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おはようございます。パートタイムはママで、キャリコン受験生のかなや なおこが送る朝の読書会の時間が始まりました。
昨日からですね、ちょっと関西弁チェックに本を読んでいくという試みを始めております。
というのもですね、この朝の読書会を始めてからですね、再生回数が常に20回ぐらいあったのが、今ね、一桁台なんですよ。
ということは、ちょっと私の発信のね、仕方がまずいのかなと思いまして、いろいろ試行錯誤している中で、
ちょっと関西弁チェックにやってみるのもどうかしらと思いましたので、
はい、関西弁チェックな読書会というのをしております。
本日はですね、第1章のみんなと仲良くが個性を破壊するというところの、
1セクション目、みんなと仲良くの裏にあるものについて、
こちらも本書通りというか、本書の中身をめちゃくちゃ関西弁丸出して話していく、
という感じのスタイルでやっていこうかなと思います。
渡るくんのケースなんですけども、ちょっと復習したいと思います。
この渡るくんなんですけれども、普通の中学2年生だったんですけれども、
両親からですね、みんなと仲良くしてねって結構言われ続けてたりとか、
自分の意思表示をした場合にも、そんなに喋らなくていいやんとかね、
丸々くん家の意見も聞いてからにせえへんとって結構ね、ことごとく否定され続けてたんですよね。
それで、サッカー部にこの子入ってるんですけども、
渡るくんのチームメイトのしんじくんっていうね、結構積極的にね、
バンバン物を言う男の子もいるんですよね。
その子に結構ね、いじめまではいかんけれども、嫌がらせもね、受けるようになったんですよね。
そんな、なかなかちょっと中学生活うまくいってない渡るくん、
その渡るくんの心のね、隙間に入ってきたのが不良の三谷くんっていう子だったんですよね。
で、この不良の三谷くん、実はね、万引きの常習犯だったんですよね。
その万引きの常習犯の三谷くんと一緒に渡るくんも、万引きをね、するようになってしまったっていう、
こういう男の子のケースの検証をね、していってるのが、この第一章になってるんですよね。
で、この第一章のこのみんなと仲良くの裏にあるものっていうのが、このワンセクション目なんですけれども、
この渡るくんの両親がですね、みんなと仲良くしなさいって結構ね、言ってたんですよね。
で、それで何が起こったかというと、渡るくんは自己主張ができなくて、ストレスが溜まってしまったんですよね。
で、この両親のね、言う協調性が大事っていう価値観、これ自体はね、何も悪いことないんですよ。
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協調性が大事ってね、結構私たちもよく言われますよね。
で、面接の時とかも協調性を持ってますとかね、言う方もきっと少なくないと思います。
協調性を持つこと自体は大事なんです。
大事なんですけれども、何が問題かというと、この全てにおいて協調性を最優先にしてしまったんですよね。
だから渡るくんの気持ちがすごくないがしろにされてしまったんですよね。
だから渡るくんの中では、みんなと仲良くイコール個性を抑えろっていうメッセージになってしまったのが問題なのかなと思います。
別に渡るくんってね、みんなと仲良くできてるし、学校生活には問題ないように見えるんですけれども、
でも実は、サッカーの練習中に足引っ掛けてくるようなしんじくんも嫌いやし、
本音はしんじくんとなんて仲良くしたくないっていう念を抱えてるんですよね。
それって、私たち大人からすれば、嫌いな人なんて別にもう挨拶ぐらいで済ませればいいやんとかね、結構そうなってきてると思うんですけれども、
でも私たちもね、中学2年生の時とか14歳、13歳、15歳ぐらいの時って、そういう悩みってすごく一大事だったことってありません?
