そもそもXDとか、インタラクティブといったあれですけど、
ウェブサイトのような動きがもうすでにプロトタイプが作れる、
ツールも増えてますね。
それもすごい楽になったし、お客さんにもそういう動き、
ページ遷移していくところから見てもらえる機会も作れる、
けどお客さんってあんまり途中経過よりも、
任せますねって言われることが多いので、
多分デザインの確認の段階が一番わかりやすいんだろうなと思うので、
そこからページ遷移して見れるっていうのが一番ね、
本番と同じように見れるのでいいなっていうのはあるんですけど、
あんまりワイヤーをお客さんに見せても、あんまり反応はないかな。
逆に自分がヒアリングを深めるために、
ページざっくり書いたワイヤーを見せながら、
自分がもう一回質問して引き出すっていうときに使うってときは、
たまにあるかなって。
それ聞いてると、ワイヤーフレームの構材というものがあって、
材と言えばいいのか、結局お客様、
非ウェブ制作会社、会社じゃなかった、
非ウェブクリエイターの人は、
ワイヤーフレームなんか見てもだいたいわかんないんですけど、
ぶっちゃけると実は僕らプロだって、
ワイヤーフレーム見てもわかんないっていうか、わかるんだけど、
結局完成形を見たらなんか違うなってことは往々にしてあるんですよね。
だからそれはもうワイヤーフレームというもののできない部分があるという前提で、
だからすっ飛ばしてもええやんとも思うんですけどね。
ただ一方で、いいところもあって、
いきなりビジュアルデザインしちゃうと、
ビジュアルデザインに話が行っちゃうんですよね。
一般の方々って。
情報の構造の話を実は先にしないと、
要するに実は必要なサイト構造ができてない、
画面構成ができてないのに、
ビジュアルでかっこいいからこっちにという、
非常に本質的じゃない選び方をしてしまうので、
そのためにはあえてワイヤーフレームで勝負するっていうのは、
まだありだと思いますね、僕は。
確かにそうですね。
だから何て言うのかな、
ページ数が多いサイト、
例えば100ページありますとか、
ってことになるととりあえず言っても、
サイトマップは逆に作ります。
作らないと管理票の関与もしたいし、
あるのもあるので、
全部書き出しますけど、
例えば5ページくらいとか、
とりあえず反則で、
サイトも持ってなかったから、
とりあえず基本のサイト欲しいなみたいなオーダーもあるので、
そういう時は5ページくらいのサイトとかだったら、
頭の中で完結して、
デザインからパッと始めたりとか、
っていうのはできるから、
作らないってこともありますけど、
見せても分からないし、
多分、
何て言うのかな、
次の方にね、
バンバン立ててる時には必要かも、
設計図としては必要かなって思うんですけど、
自分で家全部立ててるってなっちゃったら、
バンバンすっとばしても別に問題ないかなって。
ただ、
クライアントワークとして合意形成を取る時に、
さっき僕が言ったのは、
あえてビジュアルを見せないことで、
きちんと本質にアプローチするという意味では、
難しいんですけどね。
何で並ぶんだっけっていうのは、
デザインの話ではもはやない、
ビジュアルデザインではないじゃないですか。
だけどその構造の形が全然順番になってないのに、
デザインがいけてるといいねって言ってそっちに行って、
結局成果が出ないみたいな、
必要なコーナーがないみたいなね、そのページに。
とか、順序がおかしいねみたいな時に、
まず情報の設計なんだ、
IAとかインフォメーションアーキテクチャーとか言われますけど、
その話をあえてする、
このプロジェクトではそれをしないと危険だっていう時には、
するんですが、これはでも、
僕はさっき言った通りクライアントがなかなかわからないので、
非常にプレゼンテーション能力を求められると思いますね。
そうですね。
今何を見せられてるんだっけっていうことをクライアントが理解しないと、
だから一定クライアント側のリテラシーも必要でしょうね。
なるほど、確かにねっていう。
いいからデザインを見ないとわからないよとか言う人だと伝わんない。
