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2023-10-16 15:56

#211 【読書会】第1章 きれいごと教育の問題点

【犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉】
出口保行先生の本を読んでいます。

本の内容を関西弁に変換しながら
自由に読んでいます。


最初から聴きたい方はこちらから
https://stand.fm/episodes/651b2de945141adf2a9e9c64

第1章 ワタルのケースを聴きたい方はこちらから
https://stand.fm/episodes/65235f60a372be221c6b2c15



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00:05
おはようございます。パートタイムはママで、キャリコン受験生のかなや なおこが送る朝の読書会の時間が始まりました。
はい、今読んでいる本なんですけれども、犯罪心理学者 出口康幸先生の
犯罪心理学者が教える子供を呪う言葉、作る言葉という本を読んでおります。
今、だいぶ読み進めておりまして、第1章のみんなと仲良くが個性を破壊する
という箇所を1セクションずつ日々読んでいるところでございます。 第1章のみんなと仲良くが個性を破壊するというところで、ある事例を基にして
それを1セクションずつ検証していくようなスタイルを取っているんですけれども、
この第1章の事例、 まず少し簡単にご説明しますと、中学2年生の渡るくんっていうね
ちょっと自己介自が苦手な男の子がいるんですけれども、 別にパッと見ね、全然人間関係に問題なさそうに見えるんですが、
まあこのね、 自己主張が苦手な渡るくんにね、結構つっかかってくる自己主張しまくりの
しんじくんっていう子がいるんですよね。 そのことで悩んでいるんですけれども、その悩みを渡るくんは両親には打ち明けられない。
打ち明けた相手というのは不良の三谷くんという男の子だったんですよね。 その子にはね、結構何でも話をしてしまったんですけれども、
三谷くんというのが実は万引きの常習犯なんですね。 この三谷くんに誘われて渡るくんも
万引きへの道に走ってしまうというケースでございます。 今から本文を関西弁仕立てで読んでいきながら、時々突っ込みながら話していきたいなと思います。
ちょっとね、この今回読むところがきれいごと教育の問題点っていう セミタイトルのセクションなんですけれども
結構ね、ちょっと長めなので、もしかしたら10分超えるかもしれません。 ご了承いただければと思います。
はい、では早速入っていきたいとおもいます。 きれいごと教育の問題点。
まず出口先生は冒頭でこうおっしゃっております。 みんなと仲良く、のようなきれいごとを押し付けると必ず問題が出てきます。
はい。 まあね、みんなと仲良くって言いますけど、私もね、できないです。
でね、出口先生もね、できない理由をおっしゃってるんですけれども、
なんで問題が起きるか、これは実際にはできないのでギャップに苦しむからです。
03:01
子供はみんなと仲良くできない自分はあかんやんと思ってしまいます。 みんなと仲良くと言っている大人ができていないのだから不信感にもつながるでしょう。
ここはどういうことかと言いますと、 えっとね、結構みんなと仲良くせんとあかんやんって大人から子供に言う言葉が多かったりすると思うんですけども、
じゃあ言うてるあんたはできてるんかいって話ですよね。 いやーね、私ね、
絶対できへんから多分子供にも言わないですね。 私ね、ちょっとここでまた脱線するんですけれども、
うちの息子が通っている保育園って、
保育園は一応何々組とかね、例えば
うさぎ組とか、キリン組とか色々あるじゃないですか。
キリン組のお友達じゃみんなーみたいな感じで言うんですよ。 私ね、結構そこがね違和感めっちゃ覚えてて、
いや、別に本人が全員友達って思ってるわけじゃなくないとかね、思ってしまうんですけども。 だからね、なんかね、私息子に言う時に結構ね、何々組のお友達っていう言葉じゃなくて、
何々組の子がなーみたいな感じで言ったりとかするんですよね。 なんかね、あんま私そのね、
本人が友達と思ってるかどうかもわかれへんし、ただね、一緒に、 同じ組になっただけでなんか友達っていう表現を使うのがね、
どうしても違和感を拭えない。 はい、続けていきますね。
で、まあね、このキレイごと教育の問題点っていう、出口先生のおっしゃるキレイごとの例として、
