【実践者に訊く】
リスキリングやキャリアづくりの実践家をお招きし、社会人の学びのコツなどについて幅広く聴いていきます。
<今回の内容>
- ウェルルって?
- ウェルビーイングってなに?
- ウェルビーイング度を高めるには?
- リスナーからのお悩み相談
<出演>
桜井陽(NIKKEIリスキリング編集長)
堂上研(博報堂「ミライの事業室」)
<関連記事>
https://reskill.nikkei.com/article/DGXZQOLM155CF0V10C23A5000000/
<メッセージフォーム>
各種メッセージは以下のフォームよりお送りください。
https://esf.nikkei.co.jp/kikunr_message/
See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.
サマリー
ウェルビーイングとリスキリングの密接な関係について深く探求するエピソードで、特に個人の興味に基づく学びがウェルビーイングに寄与することが強調されています。また、リスキリングを促進するためには、単にスキルを再取得するのではなく、内発的な動機づけが重要であると述べられています。このエピソードでは、ウェルビーイングとリスキリングの関係について探求しており、主観的ウェルビーイングを保つために自分自身が幸せな状態を作り出すことの重要性が強調されています。さらに、アンラーンという考え方が新しい学びの鍵として示されています。株式会社博報堂の堂上研さんをゲストに迎え、ウェルビーイングの向上とリスキリングの重要性について話し合い、挑戦することが自己成長に繋がり、他者との協力が時間を作る鍵だと論じています。
ウェルビーイングの発見
【聴くNIKKEIリスキリング】
はい、こんにちは。NIKKEIリスキリング編集長の桜井洋です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、リスキリングやキャリア作りの実践家をゲストにお招きし、
社会人の学びのコツなどについて幅広く聞いていく【実践者に聴く】シリーズです。
ゲストに、博報堂からエコトーンを立ち上げ、
そして今、ウェルル編集長をされている堂上研さんをお招きいたしております。
今回の一番の発見は、ウェルビーングとリスキリングが
意外なほど近いところにあるという点です。
ウェルビーングの主体はあくまで自分、
そしてリスキリングも自分の興味や関心から始めれば、
ウェルビーングな状態で進められることが分かりました。
リスキリングの重要性
そんなところもぜひ聞いてみてください。それではどうぞ。
堂上さん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
ですね、もう下の名前でいいですね。
ケンさんとヨウさんでお願いします。
ケンさん、ヨウさんでね。
なぜかというと、我々が行っていた大学が同じところでして、
そこは基本的に下の名前で呼ぶので、
ケンさん、ヨウさんで。
はい、よろしくお願いいたします。
行かせていただきます。
ウェルルってウェルビーングをテーマにしたウェブメディアですけど、
本当に一回リスキリングと同じぐらいに立ち上げているんですよね。
2023年の何月でしたっけ?
