リスキリングと個人の成長
聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは。NIKKEIリスキリングMCの桜井洋です。
この番組では、ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今回は、様々なジャンルのゲストから学びのヒントを探る異分野トークシリーズです。
ゲストに、2011年の女子ワールドカップ優勝メンバーで、
なでしこジャパンの司令塔を務めた宮間あやさんをお迎えしました。
前編は、サッカー選手としての個人のスキルをどう磨いてきたか、
なでしこジャパンのキャプテンとして監督とどう折り合いをつけてきたのかなど、
ビジネスパーソンにとって参考になるお話を聞けました。
それでは本編どうぞ。
はい、今回のゲストは元なでしこジャパンの司令塔宮間あやさんです。
宮さんもよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今、もう緊張して噛みました。
宮間様って言いそうになってた。
そちらもいいんじゃないですか。
様でいいですか。
そして今日お話を一緒に聞いていくのが。
はい、コミュニティエディターの曽田です。よろしくお願いします。
コミュニティエディターという。
コミュニティエディター、初めて聞きましたね。
もう1年半ぐらい、2年ぐらいですかね。
そうですね、1年半ぐらいですよね。
これはどう言われるんですか、コミュニティエディター。
なんかそういう初めてのそういう役職のようなものをいただきまして、
ビジネスとスポーツ以外の方もたまにいらっしゃるんですけども、私がつなぐと。
なるほど、コミュニティエディター。
ただ、言いづらいんで噛むと。
言いづらいんで噛む。
今日はまあまあ良かったと思います。
今日、過去一のスムーズさでしたね、コミュニティエディター。
落ち着いてましたね。
落ち着いてますね、今日は。
やっぱり司令塔がいるからじゃないですか。
楽しいですよね。
楽しいです。
いいパス出してくれると。
宮本さん本当に、視聴者の皆さんもほぼ2011年のワールドカップの優勝の、
ワンゴールワンアシストの、いまだに脳裏に焼き付く。
でももう14年も経ったんですね。
そうですね、なんだかんだと経ちました。
14年ですね。
その後、引退されて、その間もロンドン五輪ですとか、
オリンピック、ワールドカップ2015年ですとか、たくさん活躍されて、
2016年に引退をされて、それも9年前ですもんね。
そうですね、9年ですね。
14年とか9年という、結構長い時間軸の中で、
でもいまだに鮮やかにみんなの心に残ってるっていう、そういう方だなって思ってて。
今日ね、さっきもちょっと打ち合わせの時にお話ししてたんですけど、
気を抜くとただの1ファンの感じになっちゃうんで、
一生懸命、ビジネス番組のMCの顔を一生懸命してるのに、
最初に三山さんじゃなくて三山様って、大丈夫かこれねっていうね。
僕はちゃんと制御しますよ。
そうですね、制御したほうがいいんですよね。
そうするとはしゃいじゃうからね。
これ本当に前半のテーマなんですけど、
僕、三山さんのチーム感、チームと個人の関係とかを伺いたいなと思ってるんですね。
なんでかっていうと、この番組、ビジネスパーソンの皆さんが聞いてるんですけど、
組織に所属してる方がやっぱり多いんですよ。
あるいはその組織を動かしてる方が多くて、
だから組織とこの関係ってすごくやっぱ悩むんですよね。
個人としてレベルアップすることが、組織のレベルアップにどう繋がるのかとか、
組織の目標はこうですと。
組織としてこっちに行きたい時に、個人はどういうスキルを身につけるべきかとか、
その辺り結構悩んでる方がいて、まさにリスキリングの話のど真ん中かなと思ってるんで、
三山さんがどういうチーム感を持って、これまでやってらっしゃったかって話を聞きたいなと思っております。
どこから始めようかななんですけど、とはいえ、
ワールドカップというよりももうちょっと前から、
三山さんがチームに対してどういう思いでプレーをし始めたのか、
自覚的にプレーをし始めたのか、どこからかっていうところを知りたくて、
どこまで遡ればいいですかね、小学校とか。
これは多分中学校ですね。
自分自身が中学校2年生まで男の子のチームでやってたんですけど、
やっぱり一番体格とか身体能力の差が顕著に出るタイミングになってきたところまでやっていて、
その時に単純に一応その中でも技術は負けない気持ちでやってましたけど、
やっぱり足の速さとか当たりだったりで勝てなくなっていた中で、
