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2023-08-03 04:59

#635 【談】ノートはインテリジェント化して自分専用AIになる

今年のGoogle I/Oで、NotebookLMという言語モデル拡張されたメモシステムが発表されました。

インテリジェントなノートで自分の学習の支援をしてもらっているうちに、ノート自体が自分専用AIになっていくという話をしました。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


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をご覧ください。

サマリー

今回のエピソードでは、話者はノートがAIと統合され、よりインテリジェントなノートになることを紹介しています。

LM(言語モデル)を使ったノートブック
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、ノートはインテリジェント化して自分専用AIになる、というものです。
木曜日は日頃考えていることを話しています。
今日は2023年8月の初めですが、先月の半ばに、今年のGoogleの開発者向けイベントがあり、その時に、ノートブックLMというものが発表されました。
ノートブックの後ろについているLMというのは、言語モデルのことで、
簡単に生きるとAIをメモ帳に統合して、誰でも使える超インテリジェントなノートを作れるようにする、というものです。
ノートに書いたドキュメントを参照・要約して説明してもらったり、用語集をまとめてくれたり、データを集計してもらったりして、そこから洞察を得るのを容易にするアプローチです。
むちゃくちゃ便利そうですよね。
想像をたくましくすると、未整理のアイデアを適当に書き散らかしたら、それを上手に整理してくれたり、不足していると思われる情報を探して追加してくれたりしそうです。
とんでもなく有用な秘書がいる状態ですよね。
見方を変えると、自分専用のAIを育てていくという感じでもあります。
ノートはインテリジェント化
今のスマホやパソコンは、何をするにも細かく指示をする必要がありますが、やりたいことを伝えると、その方法をある程度自律的に考えてくれるとしたら、
お勉強のやり方とか目的が全く変わってしまうことでしょう。
でも、実はこれ、プログラミング環境として使えるGoogleコラボレートリの延長線上にある感じがします。
Googleコラボレートリは、Pythonの学習環境として開発されたJupyterノートブックをGoogleアカウントがあれば使えるようにしたものです。
何ができるのかというと、Pythonのコードを打ち込んで、それを実行することができるのです。
まあ、これだけだと単にPythonの実行環境なわけですが、面白いのは、プログラムコード以外に文章なども書いておけるのです。
どちらかというと、ノートの途中に書いたPythonコードが実行できるようになっているという感じ。
これ、プログラミングの勉強をするのにものすごく強力なツールだし、研究開発にもかなりの威力を発揮するものなのです。
詳細を調べたわけではないのですが、ノートブックLMのアイデアの源は、これではないかと思っています。
たぶん、WordやExcelみたいなオフィスツールも、最終的には一つのAIを使ったドキュメントツールになるし、スマホやパソコンのOS自体がそういうデバイスに置き換わっていくと思います。
なんとも素敵な未来に手が届きそうで、ワクワクしませんか?
ノートブックLMは、残念ながらまだアメリカでしか順番待ちもできないのですが、使ってみたくてうずうずしています。
スマホは電話の延長線上にあるので、音声アシスタント化で消えてしまう可能性が高いですが、大画面化してインテリジェントなノートの方向にも進化するでしょう。
ひょっとすると、メガネ型デバイスの可能性もありますが、手で触れるノートというのは、そう簡単に捨てられない感じもします。
さて、どんな形がデファクトスタンダードになるか。数年後の答え合わせが楽しみです。
今回は、ノートはインテリジェント化して自分専用AIになるという話をしました。
今日はここまで。読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
こちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
04:59

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