それで言ったら、
もうサイトを持ってて、
例えば2,3回リニューアルも経験したことがあるんですよっていう会社さんだったら、
ある程度、
もともとあったサイトからの改善点みたいなことも
伝えてくださったりするし、
最初の、さっきおっしゃった通り、
最初にまず情報を集めて、その情報を整理して、
今回必要な構成を考えて、
っていうところまでは話を私時間かけるんで、
デザインに行くわけじゃなくて、
結構それを3回4回、
サービス自体っていうか、
実際のオペレーションみたいなところも変えていきたいな、
みたいな話になっちゃうこともあるから、
そういうのも踏まえて、
サイトから受注する時の流れみたいなのまで
全部考えて、
絶対見直しましょうかみたいな話になったらもっと時間かかるし、
っていうのもあるんで、
私はヒアリングめっちゃ時間かける方なんですね。
お客さんが納得してからじゃないと
デザイン作りたくないしっていうのもあるんで、
それでワイヤーが必要な時は作るけど、
どっちかっていうと、
お客さんがこういう風に流れて、
例えば、ECサイトだったらこういう順序を経て、
買いますよねっていう話とか、
そういうお客さんの行動、
お客さんの行動みたいなのも話をして、
理解してもらった上で、
はい、じゃあこういう構成でいきますねって出したりはしてるんで、
構成の方が大事かな。
何だろう、ページの構成って言うんですか。
サイトマップか、
サイトマップでもないなっていう。
ページの構成は、
レイアウトも含む順序とか、
どこに何があるのかっていうのを
どこに置くかってことですかね。
そうですね。
サイト構造図、10ページのサイトだって、
僕はサイト構造図が先にあるべきだと思っていて、
この辺はものすごい誤解をされてることが多いですね。
ワイヤーフレームをサイトの設計図だと呼んでる人もいて、
なわけねえだろと思ってるんですけど、
サイトの設計図はどっちかっていうと、
サイト構造図だろっていう、
複数ページがあるからこそ、
最近グローバルナビはPCしか置かないかとか、
フッターに何を置くのかって、
サイト全体の構造が決まってないと置けないですよね。
その辺はだから、
何かのスライド、UI設計の土台となる考え方だったかなに
入れてるんですけどね。
家の作り方と一緒でしょっていう。
家でいうと、各部屋っていうのがウェブサイトでいう各ページじゃないですか。
だから、家全体の設計は先にしないとさっていう。
お兄ちゃんがここに、
お姉ちゃんがあの部屋があって、
妹がここに部屋があって、両親の部屋がここにあって、
リビングがこうってなるから廊下はこっちだねっていう。
ドアはここだねっていうのがあるんで、
いきなり両親の部屋だけ作って、
ドアをどっちにしようかとか、
そんなもん廊下が決まってんだろみたいな話と一緒で、
どういうグローバルナビを置こうかって、
サイト構造を先に作らないと出ないので、
その辺は鉄板ですよね。
で、僕はよくワイヤーフレームに理解がないお客さんの時には、
これはデザインではないですっていう。
だから僕ワイヤーフレームにも基本的に色はほぼ入れないですね。
モノクロ絶対に色は入れない。
色を入れるとデザインだと思われるので。
で、その情報設計としてそうしないと、
この後手戻りが起きるんですよっていう話と、
一方でこれをやらないとこういう失敗が起きたことがあるんですよねみたいなことを言うと大体聞いてくれますね。
なぜかみたいな。
他の事例を出して。
そうそう、この辺は経験がなせる技ですけど、
なぜそのプロジェクトは失敗したか。
画面の設計をする前にデザインしちゃったから、
本来ここで必要なコーナーがないんですよっていう。
冷静に考えればわかるんですよみたいな。
LPとかもそのままですよね。
キービジュアルでキャッチコピーがあって、その次にリード文があると。
そしてその次にこんなことでお困りではありませんかみたいなのがあって、その次にスペックですよねみたいな。
そういうことを考えないでデザインしちゃったからいきなりスペックが来て離脱する。
なぜかユーザーのことを考えて設計してないから、