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2023-08-02 06:17

#634 【技】Bing Chatで描いた絵をBardで解釈してもらう

流行りの生成型AIチャットふたつを使ってちょっと遊んでみました。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


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をご覧ください。

サマリー

Microsoftのビングチャットは簡単な絵を描くことができます。さらに、画像もアップロードして解釈することができます。その画像をGoogleのBirdに解説してもらうこともできます。Chat AIを利用するには使い方に慣れる必要があります。また、質問の仕方も大切です。

Microsoftのビングチャットの機能
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、Bing Chatで描いた絵をBardで解釈してもらう、というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
去年の暮れあたりから、Chat GPTを中心とした生成型AIがどんどん発表され、大きく話題になりました。
今は、当初の熱狂は落ち着いて、実用的な使い方が模索されるようになったようです。
話題の中心は、オープンAIのChat GPTですが、実用で一歩先んじているのは、Microsoftのようです。
中でも、Microsoft 365コパイロットは、シェアトップのオフィス製品をAI拡張するもので、
AIの具体的な使い方を提案するだけでなく、生成型AIを利用するときに問題となる秘密情報の扱いについて、
企業に閉じた環境を提供するなどの実用性を高めるアプローチを取っています。
先んじているといっても、AI活用は始まったばかり。まだまだ右を曲折が予想されます。
本気で仕事に使えるようになるのはちょっと先ですが、
Chat AIは個人が試すことができるものがいろいろ出ているので、今のうちに使い方に慣れておこうと思う方もいらっしゃるでしょう。
僕もその一人です。
まあ、まだまだ上手に使えているわけではないんですけどね。
アイデアを作るためにAIと統議するという使い方は結構面白いと感じるようになりましたし、
簡単なデータの変形ならかなり使えるような気がします。
Chat AIは少しずつ機能が拡大されていて、マイクロソフトのビングチャットは簡単な絵を描くことができるようになりました。
思った通りの絵が描けるプロンプトを作るのはなかなか難しいですが、
文章で絵を描けるというのは面白く感じます。
さらに、今は画像をアップロードして、その画像を解釈することもできるようになりました。
そこで、最近試してみていることがあります。
ビングチャットで作った画像を、GoogleのBirdにアップロードして解説してもらうのです。
例えば、ビングチャットに旅客機が離陸する画像を書いてもらい、それをBirdに読み込ませて、この画像を説明してください、というプロンプトを入れてみると、
旅客機が滑走路から離陸する状況であることとか、飛行機の形式とか、トロントのピアソン空港、太平洋標準時19時16分33秒、
なんていうツッコミどころ満載の説明をしてくれました。
トロントは太平洋側にありませんしね。
まあ、漠然と説明しろと言ったらこんな感じですが、
Bingチャットで絵を描き、Birdに解釈してもらう
どんな場面だと思いますか?と聞いたら、
離陸するところで、離陸の仕組みはこうで、今はフルパワー状態、離陸装置が格納されていて、離陸は成功しているので目的地に行くことができる、などと説明してくれました。
やっぱり質問の仕方が大事なんですね。
今のAIには事実を尋ねるよりも、「どんなふうに思う?」みたいなふわっとした印象を話してもらうのが案外良さそうです。
これが使えると思うかどうかは評価の分かれるところでしょうけど、
僕はイマジネーションを掻き立ててくれる話し相手という感じがして、結構楽しいと思いました。
プロンプトは音声で入力ことができますし、回答を音声で発生してもらうこともできます。
まだユーザーインターフェースがぎこちないですが、遠からずスムーズに話ができるようになりそうな気がします。
多分、僕が上手に表現できなかったことを、的確な質問で誘導するようなこともしてくれるでしょう。
語学学習などには良い先生役になるかもしれません。
AIに仕事を奪われるとか、AIに意思があるか、みたいなことを議論するのも面白いのですが、
実際にはコンピューターを身近にするユーザーインターフェースの一つと捉えるのが妥当な感じがします。
ディスプレイとキーボードに縛られずに仕事をする未来が、数年後には実現しているでしょう。
みんな普通にAIアシスタントと話している状況は、今はかなり違和感がありますが、
同僚と話しながら仕事をするのと同じ感覚になりそうな気もします。
言葉で上手に意思を伝えられるかどうかが大事なので、案外電話で話すのが上手な人がITを使いこなす時代になるかもしれませんね。
あなたはAIでどんなことを試していますか?
AIの近未来の姿がどんなふうになると思いますか?
ぜひコメントしてみてくださいね。
今回は、ビングチャットで描いた絵をバードで解釈してもらうという話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、読書と編集と検索して、
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この配信の書き起こしを、ノートで連載しています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
06:17

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