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「東大教授が語り合う10の未来予測」を読んで、雑談の大切さについて考えました。


にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


「東大教授が語り合う10の未来予測」

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をご覧ください。


#読書と編集 #読書 #本棚 #リテラシー #本好き

サマリー

東大の教授が十の未来予測について話し合い、それを読んで考える配信です。実際には、この配信ではほとんど本の話はしませんが、それがこの配信の特徴です。東大の教授が10年後の予測をしています。

イントロダクション
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉 直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、東大教授が語り合う十の未来予測を読んで考えた、というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
今回のタイトルにした本、興味深いタイトルじゃないですか?
最先端の研究者たちが、10年後を予想しているのです。
実際、すごく面白いです。
予想されている内容については、読んでいただくとして、
この本を読んで、僕の日常と重ねて感じたことを話したいと思います。
本の話をすると言いながら、実際にはその本の話はほとんどしないのが、この配信の特徴なのですね。
あしからず。
この本は、
東大の教授が10年後の予測をしているものです。
が、専門的な難しい話だったら、読むのがちょっとつらいじゃないですか。
なので、とっつきやすいやり方をしています。
どういうことかというと、最初から最後まで対談形式だということです。
しかも、それは4つのテーマに沿った雑談なのです。
僕が大事だと思ったのは、雑談だということです。
堅苦しい対談ではなくて、
本当に雑談なんです。
テーマを種にして、誰かが思いついたことを話し、それを種にして、思いついたことをさらに話していくのです。
だから、どこに向かっていくかは、実際のところ分からない感じ。
もちろんそこには、話の方向をうまくコントロールする、強悪のファシリテーターがいるわけですが、なかなか苦労が多かったのではないかなぁと想像します。
というくらい、自由に話している感じ。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
僕は最近、ものすごく雑談が大事だと感じているのです。
雑談の重要性
僕は元々おしゃべりで雑談が大好きなのですが、これ結構難しいものなのだなぁと思うのですね。
まず、雑談にはあまり肯定的じゃないイメージがありませんか?
仕事中に雑談するのは良くない感じがしません?
実際、集中して何かをするときには、邪魔になりますからね。
雑談はしちゃいけないっていうのには一理あるのです。
ん。
でも、これにはTPOを考えなければなりません。
雑談は良くないと考えてしまうと、致命的な問題が起きてしまいます。
何が起きるのかというと、コミュニケーション不全です。
仕事では必要なことだけ話せばいいような気がしませんか?
それは大間違いです。
これは不思議なものです。
同じ言葉を伝えたとしても、雑談をしたことがある人同士と、そうじゃない人の間では伝わる情報量がまるで違います。
面白いもので、雑談をしたことがあると、言葉の外にある背景まで伝わるのですね。
多分皆さん、経験しているのではないでしょうか。
だから大事な仕事ほど日頃から雑談をする必要があるのです。
この3、4年の間、コロナ禍で雑談の場が封じられてきました。
その結果、仕事のパフォーマンスが落ちたような気がしている人もいると思います。
そんなことはないという人もいると思いますが、ちょっと周りを見回してください。
急速に人手不足感が出てきていませんか?
実際、人口が減っているし、高齢化も進んでいるわけですから、それが直接的な人手不足の原因なのですが、
急に人が減ってしまった原因の一つが、職場のコミュニケーションの悪化である可能性はありませんか?
結果的に、人間関係がギクシャクして、さらに人が減る、そういう悪循環に陥っているかもしれません。
雑談をしないと、相手の人となりは分からないのです。
人となりが分からないと、効果的なコミュニケーションは取れないものなのです。
コミュニケーションの循環というとなっているのが、雑談なのですね。
雑談にはもう一つ大事な側面があります。
自己開示とアイデアの生まれる場
それは、アイデアを生み出す揺りかごとしての側面です。
アイデアを生み出す揺りかごとしての側面です。
雑談は情報交換というよりは、気づきや着想を生むための効果的な仕組みです。
経験ありませんか?
リラックスして話しているときに、全然関係がないアイデアがひらめくということ。
これ、一人では起きないものなのです。
雑談しているときは、ものすごく頭が回転していて、ひらめきが得られやすくなっているのです。
だってね、相手の言ったことに対して、気の利いた返事を返して、
会話をし続けるのって、ひらめきの連続じゃないですか。
良い悪いは別にして、アイデアが出やすくなるのは当たり前なんですよね。
だから、雑談はした方がいいと思います。
でも、雑談が苦手っていう人もいると思います。
苦手である理由の筆頭は、話題がないことではないでしょうか。
雑談が成り立つためには、共通の話題が必要ですよね。
これ、相手への関心が必要なんですよ。
裏返して考えると、ある人と雑談ができないということは、
その人に全く関心がないということです。
別にそれでいいと思う人もいるかもしれません。
確かに完全な個人対個人なら、それでいいのです。
でも、例えば会社などの組織では、それは許されません。
会社のような組織では、いかに良い仕事をするかが問われるものです。
極論すれば、良い仕事をする気がない人は必要ないというのが、
会社のような組織です。
そして、組織という言葉が表すように、
良い仕事は複数の人が協力して行うものです。
そのために組織を作っているのです。
だから、組織の中にいるときは、
一緒に仕事をする人に関心を持たなければなりません。
周りの人を理解し、良好なコミュニケーションができるようにするのが当たり前なのです。
人を知るためには、自分を開示する必要があります。
多分、ここが一番難しいところではないと思います。
雑談が苦手という人は、自己開示が苦手な人が多いようです。
自己開示が苦手な人は、自分に対する評価が低いようですね。
これはなかなか難しい問題です。
ただ、こういう人は、大抵きちんと挨拶ができていないんですよ。
気づいていないかもしれませんが。
自己開示の始まりは挨拶なんですね。
挨拶は相手を認めることです。
逆に言うと、
あなたを認めていないということは、相手を認めていないということです。
まずは、あなたを認めていますよという自己開示である挨拶から始めるといいでしょう。
次は天気の話、
昨日あった話、
ペットの話、
家族の話、
興味を持っていること、というふうに広げていくのです。
ここまでいくと、アイデアが出るようなエキサイティングな雑談ができる入り口になります。
これ、一足飛びにはなかなかいかないものなのですよね。
雑談ができる人は、こういうステップを理解していて、上手に自己開示を進めながら、いろんな人と話をして、コミュニケーションネットワークを強化していくのです。
そして、これは組織には必須の要素なのです。
東大の先生たちのような高度な雑談と、我々の身近な雑談、全然違うようで、そうでもないなあという視点でも、今回のタイトルの本を楽しむことができます。
遠い未来のことを考えても仕方がないと思います。
そういう人も多いでしょうけど、そういう一見関係ないところから、身近な問題を解決するアイデアが閃くこともあるかもしれません。
高度な発想はとても面白いので、そこから興味のあるテーマを深掘りするのも読書の楽しみだと思います。
ぜひこの本、読んでみてください。
概要欄にリンクを貼っておきますね。
今回は、東大教授が語り合う10の未来予測を読んで考えた、という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはリッスンで、文字で読みたい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
09:02

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