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2025-04-10 08:20

192 文語文法のプリントについての反響がすごかった件

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今年度は中3で文語文法を指導します。私立なので、高校の学習の先取りです。

長年修正し続けてきたプリントを中学生用にリメイクして開始します。

先日、冒頭部分をXで紹介したところ、反響がすごくておどろきました。

その模様をお伝えします。

#文語文法 #プリント作成 #古典

サマリー

このエピソードで、黒瀬直美が文語文法のプリントの反響について話し、中学校の教育に役立つアプローチを紹介しています。彼女は、生徒が文語文法を理解しやすくするために工夫した教材の作成や視覚化の手法についても触れています。

文語文法のプリントについて
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、192回、あと8回で200回になるんですけど、文語文法のプリントについての反響がすごかった件、というタイトルでお届けしたいと思います。
私は、中学校3年生の教科担任になったわけです。担任も中学校3年生なんですけれども、私立なので、高校の学習の先取りとして、もう文語文法を教えることになっています。
長年修正し続けた私の文語文法のプリントがあるわけですけど、私は長年高等学校の教育をしておりましたので、高校1年生入門期の文語文法を教えることが多かったわけですけれども、
長年長年蓄え続けてきた、修正し続けてきた文語文法のプリントを、中学生用にリメイクして開始しようと思っています。
この冒頭部分を、この間、XQ Twitterで投稿したところ、反響がすごくて驚きました。
かなりの数の先生がブックマーク、44って書いてあるので、誰か44人このプリントのブックマークをしてくださった上に、コメントがつきまして、教員2年目で今年度初めて文語文化を持つことになりました。
とても勉強になります。丁寧に基礎から一生懸命頑張ろうと改めて思いました。ありがとうございます。
という教員2年目のフレッシュな先生、この先生もコメントしてくださっていて、私の作ったプリントに反響がこんなにあったのびっくりで、この記事がきっかけでフォロワーさんが10人ぐらい増えたっていうね。
そういう風ないきさつもありまして、こういう風なのをみんな求めてたんだなということで、今回このプリントについて少し紹介したいと思います。
私が教員になりたての頃に、私の先輩がこのプリントをくれたんですよ。
でも原型であっていろいろな付け足しは私がしたんですけれど、こうやって丁寧に詳しくやるんだと、そういう風にイメージをいただいたのがその先輩のプリントでした。
これね、はっきり言って文語文法の副教材テキストあるじゃないですか。
いろんな出版社さんが出している文語文法のテキストあると思うんですけど、難しいと思いません?
特に進路多様校にお勤めの先生、あの冊子をポンと渡されて、あれで理解できる生徒っていうのはなかなか少ないというふうに思います。
私が高校生の時には、私も中高一貫校だったんで、中学校3年生の時に文語文法のテキスト渡されて、しかも今みたいにカラフルじゃなくて、
もう白黒印刷でペラペラの紙に爪爪の字で書いた文語文法の冊子をテキスト一冊ポンと交わされて、読んどけ。これだけですよ。
もう読んどけで終了ですよ。テキストに時々出るっていうね、最悪の本当にどうだったんだっていうね。
そういう教育を受けてきたもんですから、文語文法を丁寧に詳しく基礎からやるっていうふうなイメージが私になかったんですけど、
私の初任教校がいつも言っている進路多様校、もっとぶっちゃけて言えば、超教育困難校だったんで、全くゼロから文語文法を教えるにはどうしたらいいかっていう、
そういうイメージをくれたのが初任校の先輩の先生ですね。これが良かったんだと思うんですよ。こういうふうに紙砕かないと生徒はわからないんだっていう、
そういうふうなイメージが一番最初に私に与えられた。これはまあ運が良かったんでしょうね。
ということで、文語文法のいろんな出版社が出しているテキスト、あれでは生徒は理解できない。
ここから私はスタートしたので、それをさらに紙砕いて紙砕いて説明するワークシートを作るということが普通であるということから、
私はスタートしたので、先生がいただいたやつをさらに自分バージョンにもっともっとわかりやすくしてやろうと思ってリメイクし続けたのが、
文語文法、動詞の活用という、そういうふうなプリントになります。私の特徴としてはできるだけ視覚化することですね。
この仕組みを視覚化して、できるだけ覚えることを少なくして、生徒にわかりやすく楽しくつかみやすくするっていう工夫をしました。
例えば、今回概要欄に載せているプリントなんですけれども、文語文法で使う動詞っていうのは、私たちが今使っている動詞とは全然言い方が違ったりしますよね。
例えば、捨てる。捨てるっていうのを文語文法ではすつって言います。
まず生徒はここからえ?っていうふうに混乱をしてしまうので、どうもこの動詞っていうのは私たちが今使っている動詞としてではなく、
違った形で文語文法の中で使われているんだよっていうことを体感させるために、交互動詞を文語動詞に直そうっていうコーナーをまず最初に設けました。
これ意外と簡単にできて、一番下の字をカットして、下から2番目をうだんに変えるっていう、そういう作業をするんですけど、
ここで生徒はうだんに変えるっていうことはわからない子が結構いるんですよね。
これは進学校さんではすぐわかると思うんだけど、進路多様校さんではうだんに変えるって何のことかさっぱりわからないんで、
これから習う文語文法にはだんを変えるっていう作業ができてくるので、その入門としても最適な取り組みだと思います。
ということで、この交互動詞を文語動詞に直そうっていう作業で、うだんとかいうだんの認識を教えることにして、
それから活用についての説明。語感と活用語尾っていうのが視覚的にわかるようなプリントを作って、
ダウンロード可能な教材の計画
それぞれ活用のさせ方っていうのを説明していきます。
これは交互文法がベースにあると思うんで、なんとなく理解はできると思うんですけど、
生徒はあんまり興味関心のないものはすぐ忘れちゃうんで、交互文法を勉強しててもすぐに忘れる生徒が80%いるんじゃないでしょうか。
ということで繰り返し繰り返しやっていくということになります。
で、動詞の活用のプリントはこの後ずっと続いていくわけですけれども、
実はこれだけ反響が大きかったっていうことは、これを欲している先生がたくさんおられるんじゃないかと思います。
この後ちょっとリメイクしまして、このプリントを誰でもダウンロードできるような仕組みにしようかと思うので、
もうちょっと作業した後にこの文言文法動詞の活用、できれば形容詞形容動詞、ここまで用言の活用までのプリントをワンセットにして、
どこかでダウンロードできるようなそういう仕組み作りをしたいと思っていますので、
それができましたら、Xとかインスタとかそういうところで報告したいと思います。
これだけ反響があるということは、そして私のプリントを見て基礎から丁寧にやろうという認識を新たにしてくれた先生がいるということは、
いろんな生徒の役に立つんじゃないかということで、私がこれまでずっと工夫し続けたことがいろんな人々の役に立つということは、
そういうことは私にとっても大きな喜びであり、やりがいでもありますので、
このTipsについてはぜひぜひダウンロードできる形にして皆さんに報告したいと思います。
それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
08:20

コメント

週末にはできたらなーと思います。

そんな言葉初めて聞きました笑

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