チームメイトが私の良さをどう出そうかみたいなことを話をしてくれたりとか、
あとは対戦相手から女がいるよとかそういう、今はほとんどないですけど、
そういうことで冷やかされた時にチームメイトが過剰な仕返しをしたりとか、
そういう経験があって、誰にでも役割ってあるんだなみたいなのを学んだのはきっとそのタイミングだったのかなと思っています。
チーム内での個の役割
ピッチに11、11、22人いて、女性はそうすると宮本さん。
基本的には一人のことが多かったですね。
そういう状況ですね。
今でもね、小学生ぐらいだと男女混ざっているような環境もありますし、
でも意外とやっぱり女の子の方が真面目っていうかちゃんとやろうとしたりする子も多くて、
技術ある子は意外と男子より上手いねっていう子もいるんですよね。
ただ今おっしゃったようにね、中学生ぐらいになると体の発達が違うので、
それによる変化にズレが出てきちゃったりってことがあるから、
その中でも男子たちが守ってくれたりとか、そういうふうにやってくれるっていうのは多分ね、
それほど力があったっていうのと、キャラクターもみんなから受け入れられているってことだと思うんですけど。
その時に個人としての自分とそのチーム、組織としてのチームということの関係について、
すごく自覚的になったってことですよね。
そんなに複雑な言葉ではきっと考えてなかったですけど、
今おっしゃられたような言葉では考えてなかったです。
ただ、自分にできることがあるとか、自分にしかできないことがあるとか、
そういうことはすごく考えて練習をしたと思います。
自分にしかできないこと、自分できること、その時はちなみにどういうことだったんですか?
これ自分にしかできないことにしたかったのが、セットプレイですね。
プレスキック、止まっているボールでプレッシャーが何もない状態で、
仲間が欲しがっているところに蹴れれば役に立てると思って、プレスキックの練習はめちゃくちゃしましたね。
それはプレスキックがと思ったのは、なんでなんですか?
接触がない状態でできるからってことですか?
もともと任せてもらったっていうところも、きっと責任を持たなければいけないっていう思いもあったと思いますし、
中学生になってくると男の子って結構本当に高く飛べるようになったりとか、
すごく速く走れるようになったりしていく中で、接触がすごく増えていって、
そうすると自分もその中にはいけないけど、キックで自分の味方の良さを出すことができるっていうことを知って練習をするようになりましたね。
もともと技術、自信あったりとか自分の良い部分っていうのも理解しつつ、さらに良いってことですよね。
そうですね。
男女って言いつつも、やっぱりその体格とは違う、セットプレーを女性として任されるっていうのもよほどですよね。
本当に幼稚だったとは思うんですけど、全然自分が女だからみたいな感覚はなくって、
結構2,3年一緒にチームとしてやってたメンバーだったので、その中にいるただ自分、性別ってところではなくて、
ただ外部から言われたときには意識せざるを得なくなるので、そうした場合には過剰に味方も反応してくれたしっていうところですかね。
ここで自分の武器をどんどん磨いていって、それがどうでしょう?
まず個人のスキルじゃないですか。個人のスキルをどんどん磨くことでチームへの貢献っていうことになってたと思うんですけど、
これがどうなってたんですか?次こう、そしてその段階でどのように自分のスキルと組織の関係が絡み合ってたのか。
そんな風に考えるところは全くなかったので、わからないですけど、
まずそのチームの後にニッテレメニーになってレーザーというチームに行くことになって、
そうするとまた今まではちょっと異質だった立ち位置から大多数の中のただの一人になって、
女性になるからね。
そうなったときにまたどうしたら上に行けるか。
やっぱ上っていうのは日本代表に入れるかとかトップチームに上がれるかっていう戦いがまた始まったので、
またその時は割とセットプレーだけにこだわっていえば任せてもらうことが多かったので、
それは絶えず磨いていた気はします。
ただその中学生の時もですし、その移籍した後もやっぱり蹴りたい選手っているので、
そこはこう戦いながら切磋琢磨しながらっていう感じではありましたね。
中学生まではほぼ男子の中に一人女性として存在しながらプレーとしては尊職なきゃやっていたけど、
その高校以降になると女性の中の女性って当たり前な存在になったということですけど、
今までは割と大事にしてくれたりとか尊重もしてくれてたけど、
それがなくなってむしろ女性同士の戦いみたいなんでどんな感じなんですか?
