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2024-05-21 10:23

《935》雑談回 がんサポーティブケア学会に参加して…

本日参加した学会はこちら

第9回日本がんサポーティブケア学会

https://www.jascc2024.org/


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《AI要約》

がんサポーティブケア学会に参加した感想を述べました。主な感想は以下の3点でした。


がん患者への情報提供の重要性が注目されており、コミュニケーションに関するセッションが多く設けられていた。

患者・市民参画(PPI)が進んでおり、当事者の声を反映させる機会が多数あった。自身の診療領域でもPPIを推進すべきと感じた。

がん関連の学会が多すぎる問題があり、学会の統合を検討する必要があるのではないかと考えた。


さらに、患者・当事者との双方向のやり取りには一定の危険性があり、その在り方について今後検討する必要があると指摘しました。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、
毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週火曜日はですね、通常は、
興味深々論文で、論文のご紹介をしている日なんですけれども、
今日はですね、ちょっと完全に雑談会ということで、
この週末ですね、私がんサポーティブケア学会という学会に参加してきましたので、
それのちょっと感想などをつらつら述べてみたいと思います。
はい、で、まずはですね、そもそもがんサポーティブケア学会って何かって、
まあ、学会員の方多分いらっしゃらないですね。
これで学会員の方がいたらびっくりしますけれども、
学会、がんに関わる学会の一つなんですけれども、
がんに関わる学会って、その主にがんの治療を考える学会ですね。
これは臨床治療学会とがん治療学会という二つ大きな学会があるんですけれども、
そういう学会もあるんですけれども、
一方でがんの、今回の指示療法っていうですね、
がんにまつわるいろんな症状のケアとかですね、
そういうのをするっていう学会として、
このがんサポーティブケア学会とかですね、
あと、私が主力にしている日本かんま医療学会ですね、
かんまケア、かんま医療の学会、
あとは、患者さんあるいは家族さんの心のケアだけを
集中してやるっていうですね、
サイコオンコロジー学会っていうのもあるんですけれども、
そういったいろんな学会ががん関連だけでもあります。
その中でも、がんサポーティブケア学会っていうのに参加してまいりました。
で、サポーティブケアってですね、
先ほど言ったように指示療法っていうものの英語訳なんですね。
これがん指示療法学会でもいいんじゃないかと個人的には思うんですけれども、
なんか英語のサポーティブケア学会っていう風になってますね。
通称JASCっていう風に言うんですけれども、
これ比較的ね、かんま医療学会の方が古いんですけれども、
今回第9回ですね、9回の学会だったっていうことで、
比較的新しい学会なんですけれども、
非常に勢いがある学会で、私自身も3年、4年ぐらいかな。
実は遺族ケアガイドラインに携わらせていただく中で、
この遺族ケアガイドラインががんサポーティブケア学会と
最高音声アジア学会の共同で作るっていうことになって、
それにあたってがんサポーティブケア学会も入ってました。
入ってましたけれども、ただこの学術集会ですね、
年1回の大きな大会に参加するのは初めてで、
今回そういった講演の機会もいただいたんで、
今回初めてこの学会に参加させていただいたっていう、
そんな形です。
感想はいくつかあるんですけれども、
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1つはですね、やっぱりね、当然ですけれども、
指示両方大事だなっていうのは改めて思いましたね。
特に今回、ボイシーのパーソナリティもされている、
広橋先生もボイシー、昨日かおととい感想で
言われてたと思うんですけれども、
やっぱりね、がんの情報の扱い方みたいなのってね、
すごいいっぱいセッションがあって、
例年これぐらいあるのか、やっぱり注目度が高くなってるから
これぐらいあるのかちょっと分からないんですけれども、
でもやっぱりね、がん患者さんが求めてる情報の話とかですね、
そういったシンポジウムとかランチャーセミナーとかですね、
そういうのすごいいっぱいありましたね。
あとはやっぱりその中でもコミュニケーションですね。
現場のコミュニケーションもありますし、
それ以外の情報を得るときのリテラチー的な話とかですね、
そういったものが結構多くのセッションで取り扱われていた
っていうのが印象的でしたね。
っていうのが一つと、あと二つ目はですね、
これは以前からそうなんですけれども、
PPIですね、患者市民参画、これが非常に進んでる学会だな
っていうのをすごい思いましたね。
PPIのセッションですね、患者市民参画のセッション、
要は当事者の方とかご遺族の方もいらっしゃいますけど一部が
企画するセッションとかですね、ランチャーセミナーとかですね、
そういうのがかなり多くありまして、
実は私2日間ともPPIのランチャーに参加させていただいたんですけれども、
非常にその辺が進んでるなというふうに思いました。
