今日は2025年の4月5日16時30分になりました。
昨日の米国時間から振り返っていこうと思いますけど、昨日S&Pは5074ポイントで終わったというところで
前日に-5.98%を下落というところですね。
バラティリティインディックスも45.31%と、一気に警戒感が高まる水準まで上ってきたなというところまで来ております。
昨日のS&Pは価格みたいなとおりですね、非常に下落したというところです。
銀行株、ゴルドマンサックスやJPモルガンといった銀行株も日本同様に弱いので、明らかなリスクオフなのかなと思っています。
ゴルドは3037ドルで終わりまして、こちらも-2.47%の下落というところで、おそらくゴルドは一旦天井打ったんじゃないかなと思っています。
資金の流入というところにおいても、バラティリティインディックスが今22.03%まで昨日で上がっていますので、
資金が抜けている、あるいは売りの取引が増えているというところが、こちらの数値から推測できるんじゃないかなと思っています。
ゴルドに関するフローというところも、一旦弱まっているんじゃないかなというところですね。
他方で、ビットコインは案外ここでは崩れなくて、下がる局面もあるんですけど、83000ドルというところの前後、行ったり来たりというところで、ビットコインだけ無傷だったのかなというのは感じています。
なので、そういうのがアメリカですね。
それにおけてですね、日本の日経平均先物の方は上下いろいろしていたんですけど、最終的には32200円前後のところで、先物を6次を迎えて終えましたので、
非常に先物のチャートにおいては、現物のチャート以上に危険な兆候が現れているというところで、明らかなリスクオフですね。
昨日も申し上げたとおり、非常に久しぶりの総和環境ですけども、非常に強い売りなんじゃないかなと思っています。
やはり昨日ね、安川電機とかの決算も出てましたけど、結局彼らの決算もですね、トランプ関税の影響でまだ織り込めていないというところだったので、
日本の今の将来EPSというところが、おそらくトランプ関税を織り込んでいる企業は、今の時点においてはほとんどないと思いますので、
今の将来EPS2450円前後というところが、正直信頼に値する数値ではないというのが感じ取れます。
なので、そういう意味で今の総和というのはPRではなくてPBRで見るというところに来ているんじゃないかなと思っていますので、
今PRは信頼できない、PRで安い高いを判断することができなくなってきているんじゃないかなと思っています。
そうなった時にですね、今の日本のPBRが1.25なので、一番低いところでいうと0.81とかもいた過去もありますので、
1倍で止まるのか0.95ぐらいで止まるのか、あるいは0.8台に行くのか、ちょっとそこがどこになるのかはまだわからないですけど、
そういった可能性が十分にあるということを念頭に置きながら、来週の相場に向かっていく必要があるのかなと思っています。
ドル円の方に関しても、かなり昨日の動きは、値段自体は147円というところで下がっているんですけど、
昨日自体はそんなに下がらなかった。ただ、ドルのボラティティインデックスは一気に上がりまして、81.9になっているので、これは最近だとほとんどないぐらいの水準下に来ていると思います。
なのでですね、ちょっとやっぱりドルに関しても不安定な兆候は現れているので、これが円高方向に進むのか円安方向に進むのかはちょっとまだ、
本来なら円高かなと思っているんですけど、ちょっとそこは来週見ながら判断かなというところですね。
なので明らかにリスクオフなのは県庁だなと思っています。
ここに来てですね、一旦トランプ関税というものがリクスを考えた時にどうなるのかと思ったんですけど、
トランプさんがなぜあそこまで関税をするのかって考えると、行く先にはおそらく米中派遣争いに尽きるのかなというのが僕の感覚ですね。
アメリカというのは中国とはかなりの貿易が盛んにされていてですね、その中でアメリカは貿易赤字が拡大しているというところになりまして、
アメリカはいろんなところでテクノロジーが発展している国だと思います。
なのでそれが故に先進国だと思うんですけど、一方で中国というのは生産能力とかそういったキャパシティの部分で、
アメリカのみならず世界の向上と言えるようなポジショニングだと思ってまして、
その中で中国は人口も多いですし、最近だとTikTokとかもありますし、ディープシークもありますし、いろんなところで先進国、アメリカであったり日本を凌駕し得るポジショニングになってきていると思うんですね。
そうなった時に中国ってそこに技術を持ってしまうと、もう勝てる国がない可能性ってあるなと思っているんです。
なのでアメリカは負けちゃう可能性は十分あると思うんですね。
そうなった時に中国の発展を遅らせずつ、アメリカの国力を伸ばそうって考えると、アメリカは技術もあるんですけど、生産力自体も自給自足で国内で持つ必要があるっていうのが、もしかするとトランプさんの判断なのかなと思ってます。
そうなった時にトランプさんは関税という壁によって国内の産業をより強固にしてですね、ある意味全ての消費を国内で一貫させる。
企業でいうとよくあるSPAモデルみたいな、ファーストリティリングでやってる、オープンハウスとかがやってるモデルですけど、無印良品もそうですね。
そういうのをやってるモデルをですね、国家バージョンとしてSPAをやろうとしてるんじゃないかなと思ってます。
要は内製化ですよね。内製化した結果国家としては非常に強靭になる。
なので最初は痛みは伴うが、長い目で見ればアメリカはすごく強固な国になるんだという発言をしてましたけど、それがもしかしたらそうなのかもしれないんですね。
なのでそれを狙っているとなるとやっぱり米中派遣争いに発展していくものであって、その中でアメリカが最近ロシアと接近しているというのは、
ロシアと中国の関係性をどちらかというと、ロシアがアメリカ寄りに着くような形で考えているのかなと思ってまして、
過去のロシアソビエトとのアメリカの冷戦関係においては、アメリカは中国と接近していた事例もありますので、
その関係性から見ると次は中国との戦いだってなった時にロシアと接近するというのはあるんじゃないかなと思ってます。
なのでその辺り考えるとやっぱりトランプ関税というのはアメリカの国力を中国と将来戦っていくために、
より強固にするための痛みの部分なのかなと思いますね。