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2026-02-26 09:43

412_中学生の担任を経験して見えてきた自分の抜け穴

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「中学生の担任」として直面した、自身の「抜け穴」。朝読書すら一筋縄ではいかない男子生徒たちとの日々。小中学校教師の「ザルで水をすくう」ような粘り強い教育の真髄を痛感する。やがて彼らは「イケメンジェントルマン」へと成長するのか?教育の奥深さと、持続可能な指導法を模索する教師の奮闘記。

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#持続可能な教育

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皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は412回、中学生の担任を経験して見えてきた自分の抜け穴というタイトルでお届けしたいと思います。
まずは最近の朝のホームルームについてお話ししたいと思います。
まず、うちの学年は朝の読書活動というのをやっておりまして、朝ホームルームが始まる前に10分間の読書をするという、そういう取り組みをずっとし続けています。
ただね、うち男子校なんですけど、中学生の活発な生徒がおとなしく座っているわけないんですよ。
だから中学校1年生からちゃんと見回りをつけて、静かに読むようにということをしつけていくわけなんですけども、朝はわちゃわちゃしてるし、道具は片付けてないし、お利口に先生の言うことを聞くような感じじゃないわけですよね。
だからしつけが始まるわけです。しつけ。
で、だんだんと一生懸命読書の必要性というのを語って意義を語るんだけれども、読書っていうのはああいうなんだよこうなんだとかね、言いながらあの説教臭く言うと、まあはっきり言いますけど、思春期の男の子なんかちゃんと聞いてません。
言葉は聞いてないです。
先生が何か大事なことを言っているけど、僕たちは今楽しんだ。面白いんだ。
目についたこととか思ったことをすぐにアウトプットしたいんだ。
っていうそんな感じで何も考えずにいろいろ動いちゃうっていうそういう傾向があって落ち着きがありません。
やっても無駄だなって思うような一見無駄だなと思うんだけども、まあ犬のしつけと似たようなところがありまして、ちょっと犬のしつけって言うと語弊があるんだけども本当に似たようなところあるんですよ。
やっぱり動物っていうところで共通してるんじゃないかと思いますが犬のしつけみたいなところがあって丁寧に丁寧にしつけていきますとだんだんやっぱり人間というものは肩にはまっていくんですね。
最近は本当に朝静かな状態で文字情報に集中してそういった書いてあることを静かに素直に受け取るっていう学習の基礎みたいなこと枠みたいなことを作るっていう本当に大事なことができているように思います。
今は中学校3年生お兄さんになったんで本当に静かに読書の時間を過ごしています。
特に私が入ったらシーンとなるわけですよね。朝の読書活動している途中でガラッと開けるわけですけどもホームルームになるチャイムが鳴るまでの間シーンと読むようになりましてやっぱり私がいないときにはこそこそひそひそ話したりいろいろといたずらしたりとかしてると思うんだけどもガラッと私が入ったらシーンとなりますね。
本音と建前が使い分けられるようになったんじゃないかと思います。状況判断ができるようになったとかそういうのはやっぱり周囲を見ることができるようになった。自分だけじゃなくて周りのことも考えることができるようになったという大きな成長を感じました。
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高校現場に勤めているときはこれが当たり前だというふうに思ってたんでまず中学生を教えていて本当に自分のことしか見えてない周囲があまり見えてないということをびっくりしましたね。こんな感じで当たり前だと思っていたことが実は相当丁寧な指導のもとになされているということがこの朝の読書活動だけでもわかります。
中学校の先生もっと言えば小学校の先生は果てしない砂漠に水を注ぐような本当にザルで水をすくって言った方がいいかもしれませんけど全く無駄で言っちゃう無駄の語弊があるかもしれませんけど本当に報われない教育的なことを積み重ね積み重ね積み重ね積み重ねてマジあのザルの目で水をすくっていうのが的確かな。
そういうふうな果てしない教育をやってきての高校生ということで受け取っていたっていうことがよくわかりました。
本当に小中学校の先生に足を向けて寝ることはできません。本当に些細なことができないわけなんですよね。
