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こんにちは、横浜で15年以上、犬の骨伝子の先生を担っている、なおちゃん先生の相手、みことです。
もしかしたら、僕が喋るのは初めてかもしれないね。
僕は、今、あんまり体調が良くないんだけれども、
そのせいで、兄ちゃんや母さんや父さんや、
二人の小さな弟妹にも迷惑をかけちゃってるんだ。
でもね、兄ちゃんや母さんは、病院に連れて行ってくれたり、
兄ちゃんは、スタイルの子供たちの背のデザインや音叉ヒーリングのおとそら案の先に、
ヒーリングや気の出しをお願いしてくれて、僕は最近どんどん元気になったんだよ。
みんなありがとう。あんまりご飯もちゃんと食べられてなくて、
元気だった時より、体重は1キロ減ってしまったんだけど、
僕は頑張って、食べられるもの、おいしいもの、いっぱい食べたいと思います。
兄ちゃんに、エニマルコミュニケーションで何が食べたい?聞かれたから、
僕は、いちごって答えたんだよ。いちごミルク、おいしいんだよね。みんなも好きかな。
それで、僕はやっと最近、お散歩に出られるようになったんだ。
だけどね、お散歩に出てみて、ちょっとびっくりしたことがあったから、
今日はみんなにそれを伝えようと思ったんだ。
もちろん、犬である僕からのお願いも含めて、聞いてくれると嬉しいな。
兄ちゃんと散歩をしている時にね、僕はとても信じられないような散歩をしているワンちゃんに会ったんだ。
そのワンちゃんはね、飼い主さんと自転車で散歩をしていたんだ。
まあ正直、自転車で散歩をしている人っていうのは、この辺でもたまに見かけるんだよね。
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大体が大型犬なんだけどね。
だけど、姉ちゃんが見てみて、あれ、ちょっとひどくない?と言った理由が他にもあった。
それはね、その自転車は前にかごが一つ、後ろにもかごがついていたんだけど、
そのワンちゃんのリードがなんと後ろにもかごに結んであったんだよね。
これにも僕もびっくりしたんだよ。
だってね、後ろにリードがついているっていうことは、
飼い主さんはどうやってあのワンちゃんの心の内を読み取るんだろう?
リードが張ったり、リードが他の方向に行きそうになったときに、
どうやって飼い主さんはワンちゃんの動きを確認するんだろう?
そしてね、そのワンちゃんは黒い大きな犬だったんだけど、
口を開けても耳を後ろに伏せて、気持ちよくできるように一緒に自転車について行っていたんだ。
僕は思ったね、ああ、あの子はきっと止まりたいんだって。
でもね、飼い主さんは犬前をって自転車を走らせていて、リードも手に持っているわけじゃないから、
そのワンちゃんが止まりたそうにしている様子も全く見えないし、
軽量で伝わってくる振動や力の具合なんかも全く感じ取れてないんだよね。
あれはないなって僕は思ったよ。
僕からの願い、自転車でワンちゃんをお散歩するのは是非やめてもらいたいな。
お散歩っていうのはね、まあ僕みたいな動犬はもうあまり歩くことはできないんだけれども、
運動もするためだけの時間じゃないんだね。
飼い主さんと犬を通して心を通わせて、そんな大切な時間なんだ。
僕たち犬は人間と違って目はそんなに良くない。
そして僕なんかはもう耳も正直あまり聞こえなくなってきている。
だから楽しむことといったら、風の匂いや地震の匂い、太陽の匂い、雨の匂い、草の匂い、
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そう、ゆっくり匂いを嗅ぐ。
これが僕たちにとってお散歩でも楽しみなんだ。
でもね、あんな風に自転車につながれて、後ろを振り返られることもなく、
リードをもたらえることもなく、ひたすら進んでいくようであれば、
僕たちに一体どうやって楽しみな匂いを嗅ぐのをしたらいいんだろう。
飼い主さんたちにお願い。
是非僕たちに匂いを嗅ぐ時間をください。
僕たちは匂いの世界に来ているんだ。
その権利をどうか僕たちに、その自由をどうか僕たちに与えて欲しいなって、
これは僕からのお願い。
もちろんちゃんと歩かなきゃいけない時はあるけど、
虹が狭かったり、車や自転車や人通りが多いところでは、
僕たちはちゃんと飼い主さんの言う通りに歩くよ。
でも、散歩の間で少し呼びつかれ、
ここは匂いを自由に嗅いでもいいよっていう場所と時間をくれたら、
僕たちはとってもハッピーなんだ。
リードは僕たちを縛るものではなくて、
飼い主さんと僕たちの間も楽しいと、
そう思って持ってもらえたら嬉しいな。
僕は13歳、今年14歳になる。
いつまで僕とお兄ちゃん、
そして家族がこの赤いリードでお散歩に行けるかは、
まだ分からないけれども、
元気いっぱいお散歩をしているみんなは、
ぜひ飼い主さんとの時間を楽しんでほしいな。
もちろん僕もまだまだ頑張るけどね。
最後まで聞いてくれてありがとうございました。
またお話しようね。