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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
犬と人の架け橋でありたい私が、犬に関する様々なお話、大好きな旅のお話、子どもたちの話などをマイペースにお届けしています。
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今回は先日私が子どもの保育園の親子行事に参加したときにヒヤリとしたことをお話しようと思います。
先日の土曜日、とてもお天気が良くてですね、横浜は。私は娘の保育園主催の親子イベントで公園に行ってきました。
この公園はですね、なだらかな山をそのまま公園にしたような場所で、この日はお天気も本当に良くて、保育園の園児たちのほかにもたくさんの犬を連れた方々が愛犬さんたちとお散歩に来ていました。
近所でも有名な犬のお散歩スポットでもあるんですよね。
親子イベントは、いわゆるオリエンテイリングのような景色でですね、これオリエンテイリングといって、昭和世代の方は分かると思うんですけど、
はい、保育師さんたちが各位ポイントに配置されていて、その各ポイントを園児と保護者が時間内に回るという形のイベントでした。
私は娘や娘のお友達の親子さんたちと一緒にポイントを回っていたんですが、本当にたくさんのワンちゃんたちとすれ違いました。
子どもと犬の注意点というのは、以前から配信で何度もお話をしているんですが、私がヒヤリとするポイントの代表例を挙げてみたいと思います。
まずは犬のすぐ近くを大きな声で素早く集団で走り抜けること。
お子さんたちがですね、大きな声で素早く集団で子どもが犬のすぐ近くを走り抜けること。
これには私は非常に警戒をします。
大きな犬、大型犬よりも小さな犬、真っ中型犬から小型犬の方が、この子どもたちの大きな声で素早く集団で走り抜けるという動きに警戒をして、またはびっくりして吠えてしまうことが多くあるんですね。
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場合によっては、そばを、自分のすぐ近くを走り抜ける生き物に対して飛びかかって噛みつきたいという本能が刺激されてしまう場合もあります。
ですので私は普段から子どもたちと公園に行く時には、ワンちゃんを連れている人の近くを通り過ぎる時には走るなという風に小さい頃から教えています。
そしてこの日はですね、日差しが強くてとても暑かったんですね。
至る所の日陰やベンチ、水飲み場の近くではワンちゃん連れが休んでいました。
大人しくて飼い主さんと一緒に休んでいるワンちゃんというのは子どもたちにとって格好の近づくターゲットになっちゃうんですよね。
まあ、犬好きの子に限ると思うんですが、我が家の子どもには可愛いなと思ったワンちゃんに近づく時には必ず飼い主さんに先に挨拶をしてから近づいてもいいですか、触ってもいいですかと聞いてからにしなさいと教えています。
この時にもあずま屋のベンチで休んでいる二組の飼い主さんとワンちゃん連れに日陰で給水のために同じあずま屋に子どもたちが立ち寄ったんです。
この時このワンちゃんたちは飼い主さんの足元で大人しく伏せて休んでいました。
子どもたちは私の子どもと他二人です。
園児の足に追いつけない母親たちがあずま屋に着いた時には娘が飼い主さんに話しかけていました。
飼い主さんは保育園のみんなで来たのをそーっとニコニコ園児たちを見ていました。
触ってもいいですかと娘が聞いたようで大丈夫よううちの子は優しいからと飼い主さんは言ってくださいました。
私はワンちゃんを見た時にこのワンちゃんは子どもたちが近づいてきても子どもたちを見ても特に緊張したり興奮することもなくリラックスして伏せていた様子でしたので
私もちょっと安心をしてしまったのが良くなかったなあとになって思いました。
娘がしゃがんでワンちゃんに手のにおいを嗅がせました。
これはいわゆる私はこういうものです。触ってもよろしいでしょうかと相手に名刺を差し出すような行為なんですよね。
これも小さな頃から必ず犬に触る前にはまず手をグーにしてワンちゃんの鼻の前にですね手を出して
グイッとじゃないですよ少しワンちゃんの鼻からちょっと離れたところに手を出して匂いを嗅ぎに来てくれたら触ってもいい合図だよということを教えています。