嘘をついてはいけないっていうところをね、 おっしゃってるんですよね。
で、まあこの嘘をついてはいけない、例えば、もう詐欺のようにね、 例えば、オレオレ詐欺とかあるじゃないですか。
その、そういう詐欺のように人を騙して利益を得たりとか、 まあ嘘をついて相手を傷つけたりするようなことはしてはいけません。
それは確かにね、あかんよね。 でも、こう続けています。
誰しも小さな嘘ならついたことがあるはずです。 私は嘘をついたことないわー、なんて言ったらそれこそ大嘘ではないでしょうか。
まあその通りやね。
で、まあ人を傷つけないためにつく嘘もあります。 自分を守るためにつく嘘もあります。
嘘は全部あかんと言ってしまえば、実際に嘘をついてしまった時に困ることになります。
確かにね。
ということで、出口先生ここからある事件を元にして書いてるんですけれども、
えっとね、私結構この事件知ってるんですよね。 なので、ちょっと出口先生の書いているところに、ちょっと詳細を付け加えながら、事件のお話をしていきたいなと思います。
06:10
で、この事件なんですけれども、日本テレビのThe世界行天ニュースの中で、 出口先生がコメントした事件。
でね、こういう見栄を張りたくてついてしまった小さな嘘が、かわいい後輩の命を奪う。
っていうね、ちょっと事件のタイトルがあったんですけども、 その話を今からしていきたいなと思います。
事件を起こしたのは、面倒見が良く後輩から慕われることの多かった30代の男。
この30代の男なんですけれども、怪我をしてしまったんですけれども、その怪我の傷口から売金が入っちゃって、右足を切断することになってしまったんですよね。
で、仕事ができなくなってしまったんですよね。 この仕事っていうのが、ガソリンスタンドでこの人は働いてたんですけれども、
10年以上働いたんですが、やっぱりもう右足を切断してしまったので、
仕事ができなくなってしまいます。 この男が治療室で病院に入院中に仲良くなった大学生がいたんですよね。
この大学生は、優しくて面倒見の良い男を慕って、いろいろ話しかけてくれたそうです。
ある時、この男は大学生に対して銘を張ってしまったんですよ。 ネットビジネスで稼いでるって。
しかもね、なんぼ稼いでるって言ったと思います? 月に300万稼いでるって嘘ついてしまったんですよね。
さすがにちょっと大きく出すぎちゃうかなと思ったんですけども。 実際はと言いますと、この男、ネットビジネスはしていたんですよ。
していたんですけれども、失敗して稼いでいるどころか借金を抱えている状態だったんですよね。
で、出口先生は最初は小さな嘘でしたって言ってるんですけど、 結構300万円って小さくないと思うんだけどなぁ。
まあいいわ、行こう行こう。 しかしこれを訂正することができず、嘘に嘘を重ねることになります。
大学生がね、バイト先なくなっちゃったんですよってお金に困っている話をするとね。
じゃあ、うちの仕事手伝うってこの男、何の根拠もないのに言ってしまったんですよね。
詳細に言いますと、給料30万ぐらい出せるけどとかね。
言っちゃったんですよ、大学生に。 でね、まだ、じゃあその話しのりますわっていう話も別に大学生と話ししてたわけじゃなくて、
あくまでもちょっとね、口約束っぽくなったぐらいな話やったんですけれども、 大学生もね、30万円もらえるっていうことで、
なんか、商品の販売を友達とかに始めてしまったんですよね。
09:00
そうすると、この男も引くに引けなくなっちゃって、 結局、
給料日が近づいて、
焦るわけですよ、男も。 もしかしたら、この後輩殺すしかないかもしれんって結構思い詰めてしまったんですよね。
で、その時に、またね、ちょっと、
なんか時期も悪かったのか、タイミングも最悪だったのかなと思うんですけども、 大学生が通帳を見せたんですよ。
男に。 どんな内容かと言いますと、
親族から300万円譲り受けたっていうのをね、 見せてしまったんですよね。
で、
まああの、この、
なんていうのかな、男自体も借金で困ってるわけじゃないですか。
なので、もうこの後輩を殺すって決めてしまったんですよね。
で、それで、あの投資をね、いろいろ持ちかけたりとかしたんですけども、
あ、そう、投資をね、何やったかな。
その300万円もっと額増やせへんとかって言って、 投資を持ちかけて、結局その30万円、
あの給料の30万円は、その預かった300万円から男が渡したっていう感じになるんですけれども、
結局この大学生は殺害されてしまって、財布から9万円を奪うという強盗殺人を犯して、
