留学生の紹介
皆さん、こんにちは。始まりました。謎就活パーソナリティのみくです。この番組は、就活経験者をゲストにお迎えし、就活の謎に迫るバラエティ番組です。
今週も様々な謎について一緒に考えていきましょう。アシスタントのりんじろうと共にお送りします。
はい、りんじろうです。今週もみくさんと頑張っていきます。お願いします。
頑張ります。なんと今日は3人もゲストに来ていただいて、ちょっといつもと色が違うので、楽しい会になるんじゃないかと思いますけれども、
さて今月のゲストは、東洋大学からへみさん、ゆきさん、たまらさんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
3人は東洋大学の学生さんということで、へみさんは韓国から、ゆきさんは中国、たまらさんはインドネシアから日本に留学に来ているということなんですけれども、
皆さんは今大学何年生なのかちょっと聞いていきたいんですが、へみさんから教えてもらっていいですか?
はい、私は春垣に4年生になります。4年生、大学4年生ですね。ゆきさんは?
はい、春垣から大学院の2年生です。大学院?大学院って3年までだっけ?2年です。2年か。じゃあもう卒業じゃん。そうですね。4年生とほぼ一緒な感じ。
たまらさんは何年生ですか?はい、私も4年生です。4年生。じゃあ皆さんもしかしたら就活まだまだ中なのかなと。学生生活もね、あと1年弱という感じでね。本当だ。
じゃあそもそもちょっとの話なんですが、なぜ日本に留学しようと思ったのかというところも聞いていいですか?
へみさん教えてください。はい、私は高校生の時から日本の映画が大好きで。日本の映画?
はい、日本に住みながら映画を作ってみたり、勉強してみたりしたくて、はい、留学に行きました。
日本の映画、何が好きとかあるの?
ゴレイダ・ヒロカズ監督とか、浜口龍介という監督の作品が好きです。
結構プロデュース目線でね。監督の。ディレクション目線でやっぱりご覧になってるってことですね。そういうことなんですね。
じゃあ将来はそういう映画界に関わるお仕事に就きたいみたいな感じ?
はい、日本の映画を韓国に配給する、届ける仕事をしたいです。
すごい具体的な仕事のイメージされててすごいですよね。
日本の大学の先生がそこまで。そこまで具体的には思わないでしょ。思わないでしょ。
なんとなく営業とかさ、なんとなく事務とかさ、なんとなく接客とかさ、そういう人が多いような印象だけどね。
すごい考えていて素敵ですね将来のこと。
ユキさんはなんで日本に留学しようと思ったんですか?
はい、学部の時に経済学に興味があって留学を考え始めました。
いろんな調べてみたら日本の大学は理論だけじゃなくて実践的に学べる機会が多いし、研究にもすごく役立つ環境があるので、めっちゃ魅力的だと思います。
ユキさんは大学は中国の方?
そうですね。
大学院から東洋大学に来られてる?
はい。
なるほど。
え、じゃあ日本語の勉強をしてまだ2年とかそういう話ってこと?
いや、1年でしょ。今2年生。
あ、2年くらい。
え、すごい。ありがとうございます。ペラペラやない?
上手です。
じゃあ世界的にいろんなところを見て経済が好きだからそこの勉強しようと思ったら日本が一番勉強に励めるんじゃないかっていうところで日本の大学に。
そうですね。
将来はそういう経済的なところに就職したいとかあるんですか?それを活かした。
今考えています。
今考え中。
考え中です。
どういう会社に勤めようかなは日本語にするのか中国にするのかも考え中。
はい、そうですね。考え中です。
なるほど。ありがとう。
じゃあ田村さんも教えてください。
はい。私はもう昔から日本の文化、アニメが好きなんで。
大学も日本語日本文化学科に所属していて。
日本語学んでるんですね。
一度だけでいいから日本に住みたいっていう思いがあるから留学するのに決めました。
そういうことなんだ。日本のアニメは特に何がとかあるの?
はい。
あるね。
今ブルーロックが一番。
沼田さん図鑑のね。博士も大好きなアニメですよ。
そうですね。
ブルーロックが好きなんだ。
知ってます。
なるほど。だから日本に住みたいなっていうところで留学をすることにしたと。
はい。
ありがとうございます。
就活の準備
そんな3人の皆さんの就活の謎なんかも聞いていこうと思いますが。
就活はもうしてるしてないで言うとどうですか?
ひみさんもう就活始めてます?
まだしてないです。
じゃあ今のところ企業分析とか例えば自己分析とかその辺なのかな?