僕ら3月末にちょうど立ち上げましたね。
あ、3末で。
はい。
僕ら2023年の5月なんですよ。
ほんとに近いですね。
ほんとに近いところで。
僕らもうすぐだから、2年経つ。
そうですよね。
2年ぐらい。
もうちょい2年経つので。
同じタイミングですね、ほんとに。
いやー、同じタイミングでね。
この2年間、カタカナの名前でね。
ウェルビーングとかリスキリングとかよくわかんないじゃんっていう。
毎回言われながらですけど。
そうですよね。
日経リスキリングという今回の番組の中で、なぜウェルビーングをテーマにお話を伺うのかなんですけど、
これはちょっとおいおい少しずつお話をしていくんですけども、
結構近い部分がひょっとするとあるのじゃないかなと思うのと、
ちょっと個人的にというか、日経リスキリング編集長的に、
リスキリングってすごく圧のある言葉で、
勉強しろと。
勉強してキャリアアップしろって結構圧のある言葉なんですけども、
僕はそこをもうちょっと内発的動機とかと結びつけて、
非常に興味とかにも基づいてちゃんと勉強して、
それで結果的にキャリアとかを築けたらいいなと思っているところなんですけれども、
だったらまさにここってウェルビーングの補助線を入れていったらば、
とてもいいリスキリングの話になるんじゃないかと思って、
お話を伺っています。
ありがとうございます。
まさに僕らもウェルビーングを探求している間に、
リスキリングって言葉も入ってくるし、
学び直しって言っちゃうと、
なんかもう本当に圧がある感じっていうのは嫌だなっていうのは、
我々もよく言ってたんですよね。
そういう中では、ワクワクしながら学べるとか、
好奇心持って何かを吸収するとかって、
それリスキリングでいいじゃんっていう話もよく出てたので、
ウェルビーングとリスキリングはすごい近い言葉だなって思ってました。
本当はね、本当は近いんですよね。
なんか遠くなっちゃってるけど。
遠くなっちゃってる。
多様なウェルビーイングの概念
やっぱり集合が誰なのかによって、
全然使う人たちによって、
その言葉の目的が変わっていくっていうのが僕らも感じていて、
ウェルビーングもそうなんですけども、
ウェルビーングと集合にすると、ついつい組織だとか、
人的資本経営だとかって難しい話になってしまいがちなんですけども、
個人をウェルビーングの集合にしたときは、
健康な体で人と人とと笑い合える環境だったり、
自分らしく生きるとか、そういう話でよかったりするから、
もっと気楽になったりするんですよね。
リスキリングも、もしかしたら集合をどこに置くのかによって、
皆さんの考えているリスキリングがどんどん変わっていくんじゃないかなっていう気はしました。
いいですね。そこに向かって、
主語ですね。主語の話。
メモとか忘れないように。
とはいえ、皆さんケンさんのこと、
ご存じない方もたくさんいらっしゃると思うんで、
ウェルルってどういうメディアで、
どんなような思い出されているかっていうところをお話ししてください。
ありがとうございます。
ちょっと自己紹介も含めてさせていただきますと、
僕自身、大学卒業した箱尾堂という会社で、
普通にCMを作ったり、
マーケティングのお仕事とかをやらせていただいていたんですけども、
十数年前に起業しようとしまして、
じゃあ何の起業するんだって話なんですけども、
会社を辞めて、自分で事業を作る上で、
人が喜ぶような事業を作りたい。
いわゆる社会的に何か貢献できるような感じっていうのぐらい思いついてたんですけれども、
リスキーにちょっと近いんですけど、
教育ビジネスを僕はやろうとしてたんですね、当時。
そうなんですね。
教育ビジネスで起業しようとして、
箱尾堂の当時の社長に、
そういうことで会社辞めますって言ったら、
箱尾堂の中で会社作れよって言ってもらえたのがきっかけで、
僕自身がこの十何年間は新規事業家として、
新規事業を箱尾堂の中で作るっていう組織を作らせていただいたんですね。
で、そこで新規事業をどんどん作るっていうことをやっている中に、
箱尾堂の中からもリスキリングの事業を作ったりとか、
得意先、お客さんと一緒にジョイントベンチャーみたいな形で、
いろいろ事業を作ったりとか、
法人を作ったりとか、いろいろなことをやらせていただいたんですけど、
僕自身が、それこそウェルビングな事業を作るみたいなところに行き着いたんですね。
そうするとその当時は、ウェルビングなんか儲からねえみたいな。
結局ビジネスとウェルビングが、
二律背反的な、逆の視点しか持っていないみたいなことを言われてしまって、
じゃあ儲かるウェルビングの事業ってなんかないのかなっていうのを探求し続けたのが、
スタートアップへの投資だったんですよ。
で、そこでスタートアップの投資をしていくっていうのが、
ウェルビングテックとかヘルステックみたいなところを注目していったら、
これらを紹介するようなものができたらいいなと思ったのが、
実はウェルルというメディアのベースになるところのスタートなんですね。
なのでメディアの事業をやるっていうのは、
なかなか博報の中でやるっていうのはなかなか大変だったんで、
そういう意味では、いきなりメディアにたどり着いたわけではなくて、
スタートアップとかを紹介するものを僕らが持ちたいと思ったっていうのがきっかけで、
ウェルビングのメディアだっていうふうにたどり着いたんですよ。
そうしたら、ただそんなスタートアップの紹介だけだったら、
誰も来てくれないよねっていうことがあって、
ウェルルの僕は編集長をしながら、
どういうことをベースにしていこうと思ったのかっていうと、
人の生き方をフォーカスするっていうのをベースにすると、
皆さんが喜んでくださるんじゃないかなと思って立ち上げて、
もうすぐ50万人が月間来てくれるメディアまで育ったっていうのがウェルルでございます。
ウェルルでございます。
すみません、長くなっちゃいました。
いえいえ、全然。
もっともっと。
多様なんですよね、その記事がね。
ものすごい沢山あって。
この2年弱で600以上の記事書いてますし、
ウェルビングって広すぎて、
広い。
そうなんですよ。
僕ら870に分解してますんで。
870に分解?