この男に対しては無期懲役の判決が下されているという状態でございます。
で、出口先生は、
まあ、こうおっしゃってるんですけれども、
実際に男の心理分析をしたわけではないですが、
類似した多くのケースを見て感じるのは、
小さな嘘も、訂正したら嘘つきを奪われされるだけではなく、
自分の全人格が否定される、という恐怖心を持っている、
ということです。
で、まあ続きますね。
まあ、あのこういうね、
私は割とこの月に300万稼いでんねんっていうね、嘘って結構起きそうに思うんですけども、
ごめーん、カッコつけたくて嘘ついてん。
本当はネットビジネスで失敗して借金あんねん、って言えればよかったのに。
言われへん?そんな、私そこはちょっと言われへんかなぁ。
そんなことをしたら、自分が全否定されてしまうように感じている、
歪んだ自己顕示欲がその背景にはあるのです。
そうか、まあいいわ。
要するに、こういう人は自分に自信がありません。
仲良くなった相手も、奢ってあげたり、仕事を紹介してあげたりしないと、
その人に好きでいてもらえる自信がないのです。
まあこれはちょっとね、わからんでもないかなぁ。
うーん。
12:00
で、まあまあ、このね、あのー、なんだっけ、
嘘をついてはいけないっていう奇例ごとの例からね、言えるように、
例えば嘘をついてはいけないとだけ教えられた子は、
遅かれ早かれ苦しむことになるでしょう。
あれは嘘やってん、ごめーん、と言えることが大事です。
で、間違ったら修正すればいいのです。
誰しも間違うことはあるんやし、
間違ったからといって人格的な価値が下がるわけではありません。
そうなんかなぁ、いや私そんななんか月300万円あったらさすがに現実的じゃないから、
私もうっせぇやろって思うかもしれへんけれども、
例えば月50万ぐらいって、稼いでる人は稼いでそうじゃないですか。
なんかね、そういう、なんかほんまかもしれへん微妙な嘘つかれたら、
嘘ついちゃった、私どうやろう、ちょっと、
全人格までは否定せえへんかもしれへんし、
まあこの人には嘘をつく理由があったんかなって思うかもしれへんけど、
え、ちょっとそんな嘘言うの嫌やわって思ってしまうかもしれん。
それ私がわかるのかしら、まあいいわ。
で、まあまあ、ここでね、最後に締めくくってるのがね、
嘘を告白して訂正するのには勇気がいります。
まあ確かにね、やっぱり勇気いりますよね。
いやもうそんなね、なんか、
訂正することビクビクするような嘘やったらつかんかったらいいのにって思ってしまうんですけども、
きっとそういうね、嘘をついたらあかんよって、
もう全ての嘘をついたらあかんみたいな感じで、
まるっと大人に教えてもらった子供って、まあこういうことで苦しんでしまうんでしょうね。
で、それでまあ大人がこれからどうすればいいのか、ということで出口先生はこう締めくくっております。
もし子供が嘘でした、ごめんなさいと言えたら、その勇気を褒めていいと思います。
なのでね、私も子供がそういう嘘をついたらね、
きっと、なんかいろいろ考えて、今私に告白してくれてるなっていうこと自体は込めようかなと思うんですけれども、
嘘の内容によってはちょっとね、叱らなければいけない場面も出てくるかもしれないので、
そこはまあ大人もやっぱり臨機応変にいかんとあかんのかなってちょっと思いました。
で、あと、もし大人側が子供に嘘をついてしまったとき、
こういうケースもありますよね。
そういう時は適当にごまかせば不審感につながりますと出口先生はおっしゃっています。
こういう理由で嘘をついてしまいました。ごめんなさいと伝えたほうがいいのです。
うーん、まあそうですよね。
15:01
やっぱりそこで適当にごまかすと、それって、
まあその子自体が言語化して思うかどうかはわからないですけれども、
すごく自分って大切にされてへんねーやなーっていう感じは受けますよね。
はい、ということでだいぶ長くなってしまったんですけれども、
今回はキレイ語と教育の問題点ということで、嘘をついてはいけないという事例をもとに、
はい、キレイ語と教育の問題点をこのショーでは話しておりました。
ショーじゃないわ。このセクションでは話しておりました。
はい、結構長くなってしまいましたけれども、最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日になりますように、金谷奈子でした。
いってらっしゃーい。
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