そうですね。
どういう会社に入ろうかなぐらいぼんやりして。
4年生で卒業してから就職を考えてるの?それともまた大学院に行こうかなとかその先は。
今学期が終わって韓国に1回帰って、
休学とかしながら韓国でもインターンシップしてみたいです。
なるほど。
じゃあ日本で今インターンシップやってみて、
1年か半年とか休学をしてみて韓国に帰って就職をまた考えてみる。
面白い。じゃあ両方とも良さを知れそうですね。
そうですね。
すごいすごい。
最終的にはそれで日本か韓国で決めていこうかなみたいな感じですかね。
どっちの国の企業にするかっていうのは。
素敵。ゆきさんどうですか?就活はまだしてないって話だった。
最近就活始めたばかりでいろんな悩んでいることがあるけど。
そうですね。
何悩んでる?
例えばエントリーシートとか適正検査とかめっちゃ難しいと思います。
日本の企業に就職するってなるとやっぱり適正検査とかめっちゃ難しくないですか?
まあね。
私も答えられないよ。
ちょっとそうだよね。
必ずしも海外の方を想定してるわけではないからね。
そうそうそう。ないじゃない。
やっぱり日本の中学校とか日本の高校での教え方。
そうだね。
そういうものを問うたりっていうのもあるんで、ちょっと慣れないですよね。
あと質問の仕方もくどいじゃん。否定してるわけじゃないけど。
くどいんだ。
運転免許みたいな感じで質問の仕方が結構難しかったり、逆説的だったりするので確かに難しいね。
ちょっと謎を後で教えてくださいね。
お願いします。
田村さんは現在就活はどんな感じで?
まだ知ってないです。
じゃあこれからということで就活の謎に思うことたくさんあるかなと思うんですけれども、
留学生だからこそわかる日本と母国の就活の違いだったりとか、
留学生目線での就活の悩みなど詳しく聞いていけたらと思います。
母国との就活の違い
早速母国と日本の就活の違い。
ひみさんお願いしていいですか?
はい。私は韓国人なんですけど、
日本と韓国の就活の違いとして大きく2つが考えられますね。
まず就活中に使えるスペックの違いです。
スペック。
日本は就活において長期的な経験を中心するようです。
例えば面接で長期間してきたアルバイトやサークルの経験について話せますけど、
韓国では職種にあまり関連がなければ経歴に含まれません。
そうなんだ。
やっぱり通っている大学のレベルとか、そこの大学での成績とか、
そういうものがどっちかというと重視されるってことですか?
はい。職務に代わる実務経験とか、受賞の有無とか。
なるほど。
単にアルバイトでこういうの頑張ってますって言うと評価されないってことだね。
あんまり使えないです。
バイト歴が長ければ長いほどそこにいてくれるじゃないけどさ。
日本の会社ってあんまり転職を希望してる子を受け入れないのかなってちょっと思っちゃうんですよ。
だから長期的にこのバイトやってましたとか、
自分がバイトリーダーで頑張ってましたみたいなのを履歴書に書くと高評価ですよね。
まあそうなのかな。
あとなんかこう、結構和みたいのを重視するのかもしれないよね。
だからこううまく周りの人とやってきたとか、アルバイトで。
和ね。和歌の和歌。日本の和歌と。
ハーモナイゼーションというか。
団結みたいなチームワーク力も確かに。
まあでも違いますよね。
ある意味韓国の方がアメリカ型っていうスタイルだよね。
確かに。その子のスペックじゃないけど。
子のスペック、子の能力、実力。
どんだけ働けんの?みたいな。
どんだけテクニック持ってんの?みたいなことが問われるっていうタイプってことかもしれないね。韓国のね。
私はこのような特徴がアイドル文化と似ていると思いますけど。
えー。教えて。アイドル文化。
日本はアイドルと共に成長することを追求する。成長系アイドルが多いですよね。
でも韓国は長期間の練習生、期間を経って完璧系アイドルを追求しますので。
会社で成長させる人材を選ぶか、スペックの多い人材を選ぶかの違いだと思います。
地下アイドルはいらねーっていうのが韓国。
そうか。最初から完璧な状態での。
厳しいです。
そうだよね。韓国のアイドルってめっちゃ厳しいって言うもんね。
日本は緩いというわけじゃないけど、地下アイドルの成長をキャパ会場とかで見届けるファンみたいな人たちもあるよね。
確かに。
あとはもう一つあるんだよね。
はい。あと採用や職務形態の違いがありますけど、新卒採用を年に1回行う日本と違い、韓国は春秋で年に2回の新入採用が始まります。
1回あるんだ。
あと職務の形も違いますが、日本はメンバーシップ型で企業に就職して様々な業務をする総合職が多いですけど、韓国はチョップ型で一つの職種に就職する場合が多いです。
専門的でもあるし、やっぱり春夏っていう新卒一括ではなくて、都度都度実力ある人を取っていくみたいなスタイルなんだよね。
チョップ採用みたいな感じじゃないかもしれないけど、このスペック大事系だね。
新入採用ですけど、卒業した後に就職活動を始める人も多いです。
そうなんだ。日本じゃほぼほぼありえない感じがするかも。
日本はまだ会社も学校的なノリがあるんで、そういうスタイルの違いですよね。
校が確立しちゃってるというか。
大学卒業したら就職するのが当たり前で、3年はいいましょうみたいな文化があったじゃないですか。一つの企業が。
だからこそ逆に大学で何をちゃんと学ばなきゃいけないかなみたいなのをみんなが追求するっていうことかなっていうね。
すごい確かに改めて。アイドルに例えるのすごいね。新しいこっちかもしれません。ありがとう。
ゆきさんも教えていただきたいんですけれども、中国と日本の就活の違いなどなどあります?