はい。
ウェルビング870ですか?
そうです。
3つじゃないですか、身体と社会。
僕らはね、870に分解してるんですよ。
その870に分解している中で、
リスキリングも一つのウェルビングとして捉えてはいるんですけれども。
そうなんですね。
なので僕らの中では、いろいろ学ぶとかっていうことや、
新しいことに挑戦するっていうのって、
ウェルビング度が高くなるっていう一つの要素だし、
学ぶときに一人で学ぶより、
人と人とが一緒になって学ぶとか、
コミュニティを作って学んだほうが、
より良かったりする。
これって、僕らがよくやらせていただいている、
お話させていただいている話の中で言うと、
例えばご飯を食べるときに、
お昼ご飯を食べるときに、
なんか一緒に食べましょうよって言ったときに、
何食べますかって普通の人聞くじゃないですか。
で、何食べるかなって話があるんですけど、
人って何を食べるかもちろん大事なんですけども、
誰と食べるかっていうのが、
ウェルビングに相当影響を与えるって言われているんですね。
なので、学ぶっていうことも、
どういうことを学ぶかっていうことよりも、
どちらかというと、
どういう人と一緒に学ぶかとか、
誰と一緒に学びがあるのかみたいな話って、
どの出会いがあるかみたいなのが、
ウェルビングとリスキュリング、僕はすごい近いっていう話は、
そういうところからすごい感じているっていうのが現状ですね。
870も分解されてるんで、
なんか多分、世の中のあらゆることを全部ウェルビングとあれですね。
つけられますね。
全部含んでるじゃないかいってよく言われるんですけど、
で、ウェルルは多様な人たちをそういう意味で集まっていただいてるんで、
洋さんも今度ウェルルに出ていただくっていう中で言うと、
多様な人たちの中の一人だと思っていただければいいかなと思います。
多様だっていう風に言えればいいわけで、
かなりそうですよね。
これ聞いてる人として、ウェルビングって言葉よく聞くなと、
とても大切な概念だなっていう風に思っている方もきっと多くて、
じゃあこれってリスキュリングとどう関係していくんだろうなっていう風に思いながら聞いてると思うんです。
なので、今おっしゃったような学びとかいろいろ、
ウェルビングの中に入っているいろんな言葉とか考え方とか概念と、
リスキュリングって何か繋がるなって、
なんとなく具体の一個一個はわかるんですけど、
なんだろう、これよく聞かれると思うんですけど、
ウェルビングって、
何なの?
とはいえ、一つにすると何なの?
僕ら定義するのやめましたっていうのが、
これもう多様なんで、
アカデミアの先生方ともよくお話をさせていただいてるんですけども、
そこを例えば普通のアカデミアの先生だとか会社とかって、
定義づけたくなるんですよ。
リスキュリングって何?ってよく聞かれますよね。
洋子さん、リスキュリングって何?って答えてます?
