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2025-03-10 15:31

日本庭園の愉しみ方ビギナー編(對龍山荘を例に) #035

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00:05
はい、こんばんは。
週末はですね、南アルプスのほうげんさん、横山商人のところにですね、宿望を訪ねるということをやってきました。
今回は企画的な感じでですね、味噌作り体験ができるっていうようなお話をいただいていたので、横山さんと相談してですね、
宿泊プラス晩ごはん、翌日の朝ごはん、昼ごはんを食べて、味噌作りを体験していただくというパッケージにしましてですね、
やりまして、申し込んでいただいた方がですね、京都の方でして、我々の知り合いでもあるんですけど、横山さんもご存知の方で、
ご夫婦とお子様3人という感じですね、いらっしゃって、そちらの方をお招きしてというか、ご接待するようなツアーを実施しました。
味噌作りも同時に体験できるというところと、宿泊の翌朝にですね、横山さんの胃腸実力ご祈祷を受けてもらうというのもパッケージになってまして、
そんなのをですね、一つのパッケージにして味噌をみなさんで一緒に作ってですね、これがですね、あけぼの大豆というですね、ブランド大豆みたいなんですよね、あのあたりの。
それを、これがですね、この大豆をまず炊いて、それをまとめて潰して、ならして、そこから麹ですね、米麹、麦麹、塩とまた混ぜてですね、それを団子にして一旦仕上げるということの一連の工程をですね、
体験したんですけれども、なので私もですね、我々もですね、味噌4キロいただいてですね、持ち帰ってきまして、これをこれから育ってあげなきゃいけないんですね。
11月ぐらいに美味しくいただけるってことなんで、これからずっとですね、お味噌とともに、お味噌をいただけるまでですね、じっくり育てるということをですね、体験できるという非常に貴重な機会をいただいてですね。
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異常実力者プレゼンツのですね、異常ローカル体験というのをしてきまして、ちょっとそのあたりの話はですね、詳しくはまたですね、
明日、ジュリーとですね、一緒にこの方言寺の味噌作り体験ツアー及びですね、来週に控える東京、方言寺東京別院の楽器法要、
参加者すいません、ソールドアウトなんですけれども、そちらの予告とですね、4月に決まっている花祭りですね、お釈迦様の誕生日というか、4月がお釈迦様の誕生月間なので、そちらを祝うとともにですね、
南アルプスのワイン醸造家、新身経営のですね、ワイン醸造家と知り合いにならせていただいたので、そちらの方がですね、ワインを持っていらっしゃるというですね、そのあたりのツアーのですね、詳細を明日発表、アウトラインをですね、させていただきますので、また聞いていただければというふうに思っております。
木下、味噌をどう育てられるのかというのがですね、私の課題であるので、冬にですね、無事に味噌が、美味しい味噌汁が飲めるか飲めないかというところがですね、これには私の育て方次第にかかっているというところですね、ここを頑張りたいと思っているのと、
そのアケボノダイズですね、これが枝豆もめちゃくちゃうまいっていう話なんで、これがどうにかしてゲットできないかというふうに思っておりますので、そのあたりをですね、ちょっと意識しな、アケボノダイズっていうのをちょっと意識しながら生活していこうと思っております。
はい、今日はですね、大流産総、中厚ご夫妻、中厚さんと里見さんが行かれて配信をしていましたので、ちょっとですね、大流産総のビギナー的楽しみ方というかですね、どう庭を見るかみたいな話をですね、ちょっと僕なりの視点でお話しできればと思っております。
ちょっと間違っている話もあるかもしれないんで、間違っていたらご指摘いただければと思います。
でですね、大流産総というのはですね、1900年代、1890何年みたいな形で、南千寺の達中をですね、あのあたりが一斉に別荘になったんですね。
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で、その中で7代目小川慈平というですね、庭師がいまして、この方、植地って名前で呼ばれているんですけれども、このちょっと天才的な庭師がですね、関わったお庭ですというところなんですけれども、庭には2パターン、2本店はあってですね、
水がある場合と水がない場合というところで2つに分けてもらえばいいかなと思っております。
いわゆる水がない庭園というのは、両安寺の石庭みたいなのを代表するようにですね、枯れ山水みたいに呼ばれ方をしますけれども、あれは水の代わりに小石とかを配置して、水に見立ててですね、水とか雲とかに見立てて、
で、岩がありますけれども、あれは島だったり山脈の山頂だったりというふうに見立てている感じで水がないわけですね。
禅寺の典型的なお庭の作り方になりますけれども、あれは水がないパターンです。
で、なぜ水がないかというと、単純に水が取れないからというだけなんですけど、水がないわけですね。
なので、水に見立てたもので石とか小石とか、それをほうきでならしたような形で水を表したり雲を表したりするというパターンですね。
逆に水があるパターンというのは、水があるので水を入れるということなんですけど、
なので、わりと大きな川とかに隣接するお庭とかですね、湧き水が出るみたいなところは水を取り入れますよね。
