2025-05-02 10:19

日銀金利据置、関税交渉通過──日経平均は夜間37,000円突破し、リスクオン相場本格化か|2025/5/2相場雑感

2025年5月2日、日本時間午前8時37分。日経平均株価は前日比1.1%上昇し、36,452円で引けた。夜間取引では一時3万7千円を突破する場面もあり、表面的には「強い相場」が演出。日銀の金利据え置き、為替の急騰(ドル円145円)、アメリカの債券市場の落ち着き、金価格の調整といったマクロ的要素を踏まえつつ、市場の「リスクオンムード」に。「GW祝日・低流動性・高ボラティリティ」が重なるタイミングでこのリスクオンに乗るべきか。

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May 2, 2025, AM JST.


The Nikkei 225 closed at 36,452 yen, up 1.1% from the previous day. In overnight trading, it briefly surpassed the 37,000 yen mark, giving the impression of a "strong market" on the surface.

With the Bank of Japan holding rates steady, the yen weakening sharply to 145 against the dollar, U.S. bond markets calming, and gold entering a correction phase, the overall macro environment seems to support a "risk-on" mood.

But with Golden Week holidays, low market liquidity, and elevated volatility all overlapping, the question remains: Should we really ride this risk-on rally?

サマリー

日銀が金利を据え置く中、夜間の先物市場では日経平均が37,000円を突破し、リスクオンの兆しが見えています。一方で、関税交渉の結果によって市場の動向が左右される可能性があるため、慎重な姿勢も求められています。

