4年間の思索
おはようございます。社会保険労務士でキャリアコンサルタントの、かなや なおこです。
社労士なおこの働き方・多様性研究ラジオでは、働き方、ジェンダー、子育てをテーマに、こうするしかないなぁという考え方を、こういう考え方もあれかもしれへん、と思われるような小さなきっかけをお届けする番組です。
これって、なんでこんなんなんやろう、とか、え?これおかしない?という違和感を出発点に、歴史や制度、統計や海外の事例なども、たどりながら考えていきたいと思います。
はい、では本日もお付き合いいただけると嬉しいです。早速なんですが、ノートに書いた記事を読み上げていきたいと思います。
タイトルは、「4年かけてたどり着いた場所です。働き方の研究をしたい。日本の働き方を変えていきたい。この思いを言葉にして届けるまでに、私は4年という時間が必要でした。
12月11日から始めたこちらのノート投稿。本日で連続5日投稿となりました。スタンドFMでも5日投稿ですね。はい。
4年という時間の意味について少しお話していけたらと思います。
4年という月日が経ってしまいました。でも、この時間の経過も私にとってはとても大切なもののように思います。
自分にとってもどうでもいいことなら、したいかどうかの狭間で揺れることなんて4年もできないからです。
自分の本気度を見極めるにはとても大切な時間だったと思います。 第一子の妊娠時期から感じていた
制度への違和感、女性としての働きづらさ、母親を取り巻く社会の価値観。
例えばこんなものがありました。 妊娠9ヶ月まで働く現実、
育児休業給付金の計算方法の矛盾、 制度があっても使えない心理的ブレーキ、
0歳から保育園に預けるなんてかわいそうという恋だったり、 やっぱり子供にとってママが一番と言われることも私にとってはとても大きな違和感でした。
約3年ほど自分自身で学びながらも違和感を積み上げていきました。 そして現在、第二子の育児休業中。
この育児休業というキャリアブレークの中で、私は自分自身と対話し状況を整理することができました。
それが今の発信につながっているのだと思っています。 次にタイパーコスパだけじゃないというお話をしたいと思います。
もしかしたら人によっては、もっと早くに行動すればいいじゃない。 時間は有限なんだから。
そう思われる方もいるかもしれません。 実際に私が言われたこともあった言葉で、
早く大学に行ったらいいやん。多分何年後も同じこと言ってるでっていうふうに言われたこともありました。
ですが、私にとっては今の流れが最適だったように思うんですよね。 言語化できるまで違和感を覚える経験を積み上げていったこと、
そしてその上で自分の言葉にしていくための対話をする時間を作ったこと。 何よりも4年という短くはない期間、
違和感を言葉にしていく対話を面倒だと感じることはなかったこと。 タイパーコスパと叫ばれる時代だけれど、時間をかけたからこそ得られるもの。
こんなに時間をかけても私は考えることを諦めることができない。 自分自身がそう理解するためにも必要な時間だったと今は思っています。
これからの発信
今これを聞いてくださっている方、効率感を求めて見なくなってしまったものはありませんか? 時間をかけたからこそ見えてきたことはありませんか?
この5日間で書いたことは、妊娠中に感じた制度への違和感、 なぜ日本では制度があっても使えないのか、
あとは友人の結婚から考える誰もが幸せな家庭を築ける社会、 そういったことを書いてきました。
すべて4年間積み上げてきた自分自身の違和感です。 これからも毎日発信を続けていきます。
まずは100日を目標に、働き方や多様性について自分の言葉で綴っていけたらいいなというふうに考えています。
はい、では本日はここまでにしたいと思います。 最後までお聞きくださりありがとうございます。
本日もご機嫌の良い一日となりますように、カネヤナコでした。 行ってらっしゃい。