平戸井宝王堂なんかは近くに宇治川があるので水が取り入れられるので水がありますみたいな話です。
で、東山っていうのは南禅寺ができた頃というか、南禅寺が達中の頃はですね、あそこは水がないんですね、あんまりね。
それがどうしてあそこに水が豊富に取れるようになったかというと、琵琶湖疎水の影響でして、
琵琶湖疎水でですね、大量の水を琵琶湖から導入できることになって、あのあたりは琵琶湖疎水を大量に取り入れたことで水が豊富にできることになったということなんですね。
なので、大流山荘なんかは水が豊富にあるのは琵琶湖疎水の水があるということです。
あのあたりの別荘は琵琶湖疎水の影響で大量の水が取れるようになったので、あのようなですね、水を使ったお庭ができるようになりましたと。
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中でも大流山荘はですね、小川寺平が関わったというところもあるんですけれども、あの人は何をやったかというとですね、今までは水で池を作ってただけなんですけど、
その人は水の流れを取り入れたんですね、庭に。なので、行かれるとわかるんですけど、水がバーッと流れていって、最後池に落ちるみたいなことの演出をやっておられます、小川寺平さんは。
それを始めたのはですね、小川寺平が始めたというか、ちょっとこの辺はなかなか難しい部分であるんですが、
山形有朋がですね、小川寺平と一緒にですね、ムリン庵というのを作るんですね。
そのムリン庵というのがまさにその水の流れを取り入れた庭でして、それも合わせて見ていただくと大変興味深いんですけれども、
ムリン庵をプロデュースしたという意味ですかね、山形有朋と作り手の小川寺平のタッグで、もう一個あるのが第二ムリン庵というのがあるんですけれども、これは鴨川のそばにあるですね、
頑固って今お料理屋さんが第二ムリン庵をそのまま庭にしてまして、一応たてつけ上はですね、頑固で食事しなくても庭だけ見れますみたいな感じで、一応はそういうふうに歌ってくれてますけれども、
なかなかそうはいかないで、なんかコーヒーとかケーキとかいただきながら庭を巡るみたいなことを皆さんやられているように思うんですが、
第二ムリン庵とムリン庵、これはセットで行かれて、プラスですね、その後に大流産総に行かれるとですね、小川寺平と山形有朋がやりたかったことがですね、非常によくわかるんじゃないかなと思います。
その大流産総はですね、山形有朋は絡んでないんですけれども、その返力というか、あそこに返額がありまして、山形有朋の地の返額があるので、そのあたりで何らか関わりがあるのか、
少し接点があるような感じの雰囲気が返額から読み取れるかなというふうに思います。
水有りのパターンの代表的なお庭といえばですね、これはかつら有給ですね。
これが1600年代、17世紀初頭にできたものですけれども、これは庭としては水有りのパターンです。
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これはかつらが豊富な水を取り入れられるので、水が豊富にあるというところですね。
ただ、小川地平が関わる前というかですね、いわゆる普通のお庭、池があるような庭なんですけれども、
なのでそれがどんどん変化してですね、流れを取り入れるパターンの無林庵、第二無林庵、大流産総みたいな形ですね。
見てもらえると庭の変化みたいなものがわかるんじゃないかなというふうに思います。
あとはですね、庭の見方でいうと、かつら有給もそうですし大流産総もそうなんですけれども、
ちょっと田園というか田舎を演出するような部分があって、かつら有給だと稲を植えていたりしますよね。
そこで田舎を演出していたり、大流産総だと水車が置いてあったりしてですね、
水車がくるくる回ってそこに滝が流れて田園を演出しているというところですよね。
上流の人が憧れる田舎みたいな感じなんですけど、
本当に稲作りとかをしている人にとっては嫌味でしかないかなという気もするんですけれども、
水車みたいな装置も田舎の人にとっては必需品であったりするわけなんで、
生活に欠かせないというか仕事に欠かせないものをですね、あれを風流だ風流だと置いてあるわけなんで、
なかなかどう捉えるかというのは立場によって変わるんじゃないかなというふうには思いますけれども、
いわゆる上流階級からすると、そういう風景、稲作だったり風車だったりというのが田舎の象徴であり、
リラックスの象徴みたいなものなんですかね。そういうような感じで演出をしております。
大流産総がいいところはですね、入場料が結構高いんですよね。
調べましたら、改めて調べたら3月19日までが2000円で、3月20日から12月31日までは3000円ということでやっておりますので、
間違って入っちゃう人がいないという点においては非常にいいですよね。
なのであんまり込まないんじゃないかなとは思いますけれども、
ただ、3月20日以降はこれまたいろんな花が咲くんでね、
込むっちゃ込むんですかね、3000円でもね。
もうちょっと値を上げてもいいんではないかというふうに思ったりしますけれども、
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グループ底辺のですね、滅火になりうるかもしれない大流産総の話と、
お庭の話をさせていただきました。
はい、そんなところで以上でございます。
うわ、16分も喋りました。すいません。ではまた。
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