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2024-07-16 11:30

《983》うつ病に効く‼️うつ病の認知行動療法

本日ご紹介した論文はこちら うつ病の認知療法・認知行動療法 (患者さんのための資料) https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/kokoro/dl/04.pdf 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #興味シンシン論文 をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療 #健康 #スタエフ医療部 《AI要約》 『内科医たけお先生』の心身健康ラジオでは、たけお内科クリニックの院長が毎朝役立つ情報を提供しています。火曜日は論文紹介の日ですが、この日はうつ病に関連するマニュアルについて解説しました。 厚労省の研究費による精神療法の実施方法と有効性に関する研究を基にした資料を紹介し、特に認知行動療法(CBT)について詳しく説明しています。うつ病の治療における休養、環境調整、薬物療法と並んで、CBTの重要性を強調し、日本での適用状況についても触れました。 うつ病は日本人の約15人に1人が経験する一般的なものであり、誰でもかかりうる病気です。うつ病の症状には気分、行動、思考、身体症状があり、これらが相互に悪循環を生み出すと解説。悪循環を断ち切るためにCBTが有効であり、患者の考え方の癖や偏りに注目し、それを修正する手法です。 例えば、一人で夜道に迷ったときの自動思考と、それが引き起こす気分や行動について説明し、自動思考が必ずしも正しいとは限らないことを指摘しました。CBTでは、自動思考に気づき、それを修正することが目的です。 具体的な方法として、行動活性化とコラム法が紹介されました。行動活性化では、うつの患者が徐々に行動範囲を広げるリハビリを行い、コラム法では状況、気分、自動思考、根拠、反証、バランス思考、心の変化を記録し、自分の考え方の偏りに気づくことができるようになります。 最後に、患者への具体的なアドバイスやCBTの進め方についても触れ、リスナーに有益な情報を提供しました。放送の締めくくりには恒例のじゃんけんを行い、リスナーに元気を与える一日を願って終わりました。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっとやくいたつ小話を、毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週火曜日は興味心身論文ということで、論文のご紹介をしているんですけれども、
今日は論文ではなくて、マニュアルかな?
マニュアルじゃないな、これは。
のご紹介をしてみたいと思います。
今週のテーマはうつ病にさせていただいているんですけれども、
皆さんの関心度が高いのは、非常に昨日おとといの放送でも伝わってきておりまして、
今日はですね、昨日お伝えしたちょっと資料の深掘りみたいな形で、
うつ病の認知療法、認知行動療法のお話をしたいと思います。
これですね、実はバチコイの青木先生の超ド専門なんで、
青木先生、聞いておられたら、間違いあったらご指摘ください。
という、そういう業務連絡を先にさせていただいて、
でですね、今日ご紹介するのは、
厚労省の研究機関で出ていた、
精神療法の実施方法と有効性に関する研究ということで、
慶応大学のですね、この認知行動療法研究会っていうのがあるらしいんですけれども、
そこで編集された資料ですね、
これを元にお話ししていきたいと思います。
これ実は、今回ご紹介するのは患者さんのための資料なんですけれども、
治療者側のマニュアルみたいなのもあるので、
これは学会のホームページにありますので、
もしご興味あればそちらのほうをご覧いただけたらなというふうに思います。
はい、じゃあ全部で23ページの資料なんで、
ちょっと回数までお話していきたいと思いますけれども、
ちなみにですね、昨日もお話したようにうつ病の治療って、
休養と環境調整とお薬の治療、薬物療法と精神療法ということなんですけれども、
特に精神療法、昨日チラッとしか触れられなかったですけれども、
精神療法はですね、実はかなりエビデンスが高いものがあって、
今日ご紹介するこの認知行動療法はその一つっていう、
そんな感じになっております。
はい、なので非常に重要ですね。
ただ、ちょっと保険診療、保険一応通ってはいるんですけれども、
