2025-06-18 10:04

シリアからイランに続く中東不安とホルムズ海峡の緊張 ── 代替資源は米国シェールか?|2025/6/18

中東が揺れるとき、誰が笑う?

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はい、今日は2025年の6月18日、日本時間の20時41分になります。
今日の日経平均の割には38,885円ということで、前日比0.9%の上昇というところになりました。
非常に強い形で終わってまして、ボラティインデックス自体は24.9ぐらいのところにおるので、
警戒感は普通に高まってはいるんですけど、やはり中東情勢のところもありますので高まっているんですけど、
直近の日銀の金融情勢のところで、金利抜粋置きというお話もありましたし、
国際会議での減額計画というものをやや緩和的に見直す方向でのお話も出ているというところもありますし、
あと7月の参議院選挙を睨んで、日本政府の国民への寄付金のばら撒き政策というのもあるので、
そういったところも鑑みて、株式市場にとってはややポジティブに移っているのかなと思います。
あとちょっと前にお話しした通り、今どちらかというと、
空売りされていた投資家様たちのですね、含み損がですね、おそらく僕の推定ですけど、1兆円近くあるんじゃないかなというふうには推計してますけど、
そういった受給バランスのところで、今は買いが優勢というところもあるかなと思います。
なのでショートスクイーズの側面もあるんじゃないかなというところであります。
ただ、とはいえですね、中東情勢は緊迫していることは変わらないので、
本日もですね、ちょっと中東情勢について掘り下げていければなぁと思っています。
今ですね、ハメネイ氏の亡命というお話も出ていまして、
まだそうなってはいないですけど、そういうロシアに対して亡命するという可能性があるという話も出ています。
この亡命の話を聞くと、2024年12月に遡るんですけど、
シリアのアサド政権が崩壊して、ロシアに亡命したというところがありまして、
非常にですね、この辺り深掘っておくと面白いのかなと思ってまして、
シリアとイランはですね、同じようにサワー原油を持っていてですね、
非常に同盟国に近いような関係性だったのかなと思ってます。
このサワー原油というところ共通点を考えると、
もしかするとシリアを倒して、その後イランという流れなのかなというふうに推測せざるを得ないのかなと思ってまして、
トランプ大統領がですね、当選したのが2024年の11月ですね、
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そのタイミングでトランプ大統領の再選が決まって、
その辺りから中東情勢の緊迫度がですね、徐々に増していきまして、
12月にアサド政権が崩壊したというところになるんですね。
なのでちょっとですね、この辺りやや偶然とはちょっと思えないんじゃないかなというのはちょっと思ってます。
このイスラエルを使ってですね、シリアを倒して次イランという感じなのかなと思うんですけど、
このここを攻撃することで何に影響があるのかという話なんですけど、
皆さんご存知の通りホルムズ海峡というものがありまして、
そこがですね、原油の輸出のルートになっているというところでですね、
この海峡の狭さが最小だと33キロとかなんで、封鎖しようと思えば封鎖できてしまうというところなんですね。
ここをですね、封鎖するとどこにダメージがあるのかというところなんですけど、
もちろんね、友好国のロシアと中国はもちろんダメージはあると思いますし、
なのである種ここのシリアとイランを攻撃するというのは、
アメリカによるロシアと中国に対するダメージを狙ったものだというふうに言えるんですけど、
ただもう一つあって、ホルムズ海峡を封鎖されると、
もちろんロシア、中国以外にもインドと韓国、日本とかですね、
そのあたりの影響も十分にあります。
特に日本はですね依存度高くてですね、
8割ぐらい依存しているというところが日経新聞のニュースでも出てましたので、
ちょっとこの辺は気になるなぁとは思っています。
というのも、やはり日本はトランプ大統領との、アメリカとの関税交渉の最中なんですね。
もしここでホルムズ海峡が封鎖されて、日本の原油の輸入が途絶えてしまった場合、
おそらく日本はですね、アメリカのシェールを買う必要性が出てくるんじゃないかなと思うんですね。
なので、このアメリカからするとホルムズ海峡の依存度が、
今アメリカ自体はそんなに高くない状況なので、
ここを封鎖するとですね、
そういったそこに依存している原油輸入国にとってはどうしようということで、
シェールをアメリカから買うしかないというお話になってくるんじゃないかなと思っているんですね。
そうなった場合に、アメリカはシェールでですね、輸出で大きく稼げるわけですよ。
となると、今膨張したアメリカ政府の債務というものを、
これを使って減らしていけるんじゃないかというところなんですね。
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なので、今やっぱりトランプ大統領が考えていることっていうのは、
彼はやっぱりアメリカファーストなので、
アメリカという国の債務をどれだけ軽くするかというところなんだと思うんですね。
そうなった時に、まず一つ目がトランプ関税だったと思うんですけど、
それに加えて次は何をやるかというところで、
もちろんね、パウェルさんに値下げしてもらってインフレを引き起こすことで、
債務の絶対額を少し小さく見せる、
相対的に小さく見せるというものがあると思うんですけど、
それに加えて、この知性学的にホルムズ海峡を揺さぶることによって、
アメリカのシェールの需要を高めて、なおかつ原油価格も上昇しますから、
それによってアメリカの輸出額を増大させて、
アメリカの債務を軽くするという狙いがあるんじゃないかなというのはちょっと思ってました。
なので、アメリカのイスラエルを使ったイランであったり、
シリアに対する連続的な攻撃というものは、
注意深く見たほうがいいんじゃないかなというのが、
今の現状の僕の感覚です。
今まさにアサルト政権から崩壊して、
約6ヶ月ぐらい経ったぐらいですかね。
なので、その辺りの中東の火薬庫というか、
火種というものがじわじわと高まってきていますので、
その辺りはやっぱりリスクとして認識しておくべきですし、
今日本価格は上がっていますけれども、
ボラデリックインデックスが24台高止まりしている状況ではあるので、
やはり少なくとも警戒心は、
一応マーケットには漂っているとは思うんですね。
株価は強いとはいえ。
なので、その辺りはしっかりと認識しながら、
マーケットに入るのがいいんじゃないかなと思いますね。
これだけ中東が荒れると、
どこかで本当にそんなことあるの?というぐらいのことが、
もしかしたらあるかもしれないので、
その辺はしっかりと認識しておくべきなのかなと思います。
アメリカにとって今別に株式市場を崩壊させたところって、
別に何とも思わないんじゃないかなと思うんですよね。
崩壊するとは別に明言はしないですけど、
やっぱり今はトランプさんが考えていることって、
本当にアメリカの債務を減らすことだと思うので、
そのためならアメリカの軍需の輸出であったり、
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シェールの輸出を高めるための策をどんどん打ってくると思うんですよね。
その辺が結構重要なんじゃないかなと思っています。
最近思うんですけど、ベッセントさんのリバランシングという、
よく彼使う言葉ですけど、
その辺りの言葉を考えると、
アメリカにとって中東をつつくというのは、
このAIの成長において、
彼らが原因をある手級いじっているという関係性、
環境をリバランシングするという意味においても、
今ここでこの電力需要が逼迫しつつある中で、
つつくというのは重要なのかもしれないんですよね。
その辺を認識しながら、
マーケットに貼るのがいいんじゃないかなというところを考えています。
本日は以上になります。
それでは私のコンテンツ、ロングプットするイメージで
フォローいただければと思います。
それではまた明日。
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