スキルの再取得って言って、
本当に嫌な言葉だなって言ってます。
でもそうじゃないって、
いやそうじゃなくて、
リスキュリングって二本足じゃんって最近よく言ってて、
一本足は会社の要請でやるかもしれないけど、
もう一本は自分の中の深いところが出てくる学びたいって気持ち。
その二本の足で進めばいいじゃんって、
ある人の言葉を使いながら言ってますけど、
僕らウェルビングで言うと、
定義しないって言っているのは、
いろいろな方たちのお話をお伺いしたり本を読ませていただいて、
定義ができなかったっていうのが本音でして、
よくWHOとかが言っている、
身体的にも心も社会的にも健康な状態みたいな話って、
それが大きな定義付けとしては分かりやすいんですけども、
そんな簡単なものではなくて、
人それぞれがどんなウェルビングな因子って僕ら読んでるんですけども、
因子に基づいて人々がよりよく生きていけるのかっていうのが、
例えばですけど、
睡眠がよりよく眠れたと思っている状態が続いている人たちがウェルビングだっていう人もいれば、
自然との触れ合いにおいてリフレッシュできる時間があるっていうのがウェルビングだっていう人もいれば、
ある人は、まさにリスキリングの話にも近い話なんですけども、
ウェルビーイングの定義
自分が知らないことに、でさえ知らなかったことに気づかせてもらえるっていう無知の知のような、
ああいう状態を本から学べるとか、人との出会いから学べる、
ああいう状態がウェルビングだっていう方もいらっしゃるんですよね。
そういう意味では、
そういうことだから、もうそれぞれ僕ら定義できないなと思ったっていうのが本音でして、
大きくカテゴライズは全然できるんですけれども、
それらをカテゴライズしたり定義付けることは、
価値観の押し付けになってしまうなっていうのが、僕らが行き過ぎたところなんですね。
なので、学ぶことに対しても、
例えばですけど、日本の教育って理系文系って分かれたりとか、
もっと言うと、理科をやるって言った時に物理やりたいのか生物やりたいのか科学やりたいのかって、
人によっては興味を持つ範囲が違うはずなのに、
なんか知らないけどある知識を覚えなくちゃいけないみたいな感じになったりするじゃないですか。
もう一個のことに、昆虫が好きだったら昆虫学を追いかけたらいいっていうぐらいでもいいし、
リベラルアーツ的な考え方で、
すごいこう、いろんな世界のことを知っていって、
それが全部繋がっていくみたいな話をしてもいいし、
両方オッケーだよねっていう視点で、僕らは語らせていただいてるんで、
ウェルビングとリベラルアーツと、またリスキリングとか、またカタカナばっかり並べちゃいますけど、
すごい僕は近い言葉だなっていうのは感じてたっていうのはそういう流れからですね。
喜びの要素
- なんか今伺ってて、喜びがあるっていう状態って感じですか?
