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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に様々な話をしています。
今回お話しするのは、
自分が必要としているものが明確でない時に本屋を歩く、というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
何か新しいことを始めようと思った時、とりあえず何をしますか?
今はインターネットを普通に使えるので、まずは検索してみるっていう方が多いかもしれませんね。
知り合いに聞いてみるっていうのも一つのお手ですよね。
僕もだいたいそんな感じなのですが、もう一つやってみることがあります。
それは本屋さんを歩くことです。
歩くって言いましたけど、本当に歩くっていうのがあっている感じなんです。
インターネット検索はもちろんするのです。
でも、やろうとしていることが漠然としていると、調べるべきことが絞り込めないこともあるんですよね。
それでも連想ゲーム的に少しずつ目的に向かって進むことはできるのですが、
検索がうまくいかなくて絞り込むどころか発散してしまうこともあるのです。
そういう時、僕は歩いてみることにしています。
漠然としたことを考え続けるには、じっとしているより体を動かす方が良いと感じているのです。
外を散歩するのはもちろんいいのですが、何か調べる必要がありそうな考え事をするときは、本屋さんを歩くというのがいいように思います。
その時、なんとなく目標に近そうな本を探すことから始めるのですが、そこから離れていってもいいのです。
全然関係がないと思うような棚でも着想の元になるキーワードが見つかることがありますし、
それまで考えなかった切り口を見つけることもあります。
何よりいいのは、ピンとくる本があったらとりあえず手に取って開いてみることができることです。
きちんと読むこともあれば、ただパラパラとめくってみるだけのこともあります。
漠然とイメージを作ろうとしているときは、読むというよりも漠然と眺めるのです。
写真や図表がある本は特にいいかもしれません。
本じゃなくて棚を眺めるのもいいし、棚についている分類を見るというのも意外な発見につながることがあります。
不思議なもので、課題とか疑問を頭の隅に置いておくだけで、無意識に情報が目に入ってくるものなのですね。
そして、そうやって目に入ったものから、少しずつ具体像が浮かび上がってくるのです。
そのときに必要なのは、自分が答えを出せるはずという信念のようなものです。
信念という言葉では強すぎるかもしれません。
緩く信じているという方が正しいかもしれません。
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人の頭は全く関係がないと思っていたものから、着想を得ることがよくあるのです。
だから、できるだけいろいろなものを見るのが良いのですが、
とりあえず本屋という縛りをつけていろいろなものを見るというのも、
当てずっぽうに外はずくよりもやりやすいと思うんですね。
まあそんなわけで、僕は最終的なイメージから少しずつやるべきことを手繰り寄せるために本屋さんを歩いています。
目的の着想を得るまでに全く関係がない本を見つけて買ってしまったりするところがやばいところではあるのですが、
やたらと本屋さんの中を歩くだけだと、その本屋さんの売り上げには全く貢献しないフリーライダーになってしまうので、
ちゃんと本を買ってお金を落としているのだと思っていくことにしています。
本屋さんの紅葉には脳を刺激できるというものもあるということですね。
皆さんはどんなふうに思いますか?
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今回は、自分が必要としているものが明確でないときに本屋を歩くという話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた!