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2024-10-07 11:09

《1054》正しく知ろう、うつ病のこと。うつ病ハンドブック

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正しく知ろう、うつ病のこと。

うつ病ハンドブック

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf09/documents/handobook.pdf


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《AI要約》※誤字多数ありますが、ご容赦ください


「内科医たけお先生」が今回のラジオでうつ病について解説しています。兵庫県発行の「うつ病ハンドブック」を用いて、うつ病の症状や治療、誤解について話しています。うつ病は珍しい病気ではなく、誰でもかかる可能性があり、体の症状から気づくことも少なくないと述べています。また、うつ病の治療には休養と薬物療法が基本で、必ずしも抗うつ薬が必要ではなく、漢方薬や認知行動療法なども選択肢として考えられると説明しています。周囲のサポートの仕方や、医療機関を受診する際の注意点についても言及しています。リスナーに対して、うつ病に関する正しい理解と早期の治療の重要性を強調し、最後に「興味津々じゃんけん」でリスナーを励まして締めくくっています。

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内科医たけおの心身健康ラジオさん、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、 院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を 毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録へ、 皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週はですね、今週の何曜日だこれ、木曜日かな?
に、世界メンタルヘルスデーがあるのにちなみまして、 精神疾患のことを取り上げていこうと思っておりますが、
昨日に引き続きまして、今日はうつ病を取り上げたいと思います。
月曜日は、興味津々資料ということで、 うつ病ですね、今までも何回か取り上げましたんで、
今までも結構いい資料を何回かご紹介していると思うんですけれども、 今回はですね、これ兵庫県が発行している、
正しく知ろううつ病のこと、うつ病ハンドブックっていう資料をですね、 これ非常に良かったので、A4で10ページかな?
ページ数でいくと18ページ分の資料なんですけれども、 これを一緒に読み解いていけたらと思っています。
PDFの1枚目にですね、18枚目の心の健康チェックリストっていうのが出てしまっているんですけど、 これちょっと一番最後に取り上げたいと思います。
はい、ということでまずは1枚目くっていただいて、
ページ1ですね、うつ病ハンドブックの目次が出ています。 うつ病とは、うつ病の症状、あとうつ病になるきっかけ、うつ病の治療、
で、初めて受診する方へ、周囲の対応について、 で、よくある質問相談窓口について、心のチェンコ…
心のチェンコじゃない、心の健康チェックリストっていう構成になっています。
はい、で、もう1枚めくっていただくとPDFの3ページ目ですね。 ページ数でいくと2ページ目になりますけれども、
うつ病とはっていうことで、うつ病は珍しい病気じゃないっていうことで、 これは結構知られてきている事実かなと思うんですけれども、
でもそれでもまだうつ病に対する誤解って結構ありますよね。
うつ病は珍しい病気じゃないっていうことは 広まってきているかなというふうに思いますけれども、
この下のところにポイントって書いてあって、 グラフで示されているんですけど、これちょっと統計がだいぶ古いんで、
多分今はこれよりもまだだいぶ増えていると思うんですけれども、
うつ病と、総うつ病ですね。
今、総極症ということになりましたけれども、 それの総患者数の推移っていうのが出ていて、
平成8年から平成17年にかけて、 ほぼ倍増、倍増以上かな、倍増以上になっているっていう感じですよね。
ただその後もどんどん増えてきているのが事実で、
一生のうちに15人に1人がかかる可能性があると言われていて、 決して珍しい病気ではありませんということで書いてますね。