僕らの想像をちょっと分からない部分もあるんですけど。
話に聞く男子サッカーと一緒だと思うんですけど、割と特に当時は蹴落とし合いですかね。
蹴落とし合い。
やっぱり株組織から一個上に上がるだけでもかなり人数減らされますし、
そこからトップチームに上がるにも人数が減るので、やっぱりただの仲良しでは全くないですね。
誰かすごい嫌な人がいて蹴落とされるんじゃなくて仕組み上ってことですね。
そうそう。でもそれもあります。
それもある。そっかそっか。それもある。
そういうことはきっとよくある話だと思います。
男女の違いってなさそうでありそうでってちょっと分からないんで、
そういう比較は特になく聞きたいのはやっぱり僕たちも普通にやってきて、
高校、大学、プロと。やっぱりチームに対する思いでチームでやってるんで、ないってことはないんですけど、
やっぱり自分が出られないとか、自分がやりたいことができないとか、状況が悪いとか怪我したによってチームに対する気持ちが寄せれちゃったりとか、
まず自分っていう気持ちは結構個性的な人が多いから多いと思うんですけど、
そういう感覚でいうと宮本さんどうだったんですか。
それはあんま強くなかったですね。
もちろんトップチームにベンチに入れても出れないことも多かったですし、
自分が出れなければ意味ないとまでは行かない側だったというか、
もちろん出れたら嬉しいし、出れたらこういうことがしたいっていうのがあるんですけど、
出れない理由を見つける。なんで出れないんだろうっていうことの多分見つける作業は得意だったかなと。
ここが足りないんだとか、これができるようになったらもしかしたら出れるかもしれないとか、
そういうふうに思考が自分には向いているけど、誰かのせいではなかったかなと思います。
周りの人が上手かったっていうのもあるんですけどね、やっぱり言ってるとかだと。みんな上手いんで。
ベクトル側だからずっと自分に向いてて、まさにリスキーリングってテーマにも重なりますけど、
組織のじゃなくて、自分のスキルをどうしたら高められるか、そしてどうしたら組織に貢献できるかっていう、そういう思考です。
そうですね、出たいけど今出ても仕事できないというか、何も自分できないからもっと練習しなきゃみたいな感じでしたかね。
聞いてらっしゃる方はきっとそんなにサッカー詳しくない方もたくさんいて、あの宮間さんっていうふうにきっと思ってるんですよ多分。
あの宮間さんがそういう時があったのって結構思うと思うんですけど、あったんですねっていう。
長いことありましたね。
エネルギーの使い方って人それぞれだと思うんですけど、なんか悔しいからそのエネルギーを全面に出すとか、
そういう人も結構アスリートって負けず嫌いが多いから多いかと思うんですけど、
個の成長と組織意識
割とそういうトーンで穏やかな感じで、今は自分は受け入れなきゃいけないから、
じゃあ今は自分がやらなきゃいけないことってなんだろうみたいな感じで粛々とやってるみたいな感じですか。
そうですね、多分ある一定の時まではそうですね。
今の文脈でいうとその時って特に組織の中でなんて本当に全く考えてないし、
組織の力になるためにはなんてことは一切考えてなくて、ただ自分が試合に出たいとか、ただ上手くなりたい。
で、上手くなっても試合に出て自分が持ったようなプレーできなければ迷惑かけてしまうし、
納得できないので、そのためだけにやってたって感じですね。
それいつぐらいまでその時期続いたんですか。
結局日本代表に呼んでもらってからも、3、4年は全く出てないので、もちろん時々出してもらいつつも、
なので組織っていうものを考え始めたのはきっと20歳過ぎてからとかじゃないですかね。
20歳過ぎてから。20歳過ぎてからの状況はどんな状況でした。