- 喜びって難しくて、一瞬の喜びみたいな、いわゆるドーパミンが出るって言われているような快楽に近いもの。
例えば仕事をしている人たちからすると、給料が上がったみたいな話も喜びだし、
もしかしたら出世したみたいなのも喜びかもしれないしとか、そういうのもあるんだけど、
それってウェルビングって言えるの?みたいなことはよくアカデミアの先生たちはおっしゃっていて、
僕らもそこの一瞬の快楽に近い喜びと、ウェルビングなんで続いている状態っていうのが、
やっぱり分けてあげた方がいいんじゃないかみたいな議論はよくさせてもらっているんですね。
なので一家制のものよりも、自分がどういう心の状態を持っていくのか。
主観的ウェルビングって言葉と客観的ウェルビングって言い方をしたりするんですけども、
僕らはどちらを大事にしているかというと主観的ウェルビングで、
自分が心の状態がよりよく、自分が居心地よい状態をどう保っていけれるかみたいなことを
作っていけるのがウェルビングの状態というふうに仮に決めている感じです。
そうなんですね。そうするとやっぱり主語は結構自分なんですね。
自分です。まず自分がウェルビングの状態にならないと、周りの人たち、
例えば家族や会社の同僚、地域みたいなところをウェルビングにしていくって
なかなか難しかったりするっていうふうに感じているので、
リスキリングとアンラーン
やっぱり自分自身が幸せな状態を作るっていうのは大事で、
それって自分で熱中できるものをいかに持つか持たないかっていうのは大きかったり、
自分で居心地よい居場所、コミュニティをどんだけ持ってるかっていうのが結構重要だったりするっていうのがあって、
コミュニティをたくさん持ってる方がウェルビング度が高いってことは、
僕らもデータで分かっていたりするんですね。
これは小学校の例えば事例で言うと、子供って小学校と学校と家庭の2つしかコミュニティを持ってなかったとするじゃないですか。
そうすると、学校でちょっと先生に怒られたとか、ちょっといじめられたとか言うと、
学校に居場所がなくなるんで、家庭にしか居場所がなくなってしまうみたいな。
それウェルビングを阻害する分断を生んでしまったりとか、やっぱり孤立を生んでしまったりするんですよね。
だけどコミュニティをもう一個持っていく。
例えばサッカーの習い事をしてましたとか、塾に行ってましたとか何でもいいんですけど、
そういったいろんな習い事を持ってるとか、水泳に行ってたそこの友達とすごい仲良くやってましたみたいな話だと、
居場所をたくさん持っていくことになるんで、
ここではちょっと居場所が居心地悪かったとしても、こっちに行ったらすごい居心地が良かったっていうだけで、
ウェルビングの状態を保てれる、そのゆるい繋がりでめちゃくちゃ大事だっていうことを言われてるんですよ。
っていう中で、無理矢理かな、リスキリングの話にちょっとつなげていくと、
たくさんのことを深くやるよりも浅くてでもいいからたくさんのことを学ぶみたいな環境があったり、
たくさんの人たちと出会う場所があるっていうのは、リスキリングとかウェルビングでは僕はすごい大切なことなんじゃないかなっていう気はしました。
そうかそうか、あくまで自分起点であって、自分のその幸せな状態がまさにビーングでずっと続く、
そのための条件ってなんだって言ったら、
さっきもね、誰とご飯を食べるとか、あるいは誰と学ぶとか、コミュニティをたくさん持つとか、
自分がまずあるんだけど、プラス繋がりのことをすごくおっしゃってるなと思って、
自分プラス繋がり、だんだんウェルビングを少しずつ自分なりに今ね、紹介しようとしてます。
繋がりの中でのウェルビング、居心地の良い場所っていうのはめちゃくちゃ大事だと思います。
洋さん的に、居心地の良い場所ってどういう場所がありますかって言われたらどう答えてます?
現状でですね。現状で居心地の良い場所は、僕は今、こもれるところが一個あって、書斎ですよね。
それ一人で?