次のページ、3ページ目に行っていただくと、 気持ちよりは治らないっていうタイトルになってますけれども、
これは本当に、これ今でも誤解されている方 いらっしゃると思うんですけれども、
気持ちが弱いかとか、元気出すよみたいな感じで 治ると思っておられる方がまだ一部いらっしゃると思うんですけれども、
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これはここに書いてあるように、脳の病気なんて脳病なんですよね。
脳病って言い方しないですけれども、脳の神経伝達物質ですね。
簡単に言うとホルモンなんですけど、脳内ホルモンですね。
これの働きの問題で、うつっぽくなっているっていうことなので、
ここにも書いてあるように、本人の努力で改善することは困難ですっていうことで、
病気なんで、医療機関でしっかり治療しましょうっていうことが書いてあります。
その次のページ行っていただくと、うつ病の症状っていうことで、
うつ病になると心と体に様々な症状が出ますっていうことで、
昨日は医師国家試験クイズの中にも出てきましたけれども、
これね、うつ病ってこの左側、心の症状が出るというふうに思っておられる方が非常に多いですし、
実際それは必要なんですけれども、診断の上では必要なんですけれども、
この気分の落ち込みとかですね、意欲の低下っていう、このうちのどっちか一つは必ず必要なんですけれども、
あとは焦りとかですね、思考力の低下とかこういうのが起こってきます。
なんですけれども、意外とですね、その特かかり、その医療機関に受診するきっかけはですね、
この右側の体の症状であることも少なくないんですよね。
よくあるのが、この睡眠と食欲、昨日もお話ししましたけれどもとか、
あとはその下にホルモン系とかですね、自立神経系とか書いてますけれども、
やっぱりだるさとかですね、疲れやすさみたいなのもあったりしますし、
あと意外なところでですね、この首っこりとか頭痛とかですね、肩こりか、
はい、とかっていうその痛みがね、実はうつの症状だったみたいなこともね、少なからずありますので、
まあ、自己診断せずにですね、必ず医療機関受診していただくのはいいんじゃないかなというふうに思います。
はい。で、次のページ行っていただくと、うつ病になるきっかけですけれども、
きっかけはね、本当に様々です。明らかなストレスさ、ストレス原因がある場合もありますけれども、そうじゃない場合もあるんですよね。
はい。なので、本当にきっかけ様々ですし、あとは一応ね、なりやすい、こんなことに気をつけようっていうことで、
なりやすい性格とかですね、生活習慣みたいなのもあって、一つはね、この自分の性格を知るっていうところに書いてありますけれども、
まあ、いわゆる責任感の強い人とかですね、完璧主義とかっていうのはうつ病になりやすいっていうのは、
まあ、古典的には言われてましたけれども、今はね、そうでもない方も結構いらっしゃるので、はい。
で、ですね、あとは、このちょっと後からの治療のところにも絡んできますけれども、やっぱりね、アルコールですね。アルコールの飲みすぎっていうのは、まあ治療上もね、良くないですし、
あの、過度なアルコールは控えていただくのがいいかなと思いますね。はい。で、次に行っていただくと、次はうつ病の治療ですね。
ということで、治療の基本は休養とお薬っていうことで書いてますけれども、これはね、本当にその通りです。はい。
あの、まずは休養ですね。はい。が大事ですし、あとはお薬ですね。えー、これちょっとこの後も出てきますけれども、お薬は、
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えーと、好物薬を使うべきかどうかっていうのは結構ね、難しい場合もあるんですけれども、でも、しっかり治療していくっていうことになると、好物薬っていうのが必要になってきます。はい。
で、えー、下のポイントにもアルコールには気をつけてって書いてますけれども、本当にね、アルコールは、あの、特にね、不眠に対してアルコール、お酒で寝るっていう方いらっしゃると思うんですけれども、これね、逆に睡眠の質悪くしたりするので、これはちょっと治療前に、あとはそのお薬との相互作用ですね、っていう点でも、
おー、患者さんともよく相談するっていう感じになりますね。はい。で、えー、その右側、9ページ目に行っていただくと、いろいろな対処方法っていうことで3つ書いてありますね。
えー、1つが薬物療法、2つ目が精神療法、3つ目が環境調整っていうことで、ま、この3つはね、非常に大事ですね。あと、ま、プラスアルファで、ま、先ほど言った給養ですね。はい。これが、あの、原則になってきます。で、
