採用担当者の役割と仕事
謎就活Z
みなさん、こんにちは。始まりました、謎就活Z。
本日、パーソナリティをとめます、東京科生大学4年のゆかと、3年のなるみです。
この番組は、Z世代の就活生がパーソナリティとなり、
様々な企業の採用担当者をゲストに迎え、
普段は知ることができない就活の謎を探究していく番組です。
今週も様々な謎を一緒に解決していきましょう。
さて、今月のゲストは、株式会社KTグループの堀江真由美さんです。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
質問の前に、ゲストの堀江さんに簡単に自己紹介してもらいたいと思います。
最初に、会社名と所属している部署をお願いします。
私は、株式会社KTグループのGEプロジェクトに所属をしております。
KTグループさんは、どのような事業を行っている会社なんですか?
神奈川県内でトヨタの販売店を展開している、神奈川トヨタ自動車等を統括しているホールディングスで、
人、物、情報が都合よく動くために、様々なサービスを提供している会社です。
ありがとうございます。では続いて、仕事内容を教えてください。
はい。2024年12月末までは、神奈川トヨタ自動車人材開発部リクルート室で、
営業職とはレセプションスタッフなどの新卒採用、中途採用をしていました。
本当に半年くらい前までは採用に長いですか?
そうですね。それまでは15年間採用担当していました。
リクルーター面談の活用
すごい。本当にスペシャリストだ。そんな堀江さんに今回たくさん伺いたいことがあります。
早速、私たちが謎に思うことをバンバン聞いていきたいと思うので、本音で答えてください。
ではまず1つ目の質問です。先行の合否が実際どういう流れで決まるのかをお聞きしたいです。
例えば面談の時に企業と就活生のミスマッチがあった場合に、その場で不合格って判断されることはあるのか。
それともどんな場合でも一旦持ち帰って、社内で話し合ってから最終的に決めるのか。実際どんな感じなんでしょうか。
はい。面接はですね、面接終わった後に必ず判定会議を行って合否を決定しています。
なので、例えば役員面接の判定会議でいくと、面接官の意見をまず聞いて、
あとは役員面接まで進んでいただくまでの過程で、私たちが採用担当として評価しているポイントなどをすり合わせて合否を決定しています。
面接の時の態度だけで決まるっていうことは絶対にありません。
確かにそうだよね。態度だけで決まっちゃうとね。
じゃあ次は私から。
今度リクルーター面談。最終選考の前に疑問を解決しておきましょうみたいな形で受けることになったんですけど、
直接選考につながるわけじゃないからこそ、将来の自分のために聞いておいた方がいいこと、何かありますか。
はい。ごめんなさい。私がいた会社では実はリクルーター面談っていうのはしてないんですよ。
なんですけど、私が採用担当として思ったこととか、あと他社の採用担当の方とかに聞いた点でいくと、
説明会で話したよねみたいなことを一番知りたかったですみたいにやられるとちょっとそこはもったいないかなと思いますね。
確かに理念とか雰囲気とかもう一回聞くのもそうだし、私はもうマイナミのサイトを開いてそこに書いてある。
福利構成とか一から全部合ってますかみたいな感じで聞いてって解決していったんですけど、やっぱりお金の面とかってちゃんと聞いた方がいいですかね。
そうですね。実際にリクルーター面談って現場で活躍しているスタッフが面談することも多いと思うので、
実際はどうなんですかっていうのを聞いていくといいと思いますね。
精度があるんじゃなくてそれはどう使ってますかとかリアルな声聞いたりもする機会だと思うので、知りたいこと何でも聞いた方がいいですね。
踏み込んじゃっていい感じなんですかね。
そこでの印象面も多少は採用担当に共有されるとは聞いてますよ。
聞いてますが、知りたいなって思うこととか働く上でね、自分が仕事をしていく上で必要だと思うことは聞いていただいた方がいいと思います。
結構お金のこととか気にする福利厚生とか。
気になります。
そこはサイトとかでも初任給とかも書いてあるんですけど、上に上がりにつれてどうなるかってなかなか書かれてなかったり、意見が少なかったりするので、
リクルーター面談の時に解決できるなら、その人の年収とかわかっちゃうかもしれないけど、踏み込んで聞いた方がいいのかなって思って。
ぜひ聞いてみてください。
面接後のお礼メール
じゃあ次の質問です。面接後のお礼メール、今日の一時面接ありがとうございましたとかっていうメールって、実際のところ送ったほうがいいのかなっていう悩みがあって。
特に一時面接とかだと人数が多すぎて、人事の方的にもメール確認したり返信したりするのも手間取ってしまうと思うし、
逆に私もいっぱい受けている中で、どの会社にも一通ずつ送っていくのって本当に大変だなって思って。
人事の方的にはそこはどう感じていらっしゃるのか教えていただきたいです。
正直送るべきっていうものではないと思うので、ご自分が送りたいと思ったら送ればいいって素直に思います。
特にそれが来ないからといって、あの子ダメみたいな判断はしたことはないです。
逆にどのくらいの割合で来ますか?