少しずつ試合にスター面として出るようになって、もちろん若手としてですけど、チームの中で確かな立ち位置が見え始めたぐらいですかね。
そうすると2005、6年のあたりですかね。
そうですね。
なでしこジャパンの2011年まで5年ぐらいの感じですね。
そうですね。最初2003年のワールドカップに連れて行ってもらって、
その時は本当にもう試合に出ても何もできないというか、ただただチームの中ではいれるけど、
例えば練習の時の紅白戦でその次の試合の対戦相手の癖みたいなものを聞いて、
そういうのを自分のチーム出る先輩たちのためにやるみたいな。そんな感じなので。
結果的にはそれはきっと組織の役割では、中の役割ではあったと思うんですけど、
それを考えてやってたわけではないので。
そうですね。ちゃんと考えられ始めたのはきっと20歳過ぎ2006年ぐらいですかね。
チームのことを考えるとかチームのために何か意識的にするってこと自体は大切なことだと思うんですけど、
その前段である意味自分のことしか考えていないですけれども、
お話聞く限りそれがネガティブな印象が全くないじゃないですか。
結果チームに役に立つための自分のことっていう立ち位置、無意識だったかもしれないですけど、
だから評価に対して素直にそれを受け取ることがまずできてて、
なんで私出れないのとか、なんで俺じゃないのとかじゃなく、
最初からそういう矢印をちゃんと自分に向けられた上で課題解決を自分でやられたわけじゃないですか。
だからチームのことを考えてないんだけどチームのためにやってるっていう状態になってるから、
これってすごい素晴らしいことだと思いますし。
そうですね。ともすると簡単な言葉で言うと腐っちゃったりするじゃないですか。
そうならずにやれてたっていうのはどこにベースか。
人並みにはあるんですよ。なんで出れないんだろうとか。
昨日の練習の出来だったら今日出てもよかったんじゃないかとか。
そういう人並みにはあるんですけど、そこまでその思考が深く入り組まないというか。
そう思うけど、でも足りなかったから次かみたいな。
シンプル。
感じではありました。もちろん家族の前とか仲良い同期とか一緒にいるときにそういう話をすることはありましたけど、
とはいえもう次の日にはきっと忘れてるというか。また新たに作家頑張ろうみたいな感じでしたね。
シンプル。このシンプルさ。
そうかこれどうですかね。若い方も結構これ聞いてて。
いろんな番組のゲストの方もいらっしゃって、若い頃どうだったとか。
若い頃にその結果が出ないときにどうやって過ごしたらいいのかっていうのも結構重要なテーマではあるんですよね。
どうですかね。
今ねきっと若い方とも多分、
しかも若い方とも向き合ってはいると思うんですけど、
割と早く結果を求め、ガチだし世の中的に。
でもきっと宮浜さんはそうではなくて、
そういう早く結果が欲しいなっていう若い人にはどういうふうに向き合っていますか。あるいはどういう言葉とかかけたり。
違うんだよって言って私はめっちゃシンプルに愚直にやり続けたってことなのかどうなのか。
いやでも今自分40ですけど、今の20代前後の選手、20前後の選手とかと話するときにはもうなんか、
私はこうだったみたいな話は全くしないですね。
そうなんですね。
なんかもう全然当てはまらない気がして。
いろんな周りの環境とか彼女たちが今いる環境とか、全然違うと思うので。
逆にその選手たちの話を聞いて、そうなの?みたいなことが結構多いので、
それを一緒に、もし相談された場合はそれを一緒に考える感じですね。
そっかみたいな、もし自分がそこにいたらこうしたかなみたいな感じですね。
当時のナデシコジャパンのメンバーの話って面白すぎるので。
面白すぎる?
