1. 今日も明日も授業道~国語教育をゆるっと語る~
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2024-12-04 15:18

080 イベント登壇レポート②~シンポジウム→セミナー→対話会→帰広~

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関東EducationSumit2024の本番当日の模様をお届けします。

ちょっと風邪をひいてのどがガラガラのため、声がかすれてます。すみません。

 

そして相変わらず興奮して喋ってます(笑)

 

#イベント #デジタルシティズンシップ #ロイロノート #教育 #ICT #セミナー

 

 

サマリー

このエピソードでは、関東エデュケーションセミナー2024の様子がレポートされ、シンポジウムやセミナーを通じてデジタルシティズンシップ教育の実践が紹介されます。また、若者たちの教育に対する熱意や新しい技術の利用についての考察が深まります。デジタルシティズンシップ教育の授業デザインと若者の積極的な参加についても語られています。シンポジウムから対話会にかけて、若者たちの力や意気込みが感じられます。

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。
この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと語っています。
すいません。イベントに参加した後、喉の風邪をひいてしまってお聞き苦しいと思うんですけど、頑張ってしゃべりたいと思います。
関東エデュケーションセミナー2024の体験
12月1日に関東エデュケーションセミナー2024、当日参加してきました。
まず朝は、起きてゆっくりして、昼からだったので、また例の三子公園というんですか、カイコの井戸の公園にちょっと行ってきまして、きれいなイチョウが青空に生えているのを見てきました。
そしたら池にきれいな羽をしたカモが浮かんでいまして、ちょうど2匹羽を乾かしていました。
公園が本当にきれいだったので、マイナスイオンをいっぱい浴びて、午後からのイベントにエネルギー充電して行ってまいりました。
会場は二戸部文化学園というところで、中学校、高等学校と大学が併設されているのかな、とてもおしゃれな物構えのところを入ってきました。
そして校舎に入ったら、あちこちにこの学校が取り組んでおられる探求のメディアにいろいろと取材されたという報告がいっぱい貼ってありまして、
それから生徒の研究したものがいっぱい貼ってありまして、本当に生徒が自分たちで探求活動をしているということについて、学校全体で支えてサポートして、
そしてどんどん学びを促進させていっているという雰囲気が、校舎の中からありありと伺える、そんな素晴らしい校舎の張り物でしたね。
こんなのをやっぱりやってあげたら、本当に生徒が喜ぶんじゃないかと思います。
入っていって、二戸ハピネスホールというところがイベント会場のメイン会場だったんですけど、これも綺麗でおしゃれで、本当にいろんな机をすぐにフレキシブルに合体させて、すぐに話し合いができるような、そんな素晴らしい会場でした。
そんなこんなで、最初は初心者講習から始まったんですね。
キャンバーとロイロノートと、それからグーグルクラスルーム、この講習会が開かれて、私は結構使い倒しているくせに、キャンバーの講習会に行って、使い倒しているくせにいろいろと遊んできました。
やっぱり初心者講習というのをキャンバーで受けたことがなかったので、これはちょっと私にとっては新鮮だったかなと思います。
ということで、初心者講習を終わりまして、シンポジウムに参加してきました。
シンポジウムはどんな感じであったかと言いますと、ロイロノートのイノベーターとか、そういった方々が先進的に取り組みをされている方々が集まって、3分以内で自己紹介した後、会場の質問を受けながらいろんなトークをしていくというものだったんですけれど、
司会を日大大の柏高校の木杉先生という方がされまして、皆さん若いんですよね。20代の後半から30代、40代の手前まで。
そして我らが国語科ICTリーダーの野中先生もいらっしゃって、イノベーターの人中心にシンポジウムが展開しました。
もう若い人は行くべきですよ。本当に若い人がどんどん登壇して、こうあるべきだ、未来はこういうふうにキラキラいていこうというのをどんどんどんどん喋るべきだと思います。
