋がってる感じ。
面白い。
今の話も結構面白くて、
飯田さんの仮説立てて、
中高生にやってもらったら、
あまりにも歯応えがありすぎたというか、
そこが難しかったから、
そこを学びとして、
プログラムを改善というか、
次のステップに持っていってるっていうのが、
飯田さんのキャリアを通じてもあるっていうことですね。
そうですね。
僕が2014年頃にやった頃は、
僕、教育とかワークショップのこと全く知らないから、
とにかく体験させればええねんみたいな感じで始めたけど、
それだと、
ビギナーズラックは別として、
あんまりうまくいかないわけですよ。
ビギナーズラックはめっちゃあったんですけど。
なので、
こうした足でいろいろ試行錯誤したくなって、
探求心が盛り上がった矢先に、
僕はGPXからは
スピンアウトして、
ずっとその仕事できる環境じゃないから、
数年置きに変わるから、
そこでスピンアウトして、
教育とかワークショップを探求しようみたいなので、
見てもらった会社に入って、
8年の中でありがたいことに、
そういう機会を山ほどいただけたんで、
めちゃくちゃそこを研ぎ澄まされていって、
ここ数年は、
発展系のプログラムを
名古屋とか岡山とかいろんなところでやってて、
それはもう、
身も蓋もなくというか、
包み隠さず言うと、
めちゃくちゃバチクソ良いプログラムが
作れるようになってたんで、
これはもう、やばいぞみたいな。
自分でもすごいもの作っちまったな、
みたいな感じで、
一人で作ったわけじゃもちろんなくて、
仲間と一緒に作って、
みんなで作ったんだけどね。
っていうところまでいったんで、
次の世界見に行こうと思って、
今の会社に転職したみたいな、
そういう感じなんですよね。
なるほど。
今、非常に経緯が分かって、
いい感じで、
僕も理解ましたので、
ちょっとここで、
いい感じのお時間になってきたので、
1回目はここで終わろうと思います。
なので、この続きは第2回で、
話していただきましょう。
ということで、
一旦ここで終わりますが、
ありがとうございました。
ありがとうございます。
26:48

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