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あかつき秋が日帰りの旅で出会った「No Name Philosopher(名もなき哲学者)」の話/前回「97 IKEAすごいねって話」/日々どうありたいか。そして、いくつになっても挑戦を辞めない/普段すれ違う人にも人生がある/偶然の出会いな旅の話シリーズ 9091/You deserve it(あなたはそれに相応しい人だよ)/相手の無事を願う別れの言葉/大人相談会/出会いたい人と出会えて世界が広がる時代/#にちたび ゲスト募集中です♬

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シドニーでの日本僧侶時間の体験
オーストラリアの秋です。
日本に住むひとみです。
たびともさん、こんにちは。
こんにちは。
前回は、ひとみさんが
IKEAに行ったよっていう話をされてたんですけど、
まだ聞いてない人は聞いてください。
聞いてください。
今回は、私が面白い人に会ったよっていう話をしようかなと思うんですけど、
はい。
シドニーにね、行ってきたんですよ。電車を乗り継いで。
で、行った目的のひとつが、シドニーにある日本総領事館に
子どもの教科書、日本語の教科書をもらいに行くっていう、そのために行ったんですけど、
シドニーの日本総領事館、ビルの中にあるんですよね。
ひとつの総領事館の建物がバーンってあるわけじゃなくって、
このビルの何階の一室みたいな感じであるから、
まずは、エレベーターに乗らなきゃいけないんだけど、
全然それ調べてなくって、何階に行ったらいいかもわからず、
どこにエレベーターのボタンがあるかもわからずみたいな、
けっこうそんな感じの時に、スーツ着たセキュリティのおじさんが、
どこ行くの?って言うから、領事館行きたいって言ったら、
ボタンを押してくれて、エレベーターが何機かあるんですよ。
廊下の両側に。
で、その手前にボタンを押すタッチパネルがあって、
そこを押すと、何階っていうのをピッて押すと、
そのどれか、何て言うのかな?
何機かあるうちの一番一階に近いエレベーターが降りてきて、
それが直接、私がそのエレベーターでボタンを押さなくても、
領事館がある階までひゅーって連れてってくれるっていうやつで、
セキュリティのおじさんとの出会い
すごい入ってくると思ったんだけど。
確かに。何機かあるやつだったら、
それぞれ間くらいにボタンが上か下かみたいなボタンがあって、
とりあえずどれかをピッて下とか押して、
全部光るんですけど、近いところがポーンって印ついて、
そこで来るみたいな感じじゃないですか。
そうそう。
手前で押せるっていうのすごいですね。
手前で押せて、で、なんとかAとかBとかGとかそういう感じで、
何回って押すと、最初のタッチパネルにGとかって出るんですよ。
だからそうすると、じゃあGのエレベーターのところ行ってねって言われて、
G、G、Gと探して探して、そこで待ってるとピーンって開いて、
もうそのまま行けるみたいな。
じゃあ結構大きめのビル、雑居ビルみたいなんじゃなくて、
大きめのオフィスビルみたいな感じだったんですか?
そうそう、オフィスビル、オフィスビル。
で、だからそれ以外のところは基本止まらないみたいな。
だからちょっとそこでセキュリティのおじさんと会話をしたっていうか、
ありがとうみたいな感じで行って、教科書もらって、
で、戻ってきたら、ちょうどなんか出て行こうと思ったら、
おじさんと目があったのね。
で、私たぶん今ちょっと日本人ぽくないからさ、
格好とかも、髪の色とかも日本人ぽくないから、
でも、日本に行けるようになったの?とか言って言われて、
基本的に、たぶん日本領事館に行く人は、
パスポートとか、日本に入るビザとか、そういうので、
領事館に行く人が多いから、
外国人とか、日本に行きたい外国人。
そうそう、日本に行きたい外国人だと思われてたみたいな。
アジア系の中国人か韓国人とか、そこら辺ですよね、きっと。
で、言われたから、私日本人だからとか言って、
今日は子供の教科書をもらいに来たの?とか言って、
言ったら、それで話を始めて、
結構ね、たぶん30分ぐらい話したかな。
すごいですね。
しかも立ちながらですよね。
立ちながら。
で、そのおじさんはさ、セキュリティの人は、
他の私みたいに孫ついてる人がいたら、
ちょっと待ってて、とか言って、
その人手伝って、
だからまた話の続きを始めるみたいな。
別の人来たら、
ごめん、別の人来たからバイバイみたいな。
違うの。
でもね、すごい面白かった。
Rさんとの哲学的な会話
なんだろう。
どういう話してたんですか?
