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2026-01-27 10:50

399_共通テストの現代文分野についての個人的感想を語る。

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共通テスト現代文の各問を分析!随筆や小説のテーマが生徒には難しく、実用文もクセモノでした。日頃の地道な努力が結果を分け、言語運用能力の個人差も影響。国語の出題形式への提言も語ります。

もっとためになる配信はこちらの笠原先生の配信をどうぞ~

 

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サマリー

共通テストの現代文分野についての感想を語るエピソードでは、論理的文章や小説、実用文の内容とその難易度に関する個人的な見解が述べられています。特に、母親の視点や出題形式の変化が生徒に与える影響についても考察されています。

共通テストの準備
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道、黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、399回、共通テストの現代文分野についての個人的感想を語るというタイトルでお届けしたいと思います。
はい、共通テスト終わりました。私は、8月の下旬からおよそ4ヶ月ちょっとにわたって、高校3年生の論理国語のクラスで共通テスト対策に取り組んできました。
もうその前の3月から共通テスト対策、どのような形でやっていくかということを折に触れてずっと考え続けていて、戦略を立てて、自分なりの今までいろいろ取り組んできた中で、最もマックス、つまり総まとめみたいな形の取り組みにしていこうと決意して、自分なりにかなりな意気込みで持って頑張ってきました。
生徒も一生懸命ついてきてくれたわけなんですけれども、今日はその共通テストの現代文分野について、私の個人的感想、勝手な感想を語りたいと思います。
なので、専門的に分析したりということはなく、私自身がどう思ったかという一個人の感想になってしまいますので、その辺は事前に承知していただければと思います。
まず、第一問の論理的文章は芸術についてのお話でした。随想文のような形で書かれていて、筆者の雑貫の中から論理を読解していくようなそういう文章でした。
うちの生徒は評論文ではないから、随想的だったために慌てたようなんですけれど、私からすると読みやすくてオーソドックスな問題だったと思います。選択肢は全て四択で、これも解きやすさにつながっているように思いました。
あと、複数テキストや生徒の対話場面みたいなものはなくて、前後の意味をしっかり理解して、説問に答えていれば素直に解ける問題だったと思います。
それから、第二問は遠藤修作の小説でした。私からするとあまり難しい小説ではなかったのですが、これは私が女性であり母であるために、登場人物のお母さんの立場や心情が非常によく理解できたからなんじゃないかと思います。
自分自身の自己実現と家庭での母や妻としての性役割との狭間で苦悩する母親の姿が私自身と非常に重なりまして、問題を解くことも忘れてしまうほど暴痛に言いたしました。
ひたすら読み浸った結果、正解が浮かび上がって見えてくるという噛みがかった感覚がしたわけです。
あと、複数テキストの読み合わせとか生徒同士の会話、学習ノートみたいな非連続テキストっていうのがあったんだけども、私はそれは本当にあったけど正解にするするとたどり着いてしまったという噛みがかった状態になったと思います。
やっぱり生徒はこれ難しかったって言ってました。やっぱり男子校という特殊な環境で生きていると、母とかそれから女性という立場が見えにくかったりするというのもあるのかもしれません。この世界になじまなかった生徒は難しかった、難しかったと言っておりました。
幅広い読書と、やっぱり様々な多様な視点というものを持たせる必要があると感じましたが、これはやっぱり個人個人の経験とか読書量の多さというのが影響するんじゃないかなと思いますね。
第3問の実用文は非常に曲性もので、私の中では疑問が残りました。問題自体は絵本のテーマだったんで面白くて着想はいいなって思ったんだけども、問題が適正だったかどうかっていうのはちょっと疑問が残るなと思いましたね。
今までグラフやデータがいっぱい出てきたんですけど、今回は絵本とその分析レポートっていう視点で解くので、まあ探究的な学びをトレースするような問題にしようとしたのではないかと思います。
この実用文の前半部分の問題はあまり難しくなくて、一生懸命解いていけばわかるような、わりかし優しい問題だったんですけども、この形式に慣れていない生徒はやられたって言っていました。