やっぱり渡るくんにとってもすごく大問題だったんですよね。
で、この中で渡るくんのSOSっていうのは、部活を休みがちになってしまったっていうところなんですよね。
そこにきちんと両親が気づいてあげることができれば、心が傷ついてたとしても、三谷くんの誘いに乗らなかったと思うんですよね。
だから両親がそのSOSに気づけなかったっていうところがまず問題なのかなと思います。
このSOSという心の隙の中に入ってきたのが、万引き癖のある三谷くん。
渡るくんとしては、初めてね、俺しんじのこと嫌いやねんとかね、仲良くしたないねんとかね、そういう本音を聞いてもらえたことでね、やっぱり一気に仲が深まったんですよね。
それであっという間に万引きブループに入っちゃったんですよね。
でね、やっぱり元々自己主張する子であれば、それはそれ、これはこれって言ってね、
三谷がちゃんと話聞いてくれるのは嬉しかったけど、俺万引きは別にしたないねんとかね、きっとそういう自己主張できたりとかすると思うんですけども、
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渡るくんはそもそも自己主張をすることが許されずに育ってきました。
周囲の反応を伺いながら生活している子って、自己決定する力が弱いそうなんですよね。
人に合わせることは得意なんです。
でも人を批判的に見ることってできないので、この三谷くんの万引きが悪いことだからやめておこうっていう判断もできなかったんですよね。
で、このみんなと仲良くとかね、あとは友達100人作りましょうとかね、いろいろそういうフレーズで、みんなと仲良くしなさいっていうことって結構大人側から言われることってあると思うんですよ。
そのね、大人側の都合っていうのって隠れてると思うんですよね。
で、その大人側の都合、何が隠れているかというと、トラブルが起きたらめんどくさいとかね、だから仲良くしてほしいっていうね、
完全に子供に都合は度返しにしてて言ってることがあると思うんですよね。
で、これってね、やっぱり子供にも伝わったりとかしますし、
これが伝わった瞬間、あーなんか自分って大事じゃないねんなって子供がね、感じてしまうきっかけにもなってしまうと思うんですよね。
で、まあ子供自体もね、別に最初から嫌いってないと思うんですよね。
何かしらのきっかけでやっぱり自分とこの子は馬が会えへんとかね、思ってしまってというかね、そういう理由があると思うんですよ。
大人もね、そういうのありますよね。
仕事はできるけどこいつは好かんわとかね、あると思うんです。
で、なんかね、そこは別に仲良くする必要ないと思うんですけど、
仲良くできへんねんやったら、どうすればいいのか考えようというスタンスでね、親側って話を聞くのがいいというふうに出口康幸先生はこの章では言ってるんですよね。
例えば、今回の事例ではですね、例えばユニフォームの提案があったとき、
まずね、話を聞いてあげるべきやったんかなっていうふうに出口先生はおっしゃってます。
どうしてそう思うんとかね、考えを聞いた上で、
お父さんとお母さんは周りの人の意見がね、どうなのか気になんねんとかね、
あとは意見がまとまらずにこの話が長引くとね、
渡るがサッカーに集中できへんちゃうんかなって心配してるねんとかね、
そういうように親の考えもきちんと話すっていうのが大事やったんちゃうんかなって、
出口先生はここで書かれています。
まあ確かにそうですよね。
だって、確かね、このユニフォームの時にお父さんお母さんなんて言ったかというと、
喋らなくてもいいんじゃないってピシャッとシャッターを落としただけで、
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結局ね、どうして渡るくんがユニフォームを作りたいのかっていう意図って聞いてないですもんね。
まあね、それでやっぱり、なんていうのかな、
親の考えを聞いた上で渡るくんが今回はね、やめておこうかってなったとしても、
それってもう渡るくん自身は自分の意見をちゃんと一旦は親に聞いてもらえてるし、受け止めてもらってるし、
なんていうのかな、自分の意見もちゃんと言ってもいいんだなって、
きっと自分の中でね、すっきりできたんちゃうんかなって思うんですよね。
やっぱり私たち大人もそうだと思うんですけども、
そんなあかんっていきなり言われたら、え、なんも私意図とか言ってないやんみたいなね、そうなると思うんですよね。
だからやっぱりきちんと、子供が思った理由ってあるから、子供のなぜをちゃんと聞いてあげるっていうのは、
本当に小さいことからかもしれんけども大事なのかなと思いました。
もし、いじわるしてくるしんじくんと仲良くできない悩みを渡るくんが、今回は話せなかったんですけど、
もし話すことができたとしたら、私たち親はどうすればいいんかなって思いますよね。
そんな時はね、手口先生こうおっしゃってます。
とにかく話を聞くこと。決してね、頭ごなしに仲良くしなさいとか言ったらもうね、最悪です。
そんなやつと付き合うのやめなさいとかね、というのも同じように最悪だそうです。
そもそもなんですけども、子供の関係にいちいち親が口出すことではないっていう感じなのかな、ここのスタンスは。
とにかくね、そのみんなと仲良くの裏にある大人の都合というのを押し付けずに、
まず子供の話をきちんと聞いて、意見をちゃんと受け止めるっていうところが大事というふうに手口先生はおっしゃっているのかなと思いました。
はい。
なんかこれは読書会なのか何なのかよくわかんないですけど、
まあちょっとこの第1章はこんな感じで関西弁丸出しでいろいろ話をしていこうかなと思いました。
はい、最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日となりますように、金谷菜子でした。
いってらっしゃーい。