本棚からの贈り物
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
野球のボールを光速で投げたらどうなるか、デッドボールで一塁へ、というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
毎週月曜日の本棚ネタを探すために、ちょこちょこ本棚を見ているのですが、
なぜか、いつも見たことがない本が見つかります。
もちろん、本当に見たことがない本もあります。
それは家族が買ってきた本ですね。
でも、そういう本はすぐにわかります。
好みはそれぞれですから。
そうではなくて、この本を買ったとしたら自分だな、という見たことがない本がたまにあるのです。
それもいつも見ている本棚に。
しかも、それがすごく面白そうな本だったりするのです。
いわゆる積み本ということもあるにはあるのですが、
まあ大抵は一度読んだことがある本のようです。
要するに、読んだけどすっかり忘れてしまった本なのですね。
そういう本がいつも見ている本棚から見つかるというのは、
ちょっと記憶がやばいことになっているかもと思ったりする一方で、
自分が成長して面白さの感じ方が変わったのかもしれないとも考えるのです。
本棚から発見があるのは嬉しいことで、
過去の自分からの贈り物って感じですよね。
今日見つけた贈り物は、ランドール・マンローのWhat Ifという本です。
インターネットの質問サイトに寄せられたちょっと面白い質問に、
理系の知識を使って真面目に答えている本なのですね。
日本には空想科学読本という優れた事例がありますが、
それと似ていると言ったらなんとなくわかるかもしれません。
アルファベットのタイトルが背拍子の上部に横に印刷されているくらいで、
そこそこの厚みがある本です。
本棚で、なんだこれ、見たことないなと手に取って、
これは僕が好きそうな本だなと思いました。
まるで他人事ですが、そう感じたのですね。
で、読み始めたらやっぱり面白くて大好きな本なのです。
録付を見ると2015年の12版でした。
6月25日に初版が出て、10月25日に12版が出ているので、
まずまず売れた本のようですね。
この手の本は、科学の知識や考え方を得られる面白さもありますが、
ちょっと誰かに話したくなる雑学というか、そういうネタ本という性格がありますよね。
全く興味がない人には何が面白いのかわからないものでもありますが、
実はこういう話が大好きな人は結構いるから、こういう本がそこそこ売れるのでしょう。
YouTubeにもそういう情報を話したくてやっている人がたくさんいますしね。
野球のボールを高速で投げたらどうなるか
で、今日のタイトルの野球のボールを高速、光の速度ですね、で投げたらどうなるかは、
結論から言うとデッドボールになる。この本ではそう書いてあります。
光の速度ってことは相対性理論とか素粒子物理学とかが絡むわけですが、
数式は全く出てきませんのでご安心ください。
興味が出てきた方はぜひ本を手に取ってみてくださいね。
今回は野球のボールを高速で投げたらどうなるか。
デッドボールで一塁へという話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
川直樹でした。ではまた。