1. 社労士なおこの働き方・多様性研究ラジオ
  2. #220【読書会】第2章 犯罪者に..
2023-10-27 08:55

#220【読書会】第2章 犯罪者に欠けている事前予見能力とは?

【犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉】
出口保行先生の本を読んでいます。

本の内容を関西弁に変換しながら
自由に読んでいます。


最初から聴きたい方はこちらから
https://stand.fm/episodes/651b2de945141adf2a9e9c64

第2章 ユカのケースを聴きたい方はこちらから
https://stand.fm/episodes/65362ba540bda2f9625ea472


#出口保行 #犯罪心理学が教える子どもを呪う言葉救う言葉
#社会保険労務士 #特定社会保険労務士 #育休後アドバイザー
#本読み #読書 #朝の読書会 #読書の時間 #読書会 #キャリコン受験生 #大阪弁で読書会 #大阪弁
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/63a3d1d47655e00c1c7338cf
00:05
おはようございます。パートタイムはママで、キャリコン受験生のかなや なおこが送る朝の読書会の時間が始まりました。
はい、ということで、本日からですね、読む本は一緒なんですが、出口康幸先生の犯罪心理学者が教える
子供を呪う言葉、救う言葉という本を読んでいくんですが、第2章の早くしなさいが先を読む力を破壊する、というねところの章を読んでいきます。
昨日の放送、昨日の収録では、ある女性のケースを紹介しました。その女性のケースを元に、ワンセクションずつ読み取れていく、という感じになっていきます。
第2章のケースですね、少し簡単にご紹介しますと、ゆかちゃんっていうね、女性のケースです。
このゆかさんですね、業務上応料で勤務する会社のお金300万円を事故の均衡口座へ振り込んで応料するってね、なんとも大胆な手口で犯行を犯した人のお話です。
はい、では本日のセクションなんですが、タイトルは犯罪者にかけている事前予見能力とは、というお話をしていきます。
このゆかちゃんね、小さい頃から将来の夢とか目標を持つことがなくて、目の前のことをどうするかばっかり考えていました。
そういうことってありますよね。このゆかちゃんの家庭環境なんですけれども、やっぱりそのお父さんがね、結構せっかちで、早くこれしあれしって言ってくる性格で、それでゆかちゃんができへんかったら、もうね、こぼしが降ってくるようなね、そんな家庭環境だったんですよね。
お母さんといえば、見て見ぬふり。自分のね、わかみかわいさで見て見ぬふりで、ゆかちゃんを助けなかったそうなので、それはやっぱりね、目の前の空間を安心・安全に過ごすためにはどうすればいいかっていうことばっかり考えてしまうのもよくわかります。
で、このゆかちゃんね、なんとなく今が良ければそれでいいという気持ちでね、結構過ごしていたそうなんですよね。周りから取り立てて問題もあるように見えなかったそうです。真面目にね、仕事もやってくれてるから、社内の信頼もあって、業務範囲もね、ゆかちゃん、広くなってきた矢先。
会社のお金を約300万円応領しました。しかもね、なんかそのケースのところでもお話ししたんですが、直接自分の口座に振り込んでたんですよね。
いや、なんかね、なんか採掘戦闘、やっぱりすぐバレるじゃないですか。なんで個人口座に入れてんのとかね。そういう時節にも思える犯行ですよね。
会社のお金に手を付けたら、いずれ発覚して検挙されることもね、多分ね、想像すればわかると思うんですよ。そんなにすごい想像しなくても、ちょっと先を見ればわかるようなものだと思うんですけれども、もっと他にね、方法あるやろうって、つい私たちって言いたくなると思うんですよ。
03:19
なんでこんな犯罪に向かってしまったんでしょうかっていうのが、このセクションのテーマなんですよね。
で、出口先生、飛行少年の面接を行っていると、そんなことしたらすぐに捕まることがわかるやろうって思うようなケースはたくさんあるそうです。
