422_NotebookLMを活用して分かった所見欄の新しい方向性~AIとの協働~
2026-03-21 08:25

422_NotebookLMを活用して分かった所見欄の新しい方向性~AIとの協働~

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教師として、生徒一人ひとりの成長を綴る「所見欄」は、私にとってかけがえのない、最も教師らしい時間でした。でも正直、毎年、時間との戦い、そして自分の視点の偏りに悩むことも少なくありませんでした。

そんな私が、今年は思い切ってAIツール「NotebookLM」に頼ってみました。生徒たちの手書きの振り返りシートをAIに読み込ませ、工夫を凝らしたプロンプトで出力された所見は、まさに驚きの連続!私の凝り固まった見方を変え、生徒たちの隠れた努力や成長を鮮やかに照らし出してくれました。

AIは単なる効率化ツールじゃない。私たちの視野を広げ、生徒への新たな愛おしさを教えてくれるパートナーになり得るんです。このエピソードでは、私が体験したAI活用のリアルと、教育現場に訪れる新しい可能性について語ります。ぜひ聴いてください!

#AI教育 #所見欄 #NotebookLM #教師の働き方改革 #生徒理解

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。 この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、422回、NotebookLMを活用して分かった所見欄の新しい方向性スAIとの協働スというタイトルでお届けしたいと思います。
最近、AIを活用して所見欄を効率化するという話題をSNSでよく見かけるようになりました。
本当に所見欄活用、真っ盛りのそういった感じがしますね。
私は、これまで所見は自分の手で書くのが大好きで、生徒一人一人を思い浮かべながら、その子の1年間の成長をまとめる教師として最も大切な時間だなって感じていました。
けれど、今年は思い切って、NotebookLMを活用することにしました。
その結果、本当に素晴らしい出来となりましたので、今日はその体験を皆さんにお話ししたいと思います。
まず、私のこれまでの所見欄作成について振り返ってみたいと思います。
確かに、生徒一人一人を深く考える良い機会ではありました。
だけど正直なところ、非常に時間がかかってしまうという課題がありましたね。
特に年度末は、所見欄だけでなく、その他指導要録の作成に伴う激しいチェック、そればかりではなくて、年度末の整理、整頓、次年度の準備などなどで、
この春休みの期間、ものすごい多忙を極めて、じっくり時間をかけて書くという余裕がなかなかなかったんですよね。
おまけに、私一人の視点ではどうしても記述がパターン化してしまって、定型文に陥りがちになっているんじゃないかなという、そういった欠点も感じていました。
さらには、これはあまり良くないことなんですけど、例えばものすごい手がかかったりとか、いろいろと手当をしなければいけなかった生徒の場合、
どうしてもそのことが先に頭の中に浮かんでしまって、その子の肯定的な部分をしっかり掘り起こせないまま、
もうタイムアウトということで不十分な所見になっていってしまうということも否めなかったんですよね。
やっぱり充実した所見欄にしようと思ったら、一人一人を丁寧に掘り下げて書かないといけないから、それ相当の時間が必要だし、
そのためには年度末の多忙な時期にやってしまうということには無理がありました。
もうそんな中で、もうこんなに時間がないんだったら、やっぱり今年はエアに任せてみようと決断しました。
これまでエア活用はかなりやってきたから、自分の中でどうやってやったらいいかというのもイメージとしてしっかりあったので、
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次のように事前準備を進めておきました。
まず、生徒による振り返りシートの作成です。
生徒たちにこの1年間の活動を振り返る振り返りシートを手書きで書かせました。
得意科目や不得意科目、それから自分自身が考える長所と短所、
1年間で頑張ったこと、改善したい点、次年度への抱負というものを活動報告シートという名前で書かせたんですね。
これは生徒にも、実は皆さんの一人一人の指導記録になるので、
丁寧に書いてくださいということをお願いしまして、20分から30分かけてじっくりと記入してもらいました。
この生徒自身の振り返りの言葉が非常に重要なポイントだったと思います。
その次に、ノートブックLMへのデータの取り込みを行いました。
その手書きのプリントを全部スキャンして、ノートブックLMに取り込んでデータ化しました。
そして、初見欄を生成するためのプロンプトを色々と試行錯誤しました。
その子の校庭的な面が引き出せるように、
それから、今回中学校3年生だったから、2年生から3年生への成長が見て取れるような記述でお願いしますとか、
指定時数はあまり長すぎてもいけないので、指導要力の欄に適度な量、大体200字程度だったので、指定時数は200字程度。
生徒自身の長所と短所を記したところから、
その子自身の性格的な特性を拾ってくるようになどなど、具体的な指示を盛り込みまして、
この指示文については、今度はジェミニでキャッチボールしながら深めていきまして、
やっぱりAIが読み取りやすいような、AIが理解しやすいような文言にジェミニに直してもらいました。
ここがポイントだったと思います。
ジェミニにブラッシュアップしてもらった指示文、これをちゃんともう一回ソースに仕込みまして、
そして初見欄を生成してもらいました。
出力された初見欄を読んで、まさに某テレビ番組じゃありませんけど、
なんということでしょうという驚きの出来栄えになりましたね。
その子の肯定的な部分が全面に出ていて、
でもそれは紛れもなくその子らしい初見欄が見事に出来上がっていたんですね。
しかも定型文ではなくて、生徒自身の言葉を上手くグレードアップしたような深みのある言葉で、
ちゃんと記述されていました。
それどころか、私自身がとらわれていた一面的なものの見方がその初見欄によって変わったなと思いました。
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例えば私が必要以上に高い要求をしていたために、生徒のささやかなステップというものを見逃してしまっていたり、
生徒は一生懸命自分なりに地道に取り組んでいて、幼いながらも一生懸命努力していたんだけど、
それを私のちょっとした要求で努力を見過ごしてしまっていたということに気づいたりして、
深く反省させられるということになりました。
AIはハルシネーションが起きるとか、AIのものの見方は表面的だとか、ちゃんと振り起こせないとか、
そういった思い込みは私に若干あったんですけれども、今回やっぱりAIを使ってみて、
とらわれているのが実は自分自身じゃないかと、
自分自身がとらわれたものの見方や一面的なものの見方があったのではないかと痛感しました。
そのAIが私が見過ごしていた部分や見えなかった部分を、
生徒のその活動報告シート、これを手がかりにして、
もう一回掘り起こして照らし出して引き出してくれたということで、
より充実した初見欄を書くことができたように思います。
ということで、AIをパートナーとして効率化できただけでなくて、
初見欄の内容も格段に充実させることができました。
これこそ本当の有効活用だったなと思います。
これもやっぱり私がある程度AIになれて、
AIの効率化っていうものがすごくできるようなスキルがアップしたっていうことだと思うんですね。
で、AIが書いてくれた初見欄を読み終えた私は、
その子の新たな一面を発見しまして、
翌日その子を見た途端に、なんとなく愛おしい気分になったっていう嬉しいオチがありました。
今日の話が皆さんの教育現場でのAI活用の一助となれば大変嬉しく思います。
AIは単なるツールではなく、私たちの視野を広げて、
新しい気づきを与えてくれるパートナーっていうのを今回本当に実感しました。
それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。
またお会いいたしましょう。
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