本日のテーマは、世界一有名なゲーム、スーパーマリオに出てくる敵キャラクター、このネーミングを取り上げたいと思います。
マリオに出てくるキャラ?めちゃくちゃ単純な名前多いけど、そんな分析する価値ある?って思われる方、たくさんいらっしゃいますよね。
そうなんですよね。例えばね、クリボーとか、一番最初に出てくる雑魚キャラとかいますけど、あとクッパとかね。
クッパも名前適当ですよね、ボスキャラなのに。お金の名前ですよ?みたいな。
ネーミングとか言うけど、めっちゃ適当じゃね?そんなつけた理由あるの?あるとしたらどんな理由があるの?
っていう、そんな疑問を解明すべく、今回は真正面から任天堂に殴り込みをかけたいと思います。よろしくお願いします。
でですね、マリオといってもたくさん作品シリーズあるので、ちょっと全部やってたらキリがないなということで、今回はスーパーマリオブラザーズ。
マリオが主役になった初著作ですね。一番最初に登場したのってあれですよね、たぶんドンキーコングだと思うんですけど、
今回はタラタタラタで始まるあの作品に登場する敵キャラクターから抜粋して分析しました。
一応分析した全キャラクターリストは今画面に出していると思いますので、YouTubeの方は一時停止してご覧ください。
で、まずね、結論から言うと、全然任天堂はね、適当じゃなかった。適当じゃなかったです。
まあでも、強いて言うなら適当だなっていうのは、今最初に挙げたクリボーとクッパーですかね。
これはまあやっぱ適当で言ってもいいんじゃないかな。偶然の産物なので。
クリボーっていうのは、いがぐりみたいな頭をして茶色いキャラクターなんですけど、踏むと死んじゃうんですけど、
公式設定はですね、クリじゃなくってキノコなんですよ。キノコ王国を裏切った悪いキノコなんだそうです。
で、このマリオを作った方、ミヤモトシゲルさん。ポケモンシリーズのね、サトシのライバルキャラのシゲルっていうのがいますが、
あれの名前の元ネタになったミヤモトシゲルさんですね。ミヤモトさん曰く、椎茸だと思って書いたそうなんですよ。
こいつ本当は椎茸なんです。なんだけど、そのミヤモトさんの絵を見た他のプログラマーがね、
栗に見えたらしくって、当然栗に見えたらしくって、あだ名として栗棒って言ってたらしいんですよ。
で、周りの人もこれどう見ても栗だよねってことで栗棒栗棒って言われてて、流れに身を任せてその名前にしたそうです。
クリエイター側としては自分の自我を出したいからさ、椎茸の名前とかキノコっぽい名前で通したいじゃないですか。
それでも折れてね、やっぱりみんなが見えるんだから、きっとユーザーも栗に見えるに違いないと思って栗棒で行こうっていう判断をしたのは素晴らしいなと思います。
で、クッパもね、似たような勘違いが元ネタでこの名前になっちゃってて、
えーと、なんだったっけな、なんか焼肉屋さんかなんかに、ちょっと今全然分析でもなんでもない雑談してるんですけど、
クッパの名前決めるのがなかなか決まらない時に、焼肉に行ってクッパ食べたいねーみたいな話を開発者たちがしてたことに由来するらしいです、クッパって。
で、その時に宮本さんがまたね、栗棒作った宮本さんが、クッパのことを肉の名前だと勘違いしたらしくて、
クッパってお肉の名前か、なんかかっこよさそうだし、いっかって思って、クッパっていう名前を通しちゃった、承諾しちゃったらしいんですね。
で、後々、お粥の名前だって知ったんですけど、もうクッパでいいかってことで、クッパになったらしいです。
だからね、見た目はクッパってなんかめちゃくちゃ強そうなさ、いかついでっかい亀なんですけど、
なんとかキングタートルみたいな名前になってもおかしくなさそうな見た目ですけど、あえてこの名前にしたっていうのも面白いんですけど、
これ以外、クッパとか栗棒を除くと、そこまで適当なネーミングってないですよ、意外に。
まず、よくよく考えてみたらお前すげーなっていう名前が、パックンフラワーです。
パックンフラワーわかりますかね。土管から生えて出てきて、マリオを食べようとする口のでかいお花です。
この名前のすごいところは、パックン、このオノマトペ1個で、このパックンクラワーの特性、敵キャラクターとしての特性を全部言い表している素晴らしいネーミングだと思います。
えーとね、で何がそんなにすごいかっていうと、
まあパックンってさ、パックンか、パックンっていうのはどう考えても食べる時の擬音だと思うんですけど、
他に何か物を食べる時の擬音として考えられるものをいくつか挙げてみると、
まずパクンだと、どうでしょうパックンに比べてサイズ感どんな風に思い描けますか。
マリオって敵にやられたりするとちょっと大きさが小さくなるんですけど、
あれの状態をね、チビマリオって言うんですが、チビマリオを一口で食べるならパクンでいいと思うんですよ。
ただマリオって基本あのデカくなった状態ね、スーパーマリオっていう状態なんですが、
あのマリオを一口で食べちゃうようなデカさなのでパクンでは足りないんですね。
じゃあパクパクはどうでしょう。
パクパクだとやっぱり小さい口で食べている感じがしますし、
二口で食べてる感じがしませんか。
二回口を動かしている気がしますよね。
だからやっぱりサイズ感としてはチビマリオを食べてる感じなんですよ。
ってなってくるとパックンっていうのは一回めっちゃデカく口を開いて、
パックンで飲み込むところまで一回でやってるってことで、
大きい口で一口で飲み込むっていうことをこのパックンで言い表している名前なんですよ。
だからすごいんですね。
このネーミングだけでパックンフラワーのマリオに対する大きさとか、
攻撃能力の高さを言い表しているっていう点ですごいんですね。
じゃあ本当に強さだけを追求するんだったら、
バックンとかバクバクでいいじゃんって思うかもしれないんですけど、
バクバクになってください皆さん。
ただの大食いです。
恐怖とかじゃなくてただの大食いモンスターになっちゃうので、
これは多分やりすぎなんですよねバクバクのBの音を使うと。
それよりはPの音、パックンのPの音を使ってちょっとポップさを残したのかなっていうのが私の考察ですね。
恐怖とポップさのセチュアみたいな名前にされたのかなっていうのはめっちゃ感じますね。
ちなみに確か英語の名前はピラニアプラントだったかな。
一回例えをピラニアっていう例えを返しているんですけど、
私は日本語のオノマトペで表せちゃう方が綺麗かなって思うんで、
日本人で良かったなと思います。
はい、パックンフラワー素晴らしいネーミングでしたね。
もう一個感動したのがあるんでちょっとマジ紹介したいんですけど、