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ワンちゃんが匂いを嗅いでそしてスッと体を引いたのでそこから娘はそっとワンちゃんの耳の下あたりですね首の根元というかそこを触ったんですが
それを見たお友達2人が途端に自分たちも触るとワンちゃんの近くに寄ってきて背中や頭を触り始めたのでした。
この時私は焦ったんですよね。
1対1であれば恩輪に子供を許容してくれたワンちゃんも一気に3人の子供に囲まれるというのはね辛いんじゃないかなと思ったんです。
ですが子供たちの心理の方を考えれば丸々ちゃんが触れるんだから私も触りたいとか丸々ちゃんが触っているんだからきっと大丈夫と思うのは間違いありませんよね。
私はさりげなく子供たちと犬ワンちゃんの間に立って一度にみんなで触らない一列に並んでねと慌てて子供たちに伝えました。
その頃には意気のいい子供たちにヘキヘキしていたワンちゃんがあくびをしたり耳を伏せたりして向こうを向いちゃってね
あーもういい加減にしてほしいんですけどというサインを出していたのでここでしおどきだなと思った私はありがとうございました。
みんなワンちゃんと飼い主さんにありがとうを言ってほら次のポイントに行こうねと声をかけました。
こういう事例は実に公園などではあり得る光景だと思います。
ポイント今回のポイントは複数で犬を取り囲むということです。
子供の心理から考えればあの子ができるんだから私もとかあの子がやれるんだから触れるんだから大丈夫とちょっと苦手だったり
一人だったら犬に触る勇気がない子も他の友達がね行っていることで積極的になったり勇気を出してチャレンジをするという子が多いんですよね。
さらにおとなしく犬が子供さんに触らせてくれているとね
いろんなところを触ったり複数人で触っていると俺こんなところも触っちゃうよとかっていう感じでね
これはうちの息子ですけど触り方が荒くなったりあんまり本当はワンちゃん的には触ってほしくない耳とかね
尻尾の方を触り始めたりとかこれもよくあることなんですよね。
複数の子供たちで犬に接するというためには必ず順番で接すること
一度に周りを取り囲んで犬の逃げ場を塞がないこと
これは非常に大切です。
また特に本当はやっていただきたくはないんですが
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一人で飼い主さんを待っているようなワンちゃんやショッピングカートやバッグなんかに入っているようなワンコさんは逃げ場がない状態なんですよね。
余計に警戒心が募りやすくなることがあるので
飼い主さんが不在のワンちゃんやカートやバッグなどに入っているまた抱っこされているワンちゃんもそうなんですけれども
そういったワンコちゃんに関しては私はこういうワンちゃんには絶対に触らないようにと子供たちに伝えています。
私は何もお犬様ファーストにしましょうと言っているわけではありません。
結果的に可愛いなと思って近づいた犬たちに吠えられたり
大人しく触らせてくれると思って触っていたワンちゃんに噛まれたりして嫌な気持ちになったり犬嫌いになるのは子供たちですし
犬の方も子供嫌いになってしまうということは人間社会で犬と人が一緒に生きていく上で生きにくい環境が作られてしまうと思っています。
そうならないためにも犬にも子供にも適切な接し方をアドバイスする
それは飼い主様であり子供に寄り添う大人の責任だと私は思っているんですね。
犬は人間社会の中で自宅以外で人と触れ合う動物の中では一番子供にとってなじみの深い動物ではないでしょうか。
犬を飼っていなくても社会の中で犬を見かけることは多いでしょう。
その子供たちが人類最古の友を好きになるのか嫌いになるのか
それは私たち大人の尊敬にかかっているとも言えると思います。
どうせなら好きになってほしいな。
この地球には人間だけが生きているのではないんだから。
私はそう思って大人になった時に小さな命のことを思いやれる人に育ってほしいと自分の子供たちには思っています。
あなたはどうでしょうか。
ということで今回は先日ですね、公園で行った時にちょっとヒヤリとしたお話をしました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。