なんかね、その人は、
Rさんってとりあえず呼ぼうと思うんだけど、
Rさんは、なんか人は1日1日を常に、
毎日自分が、
ベターパーソンであるとか、
ベターな日を過ごす、
みたいに思って過ごすといいんだ、みたいな。
なんでそんな話になったのかわかんないんだけど、
最初は、なんか日本に行きたいんだよね、とか言って、
でも、すごいいろいろ行きたい場所があって、
で、日本は30何番目に行きたい場所だ、みたいな。
30番台なんだ。
1番じゃないんだ。
50なんとか、2桁ではあったと思う。
でも、なんかその人は、
昔、空軍かなんかに勤めてたとか、そういう。
で、その後は、
ユニセフだか、国連だかに勤めてて、
で、そのいろんな国に行けて、
それがすごい自分では楽しかった、みたいな話をしてて、
で、その後、なんでかわかんないけど、
常にベタであるように過ごすんだ、みたいな。
って思ってるって言って、
で、なんかその人は、
他の人は、あの人お金があっていいな、とか、
あの人はいろいろ持ってていいな、とかって、
人をうらやんだりしちゃうじゃん。
で、それとか、自分一番みたいな、
アールさんの哲学
セルフィッシュな感じになっちゃいがちだけど、
そうじゃなくて、自分ができることをしてけばいいんだよ、みたいな。
そういう話になって、
で、あとは、その人もうすぐ50になるんだって。
たぶん今年50とか、そんな感じなんだけど、
大学で応用数学みたいな、
ちょっと院に行って、数学を学ぶみたいなことをやってるんだって。
で、あとは、その仕事もいろんなとこに応募して、
5月に1つ、8月に1つ面接があるんだよね、とか言って、
でも、それは自慢じゃないと。
自慢で言ってるわけじゃなくって、
50になっても、そういうふうに挑戦すれば、
結果が、挑戦したら、こういうことがあるんだよって、
他の人に希望を与えたいんだ、みたいな話をしてて、
ああ、なるほどね、みたいな、
ホープを送りたい、みたいなことを言ってたんだよね。
それをなぜ、あきさんに言ったんですかね?
わかんない。
わかんないけど、そんなことを言ってて、
しかも、ものにならなくてもいいんだけど、
捉えしたっていう事実が大切、みたいな。
毎日一生懸命生きたことが全てだよね、だよね、みたいな話をしてたんだよね。
なんでそんな話になったんだろうね。
とにかく話したかったんだと思うよ。
一人で立ってるからさ、基本。
仕事は毎日一人で立って、
エレベーターにどうやって行くかを教えたりするだけの話じゃん。
私が話しかけやすそうだったんだろうね。
きっとそうなんだと思います。
で、その人ね、離婚もしなんだって。
自分はいろんなところに行きたくて、
家庭にとどまる器じゃなかったと。
その奥さんにとって、だから僕が障害になっちゃってた。
奥さんが家庭にとどまる人がパートナーであってほしいって思ったらさ、
そのRさんがいたら、そっちの道にはいけないじゃん。
で、自分が奥さんが行く未来のこの道を騒ぎ入っちゃってる。
分かったから、その道を明け渡した、みたいな感じで。
視野を広げるための工夫
って言ってて、ずっとそこにとどまって、
障害になってたらダメだって気がついたから、
どいてあげなきゃって思ってね、って。
でも奥さんと今でも友達だし、子供とも自由に会えるし、みたいなことを言ってて、
おお、素晴らしいね、Rさん、みたいな話をしてたんだけど。
それで思ったのは、有名人とか著名人とかじゃなくても、
普通にそこらへんを歩いてる、ただの通りすがりの人でも、
すごいいろんなことを考えてるし、その人にも人生はあるし、
そこから学ぶことってあるよな、みたいな話をしてて、
成功してる人だけが偉いわけじゃなくて、
地球上の人はどんな人も一生懸命生きてるんだろうな、みたいな。
っていう話をRさんと話して、そう思ったんだよね。
特にSNSとかだとどうしてもフォロワーが多かったりとか、
すごいいいねをもらう投稿とかが、どうしても表示されやすくなったりとか、
自分の目に止まりやすくなっちゃって、
こうしないと成功しないのかな、みたいな、思っちゃう時がたまにあるんですよ。
今の自分の仕事で、ちょうどその時にちっちゃいミスとかをしてて、
あと上司に面倒くさい質問しちゃったなとか言うので、落ち込むこととかあったりするので、
ふとでも外を見るとか、ほんとに近くのスーパーに行くだけでも、
あ、そうだよな、例えばこのレジのおばちゃんとかも、