そうそう、自分の家の近くにちょっと一つ狭い部屋を借りてて、そこにこもるっていうのも一つだし、
でもそこでずっとこもってても、孤独に作業するのは嫌いじゃないのでいいんですけど、
でも全く家に戻ってくるっていうのと、あともう一つね、僕大学院に行って中退したんですけども、
そこの大学院の研究室、めちゃくちゃ良い居心地の場所で、そこに集う仲間たち、社会人の学生仲間たちとは未だによく集まるし、
結構それがあれですね、居心地の良い場所かな。
そこって多分リスキリングの話に僕はつながってると思ってるんですけども、
まさにそういう居心地良い場所にいると、なんか新しい風が入ったり、何か新しい視点が多様な人たちが集まる場所なんで、
何か気づきがあったりすることってあるじゃないですか。
今日もたまたま洋さんと僕がお会いして、洋さんから何かを得ることがあったり、
僕が勝手に感じてることを今度は洋さんが感じ取ってくださったりって、これってまさに僕はリスキリングだと思っていて、
そこの新しい発見みたいなのが、ウェルビング度が高い人が、すごい学び直しじゃないけども、
新しい発見を求めてる人が多いってことも、僕らもウェルビングの研究で分かったりするんで、
なんかリスキリングとウェルビングがすごい近いんだなっていうのは改めて思いました。
そうですね、やっぱ近いんですよ。
なんか本当に遠いような感じで語られてるけど、近いんだなって思いました。
そう、ワクワクしないで学ぶっていうのって、吸収しないですからね、まずね。
そうなんですよ、ワクワクで学ぶのがいいんだけどな。
なんかもうちょいあれじゃないですか、ワクワクできるような感じにしていったほうがいいじゃないですか。
そうですね、ワクワクしてるんですけど、
僕なりにウェルビングほど分解できてないんですよ。
リスキリングを。
リスキリングだって870人分解してないし、多分ね。
あらゆるものは学びであるっていうところなんですけど、
リスキリングって結構政府が大きく打ち出して、かつそれに産業界もこうして、
いろいろ繋がったり繋がらなかったり骨折したりっていう、
結構政策面あるいは経営面でドーンと切って、
それが複雑に絡み合っちゃってるんで、なかなか解きほずぐすのが難しくて、
かつさっきのウェルビングが自分が起点っていう話ありましたけど、
自分起点の言葉ではないんですよね、リスキリングっていうのは。
リスキリングっていうのがね。
そもそもね。
リスキリングは自分起点の言葉になると自分ごと化してくださる方が増えそうですよね、多分ね。
まさに自分の挑戦っていうのは、
企業視点じゃなくて、自分起点でリスキリングってどうやって捉え直すか、
よく脱構築するんだとかね、行きまいてますけども、そこかなと思っていて、
企業が主語なんですよ、基本は。
そういうことですよね。
基本は。
そういうことか。
いろいろね、苦しんだりもしますけどね。
なるほど。
それこそウエルルの中で、
孫太宗さん、孫まさよしさんの弟さんと、
僕がウエルルで対談させていただいている記事が入ってるんですけども、
その中に冒険の書という本が孫太宗さんが書かれているのがあって、
そこにアンラーンっていう言葉が出てくるんですけど、
初めてその時に孫太宗さんからアンラーンっていう言葉を聞いて、
またカタカナかよ言ってくださるんだけど、
アンラーンっていう言葉は僕大好きで、
今までの自分の価値観を一回捨て去るっていう考え方なんで、
自分が何かを学ぶとかっていうこととか、
学び直しをするとかって言った時に、
やっぱり自分の中ではこれが正しいと思ってたのが、
一回それを捨て去ることになるので、
吸収することが増えるんですよね。
しかも挑戦することで、新しい何かを受け入れるっていうことができたりするので、
そこってリスキリングとアンラーンっていうのはまた近い言葉だなっていうのは僕らは感じていました。
今、洋さんの話をお伺いして、すごい感じました、今の話。
いや、実はなんか似てますね、実は僕らも。
見てください、これ。
23年の5月。
サンタイゾーン出てる、これ僕見なかったの。
生き残るための突っ張り力って謎のね。
いいじゃないですか。
アンラーンってわりと使わなかったんだ、この時。
まさに、アンラーニングですね。
でもアンラーニングの話ね、呼びかけでね、AI時代のね。
まさに同じとこに行き着きましたね、これはね。
お互いも一緒にやって、一緒に記事書いても、話できますよねもうね。
同じゲスト読んで。
ちょっとサンタイゾーンさんにお呼びして。
今度サンタイゾーンさん3人で話したら、すべて解決するかもしれないっていうね。
ちょっと皆さんの悩みをそこにたくさん寄せてもらって。
で、サンタイゾーンさんに答えてもらう。
答えてもらうっていう、ちょっとそういう回いいですね。
いいかもしれないですね。
ありがとうございます。
そしたらあれですね、僕ね、ウェルルいろいろ読ませてもらって。
で、なんとか診断みたいな。
ウェルルのいろいろ診断ね。
ありがとうございます。
これを持って、自分の主観も掘ろうと思って。
何色になったって覚えてます?
