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2024-11-20 07:14

#1110 【技術】お役所のクソ読みにくいパワポPDFをスマホで読むためにAIを使う

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お役所が出しているパワポベースのPDF資料をスマホで読むためにAIを使ってみた。
という話。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。
そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

#読書と編集 #DX #IT #ITリテラシー #リテラシー #podcast #YouTube #Gemini #AI
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代のリテラシーを中心に、好きなものの話をしています。
今回話するのは、
お役所のクソ読みにくいパワポPDFをスマホで読むためにAIを使う、というものです。
週曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
今回は、タイトルに品がなくてすみません。
お役所に限った話ではないのですが、資料を何でもパワポで作る人って結構いますよね。
あと、謎にExcelを使う人も多いですよね。
こういう人たちの共通点は、文章の用途と構造に無関心なことだと思います。
見た目のレイアウトを固定したがる人も多い。
で、そういう人って、スマホでやたらと電話をかける人でもあるんじゃないでしょうか。
スマホで電話をかけて何が悪いの?って思った人、やばいかもしれませんよ。
そういう僕の信念みたいなものは変わらないのですが、
そういうやばい人と一緒に仕事をするために、AIが使えるなぁと最近思うようになりました。
ここ数年、ずっと動向が気になっていることがあります。
医療の世界のIT化です。
医療の業界は、安全が最優先ですから、とても不守的な体質です。
それは仕方がない側面があるのですが、
安全を言い訳にして新しいことを受け入れない悪いところもあります。
人間誰しも今慣れていることを変えるのは嫌ですからね。
大義名分があればサボるものなんですよね。
これ、IT側にバイアスをかけて、あえて汗ざまに言っています。
実際には医療現場にはすごい人も素敵な人もたくさんいて、
だから僕たちは安心して医療を受けられるわけですよね。
で、中でも最近興味を持って見ているのが、病院間の連携なんです。
健康なときは関心を持たないですが、何か具合が悪くなって、
複数の病院にかからなければならないときに、
病院間で情報共有をする仕組みがあるんですね。
いわゆるお手紙ってやつです。
A病院で診療内容を書いてもらって、B病院に持って行って、
こちらのお医者さんにどんな治療をしているのか知ってもらうためにあるものですね。
お薬手帳はその一部を切り出した感じです。
健康に気を配っている人は使っていますよね。
これ、コストダウンにもつながるので、実はとても大切なものなんですね。
で、今こういう情報をもっと効率よく共有できるようにしようという動きがあります。
医療に関することですから旗振りは厚生労働省です。
いろいろ批判はあるでしょうけど、こういうことって行政機関じゃないとできないことですからね。
みんな頑張っていろんなことやってるんですね。
ただ、お薬書は紙文化の世界なので、いかんせんアウトプットが紙なんですね。
印刷前提で文書を作ってしまうんです。
これが読みにくいんですよ。
文書の中身も読みにくいんですが、それ以前のこともあります。
多分、みなさん一度は遭遇したことがあるんじゃないですか。
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スマホでリンクたどったらPDFだったってこと。
それも横レイアウトのやつ。
これ、イラッとしますよね。
しかも、お薬書のPDFは平気で100ページぐらいあったりするのね。
読ませないために作ってるのか?なんて毎回思いますね。
文句は置いといて、僕は病院間でやり取りする診療情報を
紙のお手紙じゃなくITで共有するということを
どんなやり方で進めようとしているのかを知るために
厚生労働省の文章を読んでみようと思ったわけです。
とっつきの資料は例によって横レイアウトのパーポケPDFでした。
これを隙間時間にちょこちょこ読んでみようと思ったら
やっぱりスマホってことになるわけですが
さっきから言っている通り、スマホを普通に片手で持って
横レイアウトPDFを読むのは事実上無理なんですよね。
お役所パワポってビッチビチに文字で埋まってますからね。
ページをめくって拡大を繰り返すというのは
ファンページでくじけます。
そこでひらめきました。
AIを使ってみようと。
対象のPDFをアップロードして
まずは要約してと言ってみました。
するとスマホでも読みやすい形で要約を出力してくれました。
さらに上げられたポイントから気になるキーワードについて
質問を繰り返して深掘りしていくことができます。
もちろんAIが生成した情報が正しいかどうかは
別に検証が必要なのですが
これってオリジナルのPDFを自分で読んでも
同じ問題があるんですよね。
だから文書内を行ったり来たりして確かめるわけで。
でも文書や書籍を読み慣れている人って
常に批判的に読む癖があるんです。
それが正確性を担保することができる
秘訣になっているんですよね。
なのでそれはAIの出力でも同じことで
効率よく読めるならありがたいってことになります。
で、実際にやってみてどうだったかというと
厚生労働省が数年前から取り組んでいて
来年、再来年とやっていこうとしていることを
数分でざっくり理解することができました。
もちろんスマホだけで。
こんな風に概略をつかんでから
文章を読み直すと理解度が違うはずです。
質問を繰り返して読むという
今までは頭の中だけでモヤモヤとやっていたことを
AIとの協調でできるようになるのは
かなり楽だということも分かりました。
これでお役所的、くそ読みにくいパワポPDF文書も
スマホで読めるぞってわけですね。
もちろんね、スマホじゃなくてパソコンでも同じです。
要約を使って概略を理解してから
正確さを期すために元の文章をきっちり読む。
これまでものすごく頭が良い人が
何回文章を読んで正確に理解するみたいなことが
AIを使えば僕のような一般庶民にもできるぞ
というわけなのでした。
これ、紙の文章をスキャンしたものでも
ある程度できますよ。
というわけで、AIを使うと
ITに疎いヤバい人と仕事をするのが
楽になるかもしれないのでした。
スマホでAIを使って読みにくいPDFを読むというの
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ぜひやってみてくださいね。
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映像で補う場合があります。
ぜひチャンネル登録をお願いします。
今回は、お役所のクソ読みにくいパワポPDFを
スマホで読むためにAIを使う
という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化でITリテラシーの基礎を学べる
オンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから
見に行くことができます。
コメントはYouTubeで、文字で読みたい方は
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どちらも概要欄にリンクがありますので
フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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