日本と中国の違いは大きく2つがありますけど、まず選考の流れは全然違います。
えーそうなんだ。
そうですね。日本の場合は企業の説明会を参加して、いいなと思ったらエントリーシートを書いて、
それを出すと今度適正検査とかウェブテストを受ける。そのテストをクリアすると、次に面接をして最後内定が出るという流れになっていますね。
そうだね。
はい。その中でエントリーシートの分析力が多いし、ウェブテストが難しいし、適正検査も結果に直接請求します。
する。
そうですね。でも中国の場合は適正検査はあんまり重視されていなくて、
へーそうなんだ。
性格は共に面接で見られることが多いです。
それこそ私たちは書類とかエントリーシート提出するのが当たり前で、そうじゃないと面接受けられないんだけど、そうじゃない?
そうですね。履歴書とか簡単な書き方。
あー簡単なやつがある。
そうですね。はい。
面接の時に企業が一番重視するのは、学歴、インタウンの経験とスキルだと思います。
へー大学で決まっちゃうってこと?
そうですね。
へー厳しい。
はい。
ってことはちょっと遡って高校時のね、降参が大事みたいになってきちゃうけど。
でも時々ニュースあるじゃないですか。
韓国でもさ、入学試験のニュースとかね。
すごいみんな。
厳しいニュースある。
めちゃくちゃこれに賭けてるみたいな感じ。
人生賭けてるみたいな感じだよね。
ご両親とかもさ、みんな総出でとかさ、あるじゃない?
はい。
時々ニュースで見るよ。
それだけそこで勝負みたいなところがあるじゃないですか。
いやすごいなー。
でもなんか、もちろん勉強ができて当たり前の中で生きていかなきゃいけないじゃないけど。
そんな気がする。すごく。
で、日本で就職する可能性もあるわけじゃない?
エントリーシートと面接の準備
ってなったら、エントリーシートとか利益証、適正検査、全部日本版なわけじゃん。
そうですね。
ね。厳しくない?
厳しい。超厳しいです。
ね。そうだよね。
今じゃあ、大学でそういう書き方を学んだりしてるの?東洋大学で。
そうですね。書き方は企業の求める人物像のように書き方ちょっと違います。
あー、企業どこ受けるかによってなんとなく変えたりしてる。
はい。
それをじゃあ、どのくらいの頻度で勉強してるの?
多分、学校は収容かつ出演室があるので、多分週1回先生に面談して、それ書き方を勉強になりました。
手厚いね。
はい。
で、そこで勉強して、今はES書いたりしていて、面接はまだ?
まだです。
やってない。
はい。やってないです。
これからだね、じゃあ。でも個人としては、面接早く進みたいなって気はする。
書き物だけだと見えないものってあるじゃない。だから私だったら結構面接に早く行きたいなっていう感じがするんだけど、ESとかで切られちゃうのもすごいもったいないじゃん。
はい。
だから早く面接させてくれやっていう気持ちがあったり。
そうですね。でも面接の時にめっちゃ緊張します。
面接の練習ももうしてるの?
今、先生に練習します。
先生と一緒に?
はい。
じゃあドアのノックは3回目とか?やってる?やってないんだ。
やってない。
そういうよくわからないルールありますからね。この後謎集で掘り下げていければと思うんですけれども。
企業文化の違い
確かに確かに。話出せんすぎた。ごめんね。戻ります。
はい。
ゆきさん、もう1個あるのかな?
はい。
企業文化の違い?
もう1個は企業文化も違います。
うんうんうん。
日本の場合は就寝雇用と年金序列といった制度の特徴があるので、
入社後は社内研修とOGTなど教育制度があって、
新卒社員を長期的に育てることが感じます。
新卒社員を基調的に育てることが感じます。
それも私が日本で働きたいと思った理由です。
あ、そうなんだ。確かに社内研修ありますよね。
まず見習期間じゃないけど、社会人1年目になりましたってなったら研修があって当たり前だと思っちゃってるけど、
多分研修なんかあんまりないんだと思う。
ないの?