えーと、特にね、薬物療法に関しては、えー、ま、この後、あ、質問のところで出てきたかな。はい。にも出てくるんですけれども、あの、必ずしもね、前例好物薬を使うっていうわけでもないんですね。特に軽症のうつに関しては、
好物薬とその精神療法、心理療法との差はね、ほとんどないというふうに言われているので、あの、必ず、なんか、ね、どうしても、こう、うつで、えー、病院に行くと薬付けにされるみたいなね、イメージされてらっしゃる方、いらっしゃるかもしれないですけど、そんなことも全然ないので、はい。
好物薬、必ずしも出るとも限らないですし、あとはここに書いてないですけれども、結構ね、漢方薬を使うことも、特に診療内科医は多いかなという気はしますね。はい。で、えー、2つ目は精神療法ということで、ま、特にね、エビデンスが高いのが、エビデンスレベルが高いのが、この認知行動療法っていうものですね。はい。
ただ、ま、これはね、現実的にこの保健診療の範疇でやってくるのは難しいので、ま、ここら辺はちょっと主治医の先生と相談っていう感じですね。はい。で、あとは環境要因が非常に大きければ環境調整をするっていう、そんな感じになってます。はい。
で、えー、続きましてが、えーと、10ページ目ですね。初めて実診する方へっていうことで、専門医についてっていうことで、えー、ま、うす病専門で見てるのは精神科、神経科ですっていうことで、これね、今、神経科っていう言い方はね、神経には言えなくなってるんで、これちょっとね、この多分ハンドブックが古いんで、あれですけども、ま、でも、標本としてね、神経科を掲げてる先生もいらっしゃいますね。
なんですけれども、全員が全員ね、精神科に行くと、精神科はパンクしますんで、はい。あの、まずはかかりつけの先生で相談してみましょうって書いてある、ま、本当にその通りだろうと思いますね。はい。で、えー、あとはその受診のコツみたいなのが11ページ目に書いてあって、このメモ書き、これね、あの、この間も言いましたけれども、受診の時にはですね、ま、まずどんな症状があるか、これ非常に重要ですね。
あと、いつから出ているか、あと、毎日の生活がどう変わってるか、あと、きっかけみたいな、この辺はね、最低限言っていただくといいんじゃないかなと思いますので、これメモ書きとしても使えるのでいいかなと思いました。はい。で、えー、続きましては12ページ目、13ページ目ですけれども、えー、周囲の対応についてっていうことで、これね、ま、うつ病を近くの、例えばご家族さんの中とかですね、えー、お友人、お知り合いの中でいらっしゃるっていう方ね、ま、少なくないっていうか、ま、ほとんどね、あの、必ず周りに、
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一人はいらっしゃるかなというふうに思いますね。その時の対応の、えー、コツみたいなのが5つ書いてあります。えー、うつ病に対して正しい知識を持ちましょう。症状がある場合は、急用と治療を進めましょう。
辛さを訴える本人の話で耳を傾きましょう。本人のペースで回復を見守りましょう。大きな決断は良くなったからということで、これもう、いずれもね、もう基本中の基本ですけれども、あの、ぜひとも知っておいていただけたらなと思います。
はい。で、で、最後にですね、えー、よくある質問っていうことで4つ書いてあります。お薬はどのくらいのものでしょうか。えー、2つ目、副作用が心配なのですが、3つ目、えー、うつ病で職場を休んでいます。早く復帰したいんですが、えー、4つ目、死にたいと言われたらどうしたらいいですかっていうことで、Q&Aで書いてますので、これちょっとまたご覧いただけたらと思います。
はい。こんな感じかな。で、最後にですね、1枚目に戻っていただいて、この資料の18ページ目にですね、えーっと、心の健康チェックリスト、なるものがありまして、えーっと、全部で12個の質問項目で答えて、えー、点数化するみたいなのがありますね。これ、SRQD東方大式っていうやつで、これ、なんかね、あんまりメジャーではないやつですけれども、でも点数化されて、えー、下にね、判定の方法も書いてありますので、
あの、もしご興味ない方は一度ご自身でやってみないといいんじゃないかなと思います。はい。はい。ということで、えー、じゃあ最後しんしんじゃんけんでいきたいと思います。いきますよー。しんしんじゃんけん、じゃんけん、ちょき。ということで、今日も幸せな一日でありますように、お会いとはない一回の竹井でした。
興味津々。
11:09

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