大体テンプレートが多分ネット上にあるので、それが結構来ますね。
結構来るけど正直テンプレートのメールをもらうよりは、自分の言葉で今日のここがすごく参考になったとか、会社理解が深まってこう思ったとかっていうのを入れていただけたほうが
嬉しいなって思います。
それでテンプレートで返信しますか?
テンプレートはないですね。一人ずつメールの文章を作っていきますね。
じゃあ結構大変。
そうですね。でもここでこれを理解してくれたんだとかって分かると逆に採用担当も嬉しいし、心が届くってそういうことだよねっていうふうに思いますね。
テンプレートが来てもテンプレートじゃないので返すんですか?
正直これもすごくぶっちゃけで言うと、テンプレートで来たことにはありがとうございましたってまた次の先行来てくださいねぐらいしか返さないですね。
そうですよね。
私は最終とかは送ったけど、1時、2時はちょっといいかなって思って送らなかったです。
それでは続いてコーナーに参りたいと思います。
質問ラッシュに耐え続けて一問一答即答チャレンジ。
このコーナーでは1分間採用担当の方にひたすら質問をぶつけていきます。一言でお答えください。
お答えいただいた後、私たち就活生が実際に気になった部分を掘り下げちゃいます。
掘り下げていこう。じゃあ堀江さん準備は大丈夫ですか?
はい。
時間が許す限り攻めまくるぞ。タイマースタート。
受ける企業のグループ会社も応募してもいいですか?
はい。これ自分の中で受けたい理由があれば受けていただいて全く問題ないと思います。
面接で沈黙が続くとそれだけで評価が下がりますか?
それが考えている沈黙だったらOKじゃないかなと思います。面接も会話なので。
面接官によって評価が大きく変わることありますか?
正直たまにあります。たまにある。
内定後に辞退するとその企業の選考を今後受けられなくなりますか?
私がいた会社では基本はごめんなさいというのをしていました。
筆記試験の結果だけで落ちることってよくありますか?
ここは私たちの会社ではありませんでした。だけど一つの指標としてはあるかな。
答えが長くなりすぎると評価は下がりますか?
答えが長すぎると何が言いたかったのか。
答えが長すぎると何が言いたかったのかなってちょっとこっちも混乱しちゃうかなと思います。
御社の雰囲気が好きですが志望動機として弱い?
そうですね。何がどう好きとか雰囲気ってどういうところを見ているかを言ってくれればいいかなと思いますね。
終了。フリエさんありがとうございました。
ありがとうございました。めっちゃいっぱい質問しちゃいましたね。
じゃあ今の質問の中で気になったことを掘り下げていきます。
ゆかさん何か気になったところありましたか?
私は筆記試験の結果だけで落ちることって何かありますか?
SPI対策しなさいって結構言われるじゃん。
ただその中で単独で筆記試験だけで評価されることってあんまなくて
エントリーシートとSPIみたいなので一時選考ってセットのことが多いんで
やっぱりエントリーシートの方が重き多いですかね。
そうですね。これもすごく正直なところでいくと
私がいた会社はエントリーシートでの選考ってやってなかったんですね。
やってないんですよ。書類選考やってない会社だったので。
学知家とかって本当に面接の時に初めて知るみたいなことですか?
履歴書とか書類は出していただきますが、採用担当者との面談面接で
いろいろ掘り下げて聞いていくっていうスタイルでした。
結構パーソナリティ重視な。
一番そこですね。
じゃあどんなにSPI筆記試験の点数が10点とか悪くても
人間性が優れてたら採用。
採用担当としてはそこがメインでした。
だけどSPIとかの数値って一つの指標になるので
それが最初面接とかまでいくから
一つこの国語がすごい低いとかだとやっぱり話すのがうまくないのかなとか
そういう参考になる。
数学的なものがすごく低いと
この子は何かあった時に突発的なことが苦手になっちゃうかなとか
面接における雰囲気の重要性
論理的思考できないかなとか
そういう人間性も見られるのか。
そういう先入観を持って面接しちゃうかもしれないですね。
オープン人数が多い企業さんとかはある程度
そこで一つのスクリーニングって絞る作業が必要になっちゃうかもしれないですね。
確かに。
じゃあちょっと対策します。
でっかい分厚いのがね、本屋さんに売ってるから。
頑張ります。今のうちから。
よし、じゃあ次。なるみん。
私は、御社の雰囲気が好きです。は、志望動機として弱いですか?