諸外国なんかは割と。
あ、そうなんだ。
いや、そんなのはもう身につけてんでしょって。だから採用してんだよねみたいな。
だってだって名刺の渡し方とかは。
そういうことはあるかもしれないけど。
でも、そっかそっか。いきなり即戦力になるのが当たり前だからね。
配属されました、ドンって感じなのか。
そうだと思いますよ。
私たちのところは結構会社の価値観とか理念みたいなのをまず研修で学びますよね。
目のままじゃないのかな。
確かに、でも日本はそうかも。就寝雇用。
そうですね。
他は?
中国は違うの?
中国は全然違います。
中国の企業は新卒にとって実戦力を期待しているので、
研修が少なくて、実際の仕事をしながら経験を済むことが多いです。
やっぱそうなんだ。
そうですね。
だから、より良い待遇とかキャリアアップを目指して、
転職する人が多いと思います。
転職、出ました。転職ワード。
日本は転職を、なんだろうな、
すごい前までは、3年は必ず行ってみようね、みたいな文化があったのよ。
だけども、最近それなくなってきてますよね。
今より良い会社に勤めていこうね、という文化がやっと出てきたぐらいの感覚で私はいるんですけど、どうですかね。
世の中的には割とそういう感じなんですか。
本当に良いかどうかという問題は個人によってちょっと違い、
結果、転職しない方が良かったというケースもあると思いますけど。
そこは全然許容というか、世の中的にはそういう感じになってますよね。
なってきてるけれども、中国だとそれが当たり前だよ、みたいな感じだもんね。
転職するのが当たり前。
そうですね。
確かにそういうところも違いますね。ありがとう。
インドネシアの就活のスタイル
じゃあ、田村さんも聞いていこうと思うんですけれども、
インドネシアとの就活の違いを聞きたい。
はい。
みんなすごい答えしか言ってないのに、私インドネシアすごいんですよ。
最後だから。
私の意見が子供っぽく聞こえちゃうんですけど。
いえいえ。
私がインドネシアの違うところは、スーツ。
日本の面接に行くときの、就活のときは面接受けるとき、
そのスーツ、みんな着てるんじゃないですか。
インドネシアはそんなことがなくて、
みんな普通に私服で面接受けて、
みんなは個性を出そう、みたいなのがその意識が高いから、
みんな私服でいて、清潔感もちゃんと守ってるんですけど、
バリバリの柄服とかも着てる人も。
柄服ね。
バリバリの柄服がいるんだ。
そういうのが大事だとみんな思ってるってことですよね。
個性を出して、少し印象付けよう、みたいなことが
インドネシアの方は大事だと思ってるってことですよね。
面接で名前を覚えさせようみたいな。
あの、花柄の子だよね、みたいな。
そういう感じね。
確かにそうかも。
じゃあメイクも派手にしちゃえ、みたいな感じがあったりするのかな。
そうですね。
メイクは赤リップとかに揃える、ちょっとなんですけども、
綺麗に清潔感があふれるような私服で、
こっからでも大丈夫ですし。
それは違う。だって日本はスーツが当たり前すぎ。
日本の学生の人は感覚として、悪目立ちしたくないっていう感覚。
間違いないですね。
そういう言い方をしたりするんですけど、
あんまり妙に自分だけ目立つっていうのを嫌うところがありますね。
嫌います。
グループディスカッションとかグループワークの時とかも、
目立ちたくないのよ、日本人。
だから仮に田村さんが言ったように、
例えば企業側が洋服は自由ですって言っても、
大体みんなスーツ着てきちゃうんだよね。
悩んじゃう、しかも。
そういう感覚の差があるかもしれない。
ありますね。
それで自由って言われてオフィスカジュアルで行ったら、
みんなスーツやないの?っていう現象になったりするので、
こういう自由度が高いのいいですよね。
個性出しやすいし。
あと、私が思うには、
みんな面接に来る時、
私、アルバイトの面接に行ったじゃないですか。
そこに店長に聞いたんですけど、
なんでみんな服装にこだわるみたいなのを聞いて、
やっぱり性格を服装から見るみたいなのがあるからっていうのを聞いて、
週末の面接の時ってみんなスーツ着てるんじゃないですか。
でも分けられないみたいな。
みんなスーツだから分からないじゃないですか。
読み取れないようにしてるってことかな。
あえてね。
派手なから着てると、
この子こういう派手な性格なのかなとか、
思われちゃうの嫌だとか。
それ隠そうとするから、
何回も同じにする。
あえて個性を殺したい子もいるのかな。
まあまあでも違いですよね。
そうですね。
改めて、日本はなぜスーツなのかっていうのを考えさせられる。
逆にね。
田村さんの方からそこを分析してもらったという感じでもありますね。
言ってもらえたという回でしたね。
それではまた次回。