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435_ボタン一発で席替え!AIと作ったクラス開きが思いのほか最高だった件
2026-04-21 11:50

435_ボタン一発で席替え!AIと作ったクラス開きが思いのほか最高だった件

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クラス開きって、「はじめましての儀式」じゃなくて、クラスの雰囲気と人間関係の土台を作る時間だと思うんですよ。今年は「他己紹介」にたどり着きました。相手のいいところを探して、言葉にして、届ける——その一手が、クラスの空気をがらっと変えました。席替えはAIに作らせた座席表アプリでランダム生成。私はボタンを押すだけ。今日はそのクラス開きの設計と結果を話します♪

 

#クラス開き  #他己紹介 #中学教育 #AI活用授業 #学級経営

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サマリー

中学校の国語教師が、AIを活用したクラス開きについて語るエピソード。クラスの人間関係の土台作りを目的とし、生徒同士がお互いの良いところを探し紹介し合う「他己紹介」と、AIが生成したランダムな座席表アプリを使った席替えを組み合わせた。この新しい試みは、生徒たちのコミュニケーションを活性化させ、温かい雰囲気で新学期をスタートさせることに成功した。

クラス開きの重要性と今年の試み
皆さん、こんにちは。今日も明日も授業道ス黒瀬直美です。この番組では、中学校・高等学校の国語教育、働く女性の問題、デジタル教育についてゆるっと配信しています。
今日は、435回、ボタン一発で席替え、AIと作ったクラス開きが思いのほか最高だった件、というタイトルでお届けしたいと思います。
クラス開き新年度が始まったので、どの担任の先生も一生懸命頑張って用意されたんじゃないかと思います。やっぱりね、スタートっていうのはとても大事なので、毎年それなりに私も考えます。
今年はちょっとAIを使ってみて面白かったので、ちょっと整理しながらクラス開きのイベントについてお話ししたいと思います。
そもそもクラス開きっていうのは、何をする時間なのかっていうふうに自分の中で改めて考えましたら、単純に自己紹介だけをする時間ではなくて、クラスのウォーミングアップをね、アイスブレイクをしないといけないなと思ったわけです。
やっぱり人間関係の土台作りもその中に入れ込んで、単なる自己紹介を順番にやるだけっていうふうなんじゃもったいない。
今まではいろんなゲームやったり、それから特にフルーズバスケットなんかをやってたんだけども、ちょっと今年は少し考えてやろうというふうに思いました。
うちは中高一貫校なんで、クラス替えがあっても、今回知っている子が3分の2ぐらいいるっていうような、そういった形になります。
残りの3分の1ぐらいは、今までクラス替えがあったんだけれども一緒になったことがない、面識がないっていう状態で、そこでよく知っていることをあまり知らない子のギャップが生まれてしまっています。
このギャップをどうやって埋めようかなっていうふうなことを考えました。
他己紹介の考案と男子校での配慮
単なる自己紹介だと、自分の言葉をただ一方的に周囲に投げかけて終わってしまうということで、できるだけ自己紹介を相互やり取りにできないかなと思いました。
私が考えたのは、自己紹介をしながら記録をするという、そして最終的にその記録をして、それを見ながら友達を紹介する他個紹介にチェンジしていくということを考えました。
そうすると、相手のことを一生懸命聞いて言葉にして届けるという作業になります。
そして単純な自己紹介ではなく、ウォーミングアップ、アイスブレイクに必要なのは、やっぱりお互いを認め合う、いいところを探して言葉にして渡すっていう、そういうお互いを認め合う空気を作るということで、お互いのいいところを肯定的に言葉にして残すというふうにしました。
ただね、うちは男子校なんで、そういったことをするときにはやっぱりちょっと考えないといけないんですね。
男子クラスには特有の条件と言いますか、ポイントというものがあって、端的に言うとじっくり長くやると集中が切れて飽きちゃう。
これはやっぱり男子特有で、動きとかリズムとかを入れながらやる方が集中力が切れなくていいっていう。
言葉も長くするんじゃなくて短めにして、タイミングを測ってくるくる回した方がとても集中が続いていい感じになるというふうに私も経験的に分かっていますので、
動き、スピード、回転数っていうのを大事に設計しました。
まず自分とそれから隣のお友達と2人ペアで1人1分ずつ相手のいいところをインタビューして記録をします。
それを赤替えしながら5、6回繰り返します。
そうしたら全部終わったときに5、6人分の情報が手元にあることになりますね。
常に赤替えをしているから動いていてとても活動的で飽きないですし、短い時間で多くの友達とお話ができます。
席替えの課題とAIによる解決
ここで問題が出てくるわけですけども、赤替えをどうするかという話です。
最初は隣同士のお友達で組んでっていうことで簡単なんだけれども、
1個ずつずれてというと整然と動くだけで活動的ではないし、
ぐるぐる回るにしてもうまく回すというのを結局指示がもたもたしてうまくいかなかったりというようなことが生まれます。
