同人誌即売会の魅力
おはようございます。二次創作メンタルサポーターのほうりです。よろしくお願いいたします。
今日は、ある音声配信を拝聴して、ああ、こういうことだったんだというふうに踏み落ちたというお話をしようかなと思うんですよね。
結論から言うと、通信販売が溢れている時代に、何で同人誌即売会が今もごく根強く残り続けているのかということについて、気付いたということなんですけども、その配信の内容をざっくりと説明しますと、
優しいトレーナー育成コーチの山口哲也さんという方の放送なんですけども、概要欄のリンクに貼っておるんですけども、札幌から北九州まで飛行機に乗って、
自分のマイコーチに会いに行ったというお話だったんですよね。その方はマイコーチとコーチングのセッションをしていて、オンライン通信の方でセッションをやっている。
結構頻繁にやり取りしているんですけども、そのマイコーチの方は、いろんな感じでコーチングをしていて、中には一緒に車に乗って、北九州の名所に連れて行ってくれたりとかしてくれる。
コーチっていうよりも、仲のいいお友達が遊びに行くようなそうしたスタンスでのコーチングなんですよね。
やり取りもYouTube動画には載ってて、見ててすごく楽しそうだなと、私も感じてるんですけども。
だけどやっぱりコーチングってZoomで話せるのに、やっぱり何でわざわざ会いに行くのかなと不思議に思ってたんですけども、山口哲也さんはこう言ってたんですよね。
リアルで会うことでしか得られないエネルギーの効果があるっていう言葉だけじゃなくて、空気感とかマイコーチが見つめるまなざしとか、あと沈黙のそうした間際も対面だから伝わる空気感っていうものがあるんだっていうことをおっしゃったんですけども、それを聞いて私はハッと気づいたんですよね。
これってオフラインの同時即売買いもそうした場所なんじゃないかなってことです。
今冒頭でもお伝えしましたけども、通販だけで本を買うんだったら、もうそれで十分な時代になっちゃってるわけじゃないですか。ブースだったり、虎の穴だったり、そうした通信販売のサイトがいっぱいあって、私たちが若い頃だったら本当にすごい手続きとかめんどくさかったんですよね。
郵便為替わざわざ買って、為替が見えないように白い紙にくるんで、中には返信用封筒も80円切って、今はちょっと出上がりしてるけども、当時は80円切って貼った返信用封筒も入れて、それで手紙を添えてって感じで送って、そしてようやく本が届くって感じなんですけども、届く日数も1週間は最低でもかかるっていうのが当たり前の時代だったし、
しかも郵便為替で送るわけだから、郵便事故とかも結構あったんですよ。私も結構郵便事故にあってすごい悔しい涙飲んだこともあるんですけども、そうした通信販売時代に比べたら、今なんて確実に落ちたら届くシステムがあるから、いや便利だなーってすごく思ってるんですよ。
加えて私も札幌に住んでるんですけども、イベントすごい大きなイベントって東京とか大阪とかっていう西と東の大都市でやるわけだから、やっぱりね、衛星費とか宿泊代とかってすごいかかるわけなんですよ。
で、憧れの作家さんたちに会うってなったら、お土産も担いでもって行って、宿泊先のホテルでラッピングとかも持って行って、着いたらこまめに仕分けしてって感じで、凝ってる人だったらメッセージカードも付けてっていう感じで、とにかく手間暇とお金がかかるわけじゃないですか、当時に即売買って。
それなのに、本だけ欲しいんだったら、家でおとなしく通販の申し込みして待ってればいいのに、遠くの都市にわざわざ飛行機や新幹線に乗って、お金も時間もね、あと会社が勤めてる方だったらお休みの交渉もね、しなきゃならないし、そうした体力もかけて、あの場所にね、なんで集まるんだろうっていうふうに、最近というか数年間ずっと思ったんですけども、その答えっていうのが、今回その山口哲也さんとマイコーチさんの、そうしたコーチングの詳しいやり取りの、
放送を聞いて、ふんに押したんですけども、あれってね、エネルギーをもらいに行ってるんだなって、本当に思ったんですよね。しかもそれって、ただの熱気じゃなくて、推しジャンルの推しカップを書いてる、この推し作家だからっていう、あの存在だからこそ直接受け取る、生きる力なわけなんですよ。
正直、同時試則売買って、私も結構やったんですけど、マイナーなジャンルの時は、もう目を皿のようにカッポじって、私の推しのジャンルは少ないから、もしかしたらサブで、私の推しジャンルの推しカップの本が売ってるかもしれないっていうふうに、行ったり来たりとかしてて、そこで見つけた本を飛びついて、これくださいっていう感じで、やってるっていうのもあったんですけども、それもそれで、ある意味のエネルギー、宝探しの情熱ですよね。
そうした情熱もあるんですけども、憧れの作家さんに出会えたら、この人本当に生きてたんだな、みたいな感じのね、感動っていうか、そうした感動も覚えて、この方が書いた推しジャンルの推しカップが、私の人生とか変えてくれたし、救ってくれたんだしっていうふうに、心の中で何回も何回も思ったりっていう感覚っていうんですかね。
そういうのをね、やっぱり味わいに行ってるんだなと思いますし、やっぱり直接行くからこそ、通販だったらね、スマホやパソコンでポチればすぐ届くけども、本を作ったご本人から手渡されたりとか、そして実際の紙ですよね、本だから。
実際に出来立てすり立ての、すり立てって言ったらあれだけども、新刊だったらすり立てですし、既読刊だったら、これが本だっていう存在、それを手に取って感じられる喜びとかっていうのは、もう明らかにオンラインの通販だったら味わえないわけじゃないですか。