聴いていて本当に清々しかったし、エネルギーに満ちていたし、これからの教育に期待していいかなっていうぐらいの、そういう皆さんの将来にかける意気込みを感じました。
それが終わりましたらセミナーです。第1部と第2部に分かれて、第1部は井上先生という有名な井上かなめ先生という先生が、アドビーファイアフライ食器講座ということで画像生成。
それから長島匠先生がクリップで簡単消毒動画。
そして坂井雄大先生が三戸文化学園中高等学校ページ図でデジタルブックを作ろうという、それぞれセミナー会場、3会場に分かれて前半部分のセミナーを行いました。
私はやっぱり画像生成に興味があったので、画像生成の部屋に行ったんですけど、いろんなことが便利にできるようになってましたね。
そして後半は、私が登壇する後半部分のセミナーは、まずは小木曽先生。ガレージバンドで作曲しようという取り組み。
それから私たち清浄学園初等学校の秋山先生とコラボのデジタルシティズンシップ教育の授業。
それから中西先生の二戸文化学園社会課題をかけて対決、かけていくという面白そうな探究のセミナーでしたね。
私はこのデジタルシティズンシップ教育の授業に登壇することになりまして、ちょっとやってきたわけですね。
デジタルシティズンシップ教育の探究
コラボをしてもらった秋山先生は、清浄学園の初等学校の先生でデジタルシティズンシップ教育の本にも執筆されているという、結構積み上げがきちっとある先生で、スライドを事前に拝見させていただいたんですけれど、
本当にデジタルシティズンシップ教育の概論という感じで、それが本当にコンパクトに中身がぎゅっと詰まって、しかも分かりやすくてというような素晴らしいスライドを作っておられまして、
デジタルシティズンシップ教育の概論と先生の取り組みと、それから小学校での実践を軽く触れられていて、15分内にきちんと収められていて、本当に概論として見事だったなと思います。
本当にみんなに聞かせてあげたい。そして私の方は実践編ということで、自分のささやかな実践発表を行いました。
そもそもこの実践は、デジタルシティズンシップ教育の必要性を中学校2年生の生徒がiPadを配布されて、どうしてもiPadに依存してしまって、使い方でいろんな失敗をしでかすというので、
1学期にデジタルシティズンシップ教育の関連した書籍を読み上げて、それでちょっとこれでやってみようということで、メディアとデジタルバランスというタイトルでやったんだけど、
動画を見せたり、みんなからいろんな意見を聞いたりして、やったらよかったんだけど、どうも何て言ったらいいんだろう、なんか手応えがなかったんですね。
自分事になってないし、一家制で終わってしまったし、ああそうですか、そうですか、わかった、わかったで終了してしまって、なんかすごく残念な感じがして、
それで私はどうにかリベンジしたいなと思って考えついたのが、そうだこれ探求型にしたらいいんじゃないかということでした。
それで早速探求を組みまして、デジタル社会をどう生きるか、デジタル時代をどう生きるかということで、クールでクレバーな使い手になるためにというタイトルで単元を組みました。
最初はデジタルで、みんながiPadでいろんな生活してて困ったことないかっていうのを出し合って、その後テーマ設定をしました。
テーマは生徒もどうしても立てるのが下手なんで、チャットGPTに中学生にふさわしいネタを30個出してっていうことで30個出してもらって、本当に取り付きやすいネタをチャットGPTに出してくれたんで、こういうのをAI活用していてよかったなと思いますね。
そのネタを生徒に投下して、生徒はそれを本当にスムーズに選んでました。
iPadで検索しただけじゃ話がどうしても細ってしまうので、図書館に行って、図書館で書籍をいろいろ見たりなんかをしました。
その時は司書の先生にも事前に本話しして協力していただいて、カードにたくさんのデジタルシチューシップ教育関連の書籍を集めてもらって、それをじっくり読むとなると中二には負担なんで、あらまし読みっていう手法を使って本の概要を読んで、ちょっと興味関心を持ってもらうっていう、そういう方法を取りました。
これが結構良かったんですよね。あらまし読みをお勧めします。そして、そのあらまし読みの結果をみんなで交流したりなんかして、だんだんと生徒のモチベーションも上がってきました。
そして単元学習、調べ学習に本格的に入りまして、モデルスライドに沿って生徒は粛々とスライド作成に取り掛かったわけです。
