過去に、医師が患者に簡単な手書きのメモ、病名や簡単な注意事項等を渡すということで、という研究がなされました。
研究の趣旨を説明してですね、まず2人一組で、1人が最近嬉しかったことを1分間整理して話す。
で、もう1人は頷いて聞くだけっていう、こういうコミュニケーションのロールプレイね、実は私がよくやる、
カマキア研修会でもやるんですけれども、この聞き方の問題ですね、というのを1個研究としてやるということ。
で、2つ目はですね、この不定収束スコアっていうのがあるらしいんですけれども、SICから、それを外来で検討したっていう、そんな感じになっているらしいですね。
で、それを統計学的に処理したっていう、そんな感じです。
まず表1ですね、アンケートの質問ということで、質問1、2っていう感じになっていて、
嬉しかったこと、つらかったこと、どちらでもないっていうので、①、②、×っていうふうに回答していただくっていう、そんな形になっているんですけど、
その結果が図1の方になってますね。
これですね、ちょっと男性と女性を分けて評価しているのの意味がちょっとよく分からないんですけれども、
でもこんな感じの結果になっていて、その自由記載の表の②のところですね、実験の感想のところを見ていただくと、
聞いてもらった感じがする、全員っていうことで、まあそりゃそうですよねっていう感じなんですけれども、
っていうのとか、あとは邪魔されないという安心感が嬉しかったとかですね、合図の意味だと頭の中の内容が組み立てしやすいとかですね、
そういう感じで、要は医者側から口を挟まれないっていうことのメリットみたいなのがあるかなというふうに思いました。
で、表の③と表の④はちょっと内容難しいので飛ばさせていただきますけれども、
この表の⑤、⑥ですね、これすごい面白くて、これは我々診療大会はよく考えていることなんですけれども、
まず表の⑤ですね、患者と医師の適切な治療の構図っていうことで、
患者さんとしてはですね、適切な治療とは症状がゼロになることっていうふうに思っている方がね、これ非常に多いんですけれども、
医者としてはですね、いろんなこう良くなり方のパターンがあって、もちろんね、症状がゼロになることっていう場合もありますよね、
あるんですけれども、症状は治療前より良くなる、軽くなるがゼロにはならない、こういうのを警戒っていうふうに言いますけれどもとか、
あとは、症状は治療前と変わらないが増悪しない、悪くならない、イコール維持って書いてありますけれども、はい、っていうのがあったりして、
これね、実はね、診療内科においてはこの③、維持がね、結構多いんですよね、
ただ、これね、ちょっとここではちょっと言葉ならずかなと思うんですけれども、症状変わらないんですけれども、QLが改善するとかですね、
日常生活の活動範囲が増えるとかですね、そういうことも、全然治療の効果として見られることもあるかなというふうに思います、はい、っていう感じですかね。
で、表6に不定収束患者への対応っていうことで、大きく2つ書いてありますけれども、
これちょっと省略しますけれども、そもそもですね、診療内科は不定収束っていう言葉をね、基本的には使わないんですよね、
っていうのは、不定収束って言っている時点で、かなりね、こう、ネガティブな要素が入っているんですよね、医療者が使う不定収束っていう言葉に関しては、
で、むしろね、不定収束っていう背景をね、探らないといけないんで、これ多分ね、ドクターP2先生も同じこと言うんじゃないかなと思うんですけれども、
はい、不定収束の背景を考えるっていうのはね、すごい大事かなと思っていて、不定収束患者への対応とかっていう前に、
なぜ不定収束と思うのかっていうのを、自分で内省するっていうことの方が大事かなというふうに思いました。
はい、という感じですかね。非常にね、結構チャレンジングな論文で、ちょっとね、タイトル負けしてるかなっていう気もしないではないんですけれども、
でもこういう研究をしようと思ったことには拍手をお送りしたいなというふうに思いますし、実際ね、これ先行研究でね、ちょっと入ってないんですけれども、
医者がですね、こう、どれくらいの時間で患者の話を遮るかっていう研究もあって、これどれくらいだと思いますかね、これ。
これ経験値で答えていただけたらと思うんですけれども、実はですね、これ平均、あ、平均、中央値かな、中央値、11秒ですね、はい。
なので、この論文1分の挑戦っていうタイトルになってますけれども、そりゃ1分ね、聞けたら、あー、むちゃくちゃね、患者満足度上がるんじゃないかっていうふうには思いましたね。
はい。っていう感じで、非常にね、面白い論文だなと思ってご紹介させていただきました。
はい。それでは、最後、しんしんじゃんけんに行きたいと思います。
行きますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ちょき。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お相手は内科医の竹井でした。
興味、しんしん。