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2024-05-18 07:49

#924 【雑談】間に合うかどうかを考えてしまう話3選

近未来に実現しそうだと思っていたけどぜんぜん実現されていなくて残念なことを3つお話します。


にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。



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をご覧ください。


#読書と編集 #雑談 #リテラシー #podcast


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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
間に合うかどうかを考えてしまう話参戦、というものです。
土曜日は、日頃考えていることを適当に話しています。
小説とか映画とかに、SFというジャンルがありますよね。
SFはサイエンスフィクション、空想科学の略ですね。
僕が子供の頃は、このジャンルのコンテンツが割とたくさんありました。
もちろん今でもありますけど、あまり際立っていない感じがします。
これは、SFが衰退したというより、一般化したというのが正しいところかなと思います。
50年前と比べたら、現代人はかなり知識と経験が豊かになっていて、
昔はワクワクするような未来の空想だったものが、いつの間にか日常生活の中に入り込んでいて、
正直、あまりワクワクしなくなったということではないかと思うのです。
SFのような空想の範囲が広いものではなく、現在と引き続きの実現可能な近未来というものもあります。
でも、目の前に見えていて実現しそうなものでも、実際にはなかなか手が届かないというものも割とあるものです。
今回はそんなものを3つ紹介しようと思います。
1つ目、新幹線の札幌延伸。
僕は土産庫で、鉄道が前世の時代に生まれました。
たまたま住んでいたところが、国鉄関係者が多いところだったこともあって、
割と鉄道に親しんできた方だなと思います。
家の近所に機関区とか工場がありましたしね。
僕は小学校の低学年の頃から、新幹線が北海道に来るというのを楽しみにしていました。
一番のハードルは津軽海峡でした。
石鑑トンネルの工事は行われていましたが、小学生の頃はまだ先進道工というパイロットトンネルすらも貫通する前で、
工事のドキュメンタリーとか子ども向けの解説本などを読んで、
それを紹介する壁新聞を作って教室に掲示するような子どもでした。
当時の予定では札幌に新幹線がやってくるのは昭和60年代ということになっていたような気がします。
千葉の南下の石鑑トンネルができたらすぐに札幌まで延伸されるイメージだったのです。
実際、石鑑トンネルは昭和63年、1988年に開通しましたので、なんとなく実現しそうな感じではあったのです。
そして、その6年前には東北新幹線が森岡まで開通していました。
しかし、未だに札幌には新幹線は来ていません。
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札幌市内の工事は本格化してはいるのですが、開業予定だった2030年も困難ということになり、数年は先になってしまうようです。
具体的にいつというのは発表されていませんが、現時点で10年後くらいかなと思っています。
たかが10年ではあるのですが、僕の年齢では間に合うか微妙になってきてしまいました。
すぐに手が届きそうだった新幹線は未だに手が届いていないわけですね。
まあ、僕も新幹線ができても東京に行くときには乗らないでしょうからね。
時代が変わってしまったので仕方がないといえば仕方がないのです。
でもまあ残念なことではあるのですね。
2つ目、自動運転車。
これ、実現しそうでなかなか実現しないものなんだろうなと思っています。
もちろん高速道路などである程度のレベルの自動運転はできるようになっているのですが、さすがに一般道は厳しいのですね。
たぶんこれ、車の技術の問題ではなくて社会システムの問題だからなのでしょうね。
インフラとしての道路も再整備が必要だし、法律も整備しなければならない。
教育も必要でしょう。新しい交通ルールを広げることになるわけですからね。
これは自動車の技術というよりは鉄道の技術の方が近いかもしれません。
以前いた会社の同僚の昔話を思い出しました。
札幌に地下鉄ができたときの話です。
札幌地下鉄は最初から自動改札でした。
だから小学生の時に学校の行事として地下鉄の乗り方実習を行ったそうです。
自動運転車が走る未来もたぶんそんな努力をする必要があるはずです。
安全性を高めるために歩行者が車に位置を知らせるような安全装備を身につける必要があるなんてこともあるかもしれません。
これは僕にとっては来世に実現という感じです。
皆さんはどんなふうに想像しますか?
3つ目。月に人が行く。
アポロ11号が月面に人を送り込んだのが1969年です。
すでに実現しているじゃんと思いますよね。
そうなんですが最後に人類が月に行ったのが1972年なんです。
もう50年以上も前なんですよね。
コストとメリットを考えると仕方がないというか、
あまり月に行く意味はないような気がしてしまうので本当に仕方がないのですが、
なんだかもっと継続的に何かが進んでいてもいい感じがしませんか?
いや、もちろん宇宙ステーションは実現していて、そこまではしょっちゅう行くようになっただけでも人類のものすごい成果なんですが、
アポロ計画の勢いを考えるともう少しなんとかならないのかなと思ってしまうのです。
まあ個人的な思いなんですけどね。
ただ月への有人飛行計画はアルテミス計画として着々と進んでいます。
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すでに2022年には新しい宇宙船であるアルテミス1号が月を周回して戻っています。
無人飛行ではありますが。
アルテミス2号は有人で月を周回して戻ってくる予定で、今のところ2025年の打ち上げを予定しています。
その後のアルテミス3号はいよいよ有人月面着陸を計画しています。
が、いまだに具体的な予定は立っていません。
こういう計画は延期がつきものですから、これもひょっとして間に合わないのでは?と思っています。
間に合わないって何?って思いました?
それはあなたが若い証拠です。
僕の場合はそろそろエンドラインが見えてきているので、世の中の様々な事象に対して間に合うかどうかを考えてしまうのです。
最後にちょっと寂しいような話になってしまいましたかね。
僕としてはそれほど深刻な気持ちではないということを付け加えておきますね。
今回は間に合うかどうかを考えてしまう話3選という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはリッスンで。文字で読みたい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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