面白すぎるので、そういう話はたくさんしますけど、こんなことあったよとかっていう話はない。
個性的だみたいな。
そうなんです。とんでもない事件ばっかりなので、そういう話はしますけど、
その真剣にキャリアの話をするときには自分はこうだったよみたいなことはないですね。
ないんですね。
聞かれればもちろん答えますけど。
今の若い子でも真面目だったりしっかりしてたりするから、
思った以上に意識高いみたいなことも逆にあったりするんですね。
あります。ですし、すごく話をするのが上手な子がすごく多くて、
時々不安になります。その中身あるの?って。
そういう時は聞きます。中身あるって。
言葉だけ先行しちゃってとか。
よく聞くフレーズで話してる人には、それ本当に自分が思っていることかっていうのは聞きますけど。
自分の経験を特に押し付けるわけではなく、きちんと聞き出して、
自分がこうやって淡々と解決してきたんだよってことを特に言うわけでもなく。
その自覚があまりないので、淡々と解決してきたという自覚は。
ただただ好きで、やりたいからやってただけなので。
だんだん今日初めてお会いする宮本さんもそういう方なんだなっていうのが、少しずつ少しずつ。
こういう淡々とっていうか、いい意味のマイペースの方だと思うんですけど、
そういう方が、そうは言っても日本代表で世界一を目指すチーム、
それこそ個性的な方もただいる中、その中での自分の立ち位置とか、
自分からチームに対してやろうとしてたこと、みたいなことはどんなことだったんですか。
そのフェーズによって違うんですけど、こと、そうですね。
たくさんの方に注目していただいた2011年、12年あたりは、
基本的にはその年齢のバランスだったりとかすごく良くて、ポジションのバランスもすごく良くて、
みんなそれぞれ自分の居場所とか立ち位置とか役割っていうものを自分で見つけて自分で理解して、
その行動をする選手が多かったので、すごく成熟したチームではあったんですけど、
とはいえ一気に世界的スターになった沢さんがいたりとか、
まだ所属チームで出れてない、海外出席したばっかりで出れてない選手がいたりとか、
中には監督との折り合いがつかなかったりとか、いろんな立ち位置も側面ではあったので、
自分としてはその時はスター面でも出てましたし、キャラ的にも多分外の人から見たらすごく真面目に見えられてると思うんですけど、
割と中ではそんなこともないので、雰囲気づくりとか、そういうところはそれなりに意識してやってたことかなと思います。
空気づくりですか?
雰囲気ですね。練習、もちろん練習厳しくやらなきゃいけないところはあるので、
そっちの雰囲気もですし、そうじゃない、やっぱりちょっと力抜いた方がいい時もあるので、そういうのも含めてですかね。
そうすると完全にいわゆるチームの中の、チームリーダーだったんですよね?
みんながそうしてくれたというか、自分がリーダーだからついてこいっていうタイプでは全くないので、
みんながどっちかというと、例えば嫌なことでも、あやが言うならいいよって言ってくれる人たちが多かったので、周りにそうしてもらったっていう感じですかね。
監督とのコミュニケーション
世界一のチームを作る上でのリーダーシップとか、すぐそんなこと聞きたくなっちゃうんですけどね。
すぐそんなこと聞きたくなっちゃうんですけど。でも聞きますけどね。
どういうリーダーシップを取られてましたか?
本当に意識してなかったと言いますか、とりあえず試合の時にはキャプテンマークを巻いて、やっぱり対戦相手だったりレフリーだったり、
そういう最低限のことをしなければいけないですし、本当に割と成熟したチームだったので、
どちらかというと自分が助けられてたことの方が多かったなと振り返ってみても思いますね。
監督のマネジメントのされ方と宮山さん自身の立ち位置とか、監督のやりたいと思われていることの捉え方とかってどんな感じだったんですか?
そこは結構いろいろありましたね。全く監督が求めていることがチームに浸透しない時期もありましたし、逆にめちゃくちゃハマった時期もありましたし、
本当に葛藤は多かったですし、監督とのぶつかり合いも少なくはなかったですね。
監督とぶつかり合った時はキャプテンはどういう立場でぶつかるんですか?