今男子校だから余計に男の子の未熟さっていうのがわかってしまって女の子が一緒のクラスにいないと未熟さが掛け算になって未熟になっていてですね本当に赤ちゃんかっていうようなまるでおしめ替えをしているような錯覚に陥ることさえあるような未熟さが残っています。
しっかりしている子どもさんもたくさんいるんですよ。たくさんいるんだけれども男の子っていうのは悪ノリしたり脱線したり外れたりということがすごい得意技でこれはやっぱり必要なことなんじゃないかと思い始めたんだけど人類が生き残っていかないといけないから
やっちゃいけないことをやるとかチャレンジするとか危険なところに行くとかそういう傾向がないと食料を取りに行けませんからやっぱり人類が生き残っていくためには男性の方に獲物を取りに行ってもらってチャレンジして命をつなぐっていうことをやっていかざるを得なかったそういうDNAが男の子にたくさん残っているから
その男性のおかげで私たちはこうやって生きることができている。本当にそういった静かにしなさいとか大人しくしなさいとか決まりを守りなさいとかそういったことを男の子がバーッと集まっちゃうとチューニングができなくなっちゃってバーッとひどい方にエスカレートしていくっていう傾向があります。
女の子がいれば若干チューニング可能になってきてチューニング上手に男の子もなっていくわけですけれどもそのチューニングが効かないっていうのがやっぱり男の子の大きな特徴なのかなと思います。
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その結果やっぱり基本的な生活習慣とか仲間意識の醸成が遅れるっていう傾向があるわけですけれどもこれはもうある程度ね男の子の特徴としてしょうがないことなんですけれどね。
でも一旦大人になっちゃうと中学校2年生の秋が深まってくる頃からだんだんお兄さんになってきてもう中学校3年生ぐらいになるとどんどんお兄さん度増してきて最近は本当に安心して見ていられるようになりました。
最近はなんかちょっとかっこよくなったじゃんって思うぐらい頼もしいなって思う瞬間がたくさん出てきてやっぱ思い切り子供時代を楽しませていたずらさせて失敗させてっていうことをしないと大きく育たないんじゃないかって思い始めましたね。
特にうちの学校の生徒は元気だし潜在的なエネルギーもたくさん持ってるから伸びしるもたくさん持ってます。だから一旦勉強するモードになった時のなんかこうよくわからない凄まじいエネルギーっていうのは見ていても私あんな風にはできんわって思いながら羨ましいって思うことさえあります。
こんな風に大切に育ててきたわけですけれども今まで高校現場にずっといたから小学校や中学校の先生が本当に苦労して苦労して苦労してザルの網の目に水を溜めながらすくっていたみたいなそういうとてつもない回り道とてつもない労力をかけて信じて教育してきた。
そういった小中学校の先生の粘り強い取り組みによって引き渡された高校生を私は楽々と教えてきたんだなということがよくわかりました。逆に今また高校現場に立ち帰るとその生徒がどうやって中学校を過ごしてきたのかっていうのがやっぱりある程度想像できて言葉掛けもきっと変わってくるんじゃないかなって思っています。
やっぱり教育っていうのは本当に果てしがないというか奥が深いというか人格形成っていうのが最終的な学校の先生の目標になってくると思うんだけどもいろんな先生やいろんな保護者いろんな人たちに影響を受けながら本当に手間暇かけながら一人一人育てていくっていうことがどれほど大変で難しくて逆に言えばやりがいがあることなのかっていうのが中学校の担任してみて
わかり始めました。まあでも本当に疲れますね。学齢の低い子を指導するのは本当に疲れるんですよ。最近は慣れっていうのも必要かなと思い始めていて私はついつい何でも一生懸命やっちゃうんだけれどももう1回やっぱり手の抜けどころがあるのではないかということを考えていきたい。
何回も中学校の先生を担任されている人なんかはめちゃくちゃ上手に手を抜いていらっしゃるようなんでやっぱり持続可能な中学生の指導っていうのはきっとあるはずなんですよね。何でもかんでも一生懸命やりすぎると自分自身に余裕がないし人に優しくもできないし自分もいたわれないしあんまりいいことないんでぬるっとゆるっと持続可能にやっていくというのが一番なのかなと思います。
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残りの中学校3年の担任生活も少なくなってきました。だんだんいいお兄さんになってきて君たち将来めちゃくちゃいいイケメンジェントルマンになりそうで先生ほんま楽しみやわって今言っております。本当にイケメンナイスガイジェントルマンに育てたいですね。
それでは今日の配信はここまでです。聞いてくださりありがとうございました。またお会いいたしましょう。
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