普通にお子さんいるかわかんないけど、働いてるんだよなとか、
たまたま後ろに並んでたちっちゃい子連れてるお母さんとかも、
そうだよな、今子育てしてんだよな、みたいな、
なんかふと、そうだよな、どうしてもパソコンと向き合ってると、こっちの世界に行っちゃうので、
視野が狭くなるよね。
そうですそうです、あえてこう、買い物をする、もちろんウーバーとか、
ネットスーパーみたいなので、届けてもらうことも全然できるけど、
あえてお昼休みにスーパー行くとか、いうことはしてますね。
無計画の偶然の出会い
そういう感覚を取り戻すために。
人と話すって大事だよね。
そう、なんかその、アールさんの話を聞いてから、
アールさんのことを私はノーネームフィロソファーって呼んでんだけど、
名前のない哲学者みたいな。
かっこいいな。
最初、あきさんにノーネームフィロソファーの話したいって言われた時に、
なんか小説のタイトルなのか、なんだろうみたいな、
なんか偉人の名言かなって思ったんですけど、
あきさんが作った言葉なんですよ。
そうそう、名前のない哲学者。
このポッドキャストの配信の回のタイトルは、
名前のない哲学者にあった話とか、そんな感じしようかな。
いいですね、いいですね。
名前あるけどね、アールさんっていうね。
名もなき哲学者って感じかな。
でもすごいね、
一人で行ったんだけど、
単に行って帰ってくるだけの旅のつもりだったんですよ。
だけど、そんな出会い、無計画の出会いみたいな。
で、ちょっと前の回でも話してたけど、
計画していかない、無計画の旅みたいな、
そんな感じだったなっていうのは。
まさに偶然の出会い。
偶然の出会い。
子育てについての会話
で、教科書取りに行ったっていう話をしたから、
子供はいくつなの?とか言って、
小学校、小学年と低学年だよ、みたいな話をしたら、
上の子はもうすぐティーンネイジャーになるね、みたいな。
ティーネイジャーになると大変だよ、とか言って、
でも、うちの長男、すごい優しくてさ、
未だにハグとかするし、
起こすときも、布団の中入ってきて、
おはようぎゅ、みたいな感じで、
かわいい。
でしょ?
で、すごい静かな感じの子だから、
ティーネイジャーになって反抗するってあるのかな、この人、みたいな感じで思ってるのね。
で、未だにね、お母さんの私のこと大好きって言ってくれるんだよ、とか言って、
そのRさんにも言ったの。
で、そしたらもうね、
子供が親を愛せれるっていうのは、すごい幸せなことだよ、みたいな。
力説し始めて、また。
子供が親を愛せれるっていうのは、本当に幸せだし、
お母さんは愛してくれてんの?って言うから、
大切にしてもらってますよって言ったら、
それは良いことだ、みたいな。
もうね、あなたはね、そうやって愛を受け取れる、
You deserve itって言って、
なんて言うの?日本語だと、
愛を受け取るのにふさわしい人だからって言われて、
初めて会ったんだけど、私。
なんか占い師みたいな。
路上にいる占い師。
あなたは良い人に出会えるわ、みたいな。
そうそう、愛されるのにふさわしい人だから、みたいな。
ああ、そうですか、はい。みたいな感じでね。
で、だから幸せだよ、みたいな。
で、最後に子供と私、夫は入ってなかったんだけど、
子供と私の幸せと、あとsafetyを祈ってますって言って別れたんだけど、
旦那さん入ってないね。
旦那さん入ってないね、とか。
旦那もね、入れとこうなと思ったんだけど、自分の中で。
でもなんかそうやってさ、I pray your happinessとか言って言うのはよく言うけど、
safetyまで入れてくれたのが、なんかいいなって思ったんだよね。
やっぱりコロナとかいろいろあったし、いろいろ不穏な感じがあるじゃん。
だからなんか無事に生きていけるように、みたいな。
友人とのコロナについての会話
まあでも、確かに友達とかと会って、別れるとかっていう時も、
気をつけてねっていうようにはなりました、コロナの後から。
はいはいはい。
なんかいつもだったら、はいバイバイまたね、みたいな感じだったんですけど、
はいバイバイ気をつけて帰ってね、とか、
本当になんか風邪とかコロナには気をつけてね、みたいな風に言うようになりましたね。
そうするとさ、なんか嬉しくならない。
なんていうのかな、そうやって自分の安全を祈ってくれる人がいるんだな、みたいな。
で向こうもさ、その向こうの安全も祈りたくなるし、