自分個人とチームのキャプテンとしての両方の意見を持ってないといけないなと思ってたので、
監督と話をする時には、今チームはこういう状況です。こういうことを言う選手がいます。こういうことを求めてます。
伝えた上で私はこう思いますっていうのも必ず言うようにはしてました。
違ったりするってことなんですか?
このチームとしての意見と違うというよりは監督の意見をわかっているので、
これとこれを合わせた場合にこうじゃないですかっていう意見は必ず付け加えるようにはしてました。
ある意味提案のような。
じゃないとただ意見をぶつけ合うだけになって、結局ただ間に挟まった人になってしまうので、
もし挟まるんだとしても、このみんなの意見との対立じゃない形にしたかったので、
私がもし監督対立したとしても、それは2人で解決できるけど、
選手とスタッフがもう対立しているっていう構図にはしたくなかったので、
どちらかというと、今こういう状況なので私はこう思うんですっていうのを話をするようにしてましたね。
ナチュラルスキルにしてはハイレベルですよね。
めちゃくちゃハイレベルすぎて。
これそうですね、皆さんがやっぱり想像しやすいように、
みんなが知っている2011年のワールドカップの時期に置き換えたとして、
お話しできる範囲でいいんですけど、どういう何ですかね、
葛藤とか対立とかがあって、あの結果だったのかって何かありますか。
分かりやすく言ったら、そのシーズンのみんなのコンディションとか、
それぞれの体感と監督が今したい強度がもう明らかに違っちゃっている時とかですかね、
そういう時にちょっと今選手のコンディションとか体とかこういう状態で、
やっぱりこれ以上やったら良くないことが起きてしまうかもしれないしっていうリスク。
もちろん監督も分かっている状態で、それでもやりたいっていうのは分かっているんですけど、
だとしたらそれはこっちに置き換えてこういうことできないですかっていう感じの話ですかね。
これはサッカーの現場においてはそういうものなんですか。
基本サッカー、他のスポーツもそうかもしれないですけど、監督が戦術を決めて、
練習メニューを基本決めて、大体やるので、監督に従うみたいなこと、
監督の意見をもちろん尊重するっていうのはベースなんですけど、
でもやっぱり選手は選手でやりながらの気持ちとか意見とかってあるので、
ちょこちょこその辺でちょっとこんなキツいのやりたくないよみたいなとかは、
もちろんあるんですけど、そういうのを無視されながらも、
こういうチーム全体のことを見落としてくれる人っているので、キャプテンとかに限らず。
このままだったら、この先うまくいかなそうだなっていうのがあるとやっぱり、
意見を集約したりとか、ちゃんと監督に伝えに行くとか、
監督のリーダーシップとコミュニケーション
変えてくれませんかってお願いする時もあるしとか、それはあると思いますけどね。
役員と部長との関係とか、本当に組織において本当にあるあるで、
常に来期あるいは今期の数字を経営の中で求められる役員あるいは社長とかですよね。
そういう人は、とにかく今1個売ってきて、来期の分のリードちゃんと獲得してきて、
数字はいこれ、でも現場は、先月までもこんな状態で、
今それをやったら持続可能じゃないですよって管理職は言わないといけなくて、
なんかまさにその葛藤と同じだなと思って、管理職ですよね。
でもこの話をいつも自分させてもらう時に、その度に思うんですけど、やっぱり監督がすごかったなと思います。
やっぱり佐々木監督じゃなかったら、あの結果も出てないですし、
私がその意見を言いに行った時、また他の人が話をする時に、やっぱり最初にこう、
俺はこうやりたいんだっていう人じゃないんですよ。
もちろん提示はしてくるんですけど、こういうことがあります、こうです、こうです、
監督これどうでしょうっていう話をした時に、必ず一旦受け取ってくれる人なので、
もうそれが全てなんじゃないかなというふうに思ってます。
一旦聞ける人だったってことですね。
でもそこであれですか、とはいえ監督ってもうまさに結果が全ての職業だと思うんで、
引いてで結果出なかったらダメじゃないですか。そこどうやってたんですかね、しかしね。