これですね、やっぱりね、がん対策基本法の部分もあって、
がん対策推進基本計画っていうのがそれに基づいて
進んでいるわけなんですけれども、やっぱりがんサバイバーの方ってですね、
ちょっとがんサバイバーが何を意味するかっていうのも
かなり違うよっていう話もあったんですけれども、
がんサバイバーの方って非常に増えてきてるんですよね。
だからそういった方の当事者の声をこの治療とかですね、
治療とか全体、がん医療全体に反映させていくのって
非常に重要だなというふうに改めて思いましたし、
あとは僕の他の領域ですね、特に腎臓を私力にしてますけれども、
その辺でもやっぱりPPIってもっと推進していかないといけないなというふうには
改めて思ったりしましたね。
というのが2つ目でした。
3つ目はですね、3つ目はそうは言ってもですね、
やっぱり学会ありすぎ問題ですね。
これはちょっと覚えましたね。
今回非常に正解で立ち見が、私が出たセッションも立ち見が出るぐらいの
セッションになっていて、結構どこも立ち見もあれば
ちょっと会場が広いっていうこともあって、
入りが少ないところもありましたけれども、
でも全体的にはすごい正解だったと思います。
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何人ぐらい参加されていたのかわからないですけれども。
ただやっぱりこれ、学会が多すぎ問題って
先ほど言ったように、がん関連でもすごいいっぱい学会がありますし、
やっぱりそれで力が分散してしまったりとかっていう部分は
いられないんじゃないかなというふうに思いますね。
実はこれ、その学術集会に関しても2020年、だから今から4年前かな。
4年前の学会はですね、がんサポーティブケア学会と
緩和医療学会とサイコーンコロジー学会という
3つの学会は合同でやったんですよね。
今年も緩和医療学会とサイコーンコロジー学会は
合同でやるんですけれども、というような形で、
その学会自体の組織は非常にいっぱいあるということと、
あと合同大会も、普通は学術集会1回あるんですけれども、
今後もうちょっと考えていってもいいんじゃないかな
というふうには思ったりしましたね。
それぐらいですかね。
その3つぐらいをいろいろ思った感じですね。
ただ非常に学会運営としても勉強になりましたし、
私自身、来月の緩和医療学会で結構いろいろ
携わらせていただいているので、
そこで使えそうなアイディアもいっぱいいただいたので、
参考にさせていただきたいなというふうに思いました。
あとですね、1個言い忘れていた。
ちょっと話戻ってしまいますけれども、
情報発信に関して、私自身は非常に悩んでいるというか、
悩んでいてあえて避けているんですけれども、
患者さんとか当事者の方、ご遺族の方と
双方向にやり取りするのがやっぱりいいんじゃないかということで、
セッションの中でもそういうのがあったんですけれども、
これはですね、ちょっと昨日のライブをやっても思ったんですけれども、
非常にね、やっぱり視聴者満足度とかね、
すごい高くなると思うんですけれども、
ただ一方でですね、やっぱりね、すごい諸葉の剣というか、
危ない部分もあるんじゃないかなというふうに思っていて、
これはちょっと僕がすごい保守的だからっていうのかもしれないですけれども、
やっぱり断片的な情報を基に返答しないといけないじゃないですか、
そういう形になってしまうんで、
だからそれが本当にいいのかどうかっていうのはね、
すごい疑問なところがあって、やっぱりそれでね、
実際にはいい治療を担当の主治医の先生がされていたとしても、
そこで変にね、これはいいんだろうかって疑問を持っている方が
そういうところに行って、やっぱり違うよねって思ってしまうっていうののリスクってね、
結構あるんじゃないかなっていう気がしましたね。
特に癌に関してはね、その治療方針が、せっかく正しい治療をされているけど、
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違う方向に行くっていうのはね、よろしくないじゃないですか、
当然ですけど、なのでそこら辺はね、ちょっと難しさもあり、
でもこれはね、両者ともに気持ちよくなってしまうっていうか、
視聴者側も見ていて、質問を答えてもらって嬉しいっていうことになりますし、
答える側もですね、色々答えられる質問が来て答えたら自己攻略感あるじゃないですか、
なんですけれども、これはね、すごい危ないし、
まあまあちょっと法律的にはね、ちょっとかなりグレーなところはあるんで、
そこら辺はね、ちょっと注意が必要かなっていう、
まあでもこれどういうふうに分かっていただくのかなっていうのは難しいんですけれども、
っていうふうに思ったりしましたね。
まあでも動画のニーズは高いのはね、その通りだと思いますし、
まあちょっとどういう形でやっていくのがいいのかって、
私自身もね、ちょっと今後も模索していきたいなというふうに思いました。
はい、というそんな感じでしょうか。
はい、それでは最後、しんしんじゃんけんいきたいと思います。
はい、では、しんしんじゃんけん、じゃんけん、パー!
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お会いできていただきありがとうございました。
今日もいいしんしん。
10:23

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