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おはようございます。パートタイムはママで、キャリコン受験生のかなや なおこが送る朝の読書会の時間が始まりました。
今読んでいる本なんですけれども、犯罪倫理学者が教える子供を呪う言葉、救う言葉という手口靖之先生の本を読んでおります。
読んでいる部分なんですが、第2章の【早くしなさい】が先を読む力を破壊するというところを読んでおります。
1セクションずつ読んでいるんですが、まずゆかちゃんのケースを少し簡単に説明していきたいなと思います。
このゆかちゃん、業務上を応領で勤務する会社のお金を約300万円、自分の銀行公財振り込んで応領するという大胆な手口で犯行に及んでいました。
このゆかちゃん、お父さんが38歳の時に独立して以来、夫婦で小さな専業店を営んでいたそうなんですよね。
ゆかちゃんは小学校5学年くらいからお店の手伝いをしていたんですけれども、
お父さんはせっかちなんですよね。せっかちでちょっと早くしなさいとか、ついこれしてとか、結構ゆかちゃんに指示してくるんですよね。
お父さんの思い通りに行かないと手が飛んでくることもあるみたいでして、お母さんは見て見ぬふりをしていて、ゆかちゃんを助けなかったそうなんですよね。
なので、ゆかちゃんはそのところから目先のことをどうやってやり過ごすかが重要だと結構感があるようになってしまったんですよね。
ゆかちゃんが就職してから3年目くらいかな、同棲していた彼氏がいたんですけども、
同棲していた彼氏は就職ができなくて、ストレスからギャンブルにハマってしまったそうです。
相当な金額の借金を抱えていて、闇金業に手を出すかもしれへん。そんな寸前のところでゆかちゃんに泣きついてきたそうです。
もう事前にさざと言えやって思いますけれども、ゆかちゃん、私が何とかするからといって彼を慰めて、会社のお金を300万円応領してしまったというケースのことです。
では、このセクションのタイトルとしては、「早くしなさいはなぜダメなのか?」
というところを読んでいきたいなと思います。
早くしなさい、さっさと片付けなさい、いい加減したくしなさいって結構親が子供に言うことだと思うんですけれども、
私もね、あんまり言ってあかんかなと思うんですけれども、ついつい言ってしまいますね。
しかし小さい子供はみんな事前予見能力を集っていませんから、なぜ急がなければいけないのかわかりません。
そうですよね、私もね、私も一応ね、あとちょっとしたらちょっとだかな、あと10分ぐらいしたら行こうねとかね、一応分単位で言うんですけど、
でも多分ね、まだ1分2分とかね、そういう概念とか息子もまだ触ってない段階で、なかなか難しいですよね。
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これが終わったら行こうかっていうのもね、ちょっと抽象的やし、どうやって伝えればいいのか、まだまだ考え中というか試行錯誤中ですね。
続きを読んでいきます。
手口先生、事前予見能力は生まれながらに持っているものではなく、発達の中で身につけていくものです。
親はね、急がないと学校に遅刻してしまうとかね、薬物のこの時間に間に合わなくなってしまうという必要性を理解しているわけですが、子供には難しいのです。
ですから、学校まで歩いて15分かかるから8時には出ないとね、朝の帰り間に合わへんよねとかね、
8時に家を出るためにはどうしたらいいかなというようにね、早くするべき理由を伝えて考えさせなければなりません。
これが事前予見能力のトレーニングになります。
じゃあね、ゆかちゃんのケース考えてみてください。
このゆかちゃんの家庭環境、事前予見能力のトレーニングができていたかどうかという話ですよね。
見ていきましょう。
ゆかは父親から闇雲に早くしなさいと言われて育ちました。
早くするべき理由を説明しなかったのが良くなかったと言えます。
そうやれ、早くしろばっかりでは自分で急げるようにはなりません。
早くしなさいと言われればその場で何とかしようとはします。
しかし自分で判断することはできないまま、事前予見能力が育たず、
常にバータリテキで後先を考えない切なできない思考になってしまいます。
そうですよね、やっぱりなんでこれ早くしなあかんのかなっていう考える力とかね、
あんな環境では育たないですよね。
続きいきますね。
例えばお父さん、こういう風に言ってたらいいんちゃうかなっていう風に出口先生がおっしゃってるんですけどね。
いつも16時くらいからお客さんが増えて忙しくなるからその前にこれ終わらせてほしいなとかね。
足りなくなると困るから早めに発注してほしいなとかね。
発注して遠くまで2,3日かかる場合があるとかね。
こんな風になんで急いでほしいのか説明するべきでした。
忙しくて丁寧に説明することができれば後からでも理由を伝えて本人に考えさせなければなりません。
急ぐ必要性を理解することで自分で時間を見ながら動けるようになるでしょう。
そうですよね、なんかこれって別にコスワードだけじゃなくて、
例えば上司とかね、同僚とか何か物を頼むときもね、大事ですよね。
なんで必要なのかっていうのもね、とりあえずやっといてって言われてもはぁってなりますしね。
なんかちょっとそれはね思いました。
これはこうやからちょっと急ぐ必要があるねんとかね。
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例えばそうやな、このイベントがねこれぐらいの開催でもうぼちぼち渡さないと周知の時期やから今すぐこれやっといてとかね。
なんで必要なのかって言えるとすごくなんやろうな。
上司と部下の信頼関係とかもね気づいていけるかなってこの章を少し、この章とかねちょっと読んでて思いました。
続きいきますね。
本人に考えさせるという意味では、いつやる?今は何をする時間?のように問いかける声かけはいいと思います。
親は忍耐力がいりますが、事前予見能力を育てるためにはこのひと手間、ふた手間が大事なのです。
最後にデクジ先生がこう締めくくっております。
少年院の先生は常に本人に考えさせる声かけをします。
この間も言ったやろ、早くやれや、なんて言ったりしません。
どうして今これをやらなきゃいけないんだと思う?と繰り返し
問いかけながら物事を進めます。
特に事前予見能力が乏しい少年たちですから、早くやれと言って何かを得らせたところで社会の適応がうまくいかなければ意味がありません。
うーん、そやね。確かになんやろ。
私も社会人やっててね結構、長いんかな。もうぼちぼち長いか。
まあまあそこそこありますけど。
やっぱりね自分で考える力ってすごく大事だと思うんですよね。
もちろん私って今、ひらひらみたいなもんやから、死がないパートタイマーですから、上からの指示を受けて仕事をすることが多いんですけども、
やっぱりそれであっても周りを見たりしてるんですよね。
今この人はどういう動きをしてるのかなとかね、見てますし、
この人今すごく忙しそうやから、じゃあ私はここで今いろいろやっておこうかなとかね、先回してこうしようかなとかね。
やっぱりね、指示を受ける側としても考えるんですよね、いろいろ。
で、もしかしたらこういう仕事が入ってくるかもしれへんから、じゃあ早めにこの仕事を片付けようとかね。
ほんと些細なことですけど、いろいろやっぱり考えるわけですよね。
だからね、やっぱり考える力ってね、本当にね、たといひらであってでもですよ、すごく必要やなと思います。
だからこの少年たちもね、きっと考える力って本当に必要だと思うんですよね。
この少年院に行ってしまうような子たちって子供のうちの時に考えさせてもらえなかったというか、考える機会をすごく奪われていた子たちなのかなと思いました。
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その奪われてた時間を取り戻すように少年院ですごく物事を考える勉強を取るのかな、訓練をされているのかなってこのセクションを読んでいて感じました。
はい、では最後までお聞き下さりありがとうございます。
本日もご機嫌な一日になりますように、金谷菜穂子でした。
いってらっしゃーい。