なかなかうつ病に対する認知行動療法をできる施設って限られているので、
うつの方全員がこの認知行動療法を受けているわけではないっていうのが、
今の日本の現状かなというふうに思いますね。
はい、ということでちょっと前置きが長くなりましたけれども、
まずは3ページ目ですね。
うつ病とはということで、これ昨日お話しさせていただいたので、
もうちょっと端折っていきますけれども、
珍しくありませんっていうことに、
日本人の約15人に1人が経験する身近なものですっていうことになってますね。
どんな人がうつ病にかかりやすいか。
これね、古典的にこの基調面で責任感や正義感が強く、
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うんぬんとかって書いてありますけれども、
これは昔から言われているメランコリー神話性っていうものなんですけれども、
でもそうじゃない方も結構うつになったりするので、
本当に誰にでもなり得るっていう、
まあその上に書いてありますけどね、
いうふうに知っておいていただくのがいいんじゃないかなというふうに思います。
で、うつ病の症状、これも昨日やりましたね。
やりましたけれども、特に認知行動療法においては、
この気分、行動、思考、身体、症状っていう、
この4つが非常に大事で、
これちょっとね、後からまた出てくるんで覚えておいていただけたらと思うんですけれども、
この4つがですね、お互いに関連しあって、
いろんな悪循環になってくるっていうのがね、
うつ病の最大の特徴っていうことになっています。
で、原因とかちょっと負けない生活とか、
この辺はちょっと飛ばさせていただいて、
このうつ病の心の仕組みっていうですね、
PDFで言うと4ページ目かな、
この資料でいくと3ページ目ですけれども、
うつ病のスパイラルっていうのがあって、
先ほど言ったようにこの思考、気分、行動ですね、
これが悪循環を続けてしまうっていうのが、
このうつ病の非常に特徴で、
これの悪循環をどういうふうに断ち切るかっていうのが非常に重要になってきます。
そのためにこの認知行動療法が助けになるっていう、そんな感じですね。
実際にこのうつ思考、マイナス思考の3パターンっていうふうに書いてありますけれども、
自分周囲、将来へのマイナス思考っていうことで、
自分のことをマイナスで考えすぎる、
周りの人や物事をマイナスで考えすぎる、
今後のことを前向きで考えられないみたいな、
そんなことが典型的なうつ思考というふうに言われていて、
これと行動とが悪循環になってくるっていうのが、
うつ病という感じですね。
ここから本題ですけれども、
5ページ目かな、PDFで言うと6ページ目ですけれども、
認知療法、認知行動療法とはということで、
この歴史的背景とかに関しては、
バッチコイ動画にいろいろ上がってますんで、
こちらをご覧いただくことにしてですね。
簡単に言うと認知ですね、考え方の癖とかですね、
そういうものとか、あと行動療法、
もともとは認知療法の流れと行動療法の流れって、
2つの流れがあって、それが合体して、
認知行動療法っていうことになったんですけれども、
似たような部分もあるのでっていうことで、
今、一緒二人に扱われることが多いですね。
ただどちらかというと、行動寄りの方法と、
認知寄りの方法とあるっていう感じで、
この後ちょっと具体的にお話していきたいと思います。
この図に書いてあるように、
我々、日常生活で生きていると、
何かしら出来事はあるじゃないですか。
必ず出来事あるんですけれども、
そこから自動思考っていうのが働いて、
そこから気分とか行動が決まっていくっていうことなんですね。
なんですけれども、この自動思考が、
本当に自動って書いてあるように、
勝手に湧き上がってくるんですけれども、
でもそれが正しくないことも結構あるんですよね。
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だからそれに気づいていくっていうことが、
認知行動療法において最大の肝になってきます。
例を一つ挙げてみましょうっていうことで書いてありますけれども、
皆さんも考えてください。
一人で夜道に迷っている場面を想像してください。
周りには誰もいません。疲れが全身に広がります。
このような時、どのような考えが浮かびますか?っていうことで、
どうですか?ちょっと3秒考えてください。
3、2、1。
そうですね。これ本当にいろんな考えが浮かぶと思うんですよね。
人によっては恐怖心みたいなのが出てくるかもしれないですし、
ただ遠くに明かりのついた家が目に入って道が開けるというふうに考えると、