時々ちょっと言ってきますけど、チクチクっとありますけど、
でも基本的には結果は俺の責任だっていう人なので。
100人クラスの方々に聞いていただきたいですね。
聞いていただきたいし、一旦でも手放してるわけじゃないですか、だから監督としては、
その結果出ないかもしれないかっていうそのリスクまで追ってるってことですよね。
でもそうですね、監督がそういう姿勢だからこそでもありますけど、
私たちもそれを言うからには結果を出さなきゃいけないっていう、もちろん意見をするからには、
監督が求めている、自分たちが求めている結果にたどり着かなければいけないので、
ただただ無責任にそういう発言をしてるわけではないので、お互い様かなっていう。
ビジネスと違うなと思ったのは、やっぱり選手が持っている力を最大限発揮できる環境を作ることが、
一番勝利に近づくってことも事実じゃないですか。
そうですね。
だからそこを捉えてて、そこで合意できてるとか、その辺なんじゃないですかね。
確かに勝つっていうことが目標、同じ目標としてあるっていうところは変わらないですもんね。現場も監督も。
でも経営もそうですけどね。売り上げ上げるとか利益上げるとかっていうところが一緒なんで。
なんかすごく今、キッドさん上手いなと思ったのは、現場にある種、言わせたから、
よしよし、こっちはちょっと妥協したような顔してるけど、言わせたってことはやるよねみんなみたいな。
そういうマネジメントなのかもしれないなってちょっと思ったりして。そんなこともないですか。
まあ、そんなこともないと思います。
そんなこともないですね。
でも本当に難しいことは私わからないですけど、気遣いの人なんですよ。
すごく気を使う人で、練習の強度とかちょっともうやっぱおかしいんですけど。
それをした後にみんながどういう状況かとかすごく気にする人で。
ちょっと強がってる風に怒っていたりとか不満そうにしていてもみんなの様子をすごく見る人なので。
たぶんあれはナチュラルだと思います。
ナチュラルなんですね。
であればやっぱり全経営者に聞いてほしいですね。
たぶん私自身そういうふうな策略でされてることに気づいてしまった瞬間に気持ちが離れるタイプなので。
そっかそっか。
未だに気持ちがそばにあるので、たぶんナチュラルだと思います。
信頼関係に対してはなんか敏感ですよね。
ハスビット研修生なんかわかんないけど感が鋭かったりとか感性が。
この人は本当に言ってないなと思ったらそろそろ引いちゃう人も結構いるので。
そろそろ慣れたたなくなっちゃうじゃないですか。
それが一番怖いんじゃないですかね。
そういうとこで佐々木さんのお話になったところで25分もだいぶ経過してしまっておりまして。
リスキリングとリーダーシップ研修
そうなんですね。
そうなんです。
一旦前半をここで締めると。
アディショナルがちょっとありましたね。
アディショナルがありましたけど。
そうですね。
佐々木さんのお名前が出たので。
では今佐々木さんの下で宮山さんがどういう役割をこれからされていくのかっていうところですね。
後半伺っていきたいと思います。
では後半ここまでにさせていただきます。
前半ここまでにさせていただきます。
後半またお楽しみに。
ランチタイムを学びの時間に。
ウェブメディア日経リスキリングでは平日のランチタイムに無料のウェビナーリスキリングカフェを毎月開催しています。
2026年1月21日水曜日のリスキリングカフェのテーマは
全員がリーダーにラグビーは最高のリーダーシップ研修だです。
ゲストはラグビー日本代表のテクニカルコーチを務めたスマイルワークス代表の村田雄三さんです。
ラグビーには現代のビジネスシーンに活かせるリーダーシップの考え方や
最高のチームを作るためのノウハウが詰め込まれています。
村田さんは誰でもできる安全にラグビーを楽しめるタグラグビーを通じた体験型研修にも取り組んでいます。
ラグビーから学べるリーダーシップの本質を厚く解説してもらいます。
開催日時は1月21日水曜日12時5分から12時55分。参加申し込みは1月19日午後5時まで。
詳細は日経リスキリングのウェブページをご確認ください。
皆様のご参加をお待ちしております。