覚えてますよ、メモしてきましたよ。
桜色だけに桜色でした。
お、さすが。
えっとね、桜色の方はウェルビングが一番高いことがわかってるんですよ。
本当ですか?
初めてを始めるのが大好きな人で、挑戦するっていうことに対して、
やはり、僕らいろんなウェルビングの調査をさせてもらってるんですけども、
何歳になっても初めてを始める人って、ウェルビングとか高いっていう傾向にあったり、
新しいことにチャレンジするって、やっぱり挑戦できる環境があるっていうのって、
すごい恵まれた環境なんですよね。
そこを自分が求めている傾向があるっていう方なので、
学んでる時もワクワクしながら学ぶ人が多いだろうし、
新しいことをやっても失敗しても、
新規授業なんて失敗するのが当たり前みたいなのもあるじゃないですか。
なので、くよくよしないで、新しいこともどんどんやれるみたいな。
そういう方が多いので。
あ、そうですか。
洋さんいいですね、さすが。桜色のある。
桜色とかの色はね、僕は勝手につけました。
勝手?いや、これ桜色で桜色でよかったなと思って。
ちょうど夏、春ぐらいに、1年前にこれアップしたのかな?
2年前の春ぐらいにアップした時なんで、
それこそ、一番ウェルビンの高い人を桜色にしとこう、
ゆるい感じで決めました。
そういうことですか。新しいこと始めるにワクワク。
で、なんかね、10個やりたいこと書き出せって書いてあったから、書き出しましたけどね。
お、さすが。じゃあ教えてくださいよ、それ。
ウェルビーイングとリスキリングの重要性
全然仕事関係ないですけどね。いいんですか、これ。
毎日のディープスクワット。
結構あれですか?そういう筋肉好きですか?
いや、あの、ちょっと正月ごとりがいまだに大引いてるんで。
あと、早朝の新聞まとめ読みからのニュース解説をちょっともう一回ちゃんとやりたいなとか。
学ぶ環境の整理。
ファスト&スローワーキング。
圧力鍋を使った料理。
いいですね、いいですね。
カメラで人物撮影をうまくなる。
サウナのさらなる習慣化。
いや、いいですね。
音楽を楽しむ歌とギター。
あと、即読トレーニング。
あと、地方の人とフードの深掘り。
これが10個で、これをまず1個からでもいいので、毎日やれってウェルルに書いてあった。
はい。
合ってます?
もう、素晴らしいです。
ここまで、まずね、それを考えるだけでウェルビング度が高くなってるんですよ。
しかも、これを挑戦することによって、もうリスキリングにつながってるんですよ。
これはね、そうかもしれない。
だから、新しいことを初めて始めるっていうことで、
今まで、例えばソロバンやったことないけど、50歳になってソロバン初めてやりましたっていうと、
指を動かしていくっていうこととかが、初めてやることじゃないですか。
なので、ピアノを初めて弾きましたとか。
大人になってピアノ弾くとかもすごい良いし。
だから、いわゆる食わず嫌いじゃなくて、
何かいいきっかけがあったら、それでやればいいじゃんっていうのが、
まさにウェルビングと初めてを始めるみたいなところの話にはつながっていくんで。
洋さん、ちゃんと考えてくださって、真面目なんですね、洋さんってね。
いや、今ちょっとね、明かされる。
意外と真面目。
ちゃんとやりましたよ。
素晴らしい。ありがとうございます。嬉しいです。
楽しかった、ぽちぽちやって、桜だーっつって、よし、10個やれ。
でもね、はしたからこれ何やろうかなと思って。
そうですよね。
結構ワクワクしましたね。
そこででも作って、今度行動に移した人が、ウェルビングとかまたいいんですよ。
これ三日坊主でみんな終わっちゃうんですよ。
そこっすね。
でも三日坊主の傾向ありますかっていう選択肢があって、そこ選びましたけどね。
意外と三日坊主で選んだけど、桜色に慣れたってことですね。
慣れた、慣れた。
他のスコアが良かったんだもんね。
他のスコアが良かったんですかね。