希望が湧いてきますみたいな。
道が利けるかなという感じになってきて、
その考え方によっていろいろな気分とかが変わってくるっていうのが、
この認知行動療法の肝になってくる部分ですね。
そうですね。だから考え方の癖とか偏りみたいなのがこの後も出てきますけれども、
そこに注目して、それじゃない他の考え方もあるよみたいなのをやっていくっていうところになります。
PDFの7枚目ですね。
違う、8枚目かな。
資料で言うと7ページ目になりますけれども、認知行動療法の進め方ということで、
先ほど言ったように認知行動療法って実はしっかりしたやり方、カチッとしたやり方があって、
それでいくとこの面接を16から20回行って、
おのおのにテーマを設けてみたいな感じでやっていくんですけれども、
ただ保健診療でできるところで限られますし、
あとは我々診療大会も打つ見ることあるんですけれども、
この保健診療内で認知行動療法を少なくとも医者がやっていくってなかなか難しいのがあるので、
ただこの考え方に関して診療の中で扱っていくっていうことはありますね。
ここから具体的な方法に入っていきますけれども、
8ページ目ですね。3、行動活性化っていうことで書いてありますけれども、
先ほど言ったように打つの思考の特徴もあるんですけれども、
行動まで制限されて何事もオックになったりとかですね、
いうのが出てくるんですけれども、そこら辺が少しずつ行動範囲を広げていく、
リハビリをするようにって書いてありますけれども、
こういうのをやっていくのはこの行動活性化、
これは青木先生の超度専門ですけれども、
っていう感じになっていて、
こういった習慣の記録表みたいなのをつけながらですね、
少しずつ動くチャレンジをやっていくみたいな、
そんな感じになっていきます。というのが一つと、
あとその次のページですね、コラム4っていうのがあって、
これ非常に有名な方法ですけれども、
どちらかというと認知で働きかける方法ですけれども、
これ7コラム4っていう7つのコラムっていうので、
状況、気分、自動思考、根拠、反射、バランス思考、プラン、
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心の変化っていうことで書いてあって、
これを順番に埋めていくことで、
自分の考え方以外の考え方もあるよみたいなのがわかるみたいな、
そんな感じになっていきます。
これちょっと具体的なやり方は話し出すと非常に長いんでやめときますけれども、
最終的な仕上がりがこの14ページですね。
PDFでいうと15ページ目に書いてあって、
これ全部埋めるとですね、
例えば会社で私を残して事務職のみんなが上司と食事会に行ったっていう、
そういう状況で、通常はイライラとか焦りとか悲しいとかっていうのが起こってくる、
気分としてですね、起こってくるんですけれども、
それに関していろいろ検討すると、
実際にはやる気もちょっと出てきたいみたいな感じになるみたいな、
そんな感じのものがコラム4っていう感じですね。
あとはですね、15ページ目以降ね、スキーマ両方っていうことで、
この自動思考が起こってくる背景みたいなのがあるんですね。
それがスキーマっていうものなんですけれども、
それに介入する方法とかもあったりとか、
あとは問題解決の方法もそうですし、
あとは対人関係ですね。
20ページ目かな。
PDFでいうと21ページ目になりますけれども、
対人関係のところでこの朝ショートトレーニングっていう、
これ以前も取り上げたかもしれないですけれども、
これ非常に重要な考え方で、
攻撃的ではなくでも防御的、服従的、過ぎずっていう、
そういうようなコミュニケーションの手段ですね。
これを覚えていただくっていう朝ショートトレーニングっていうのがあるんですけれども、
こういうのもやっていくと、
ちょっと周りの人との関わり方が変わってきたりする部分もありますね。
っていう感じになります。
ということで、ちょっとだいぶ駆け足でご紹介しましたけれども、
こういった認知行動両方、
うつ病の患者さんには非常に有用だよっていうようなことで、
ご紹介させていただきました。
それでは、最後、しんしんじゃんけんにいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん。
じゃんけん。
ぐ。
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いできた一回の竹でした。
今日もしんしん。
11:30

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