そうですね。これ先ほども少し触れましたが
雰囲気の何がいいと思ったの?とか
どういう雰囲気があなたにどう合うの?
っていうところがないと弱いかなって思いますね。
採用担当の方がすごく好きですとかって言ってくれる学生さんも多いんですけど
確かに人って社員って雰囲気を作るけど
それがあなたにとってどういう影響があるの?とか
どういう良いところがあるの?っていうのを言ってもらえた方がいいと思いますね。
大学とかはさ、結構雰囲気強く。
そうですね。
この大学入って雰囲気いいから受けようかなとか多かったんだけど
実際に就活もある雰囲気は。
会社入って、ここじゃないとか。
駅降りて、ここじゃないなって思ったこともある私。
あるかもしれない。
会社の建物とかも。
それこそ、新入社員5人の方と座談会みたいな感じで
ちょっと、うーんっていうのもあるし
結構、会社によって本当に雰囲気バラバラだと思う。
そうですね。面接ではその雰囲気を言語化できるように
自分の言葉で言えるようにした方が強くはなると思いますね。
実際いますか?その雰囲気が好きで死亡理由にしてくる学生はいますか?
まあなんかこう感じたフィーリングで
雰囲気ってフィーリングのところも多いと思うので
それがすごく最初はいいと思いました。
入りはそこだと思いますね。
でも先行進むとか面談重ねていくうちに
もう少し理解が深まるから
雰囲気っていうのはどういうことを見てるっていうのが
言えるようになっていく子が多いかなと思います。
ありがとうございます。
これからだね。その雰囲気感じ取って
この会社何やってるんだろうっていうのを調べて
これ私やりたいことだなって軸を合わせていけばいけると思う。
ありがとうございます。
言語化っていうところを頑張っていきたいなと思いました。
好印象を与えるテクニック
では続いてのコーナー。
あと一歩の就活テクニック。
このコーナーでは就活生が採用まであと一歩のところで
惜しくもない手を逃してしまう原因を答えていただいて
採用担当者側の視点から就活生がよく落ちるミスや
見逃しがちなポイントを解説してもらいます。
今回は面接官の印象に残る方法を聞いちゃいたいと思います。
堀谷さん教えてください。
お願いします。
自分の言葉で自分の思いをしっかり語ると
言葉で自分の思いをしっかり語れる人っていうのは
誰よりもやっぱり印象に残りますね。
面接官も人なのでコンピューターがやってるわけではないので
言葉っていうのは響きます。
私自己紹介で15年間やってたって言わせてもらいましたが
15年間採用担当としてたくさんの方たちにお会いしてきましたが
その中で誰よりも印象に残っているのは
自分が将来成し遂げたいことっていうのが明確で
それがどう実現できるのかっていうところで
企業を選択している学生さんが一番印象に残ってますね。
そこまで考えられるのすごいな。
すごい。
私キャリアプランで本当にいろいろつまずいちゃったから
やりたいこととそれこそ入りたい企業が一致しているっていうのが
すごい羨ましい。
でもやりたいことは明確に
例えば私たちは車を売る会社なので車を売りたいじゃなくて
私は大事にしたいキーワードこれです。
それは私たちの会社だったらどこで叶えられますかっていう風に聞かれたのが
すごくやっぱり印象に残りましたね。
こんな子は初めてかもって思いました。
逆に質問してきたってことですか。
そうです。
説明会とかってことですか。
それは初めて会った時は大学の学内説明会で言われました。
すごいな。結構本気で言ってるね。
会社説明会とかでもいいし
先行進むでもいいと思いますけど
そのキーワードにのっとれば
業界企業って別に絞る必要ないと思ってて。
賢いですよね。
自分で考えないといけないと思ってたっていうか
自分が大切にしたい軸と
その会社がどうマッチするかを自分で考えて
それを言うのが面接だと思ったんですけど
逆に聞くっていうのは結構賢いっていうか。
そうですね。
そこに共感ができれば
価値観合うかなっていう風に見れるポイントかもしれないですね。
ゲストの堀江さんありがとうございました。
など収穫公式のTikTokレモンエイトでも
収穫に役立つ情報を配信しているので
チェックしてみてください。
また次回お会いしましょう。
バイバイ。