割と挑戦してまた辞めて、また時間を置いてよくやりますね。
あっつって忘れてた。
そうです。
またこのいろいろ診断は、
例えば今日やって、明日やったら、一個スコア変えるとまた違う色になったりしますんで、
そういう意味ではその時の状況によって、
自分は今桜色か、今はボタン色だったとか、いろんな感じで分かれていきますんで、
そういう意味ではね、たまに気づいた時に是非やっていただけると。
分かりました。
気づいた時に、もう一回自分の中で自分と対話できる機会なんですよ。
なんで今、10個新しいことを考えてみてくださいって言って、
洋さんは自分と対話したわけですよ。
真面目にね。
真面目に。
で、違う色が出れば違う色で、また違う対話できる。
家族の成長と安心みたいなのの、空色っていうのがあるんですけど、
それになると、家族に最近確かに感謝してなかったなって言って感謝しようかなとか、
っていうことを考えたりとかっていう対話が生まれるんですよね。
それがね、ウェルビングのきっかけになると思ったんで、
僕らはこういうウェルルを通して、なんかこう気づいたらウェルビングって言葉を言ってるんですけども、
なんかそういうきっかけさえ与えれば、
みんなが勝手に行動に移してくれるっていう環境を作りたいなっていう思いもあって、
今やらせていただいてる感じですね。
ありがとうございます。きっかけをつかんで行動しようという話が前半でございましたね。
人に頼ることの価値
もう30分経っちゃった?
もうだいたい、はい。
すごい。
そうなんです、あっという間で。
すいません、長くなっちゃいました。
ありがとうございます。後半もね、まだたっぷりありますんで。
ありがとうございます。
で、一応ですね、せっかくなんていうか、実践家の方がいらっしゃってるんで、
これすごいウェルビングっぽい。
視聴者の方からですね、お悩み相談が。
お、そんなのあるんですね。
寄せられて、一つだけいつも紹介するって今始めてるんですけども、
一つじゃあこれ。
はい。
けんさんもこれ答えてください。けんさん向きだこれ。
こんにちは。いつも番組を楽しく聞いています。
自分は会社員として働いており、キャリアを広げるために新しく学びたい領域があります。
しかし昨年子供が生まれたことで育児に追われており、勉強の時間が作れません。
忙しい時間、忙しい中でも時間を確保してリスキーリングをしていくコツがありましたら教えていただきたいです。
ペンネームかな、かずおさんです。
そうですね。
忙しい人がウェルビングな自分の時間を作るっていうので、一番いい方法は人に頼るっていう方法だと思います。
それはよく忙しい人って全部自分でやっちゃうんですよ。
解決しなくちゃいけないんですよ。
で、自分の時間を削っていろんなことやっちゃってるじゃないですか。
自分の弱みを出してとか、自分でお願いって言える環境を作ることで仲間がいつかやってくれるとか。
育児に時間を追われているっていうのであれば、もっと育児に悩んでる人たちが助けてくれるような人たちにサポートしてもらえばいいわけですね。
それが全部自分でやらなくちゃいけないっていう価値観がバイアスがかかってるんだと思いますんで。
そこはね、人に頼るっていうことをより僕はお勧めしますね。
そうすると勝手に自分の時間を作れると。
自分で言っておきながら自分の時間あんま作れてないですけどねっていうオチなんですけど。
ありがとうございます。というウェルル編集長からの回答でございました。
かずおさん、ぜひ参考になさってください。
ありがとうございます。
おっという間の30分ですので前半はここで終わりたいと思います。
ありがとうございます。
また後半に続きます。
お相手はニッケリスキリング編集長の桜井洋と
どのうめけんです。どうもありがとうございました。
はい、ではまた後半よろしくお願いします。
31:35
コメント
スクロール