デジタルシティズンシップ教育の取り組み
スライドを作っているときは、本当にシーンとして集中して、誰も遊んだりしている子がいなくて、みんなひたすら考えて、そしてどういうところを切り取ってスライドにしていくか、そして自分の言語化をしていくかということに集中して、いろんなサイトを見たりグラフを見たりデータを見たり、いろんな方法を考えたりして集中してやってくれましたね。
そこでやっぱり生徒は自分の興味関心でテーマを選んで、フェイクニュースに騙されたくないなと思って選びましたっていう子から、自分自身が著作権法違反をしたくないからこれにしたとか、それからSNSで怪しいDMが来てしまったので、戸惑いがあったのでこのテーマにすることにしたっていう風な、当事者意識が大変強いテーマ設定をしてましたね。
スライドも本当に拙いんだけれども、その子らしさが出てたし、その子の真剣な思いが出ているスライドでしたね。
やっぱり調べ学習のレベルを超えてないんだけれど、生徒自身が主体的に取り組むような、そういう授業デザインにしてよかったなと思います。
ということで、私は道徳の授業でデジタルシティズンシップ教育をやってみて、ちょっと失敗したけど仕切り直して、授業デザインを生徒主体に考え直して、本当に共同的な学びもやってないし、話し合い活動もしてないけど、デジタルシティズンシップ教育の入り口に来てベース作りができたよっていう取り組み。
そしてこれぐらいだったら誰でもできるんじゃないかなっていうハードルの低い取り組みを紹介しました。
その後、ロイロノートの質問箱でいろんな質問が投げかけられましたので、その後は質問タイムでいろんな質問に秋山先生と2人で答え合うという濃密な質問タイムでしたね。
いろんな質問が出て、いろいろ深まったと思います。中にはちょっと手厳しい質問もあったりして、そういった質問が出るからこそ内容が深く深くなっていくんだなと思いました。
というふうに、セミナーを本当に私自身軽い気持ちでやったところが、ああいう場所に登壇させていただいて感謝でございます。
自分の勉強にもなったし、逆にこんなささやかな取り組みでも皆さんできますよっていう、そんな勇気を与える取り組みになったんじゃないかと思います。
結構、うなずいていらっしゃる方が多かったんですよ。
ああそうだそうだとかね、それだったらできそうだとか、本当に興味関心持って前のめりで聞いてもらえたと思います。
その後は対話会。シンポジウムで出たいろんな対話、いろんな質問、そういった内容を上手にグルーピングして、自分自身興味関心のあるグループの中に入って、
エンタン君というものを使って、みんなでグラレコしながら話し合いをしました。
この時が参加者も非常に主体的に参加できる対話会だったので、みんなが自分自身の問題意識をもとに、いろんな人とそのテーマについて深く広く、いろんな対話を楽しめたんじゃないかと思います。
対話の後の各グループからの報告も本当に楽しそうに若い人が積極的に報告していました。
そしてリフレクションがあったんですけど、会全体の締めの会で私が時間を切ってしまったので、途中で新幹線に向かいまして途中で帰るということになってしまいました。
全体を通して若い人のパワーをとても感じました。
私はもうベテランで、本当に年上っていう感じになってしまったんですけれど、若い人と一緒に混ぜてもらって本当に幸せだなと思いましたね。
自分が若返った気分にもなるし、若い人たちの発言を聞いて、本当に時代の先っていうのはこういうことを言うんだなと思ったり、何よりパワーがすごいなと思いまして。
この若い人たちをどんどん押し上げていくためにも、若い人が働きやすくするためにも、そして私が若い人にどんどんサポートしてあげて、何かできることをお手伝いしてあげるっていう、
そういう存在になっていかないといけないんじゃないかなっていうふうな思いを本当にしみじみとさせてもらったそういうイベントでした。
ということで、ちょっとこの風の声で勢いよく思いつくままに喋ってきましたけど、間を置くと忘れちゃうんで、忘れないうちに一気に喋らせていただきました。
本当に幸せなイベントに参加させていただいてありがとうございました。
これからもこれを機に、またいろんなことにチャレンジしたり、いろんな若い人たちに学んでいきたいと思います。
それでは聞いてくださりありがとうございました。今日はここまでです。またお会いしましょう。
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