やっぱり遠くに動かした方がその中で人とぶつかり合ったりなんかしてコミュニケーションが生まれていいんじゃないかって思ったんですよね。
逆に仲良しではいじゃあ自分たちで自由に座りましょうってなると仲良し同士が座ってしまいがちになりますので、
理想としてはやっぱりランダムに席が決まっていて自分で大きく動いて席に座るっていうね。
そういう状態が好ましいと思ったわけです。
その時に自分どこだろうとかお前は4番だからここだよとかね。
そういったやりとりが対話を生んでグラス作りの最初の一歩になるんじゃないかと思いました。
そういった席移動のちょっとした混乱というのを意図的に与えるという発想で席替えをすることにしました。
そこでやっぱりランダムの席替えのアプリが欲しいなと思ったわけです。
ずっと前に2年か3年前ですかねランダム席替えアプリをエクセルの関数で自作しようとして、
私あんまりそこらへんのスキルがないもんですから一生懸命webで検索しながら作った。
そのシートはめちゃくちゃ時間がかかったっていうすごい苦い経験がありまして、
その時のシートは7×5人だったんで35だから使えないんですね。今39人いるので。
そこでやっぱりAIの登場です。
今年は音声入力でAIにお願いしました。
カーソルとクロードを使ってみました。
7×7マス42人の空席ができるランダムな座席表、ランダム指定の座席を作ってくれというのを音声でお願いしました。
たちまち5分もかからずにHTML製の座席表生成アプリが完成したわけです。
クロードでもカーソルでもできまして、どっちとも同じような機能で特に優劣のないものができました。
これHTML製なんで私はそのプログラムをコピーしまして、
自分のホームページのサーバーにアップしてリンクを取得しまして、それをロイドノートに仕込みまして、
授業中にクリックすればランダムの席替え表が出るというふうにしたんですね。
あとはプロジェクターで投影し空席指定をしてボタンをポンと押すとランダムな座席表がいくらでも出てくるわけです。
生徒はそれを見て席替えをします。
ということでいい時代になりましたね。
こういうことがやりたいなと思うものがAIによって形作られて、そしてコミュニケーションがスムーズにいく、そういったイベントが簡単にできるようになりました。
クラス開きの実施と結果
実際にやったんですけど非常にスムーズに席替えがいきまして、1分間インタビューかけるペアが5、6週終わりまして、
最終的に自分の席に戻って発表タイムを設けました。
誰に指名するかっていうのも当然のことながら出席番号ランダム生成ウェブツールがありますので、
ウェブで検索してランダム生成って検索すればすっと出てきます。
そこでボタンを押して、はい12番の人っていう感じでランダムで当てまして、
指名された生徒は手元のメモから一番自分が印象に残った人を選んで紹介するという、そういったことで最後に何人かに発表させました。
印象に残った理由とその人のいいところをセットで話すような形になります。
仲のいい子同士だったら少し茶化しながらちゃんとリスペクトして話すし、
初めてのあまり慣れてない子だったらやっぱりいいところを拡大解釈しつつ話すし、
こういったことがうまくできまして聞いている側も自然に引き込まれるし、自然に笑いが出るし温かい雰囲気になりました。
10人ぐらいランダムで発表してもらいまして、やっぱりいいところ探しだったんで、
おーっていう歓声が上がったりすごいっていうふうなそういった声が出たりして、
クラス開きとしては本当に柔らかい雰囲気でスタートさせることができました。
結果としていい感じのクラス開きになりましたね。
新しく知らない子同士でこういう人なんだっていう手がかりを持ってスタートすることができました。
AI活用の効果と今後の展望
いろんなクラス開きやってきたんですけども、
今年は労力の割に得られたものが大きかったなっていうふうに思いました。
やっぱり過去にいろいろ仕掛けを作ったりしていろいろやったんだけれども、
年を重ねてベタになればなるほどシンプルでいい形っていうのがいいなっていうふうに思います。
時間をかけて丁寧に技をいろいろ仕掛けたりしたらこっちが疲れちゃうし、
うまくいかなかったらちょっとのことで停滞しちゃう。
リズムが崩れちゃうっていうことがあるので、
シンプルで面白いシンプルで効果があるっていうのが理想だなって思いました。
何より生徒の実態っていうのをちゃんと読んで、
それにあったそういった形っていうのをそういうふうなのを作るのはやっぱり先生の力量だなっていうふうに思いましたね。
ということでAIを活用することで自分のアイディアがうまい感じに形になって、
いい感じのクラス開きができたっていうそういった配信になります。
やっぱりこちら側が何がしたいかどういうことが目的か、
どういう効果を生みたいかっていうのを具体的にイメージしながら足りないところをAIに助けてもらう。
そういったことが一番良かったなっていうふうに思った次第です。
皆さんもランダム席替えで自己紹介、いいとこ探しっていうイベントやってみてはいかがでしょうか。
それでは今日の配信はここまでです。
聞いてくださりありがとうございました。
またお会いいたしましょう。
11:50

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