日銀金利据置と日経平均の動き
今日は2025年5月2日の日本時間の8時37分に入ります。
昨日の日経平均の割には36,452円ということで、前日1.1%の上昇ということになりました。
ボラテリティインデックスもですね、しっかりと下がってきていまして、26.25というところですね。
PRも14.92だったので、日経のAPSは2543円ということで、若干昨日より10円ほど上がったのかなというところになります。
ちょっと様子見が続くんですけど、夜間の先ものはかなり上昇していて、37,000円をつけるようなタイミングもあったんですけど、
今はですね、36,754円ということで、若干250円ぐらい下げたというところにいるというところですね。
関税交渉が先ほど終わったというニュースも出てまして、どういう内容で終わったのかという、
赤澤大臣の会見待ちという雰囲気だとは思いますけど、どうですかね。
非常に値動き自体は力強いなと思ってまして、まさかまさかの37,000円をつけてきたというところは、
値動きで見ると非常に強いなと思ってます。
金も昨日は1日ずっと調整した感じだったので、金の資金が一部被りに来ているというようには見えるんですけどね。
アメリカもですね、昨日は最初上げて最後下げちゃった形になるのかなと思いますけど、
S&Pというところで言うと、5604ドルということで、恐怖指数も24.6、こちらも下がってきているような格好になりますね。
注目していた米国の債券市場に関しては、ムーブ指数が昨日がっと下がって107.33ということで、金利は若干4.72と上がりましたけど、
債券市場もですね、昨日ほど不穏な感じはないのかなと思います。
なのでそういう意味で言うと、日本もアメリカの債券市場もパッと見は落ち着いているように見えますし、
アメリカの金の調整というのも見ると、金から資金が抜けて債券や株式に資金が流れているようにも見えるので、リスクオンという感じにも見えるんですよね。
ただ、今日のトランプ関税の会見内容というところもイベントとしてまだ残っているので、市場が期待する通りに解消されればリスクオンになるのかなという気はしているんですけどね。
昨日の日銀の会合も受けて金利も末置きというところが決まっていますし、それによってドル円は非常に上がりしていて、今145円というところなので、買わせという部分が日経平均を支えているような状況になりますよね。
関税交渉と市場の不確実性
なので、昨日の日銀の金融政策決定会合での金利の末置きというのを受けて、それがこのトランプ関税の交渉においてどういう意味を出したのか、それがもしかしたらネガティブに働いているかもしれないですし、特段影響がないかもしれないんですけど、
そのあたりも踏まえて関税交渉の内容次第では十分にリスクオン相場になる可能性は十分にあるんじゃないかなと思っています。
ただやっぱり気にしておくべきなのは足元のEPSというのは弱いと思いますし、昨日のアメリカの業績のところの決算は確か出ていましたけど、やはり関税というものに対するネガティブというかマイナス影響というのは業績予想のところにも織り込まれてきていますし、
自動車メーカーにおいて加法修正なんかも出ていますので、実態としてやはり業績が今後良くなるというふうには見えないので、日本もアメリカもEPSというところは注視が必要ですし、それを取り代わりにした調整というのは近い将来来るだろうなとは思うんですけど、
中身としては無視して値動きだけ見ると非常に強い値動きなんじゃないかなというふうには見えるんですけどね。どうなんですかね。
ベンセントさんからの発言でもトランプ大統領のアクションの不確実性というもの自体がトランプ大統領の交渉戦略だという発言もありましたけど、やはりこのトランプ政権において不確実性というものは取り除けないと思います。
なので、今のボラテリティインデックスが一定高止まりしているというのは、結構今後続く気もするんですよね。なので、ボラが高い相場環境なのかなという気はしてますね。
なので、そうですね。どうなんですかね。ちょっとこの37,000よりさらに上に上るのかというのはどうですかねという感じなんですけどね。そうですね、悩ましいなというところですね。
どうですかね。ここからさらに。でも、完全交渉自体がしっかりと完了できればリスクオーディンになるというのはあるのかなと思うんですけどね。
全然話が変わるんですけど、僕今日スーパー行ったんですけど、今年野菜の価格はすごい安いですね。ブロッコリーが98円とか、去年は野菜がすごい高いなと思ったんですけど、平均気温が押し付いているというのもあると思うんですけど、
去年はインフレもあったし、気温もあまり野菜の生産的にはよろしくない状況だったのかなと思うので、それによってというところもあると思うんですけど、野菜は落ちてきているので、米の価格というのももちろんあるんですけど、もしかするとその辺も消費が後押しする可能性もありますし、
足元の出てくる東京のインフレ率とかを見ると、すごいインフレしている感じはするんですけど、野菜の価格とか日常で目にする価格を見ると、今はインフレ前ほど感じないなという気はしてますね。
だから、そういう身近なレベルの生活環境におけるインフレの変化というのも、もしかしたら相場に折り込まれ始めている可能性もありますよね。
ちょっとどうなんですかね。やっぱり僕は今、EPSが気になって仕方がないので、このリスク音相場に腰を据えて乗りたいなと思う感じではないんですけどね。
あとちょっと気になっているのはオプションなんですよね。
寝動きがすごい強く見えるんですけど、これだけ寝上がりしている割にはあまりコールが伸びてこないなという気はしてるんですよね。
もちろんボラティックインデックスも下がってきているので、コールはジリジリ上げている状況だと上げづらいというのはあるんですけど、
それを思ってもコールはそもそも出来高も少ないし、むしろこれだけ上がってもプットはあまり下がらないし、変われている。
現物というか先ほどの指数のアセットの取引とオプションの取引のところで乖離があるというか、歪みがあるというか、そこもちょっと違和感を感じているんですよね。
なので、やっぱり関税交渉の内容次第なんですかね。
あとは、今月が5月5日ですね。
月初の5日の月曜日で、今年1回しかないのかな。
ちょっとそれも気になっているんですね。
月初で5日が月曜日。
かつ今月祝日、ゴールデンウィークですね。
ゴールデンウィークだと2010年とか2019年の値動きとかもやや気にした方がいいのかなと思いますけどね。
ちょっとリスクオンになるのかなという気はしているんですけど、ちょっと乗り切れないなという気はしています。
本日は以上になります。
それではまた明日。
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