年次有休休暇の現実
おはようございます。社会保険労務士でキャリアコンサルタントのかなや なおこです。
社労士なおこの働き方・多様性研究ラジオでは、働き方、ジェンダー、コツアデューをテーマにこうするしかないなという考え方を、こういう考え方もありかもしれへんなと思えるような知識のきっかけをお届けする番組です。
これってなんでこんなんなんやろとか、えーこれおかしない?という違和感を出発点に、歴史や制度、統計や海外の事例もたどりながら考えていきたいと思います。
はい、それでは本日1月21日のタイトルですが、親はいつ休むん?|年休を自分のために使えない現実、についてです。
育児休業を長く取得していて、あーよかったなーと思うのは、平日昼間のイベントに参加しやすいことなんですよね。
私の本業というのは、平日の昼間がメインです。 私ね、いくつかのコミュニティに所属していたんですけれども、
例えば、起業している女性向けのコミュニティやと、だいたいね、セミナーやイベントの開催って平日の昼間なんですよね。
その上、3歳の子がね、保育園に入ったのが生後3ヶ月から4ヶ月ぐらいか、生後3ヶ月かな。
はい、その時に保育園に入ったんですけども、もうそれからね、もうめちゃくちゃ体調を崩したんですよ。
なので、看護休暇はね、もうとっくの昔にそこをつきました。
年次有休休暇も、ほんとね、残りわずかで、指折り数える段階っていうのをね、もう何度も経験しました。
年次有休休暇ってね、その半年働いたら、あのーなんていうのかな、
10日扶養。まぁ最初の半年ね、最初の半年働いたら10日扶養っていう、ざっくり、すごく雑に説明するとそんな感じなんですけれども、
その後は、まぁあの1年半、2年半っていう感じで、
扶養されていくんですよね。
で、その扶養がね、目前であれば、
まぁあとね、2、3日残ってるからちょっと1日ぐらい使おうかなぁとかね、
なるかもしれないんですけれども、その扶養される日ですよね、扶養される日が
まだ半年先とかね、なってくると、その半年間に何があるかわかんないじゃないですか。
だからまだまだ先が長いと温存してしまうんですよね。
なんでかっていうと、先ほど言ったみたいに、何があるかわかんないんですよ。
子供の体調不良があるかもしれへんし、私とか夫の体調不良があるかもしれへんし、
何かあった時のために備えて残しておく。
でね、皆さん、年次有休休暇の目的ってご存知ですか?
そもそも年次有休休暇の目的というのは、
心身の疲労の回復だったりとか、ゆとりある生活を保障するために設けているんですよね。
なので、元気な人が疲労を回復するために使用するものであって、
体調不良の人が回復するために使うものとはちょっと趣旨がね、異なるんですよね。
つまり、0だったものをプラス、1だったものを2にしていくものであり、
マイナスを0にする目的に作られたものではないんですよ。
年次有休休暇の中に時間単位の付与っていうところがあるんですよ。
それって、1年に5日以内の範囲内での使用が定められているのもその理由なんですよね。
だってね、全ての有休休暇を1時間、2時間、ちょこちょこ、ちょこちょこ休んで使い果たしてしまったら、
心身の疲労回復だったりとか、いずれやる生活を保障することってできないですよね。
じゃあ、なんで時間単位の付与が条件付きではあるんですけども、
認められているのかというのは、それは実際そのやっぱり働く親としては、
子どもの病院の受診で1、2時間ちょっと使いたいとか、そういったニーズもあるので、
じゃあ本来は、心身の疲労回復だったりとか、ゆとり生活のゆとりを保障するために年次有休休暇というのはあるけれども、
そういうニーズのために、5日以内の範囲で時間単位も認めましょうっていうことになってるんですよね。
ただ、基本的には年次有休休暇っていうのは1日とか、せめて半日単位でとってくださいっていうのが、
やっぱりその労働基準法の趣旨ではあるので、
使える会社というのは、ちゃんと就業規則にその旨を書いておくこと、
あと労使協定というものをきちんと締結していくこと、
これらをきちんとした会社であれば、時間単位の年次有休休暇が使えますよ、ということになってるんですよね。
休むことのジレンマ
まあね、でもそれでもね、これは私たち日本人の特性なんでしょうかね。
休むことへの罪悪感だったりとか、休んだら仕事がね、同僚に集中してしまって迷惑になっちゃうかなとかね。
そういう意味で年次有休休暇の取得率って伸び悩むんですよね。
そのため、使用者が毎年5日間年次有休休暇を確実に取得させることが必要だ、と今義務化されてるんですよね。
この言葉、頭にはしっかり入ってるんですよ。
入ってるんですけど、目的と実情、特に子を持つ親としての実情は全く違うなっていうふうに思ってます。
本当はね、自分の疲労回復のために使いたいですよ、年次有休休暇。
私が上の子を今の保育園に入れた理由というのは、保育園行事が少なくて、保護社会といったものがないこと。
つまり、平日の仕事を休む必要性が少ない園を選んでるんですよ。
今はね、随分体調不良が減った3歳なんですけども、入ったばっかりの0歳の頃とか1歳の頃はね、体調不良で休むことはめちゃくちゃ多かったんです。
本当多かった。もう2週間に1回ぐらいは病院に通っていたし、
で、その子供の体調不良が治ったなぁと思ったら次は私が体調不良になったりとか、
で、夫が体調不良に倒れていくっていうね、なんかね、あの風の写し合いみたいな、そんな感じでしたね。
で、じゃあ土日祝日あんねんか、その時に休んだらって言う方もいるかもしれませんが、
土日祝日ってね、世間的には休みの人も多いけれども、子供がいる上にとっては決して休日ではないんですよ。
子供も休んでるから。そう、むしろ子供の保育園が休みの日なので、さらなる疲労を積み重ねる日でもあるんですよね、土日祝日って。
ほんまに、こうやっていつ休むんでしょうね。
でね、今度こそ自分のために使ってみたいなって思うんですよね。
あの、職場復帰できたらの話ですけれども。
でもね、まあ集団生活という先例が待ち受けている一切が、
どこまで保育園という名のウイルスがワイワイガヤガヤしているところに耐えられるかどうか。
さて、この年次悠久休暇、あなたは自分のために使えていますでしょうか。
はい、それでは最後までお聞き下さりありがとうございます。
本日もご機嫌な1日をお過ごしください。金谷菜子でした。いってらっしゃーい。