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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読者と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読者とIT時代のリテラシーを中心に、様々な話をしています。
今回お話するのは、
パソコンではメモ帳を開きっぱなしにしておくと便利だった、というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
我が家でパソコンを使い始めたのは、30年ちょっと前です。
ですから、家にパソコンがないというのは考えられません。
パソコンが常に身近になければ、プログラミングはもちろん、
文章を書いたり、こうやって音声配信をしてみたりなんてことはなかったでしょう。
ここでよく言いますが、僕は目的より手段の人で、
パソコンという手段があったおかげでできるようになったことがたくさんあるのです。
仕事も遊びもパソコンの上でできてしまうので、
仕事と趣味の中間みたいなことも随分あって、
ほとんど趣味みたいにやっていることが仕事につながることも出てきました。
そんな風にパソコンを使っていますから、家のパソコンはほぼ立ち上げっぱなしになっています。
今はOSが省電力機能を持っていますから、適宜スリープモードになったりもしてくれますしね。
こんな使い方ですから、僕にとってノートパソコンがメインマシンになることは多分ありません。
ノートパソコンはあくまでも持って歩くようです。
なんなら外ではスマホでもいいかもと思うくらいです。
だからあらゆるデータをどのデバイスからでも使えるようにすることに神経を使っています。
大抵のデータはクラウド上にあるので、やることの大半はブラウザ上でできるようにしているのです。
ただ、データがサービス間をまたがるときにはちょっとめんどくさいのです。
例えば僕はスマホで撮った写真は全てクラウド上に自動的にアップロードするようにしていますが、
この写真をパソコン側からSNSにダウンロードしようとすると、一旦パソコン上にダウンロードする必要があります。
サービス間、デバイス間でシームレスにデータ共有ができるようにするのはまだまだって感じなんですよね。
まあそんなわけで、パソコンで何かをするときにはパソコン上に一時的なデータを置いて作業する必要が結構あるのです。
最近これが案外便利だなと思ったのが、パソコンのデスクトップ上にテキストエディターを開ききっぱなしにすることでした。
僕のメインマシンはWindowsです。Windowsの基本のテキストエディターといえばメモ帳です。
ちょっと前までメモ帳はあまりに簡易的すぎるなと思っていたのですが、今は結構使えるなと思っています。
なぜそう感じるようになったのか考えてみたら、二つの要因がありました。
まず、複数の編集画面を開いてタブで切り替えて使えるようになったこと。
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僕はブラウザでもタブをかなり開いておいていますが、これと同じような使い方ができるようになって、編集途中のものを置きっぱなしにするようになりました。
僕の感覚ではパソコンの中にあるデータは常にテンポラリーです。
データを制服に分けたとしたら、制となるのはクラウド側。パソコンには服のデータしかありません。
違いは何かというと、服のデータは消してしまっていいデータだということです。
一時的なものですから、何かあって消えてしまっても再現できてしまうものなのです。
だから、起動しっぱなしのメモ帳が何らかの形で消えてしまっても問題ありません。
完全なワークエリアなのです。
もう一つの要因は、パソコンの電源が切れても開いていたメモ帳の内容が失われないことです。
電源が切れたといってもスリープモードになっているだけですから、この状態だとデスクトップがきちんと復帰するのです。
もちろん開きっぱなしのメモ帳も。
何を開きっぱなしにしているのかというと、この配信の概要欄に書くものです。
前回配信のものをひな形にして新しいものを上書きし、それを配信サイトにコピペするのです。
複数のサイトから発信するにはこの方法が一番簡単でした。
僕はリッチな編集環境があまり好きではありません。
というのは、見えないアトリビュートがあると、アプリやサービス間でデータを受け渡ししたときに予期しない動作をすることがあるからです。
なので、すべて可視化されるプレーンテキストを扱う基本のテキストエディタを使うことが多いのです。
基本のテキストエディタが軽量であることも理由です。
起動するのを待っている間にアイデアが逃げてしまうことがよくありますからね。
そしてメモ帳はOS標準であることも大切です。
違うパソコンに移ったときにいちいちテキストエディタをインストールするなんて面倒すぎますからね。
こういう背景があるので、ライトなテキストエディタであるメモ帳をデスクトップに置きっぱなしにできるのは僕にとってベストなのでした。
まあそんなわけで、最近はWindowsのメモ帳がお気に入りなんですね。
今回はパソコンではメモ帳を開きっぱなしにしておくと便利だった、という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。千葉直樹でした。
ではまた。