気をつけてね。
確かにな、その一言が。
私もなんかご自愛してねってよく言う。
確かに風邪ひいたりとかですね。
頑張ってねって言うより、最近はご自愛してねって。
そう、日本語で書くとセルフラブみたいな直訳するじゃないですか、ご自愛って。
だからそれいいなって思いますね。
ちょっとビジネス上の表現ではあると思うんですけど。
ビジネス上の表現なんだ。
ご自愛くださいとか言うか、そうかそうか。
普通に友達のやつとかでも使ってるな、メッセージとか。
たぶん、もし私が友達に使ったら、え?って言われる。
そうか。
なんだろうね、頑張ってねより楽しんでねとか、
夫とかとかも楽しもうね、頑張ろうねじゃなくて、楽しもうねってよく言ってる。
私も頑張るってねとはあんま言わないですね。
ぼちぼちね、みたいな。
気楽に行こうぜ、みたいな。
そんな感じです。
知り合いとの出会いについての話
そう、だから、そういう、なんていうのかな、
普通の人の話をもっと聞きたいなって思った。
確かにな、そうなると結構日本で見知らぬ人と話をするってなると、
例えばなんか偶然物を落として、あってなって、
なんか落とした物かわいいですねとか、そういうのがちょっと無理だなって思ってね。
恥ずかしいし、なんか変な人みたいなの思われると嫌だしっていう。
なんだろうね、でもさ、大阪のおばちゃんとかさ、話してくれる。
話してくれる人は話してくれますよ、お店の人とか。
どっか居酒屋とかで行くと、でも最近はちょっと若い人が多いところによく行くからか、
あとコロナとかであんまり話せないみたいな空気になっちゃったから、
あんま話しかけられることはあんま少なくなったかもしれないですけど、
話してくれる人はくれますね。
なんかなんだろう、私noteの仲間で大人相談会っていうのに参加してるんだけど、noteで出会った人。
そういうところでやっぱりなんか自分の最近の話とか、
よくある人生の話とか思いとかっていうのを話してるサードプレイスがあるんだけど、
オンラインだから直で会ってないから、マスク外して話してても全然オッケーな場所。
だからやっぱりなんだろう、偶然の出会い。
オンライン出会いの増加
それはなんかセットアップされるけど、でも偶然オンラインで繋がった人たちとの出会いみたいな。
だからそういうバーチャルでの出会いっていうのが増えていくのかな。
そういうところで話を聞いたりとか。
それは多分増えてる気はしますね。
ここもそうだしね。
そうですね。
ポッドキャストもね。
またそこから繋がってる人もいるわけじゃないですか。
そうそう。
ゲストも呼んだりとかね。
だから結構リアルとバーチャルの垣根がなくなってくるというか、
どっちかっていうとちょっとバーチャルの方が増えてきちゃうかもしれないなと思ったり。
でもなんかその分世界が広がるんじゃないかなって。
うちらもさ、国が違うけど話せてるし、歳も違うし。
だからそこらへんも英語が多分使えればっていうか、そこがもっともっと広がるのもあるだろうし。
そうですね。
いい時代になったもんだみたいな。
番組紹介とお知らせ
そうですね。出会いたい人と出会いやすくはなったかなとは思いますね。
だからそういう名もなき哲学者じゃないけど、
なんかみんなどっかしらそういう思いとかさ、そんな思ってるんだろうね。
そうだと思いますよ。
なんかそういうの日旅でさ、いろんなゲストの人とか呼んで話するのも面白いだろうね。
そうですね。いいな。
ちょっと考えてみようかな。
ゲストに来たいよっていう方は是非ご連絡ください。
是非是非お待ちしてます。
ちょっとこれ話してみたいなみたいな、あてつかくな話じゃなくてもいいし。
普通にこういうこと伝えたいですみたいな。
あれば是非お寄せください。
はい、そんな感じかな。
そんな感じですね。
この番組日常を旅するラジオはオーストラリアに住むあきさんと、
私ひとみが感じることを毎日旅するように切り取って色々と話しています。
ご感想やご質問はハッシュタグひらがなで日旅でお寄せください。
お便りフォームからも受け付けています。
この番組が面白いと思ってくださった方で、
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お願いします。
それではまた。
バイバイ。
22:53

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