個人の体験とイベントの意義
だから、直接同人誌即売会に足を運ぶっていうのは、そうしたエネルギーを補給しに行ってるんだなっていうふうに、私は本当に今回の山口哲也さんの放送ですごく風に落ちたし、そういう人間に備わってる感覚ですよね。
エネルギーを感じられるっていう感情っていうか、感覚っていうか、非言語的なコミュニケーションは、人間が人間である限りどんなにパソコンとかオンラインの文明が発達しても、足を運んで人の集まるところに行って、そしてエネルギーと魂の交換をするっていうのはなくならないんじゃないかなってことなんですよ。
だから、タイムパフォーマンスとかコースパフォーマンスって最近言うんでしょうかね。便利なのは喜ばしいけども、便利なだけじゃ人間はやっぱり生きられないし、手間暇かけてこそ得られるものがあるんだなっていうふうに、私は本当に今回思ったんですよね。
逆に自分がサークル参加するときも、今まで書いてできてたけど売り手の景色ってこんなんなんだなっていうような感じをね、味わうことができますし、私もちょうど3年ぐらいの夏にビッグサイトのオンリーイベントに20年ぶりぐらいかな、サークル参加したの。
それでも本は売れなくて、抱えた在庫を担いで書いたときは、それはちょっと相当ちょっと悔しい思いをしたけども、今3年間経過したら、やっぱりサークル参加してよかったなっていうふうに思えたりしたんですよね。
あの空気はやっぱり悔しい思いも含めて、札幌の自宅にいたら味わえないものだったのなっていうふうに、今だったら素直に思えるわけなんですよ。
それぞれの人生を生きてきて、日々いろんなことに疲れていても、同人誌即売会といって、同行の詩が集まる場所があって、好きなものに触れて、好きな作家さん、憧れの作家さんと対面して、
それでその人その人が作ったグッズとか本とかを見て、その熱情に圧倒されるっていう、こうした場っていうのは、これからも続いていくと思うし、続けていってほしいなっていうふうに思ったっていう、そうしたね、ちょっとした私の気づきのお話でした。
もう本当に伝われっていう感じで、あのちょっとお話してるんですけども、私もやっぱりな、機会があったら同人即売会、近所にあったら行ってみたいなって思うんですよね。
若い頃もね、あの高校時代の時とかも同人即売会は、結構休みのために行ってたんですけども、中でもめちゃくちゃ印象に残ってるのは、札幌の街中にあるザットビルの中で、古本市名所、詳しい名所は覚えてないんですけども、古本市場みたいな感じで、なんかそういう同人誌も含まれてたし、なんか自分のいらない、なんかその同人誌アンソロジーとか持ち寄って、
で販売してたってやつなんですけど、今もう何十年前の話だから少しおぼろげなんですけども、私そのイベント知ったのって友達経由から知って、その当時同人即売会って雑誌とかアニメーターとかの掲示板とかで貼ってたんですけども、完全に口コミで私知って行ってみないって言って、行ってみようってなって言ったんですけども、すごく風変わりだったんですよね。
同人即売会ってさ、一般参加の方って別に並んで会場、開く時間を待つじゃないですか、でもその古本市ってお客様が、お客様って言わないのか、一般参加者が待つスペースがアパートの一室みたいなところをね、あてがわれて、そこで座って待てるっていう、そういうシステムだったんですよ。
それで、そこで私たちなんかすごい雰囲気違うねって感じで、なんかいたたまれないわけじゃないけど、ちょっとソワソワしながらも待ってたら、目の前で知らないお姉さんがテーブル挟んで茶舞台っていうかローテーブル挟んで向かい側にいたんですけども、六畳一間のような、そうした控室みたいなところでテーブル挟んでお弁当を食べてるっていう光景は今でも覚えてるんですよ。
それで、実際にそのイベント始まりましたってなった時に、会場に入るわけなんですけども、その会場も、なんだろう、会社の会議室よりちょっと狭い感じで、売り子さんもいたのかな、会計する係の方もいたと思うんですけども、でも売り子さんって感じじゃなくて、
真ん中、部屋の真ん中に売り物がドカンって置かれてるんですよね。
ソワクルとかも別に書かれてないし、値札はちょっと書かれたのかもちょっと思い出せないんですけども、置かれてて、それで気になった本を列になって巡回しながら回っていくって感じで、結構の数のお客さん、お客さんというか参加者がいたんですけども、その列に逆らわないで並んでって気になるものがあったら手に取って、その後ろっていうか、そのなんだろう、端っこにいる会計の方にこれくださいって感じで渡すっていうような、そんなイベントがあったのを思い出して。
あれは今でも幻なのかなっていうふうに私は思うんですけども、でも実際にそこの場所で買ってきた同人誌アンソロジーが、自宅の押し入れの中に今も眠ってるんで、それ夢じゃないっていうのは確実なんですよ。
私は高校の頃は地元じゃなくて、高校の寮に入ってたんで、その買ったばっかりの本を30冊ぐらいあるかな、同人誌アンソロジーまとめ買いして、30冊ある本を担いで寮に戻ったっていう記憶があって、よくやったなって思うんですよね。
そうした、こんなふうに、私だったらこうやってラジオのネタにもなるわけだから、こういう何か思い出話っていうか、そうした記憶の共有っていうのもオフラインの同人誌即売会の醍醐味なんじゃないかなっていうふうに、そんなふうに今日思った配信だったんですよね。
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