彼らに共通しているのはね、事前予見能力の乏しさだそうです。
つまり、その時だけ楽しければいい、その時だけ苦痛から逃れられればいい、といった短絡的な思考に支配されているのです。
この先読んでいきますね。事前予見能力とは、すなわちどんなことかといいますと、飛行、犯罪臨床の中でよく用いられる言葉で、いわゆる先を読む力のことです。
事前予見能力、簡単に言うと先を読む力と出口先生はおっしゃっています。
少年飛行の場合は、今現在の置かれた状況を理解する現実吟味能力も乏しいのですが、さらに乏しいのが、この事前予見能力になります。
つまり先を読む力がかなり乏しいということですよね。
出口先生はこうおっしゃっています。
私たちは通常、先を読みながら行動をしているものです。
現在の行動がこの先どのような結果につながるのかを考えてみて、行動の方針や方策を、方法化、決定しています。
例えば、今電車に乗るのは1時間後にどこどこへ到着する、という未来のための行動です。
電車に乗るために動いているわけではなりません。
確かにそうですよね。
私たちも、電車を例えて言うと、毎朝何時までに職場に行かなければならない。
この職場、この何時までに到着するためには、この電車に乗ってこういうことがあって、というのを考えなければならない。
人身事故とかがあって、もし少しでも遅れてしまったら、支援証明を出してもらわないといけないので、
ちょっと早めに、ちょっとぐらいの人身事故でもリカバリできるぐらい早めに行こうかなとか、そういうのってありますよね。
ただ、そういう気と先を読む力というか、想定する力というのが乏しい、というのを出口先生がおっしゃっているのかなと思います。
続けていきましょう。
時間軸をもう少し長くしてみましょう。
今、電車に乗っているのは大学に行くためですが、大学に通って勉強しているのは卒業後に教員になるため。
06:06
こんなふうに、現在の行動が未来につながることを考えているわけです。
今、電車に乗らなければどうなるか。
今日の授業に真似はないとどうなるか。
先を読む力があればわかることです。
確かにね。
しかし、現在から将来へのつながりを考えることができず、短絡的な行動をしてしまうケースがあるのです。
ユカもそうでした。
このユカちゃんね、大学の時も実は結構遅刻しがちなんですよね。
確かケースのところにも書いてるんですけれども、講義には遅刻ばかりしていたかって書いてるんですよね。
大学では特に目標を持つこともなく、講義に遅刻ばかりしていたが、なんとなく乗り切れればそれでいいと思っていました。
というふうに書いてます。
で、ちょっとこのセクションに戻りますけれども、
目口先生、こういうふうに締めくくっております。
もちろん、ユカは自分がやっていることが犯罪だとわかっています。
見つかれば大変なことになるのも理解しています。
ただ、事前予見能力が座っていないため、極端に現在を優先するのは問題です。
今が良ければそれでいいと行動してしまうのです。
というふうに本文は締めくくっていましたね。
まあ確かにね、今が良ければそれでいいっていうのはね、わからんでもないですけど、
これがね、応料っていうのも大きいですけど、
例えば殺人とかね、取り返しがつかないことだと本当に偉いことですよね。
今ね、自分がもう嫌だからとりあえずっていうふうに考えてしまうと、
もう取り返し本当つかないですよね。
きっとその犯罪に手を染めてしまう方って、
今のこのモヤモヤをどうにかしたいっていうのが先に立ってしまって、
その犯罪を犯してしまったら、自分の人生どうなってしまうのか、
っていう読む力が欠けている人もいるのかなと、
この章とかこのセクションでいて感じました。
もちろんね、読めた上でもうどうでもいいわって思ってしまってする方もいると思うんですけれども、
このセクションでは犯罪に欠けているというのは先を読む力。
極端に欠けているというお話でした。
では本日はここまでにしようかなと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日になりますように、金谷直子でした。
いってらっしゃい。
08:55

コメント

スクロール