後半の問題は非常になんかこう、これでいいのかなって、これが果たして正解なのかなっていうものが正解だったと私は思います。
当初のこの登場する生徒の狙いっていうのができて理解していれば、選択肢はそれに従って選べばいいわけなんですけれども、果たしてこんな答えで今回のこの生徒の学びというのはいいんだろうかっていう私自身の疑問が残りました。
実用文を出題するっていうことの難しさを感じた問題です。ということで全体的に見てうちの生徒はまず論理的文章の出だしが随走っていうことで精神的に動揺し、過去文で小林秀夫のツバっていうやつを出したんだけれども、それも生徒は難しかったので、
随走文というものは様々な背景知識が必要で、行間を読まなければならない文章だったから、理系が多かったうちの生徒の場合はサクッとかられてしまったと思います。
続いて第2問の小説はやっぱりこの自己実現とそれから性悪割りの間で悩む女性像は彼らにとっては最も遠遠い存在だったということで、これもハードルが高かったと。そして実用文についてはひねりが効きすぎていたというか従来のものとは違っていたために、これもまた生徒はサクッとかられたと言っておりました。
でも全体的に生徒の自己採点を見ていたら、日頃からコツコツと真面目に一つ一つの文章に向き合って基礎基本を守り粘り強く頑張っていて、それから実感配分も自分なりにコントロールしようというような振り返りを変えている生徒、つまり地道な取り組みができている生徒はやはり点数はそのこなりにいい点数を取っていたと思います。
教育の課題
逆に授業中の取り組みにムラがあったり集中力の点で及ばなかった生徒、たまたま取れた高得点に浮かれていた生徒というのは点が伸び悩んでいたように思います。
なので全体的に見て普段のパフォーマンスがそのまんま出たんじゃないかなと思いますね。今回の共通テストの国語は全体的に難化したというお話なんですけれども、みんな難しかったから結局は普段通り落ち着いて集中して普段通りの点数を取ったということは非常に大事なことなんだろうと思います。
ただ現代文というのは本当に生まれた時から自然に獲得する自然の中で獲得する言語運用能力が大きく影響するという部分があって、このベースとなる言語活用能力に家庭環境が大きく左右されるというそういう部分があると思います。
学校で週に2回もしくは3回積み上げたとしてもなかなかその時間を今までの言語運用能力を積み重ねてきた月日と比べると圧倒的に少ないですよね。
だから個人差とか家庭環境というものに差があるがゆえに現代文の点数を上げていくということの難しさを感じました。もうちょっとはっきり言うと国語はみんながある程度そこそこ高得点を取れるようなレベルにした方が問題が起きないんじゃないかと思います。
そんなに差がつけたいのかなと思って、差をつけたいがためにみょうちきりんな問題が出てくるっていうのは現場や生徒が混乱するだけでなくて素直に一般社会で通用する言語活用能力があればいいっていうようなレベルの問題にしてもらった方がいいんじゃないかなっていうふうに思うんだけど皆様いかがでしょうか。
出題の傾向が全然違うことによって点が上下したり出題する側によって点が上下したりっていうようなまあそういう出題者の恣意的な問題にならないようにしていただきたいなって思うのは私一人じゃないはずだと思います。
もっと生徒が勉強一生懸命コツコツして点が取れるっていうようなそういうふうな問題にしてほしいと思うんだけれども国語っていうそういう性質上こういった共通テストのような出題になるのはいたしかたないことなのかもしれません。
ということで長々述べてきましたけれどもまあともあれ私としてはこういう問題文の出し方によって点が大きく上下するような現代文これを補うのはやっぱり古文漢文であるしそれから理科や社会そういった多教科をコツコツ真面目にやっているということで補うことができるので
トータルとして共通テストの点数をまあちゃんと積み上げていくっていう本当に地道な努力が必要だなっていうことを再確認しました。
皆さんの共通テストの状況はいかがだったのでしょうか。これから二次試験が始まりますのでまた気を引き締め直して残りあと1ヶ月半ぐらい頑張っていきたいと思います。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
10:50

コメント

ご紹介ありがとうございます! 実用的な文章の出題は素材やねらいはよいと思うんですが、問3が平均点との兼ね合いで無理なふるいをかけているなぁという印象です。 本来、実用的な文章は誰が見ても明確であるはずなのに、人によって答えが変わるのは自己矛盾な笑 その意味では過去の推敲の問題はいいのかもしれないですね。

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